皆様ごきげんよう ― 2005/03/11 23:07
ここ数日のお茶談義であちこちのサイトを見ていてどうも同じような文章を何度も見るなと思ったら、9日の記事にリンクしたロンドンのホテルのティー・ルームに載っているのと全く同じ記事がネット中のafternoon teaの歴史を扱った頁に何度も登場している。しかも毎回筆者が違う。ここのサイトでは米国人の女性筆者がこれは自分の文章だと主張しているが、別のサイトでは別の女性の名前入りで一字一句同じ文章が載っていた。どちらもレシピ本などを多数出版している人達らしい。...えーと、「あなたの文章が他サイトに別人名で転載されてますよ」と知らせたい場合どっちに連絡すればいいんでしょうかね。他にもあちこちのサイトで同じ文章を見た気がするが、先日のロンドンのホテルの頁は記名もないし、ホテルのスタッフかサイト作成を頼んだ会社の人か知らないが明らかにどこかから頂いてきたのを丸々載せているのだろう。先の二人の女性は米国人らしいが、ロンドンのホテルの記事では所々単語の綴りを英国風に直してある辺りが何と言うか。
同じ記事がここまであちこちに使いまわされているのは初めて見たが、つまりこれは剽窃とか盗作とか言われる行為なわけだ。無断転載とか言うと何だか軽く聞こえるようで、じゃ一言言えばいいんでしょとか言う人もいるらしいが、他人のものを自分のものとして(あるいは第三者が見てそう誤解するような形で)公開した時点でアウトだろう。法律云々以前の良識の問題だと思う。それを全く罪悪感なくやっているなら人間形成とか常識を身につける過程でどこか間違った人なのだと思うが、だからと言って免除されるわけでもない。自分自身サイトを運営していて趣味に任せて色々記事を増やす過程で、うーんこういうのはいわゆるグレイゾーンかもなあと悩むことは実際あるけれども、自分が作ったのではないものをどこかから丸ごと取ってきてちゃっかり自分のもののように公開したり扱ったり、というのはそりゃどうしたって違うだろ、としか思えない。ネットのお陰でクリック一つで簡単に何でもできるようになった一方で、罪悪感も薄くなるんですかねえ、とワイドショーのコメンテーターのようなことを言ってみたり。
話は全く変わるが、最近ドラマ『富豪刑事』を何度か見た。本当にお嬢様として厳しく仕付けられた人がこんな鼻にかかったいかにも今風の若い娘の喋り方するかいな、とか色々疑問はありつつも、この徹底した馬鹿馬鹿しさが結構面白い。昨日はなぜかスクールウ○ーズ化していた。さあこいイソップ。この『富豪刑事』というタイトルに妙に聞き覚えがあったので原作がなかったっけ?と思ったらやはり筒井康隆のミステリものだった。主人公は男性だと思ってたけど...とサイトで確認すると確かに原作は男性の富豪刑事だったのでかなり設定を変えてあるらしい。でもお陰で名前くらいしか知らなかった深田恭子の顔を覚えた(違う化粧をしてたら判別できないかも知れないが)。
筒井さんはよくご自分が原作のミステリに傍役で出演しているようなので、これにも出てるかも...と思ったらメイン(多分)キャラクターとして出てらっしゃるじゃないですか。昔何度かミステリものに顔を出しているのを見た限りでは、まあ原作者本人と分かって見ている人にはちょっとしたお楽しみだけど、正直役者としてはかなりアレ...と思っていたのだが、久し振りに拝見したらお年を召して結構演技にも貫禄が出てきたような。主役の富豪刑事美和子ちゃんのお祖父様をなぜか非常に敵対視している財界の大物という役らしい。サイトを見ると敵対視する理由は語られていなかったようだが、来週の最終回で明かされるらしい。「子供の頃いつも喧嘩で負かされていた」とかやっぱり馬鹿馬鹿しい理由に違いないと秘かに予測してみる。 上の番組公式サイトは昨日初めて見たのだが、こまごまと色々盛り沢山で楽しい。美和子ちゃんが毎回捜査のために会社を設立したり学校を作ったり賞金一億円の射撃大会を開いたり名画を買い取ったり自家用ヘリを飛ばしたりして湯水のように使っているお祖父様のお金の総額とか(お祖父様は孫の捜査のために散財するのが嬉しいらしい)、豪邸拝見とか、美和子ちゃん直々のマナー講座とか(時々言葉遣いが変だけど気にしない)、先輩刑事の皆さんのサイトとか。わたくしは個人的に強面(というかチンピラ風)の布引刑事がお気に入りでございます。
この間の明智・金田一共演豪華ドラマを見た時も思ったのだが、どうせやるならこういうとことん漫画的なキャラクター、漫画的な脚本にした方が日本のミステリドラマは楽しめるかも知れない。お金と時間と才能をきちんとかけて作ったものはともかく、毎週放映される原作つきのサスペンスものなどはほとんどが脚本も配役も「ありがち」で、それぞれの役柄もステレオタイプだし役者の演技も然り(演技が下手なわけではなくその程度の演技しか要求されないのだろうと思う)。なのにシリアスに見せようとするので薄っぺらな役作りとのギャップが目立って説得力がなくなるし、大体最初の30分で怪しい人の目星はつくし、しばしばある「犯人にはこんな辛い過去があって云々」「殺すしかなかった」という犯人は本当は可哀相ないい人なんです的展開も、そもそもそんないい人ならややこしいトリックを使って殺した後警察に自首もせずに何もなかったような顔して暮らしてないだろう、と非常に矛盾した気分になる。
