コメディ好き2004/11/14 22:58

またもや久し振りに、インターネット・ラジオでBBC7を聴いていた。昔は1と2くらいしかなかった(と思う)BBCラジオもここ数年でニュース主体とか音楽主体とかジャンル毎にどんどこ増えてきたらしく、BBC7はドラマとコメディ専門。昔の人気番組やシリーズの再放送も豊富。ドラマも『レ・ミゼラブル』(Les Miserables)のような古典から(もちろんフランス人の登場人物の皆さんがきっちり英国英語をお話しになる)現代物やミステリ・SFものなど色々面白いけれども、個人的にはやはりコメディが一番楽しい。英国だけに自国の政治家や著名人を題材にしたものも多く、こちらが対象の人物を知っていればこれも面白いのだが、どの世代でもどの国の人でも分かる題材で笑わせるのはやはり凄いなと思う。今日聴いていたコメディの中の一つの番組はBBCカンブリア(英国北部の州)の制作だったのか次々と出てくるスケッチでもわざと変な訛り(えらい訛った『スター・トレック新シリーズ』とか)を強調しているものも多かったのだが、単純に笑えたのが下のスケッチ。英国では日本に比べて今もラジオがかなり生活に密着していて(食堂や居間にラジオがあっていつでも聴けるようになっている家が多い)地元の情報や話題について結構気軽に問い合わせしたりするようなのでこういう題材も出るのだろうとも思うが、この場合途中から相手の女性が笑いながら話していてコメディアンぽい感じではなかったので、もしかすると本当にBBCカンブリアに電話をかけたのかも。

「もしもし、BBCカンブリアのニュース・ルームの△△(名前)です」
「○○(地名)の××(自分の名前)と言いますが、ちょっと近所に変な人がいるので何か情報がないかと...ええと...何と言うか、大きくて太ってて丸い男がいまして。何か情報が回ってませんか?」
「いいえ、今のところは何も」
「何だか、その大きくて太った丸い男が塀の上に座ってるんですが」←この辺りで聞いている方は察しがついてくる
「いえ、何も情報は入っていませんね」
「そうですか...あ、ええと今その男の名前が分かったみたいで...えーと、『H・ダンプティ』氏だそうですが...何も情報はない?」
「(笑いながら)残念ながらありませんね」
「そうですか...ああ、何かその大きくて太ってて丸いH・ダンプティ氏が塀から落っこちたみたいですが、王様の馬やら家来やら皆集めても元に戻せないみたいです。本当に何も情報は入ってません?」
「入ってませんね(笑)。うちよりも保育園(nursery)に問い合わせた方がいいかも知れませんよ」

*マザー・グースなどを含む童謡は英語で"nursery rhymes"なので相手の女性も冗談混じりに答えたということ。

...字で書くとあまり面白くないですが。こういう子供でも分かるナンセンスというか、途中からネタの察しはつきつつ「何じゃそら」と笑えてしまうタイプのネタも英国コメディでは昔からあるが(『モンティ・パイソン(Monty Python)』なんかでもよくある)、辛辣なのや爆笑するのもいいけどなんかこういうのって可愛くて好きだ。同じ番組でスケッチの合間合間にいかにもニュースを伝えるかのような口調で全く脈絡なくヒット曲の歌詞を読み上げるというのも何度かやっていたが、ニュース口調で淡々と歌詞を読まれるとかなり笑えるということを知りました。NHKのアナウンサーが真顔で「5時になりました。ここで大相撲中継を5分間中断して報道室からお伝えします。ズビズバ・パパパヤー。やめてけれやめてけれ、やめてけれゲバゲバ。おお神様神様、助けてパパヤー。それでは記者クラブからの中継です」とか言うのを想像してみて下さい。


久し振りにToday's Cuppaを更新してみましたが、...「よく分からない物体」を描いてそのまま上げてしまいました、すみません...精進します。

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