Merci, monsieur. ― 2006/11/05 23:54
他所のサイトで知ったので少し遅いニュースだが、ポール・モーリア氏が亡くなったとか。えーーっ。つい最近も来日してなかったっけ。TVでCMを見たような記憶が。あ、でも最後が98年らしいので楽団だけ来日してたのかな。記事には詳しい死因などは書かれていないが、81歳だったとか。随分昔から活躍している印象があるのでもう90位かと思ってたけど(こら)、もう少し元気で長生きして欲しかったなあ。思えば自分が初めて意識して聴いた海外のポップスは彼の楽団の音楽だったのだ。今も実家にカセットテープ(!)があるはず。ここからリチャード・クレイダーマンとかパトリック・ガロワ(←これはどちらかというと当時いきなり独学でフルートを始めた父が聴いてたのか)とかいわゆるイージー・リスニングに興味が向いたような。『恋はみずいろ』『オリーヴの首飾り』『涙のトッカータ』『エーゲ海の真珠』『シヴァの女王』『マミー・ブルー』とかとかとか、彼のアレンジで知った名曲も多かった。ヴァイオリンの清涼で切なげな音とストリングスの印象的な使い方が独特で好きだったな。今でも好きだけど。あ、今上の記事を見たら昨日はなかった写真が出てますな。...いつの、というか何の時の写真だろうこれ...
学生の頃一時良く聴いていたFENで、今もやっているか分からないが毎年大晦日から新年にかけて「1950-60年代位から現在までのヒット曲を各年一時間ずつかけて振り返るカウントダウン番組」というのをやっていて、1968年?(上の記事によると多分そうですな)の時間帯が毎回必ず年間トップ1ヒットの『恋はみずいろ』で終わっていたのが、他の年はプレスリーとかプラターズとかまあいかにもオールディーズなめりけんヒット揃いの中で一際不思議な感じだったが、それだけ世界中で凄いヒットだったということなのだろうな。上にリンクした記事では特に日本での人気が高かったようなことが書いてあるが、ポールおじさんのソフトな外見の効果も大きかったのであろうよ。いつもにこにこ指揮してた印象があるものね。それまでは多分日本も洋楽と言えば英米ポップスくらいしか知らなかっただろうし、シャンソンとかは入ってきてたにしても言葉が分からんといまいち一般に広まり辛いけど、この場合歌詞がないしクラシックより気軽に聴けるし、米国のビッグバンドとは違った繊細さが受けたのもあるかも。多分楽団は今後も存続するのだろうと思うし、そうであれば引き続き彼の遺志を受継いでいって頂きたいものです。美しい音楽をありがとう。合掌。
しかし、日本てヒットするととりあえずファンクラブ作るのが好きな国ですな。ポール・モーリアもちゃんとあったんだ...個人的には皆で一緒にナントカ、とかファンクラブ会員だけ特別にカントカ、というのがあまり好きではないので(どこか排他的な仲間意識とか妙な選民意識?のような印象があるのかも。そうじゃないところもあるとは思うけど)、過去に相当好きになったミュージシャンでもファンクラブに入ろうと思ったことはないけ ど あ、すみません嘘です。スティングの公式サイトSting.comのメンバーシップに現在進行形で登録してました。この間会員資格自動更新のメイルが来たばっかりでした。←忘れてるし。日本公演チケットのオンライン予約の時に成行き的に入ったのだったが、これも早い話ファンクラブのようなものだあね。まあこちらもそれこそ世界的スターだし、ある程度ファンも組織化した方が色々やりやすいのはあるんだろうけど、公式サイトにしても会員しか見られない頁とか特別ギグとか限定DVDとか、あんまり差別化するのは好きじゃないなあ。そりゃ会員はお金を払って入会してるわけだから、払うだけの価値があると思わせるサービスが必要なんだろうとは思うけど。わたくしは「一般会員」なのでもっと高額の年会費を払ってる「プレミアム(だかゴールドだか)会員」に比べて「サービス」も限定されてるわけですが。
