食料箱の伝統 ― 2006/06/02 23:41
父方の伯母から電話があって、「ちょっとした荷物を送ったので明日の午前中に着くからね」とのこと。しばらく前にうちの母と弟が伯母のところに遊びに行って色々お世話になったお礼にネットで見つけた京都のチーズケーキ屋さんのケーキを送ってみたのと、この間の法事で久し振りに会って料理の話などしたのもあって手作り品を送ってくれたらしい。やはりうちの実家から大量に送った桜海老をコロッケにしたのだとか。伯母は昔から料理上手なのでこれは楽しみ。「その他にも笑われそうなものだけどちょっとばかり入れてみたから」とのこと。
で、翌日来ました。 ...でかい。びびびっくり。スイカのがっちりした箱に入ってきましたよ。うちの実家からでも最近こんなにでかいのは来ません(大量に送られても食べ切れないので「少しでいい」と念を押すのもあるけど)。一体何が入っているのだろう、と開けるとまあ出るわ出るわ食料盛り沢山。伯母の手作りコロッケとリンゴとプルーンの煮たものの他にも近くのスーパーマーケットで買ったらしいレタスとかメロンとかキャベツの浅漬けとかおこわパックとか納豆3個パックとか笹かまぼことか三陸産生ワカメとか。リンゴ&プルーン煮に絞るホイップクリームまで入ってますよ。ちょっとばかりどころの話じゃないですよ伯母さん。あっという間に冷蔵庫がぎっちり。隙間なく食料をみつしり詰めて送るのはうちの母の十八番だと思っていたが、あれってもしかしてうちの実家に来て父方の系列から学んだことだったのだろうか。とか思いつつおこわは昼ごはんに頂くことにして、キャベツ1/2個がどんと入っている浅漬けもちょっと切ってみた。...ら、これが何だかえらくおいしかったので結局昼だけで半分(つまり1/4個分)食べてしまった。
で、これが桜海老入りコロッケ。あとはオーヴンで焼くだけ状態。ほんのりカレー味でおいしゅうございました。ありがとうありがとう伯母さん。 | ![]() |
この間初めて行った近くの和菓子屋カフェ(5月17日の記事参照)を再訪。夕方だったので入った時は自分一人だけだった。この間はパフェ(和風だけど)だったので今度は純和風の白玉とかお汁粉とかにしようかなと思ったのだが、白玉関係が終わってしまったということだったので結局「新作メニュー」にあった「和三盆と焙じ茶のクレームブリュレ」と紅茶を頼んでみた。実は頼む時勘違いして「煎じ茶」だと思ったので一体煎茶がどうクレームブリュレになるんだろう...と想像できなかったのだが、待っている間ふともう一度メニューが貼ってある黒板を見直したら「焙じ茶」でした...うう、注文の時しっかり「煎じ茶」と言ってしまったのでお店のお兄さんは平静を装いつつ心の中で「焙じ茶だもーん」と思ってたかも。
それはともかくクレームブリュレ、これもおいしゅうございましたよ。なるほど確かに焙じ茶の味と香りがほんのり。上に輪切りオレンジをカラメライズ?したものとリボン状のクッキー(ヨックモックのシガールみたいな感じの)が螺旋型になったものが載っていて見た目も楽しいです。あえて難を言うならクッキーが載った状態で冷やしてあったらしくてちょっと湿気ってたことかな。ちょっと心の中で(どひゃー)と思ったのは紅茶の茶碗がハート形だったこと。そう言えば前に見たどこかのブログに「紅茶はハート形のカップで来る」と書いてあったような。カップの外形そのものがハート形じゃなくて、縁は円形だけど中(実際に紅茶が入る部分)がハート形なので、白い縁の中に紅茶の色でばちっとハート形が描いてある情況。でハートの脚(?)部分から飲むわけです。なかなか強烈ですねこれ。
この間書いたように店内は和風と洋風が混ざっているようなモダンだけど落ち着いた感じ。BGMはノラ・ジョーンズ(多分)のアルバムなんかが流れておりますですよ。この間はお姉さんが一人いらっさったけど今日はお店の人はお兄さんだらけ。カウンターの中でお兄さんが二人静かに話していたのをふと見たら、話しながらせっせとお菓子を作っておられる。どうやらタルト型に伸ばした生地を敷いて冷蔵庫で冷やしている模様。なんか職人さんですね。しばらく紅茶をすすりつつお兄さん達の作業を見物しつつのんびりさせて頂きました。次は何を頼もうかな。また柚子つみれうどんも食べたいな。...なんか週に一回くらい通い詰めそうな気がします。
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