紅花染 ― 2008/10/16 23:58
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たまたま小田急デパートに期間出店していた紅花染めの店で、友人への贈り物用のスカーフを買った。実演販売をしていた染め師の方に紅花の効用を教えて頂いたり絞り染めの下準備作業を見せて頂いたりしてとても面白かった。紅花で染めた布は体を暖める、というのは知りませんでした。だから昔の着物の襦袢の裏は赤いんだね。 何かアヤシゲな雰囲気を出すための色じゃないんだ... ←時代劇の見過ぎ。他にも紅染めのスカーフを喉に巻いて寝ると甲状腺がすっきりするとか、紅染めのガーゼをマスクに挟むと花粉症や喘息の症状を抑制するとか、染め師さんご自身も大きな注文を受け連日働き詰めで腰を痛めて立てなくなった時、紅染め布で作った布団で3日寝たら立てるようになったとか。そう言えば薬草として飲むと体が暖まるというのは聞いた気がするが、染め物にもそんなに色々な効果があるとは。すごいぞ紅花。 と、効能は確かに凄いのだが、やっぱり一番惹かれるのは色の鮮やかさ。スカーフを贈った友人はとても気に入ってくれたので、出店最終日にもう一度行った時染め師さんにお礼がてら自分用に上の写真の綿スカーフを買った(わたしも喉が弱くて冬は始終いがいがしているので)。友人がスカーフの包装を開けた時も思ったのだが、この綿スカーフの染めも売場で見た時よりも更に綺麗で色に深みがあるように見えるですよ。何とも言えない光沢があって、ぼかしの微妙な色合いはずっと見ていても飽きないくらい。赤いのは商品を買ったらサービスで頂いた絹チーフ。本当はポケットチーフなのだが、これで眼鏡や貴金属、宝石などを磨くと油分がよく落ちて綺麗になるのだそうな。紅花凄いな。染め師さんも山形訛りが暖かい笑顔が素敵な方だった。うちの叔父もよく「(仕事で出張すると)山形はなんかうちの田舎(福島の会津)と似ていて居心地がいい」と言っているが、方言の言い回しや発音だけでなくてテンポというか波長が似ている気がする。機会があったら行ってみたいものだよ山形。 そんな山形・紅花染めのお店はこちら。> 紅花染・鈴正 |
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今年は無花果、結構買ってはいたものの生でサラダにするのがおいしくてジャムにする前に安い時期が過ぎてしまった...と思っていたら、東急の果物屋さんでまた安価になっていたので急いで買って今年最初の無花果ジャムに。砂糖をかなり少なくして(と言うか残りちょうど50gしかなかった)蜂蜜を少し入れ、レモン汁・シナモン・黒胡椒。蜂蜜の空き瓶に入れたら物凄くみつしりになってしまった。 |
買物から戻ってきた夕方、ちょっと小腹を満たそうと久し振りに近くのカフェで一服したのだが、出ようとした時食器の返却口が一杯になっていたため他の食器と自分のをまとめて置き、トレイを置く場所もなかったので既に食器が沢山乗っているトレイの下に自分のを重ねよう...としたら(返却場所が高かったので)上のトレイの食器が滑ってきて思いっきり派手に食器を落としてしまった。あああああ。5月に店が開店した当初からいる、店員さんの中でも特にいつもにこにこしていて感じのいいお嬢さんが「お怪我はありませんか?」と出てきて大丈夫ですよ、片付けますから!とにこやかに送り出して下さった。そろそろ疲れがひしひしきそうな夕方に余計な仕事を増やしてしまってすみませんすみません。申し訳ないのももちろんだけど「食器を壊す」って自分の他人のに関わらずなんかこう非常にショックなのですよ。自分が食器好きだからなのかなんなのか。店としては利用者やスタッフが時々食器を壊すくらいはいつものことなのだろう(多分)が、菓子折持ってお詫びに行きたい気分です。しょぼん。...本当にやったらかえってびっくりされるだろか。>菓子折
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