ちなみに、このSting.comからのニューズレターなどで情報は得ていたもののここで書き損ねていた話題。スティングは最近遂にクラシックの世界に足を踏み入れた模様。まあクラシックと言ってもオーケストラとかではなく、中世の(当時としては)流行音楽と言うか世俗?音楽の作曲家John Dowlandのリュートと歌の作品を再現した"Songs from the Labyrinth"というアルバムをドイッチェ(ドイツ)・グラモフォンのレーベルから先月発売していて、わたしも店でチェックしてみようみようと思いつつまだ行っていないのだった。さすがに自分でリュートは弾いてない(でも挑戦したらしい)ので、セルビア人のEdin Karamazovというリュート奏者との共演という形らしいが、ルネサンス時代の歌い方を身につけるためにヴォイス・トレーニングまで受けたらしいので、普段のスティングとは違う歌い方が聞けそうでなかなか面白そう。アルバム・ジャケットがいかにも「クラシックの人」的デザインじゃないですか。ぷぷ。
更にちなみに、ちょっと話が戻るが上のポール・モーリアの話題の頁を見ていたら、横っちょにでかでかとU2の(しかもえらい若い頃の)写真があって思わずクリックしてみた。ら、何でももうすぐシングル・ヒット集(?)みたいなものが出るらしく、それと関連して現在続行中の世界ツアーの最終コンサート(ハワイが最後だそう)のチケットとハワイ行き往復航空券を当てよう!という『歌詞を探せ!(Lyric Hunt)』と題した大々的な催しをやっていたらしい。締切が既に今月3日、当選者発表が6日(明日です)なのだが、このクイズと言うか催しがちょっと面白そうなのでゆうべやってみた。U2の公式サイトのこの頁にリストアップ&リンクされている各国の16の協賛サイトの中にU2バナーを見つけ、そこに書かれているU2の曲の歌詞(各サイトで全部違う)の一部の中で違う色(オレンジ)になっている一文字を拾って、全部で16文字揃ったらこれを並べ替えて質問:どこへ行こうか?(Where shall we go?)の答えを作って下さい、というもの。
で、軽い気持ちでやってみたのだがこれが結構疲れた。何が疲れたって各サイトを見るのが。大抵は新聞とかメディア関係のサイトなのだが、開いた途端トップ頁の分かりやすいところにバナーが置いてあるところもある一方、「音楽」とか「芸能」とかのセクションに移動しないと見つからないサイトもあり、これが分かる言語ならまだいいけどオランダ語とかスウェーデン語とかになるともう何が何やら。しかもそういうサイトに限って激しく重い動画とかでかいニュース画像とかべかべか自己主張する文字とかで物凄く見辛い。散々探した挙句結局見つからなかった(もう期限が過ぎて下げたのかも...)サイトもあって、結局見つかったアルファベットは全部で以下の13文字:
O H U S E T G N O O O L U
えーと、何かやけにOが多いな。あそうか、「どこ」ってことは普通地名だろうし、ツアーの最終地関連だろうから、へへーこれなら文字パズル好きな割にアナグラムはあまり得意じゃない自分でも分かりそう。とりあえず「OHUNOLU」を集めてHONOLU()U。で、残った「SETGOO」で()ETS GO ()O、ここから足りない(見つからなかった)3文字(カッコ()に入る文字)はそれぞれL,L,Tだと推測して補うと「LETS GO TO HONOLULU(ホノルルに行こう)」になりますな。...集めるのに苦労した割にはあっという間に解けた。というわけで応募なさりたい方はどうぞ。←もう遅い。しかしこの歌詞探しであっちこっちのサイトをばしばし開いている間、よくうちの脆弱なNetscapeのブラウザが持ったなあ。絶対途中で強制終了されると思ったのに。よく頑張りましたね>NN。 答えが出て間もなく強制終了したけど。
それにしてもU2、何だか今回のツアーは妙に派手じゃないですか。これもちょうど昨日の夜中にちょっとTVをつけたら、来日直前!とかで特別番組を放送していた。メディアをフルに使って大々的に宣伝なさってますな。まあチケット売らなきゃしょうがないのはあるだろうけど。番組の後にもちろん購入方法とか何かのCMをするわけだけど、「ソールド・アウト必至!」とか言いつつ今月末公演でまだ受け付けてる、てことは結構売れ残ってるってこと?どうでもいいけど、何と言うか最近大企業とかメディアと仲良くしてばんばん顔(と口?)出すのが好きみたいですね。別にいいけどね、本人たちが納得してやってるなら。で、日本は嫌いだから来ないって話はどうなっ(以下略)。
学生の頃一時良く聴いていたFENで、今もやっているか分からないが毎年大晦日から新年にかけて「1950-60年代位から現在までのヒット曲を各年一時間ずつかけて振り返るカウントダウン番組」というのをやっていて、1968年?(上の記事によると多分そうですな)の時間帯が毎回必ず年間トップ1ヒットの『恋はみずいろ』で終わっていたのが、他の年はプレスリーとかプラターズとかまあいかにもオールディーズなめりけんヒット揃いの中で一際不思議な感じだったが、それだけ世界中で凄いヒットだったということなのだろうな。上にリンクした記事では特に日本での人気が高かったようなことが書いてあるが、ポールおじさんのソフトな外見の効果も大きかったのであろうよ。いつもにこにこ指揮してた印象があるものね。それまでは多分日本も洋楽と言えば英米ポップスくらいしか知らなかっただろうし、シャンソンとかは入ってきてたにしても言葉が分からんといまいち一般に広まり辛いけど、この場合歌詞がないしクラシックより気軽に聴けるし、米国のビッグバンドとは違った繊細さが受けたのもあるかも。多分楽団は今後も存続するのだろうと思うし、そうであれば引き続き彼の遺志を受継いでいって頂きたいものです。美しい音楽をありがとう。合掌。
しかし、日本てヒットするととりあえずファンクラブ作るのが好きな国ですな。ポール・モーリアもちゃんとあったんだ...個人的には皆で一緒にナントカ、とかファンクラブ会員だけ特別にカントカ、というのがあまり好きではないので(どこか排他的な仲間意識とか妙な選民意識?のような印象があるのかも。そうじゃないところもあるとは思うけど)、過去に相当好きになったミュージシャンでもファンクラブに入ろうと思ったことはないけ ど あ、すみません嘘です。スティングの公式サイトSting.comのメンバーシップに現在進行形で登録してました。この間会員資格自動更新のメイルが来たばっかりでした。←忘れてるし。日本公演チケットのオンライン予約の時に成行き的に入ったのだったが、これも早い話ファンクラブのようなものだあね。まあこちらもそれこそ世界的スターだし、ある程度ファンも組織化した方が色々やりやすいのはあるんだろうけど、公式サイトにしても会員しか見られない頁とか特別ギグとか限定DVDとか、あんまり差別化するのは好きじゃないなあ。そりゃ会員はお金を払って入会してるわけだから、払うだけの価値があると思わせるサービスが必要なんだろうとは思うけど。わたくしは「一般会員」なのでもっと高額の年会費を払ってる「プレミアム(だかゴールドだか)会員」に比べて「サービス」も限定されてるわけですが。
ちなみに、このSting.comからのニューズレターなどで情報は得ていたもののここで書き損ねていた話題。スティングは最近遂にクラシックの世界に足を踏み入れた模様。まあクラシックと言ってもオーケストラとかではなく、中世の(当時としては)流行音楽と言うか世俗?音楽の作曲家John Dowlandのリュートと歌の作品を再現した"Songs from the Labyrinth"というアルバムをドイッチェ(ドイツ)・グラモフォンのレーベルから先月発売していて、わたしも店でチェックしてみようみようと思いつつまだ行っていないのだった。さすがに自分でリュートは弾いてない(でも挑戦したらしい)ので、セルビア人のEdin Karamazovというリュート奏者との共演という形らしいが、ルネサンス時代の歌い方を身につけるためにヴォイス・トレーニングまで受けたらしいので、普段のスティングとは違う歌い方が聞けそうでなかなか面白そう。アルバム・ジャケットがいかにも「クラシックの人」的デザインじゃないですか。ぷぷ。
更にちなみに、ちょっと話が戻るが上のポール・モーリアの話題の頁を見ていたら、横っちょにでかでかとU2の(しかもえらい若い頃の)写真があって思わずクリックしてみた。ら、何でももうすぐシングル・ヒット集(?)みたいなものが出るらしく、それと関連して現在続行中の世界ツアーの最終コンサート(ハワイが最後だそう)のチケットとハワイ行き往復航空券を当てよう!という『歌詞を探せ!(Lyric Hunt)』と題した大々的な催しをやっていたらしい。締切が既に今月3日、当選者発表が6日(明日です)なのだが、このクイズと言うか催しがちょっと面白そうなのでゆうべやってみた。U2の公式サイトのこの頁にリストアップ&リンクされている各国の16の協賛サイトの中にU2バナーを見つけ、そこに書かれているU2の曲の歌詞(各サイトで全部違う)の一部の中で違う色(オレンジ)になっている一文字を拾って、全部で16文字揃ったらこれを並べ替えて質問:どこへ行こうか?(Where shall we go?)の答えを作って下さい、というもの。
で、軽い気持ちでやってみたのだがこれが結構疲れた。何が疲れたって各サイトを見るのが。大抵は新聞とかメディア関係のサイトなのだが、開いた途端トップ頁の分かりやすいところにバナーが置いてあるところもある一方、「音楽」とか「芸能」とかのセクションに移動しないと見つからないサイトもあり、これが分かる言語ならまだいいけどオランダ語とかスウェーデン語とかになるともう何が何やら。しかもそういうサイトに限って激しく重い動画とかでかいニュース画像とかべかべか自己主張する文字とかで物凄く見辛い。散々探した挙句結局見つからなかった(もう期限が過ぎて下げたのかも...)サイトもあって、結局見つかったアルファベットは全部で以下の13文字:
O H U S E T G N O O O L U
えーと、何かやけにOが多いな。あそうか、「どこ」ってことは普通地名だろうし、ツアーの最終地関連だろうから、へへーこれなら文字パズル好きな割にアナグラムはあまり得意じゃない自分でも分かりそう。とりあえず「OHUNOLU」を集めてHONOLU()U。で、残った「SETGOO」で()ETS GO ()O、ここから足りない(見つからなかった)3文字(カッコ()に入る文字)はそれぞれL,L,Tだと推測して補うと「LETS GO TO HONOLULU(ホノルルに行こう)」になりますな。...集めるのに苦労した割にはあっという間に解けた。というわけで応募なさりたい方はどうぞ。←もう遅い。しかしこの歌詞探しであっちこっちのサイトをばしばし開いている間、よくうちの脆弱なNetscapeのブラウザが持ったなあ。絶対途中で強制終了されると思ったのに。よく頑張りましたね>NN。 答えが出て間もなく強制終了したけど。
それにしてもU2、何だか今回のツアーは妙に派手じゃないですか。これもちょうど昨日の夜中にちょっとTVをつけたら、来日直前!とかで特別番組を放送していた。メディアをフルに使って大々的に宣伝なさってますな。まあチケット売らなきゃしょうがないのはあるだろうけど。番組の後にもちろん購入方法とか何かのCMをするわけだけど、「ソールド・アウト必至!」とか言いつつ今月末公演でまだ受け付けてる、てことは結構売れ残ってるってこと?どうでもいいけど、何と言うか最近大企業とかメディアと仲良くしてばんばん顔(と口?)出すのが好きみたいですね。別にいいけどね、本人たちが納得してやってるなら。で、日本は嫌いだから来ないって話はどうなっ(以下略)。
![]() | 今日も月が見事だったので遠景モードで一枚...やっぱりこの程度にしかなりません。マンション廊下の明かりが入ってしまうのもあるだろうけどこれじゃ月だか太陽だか分からん...いや太陽だとするとかなり妙な天気か。 |
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