だったらいっそドラマ性とか役の奥深さなんか捨てて(いや全部捨てられてもアレだが)、徹底的にステレオタイプで漫画的な人物を動かすことで笑わせつつトリックなり発想の奇抜さをきっちり見せれば、ほほーなるほどね、あー面白かった、と思えるのではなかろうか。『富豪刑事』の場合、なんでこの娘見てきたようにすらすらと事件のからくりを言い当てるんだろう、と思わなくもないが(そこが富豪の発想の豊かなところなのかも知れない...)、トリックや発想の転換は面白いしそれなりに説得力があるのでそこで全体が引き締まるし(この辺りは原作の設定を使っているのかも)、人物も皆漫画っぽくてアクが強いために却って誰が犯人か分からないという利点(?)もあって楽しめるのかも知れない。今思ったが、これって『TRICK』もそうかも。...もしかしてスタッフがだぶってたりしませんか。それともTRICK以来ああいうのが流行ってるとか。
同じ記事がここまであちこちに使いまわされているのは初めて見たが、つまりこれは剽窃とか盗作とか言われる行為なわけだ。無断転載とか言うと何だか軽く聞こえるようで、じゃ一言言えばいいんでしょとか言う人もいるらしいが、他人のものを自分のものとして(あるいは第三者が見てそう誤解するような形で)公開した時点でアウトだろう。法律云々以前の良識の問題だと思う。それを全く罪悪感なくやっているなら人間形成とか常識を身につける過程でどこか間違った人なのだと思うが、だからと言って免除されるわけでもない。自分自身サイトを運営していて趣味に任せて色々記事を増やす過程で、うーんこういうのはいわゆるグレイゾーンかもなあと悩むことは実際あるけれども、自分が作ったのではないものをどこかから丸ごと取ってきてちゃっかり自分のもののように公開したり扱ったり、というのはそりゃどうしたって違うだろ、としか思えない。ネットのお陰でクリック一つで簡単に何でもできるようになった一方で、罪悪感も薄くなるんですかねえ、とワイドショーのコメンテーターのようなことを言ってみたり。
話は全く変わるが、最近ドラマ『富豪刑事』を何度か見た。本当にお嬢様として厳しく仕付けられた人がこんな鼻にかかったいかにも今風の若い娘の喋り方するかいな、とか色々疑問はありつつも、この徹底した馬鹿馬鹿しさが結構面白い。昨日はなぜかスクールウ○ーズ化していた。さあこいイソップ。この『富豪刑事』というタイトルに妙に聞き覚えがあったので原作がなかったっけ?と思ったらやはり筒井康隆のミステリものだった。主人公は男性だと思ってたけど...とサイトで確認すると確かに原作は男性の富豪刑事だったのでかなり設定を変えてあるらしい。でもお陰で名前くらいしか知らなかった深田恭子の顔を覚えた(違う化粧をしてたら判別できないかも知れないが)。
筒井さんはよくご自分が原作のミステリに傍役で出演しているようなので、これにも出てるかも...と思ったらメイン(多分)キャラクターとして出てらっしゃるじゃないですか。昔何度かミステリものに顔を出しているのを見た限りでは、まあ原作者本人と分かって見ている人にはちょっとしたお楽しみだけど、正直役者としてはかなりアレ...と思っていたのだが、久し振りに拝見したらお年を召して結構演技にも貫禄が出てきたような。主役の富豪刑事美和子ちゃんのお祖父様をなぜか非常に敵対視している財界の大物という役らしい。サイトを見ると敵対視する理由は語られていなかったようだが、来週の最終回で明かされるらしい。「子供の頃いつも喧嘩で負かされていた」とかやっぱり馬鹿馬鹿しい理由に違いないと秘かに予測してみる。 上の番組公式サイトは昨日初めて見たのだが、こまごまと色々盛り沢山で楽しい。美和子ちゃんが毎回捜査のために会社を設立したり学校を作ったり賞金一億円の射撃大会を開いたり名画を買い取ったり自家用ヘリを飛ばしたりして湯水のように使っているお祖父様のお金の総額とか(お祖父様は孫の捜査のために散財するのが嬉しいらしい)、豪邸拝見とか、美和子ちゃん直々のマナー講座とか(時々言葉遣いが変だけど気にしない)、先輩刑事の皆さんのサイトとか。わたくしは個人的に強面(というかチンピラ風)の布引刑事がお気に入りでございます。
この間の明智・金田一共演豪華ドラマを見た時も思ったのだが、どうせやるならこういうとことん漫画的なキャラクター、漫画的な脚本にした方が日本のミステリドラマは楽しめるかも知れない。お金と時間と才能をきちんとかけて作ったものはともかく、毎週放映される原作つきのサスペンスものなどはほとんどが脚本も配役も「ありがち」で、それぞれの役柄もステレオタイプだし役者の演技も然り(演技が下手なわけではなくその程度の演技しか要求されないのだろうと思う)。なのにシリアスに見せようとするので薄っぺらな役作りとのギャップが目立って説得力がなくなるし、大体最初の30分で怪しい人の目星はつくし、しばしばある「犯人にはこんな辛い過去があって云々」「殺すしかなかった」という犯人は本当は可哀相ないい人なんです的展開も、そもそもそんないい人ならややこしいトリックを使って殺した後警察に自首もせずに何もなかったような顔して暮らしてないだろう、と非常に矛盾した気分になる。
だったらいっそドラマ性とか役の奥深さなんか捨てて(いや全部捨てられてもアレだが)、徹底的にステレオタイプで漫画的な人物を動かすことで笑わせつつトリックなり発想の奇抜さをきっちり見せれば、ほほーなるほどね、あー面白かった、と思えるのではなかろうか。『富豪刑事』の場合、なんでこの娘見てきたようにすらすらと事件のからくりを言い当てるんだろう、と思わなくもないが(そこが富豪の発想の豊かなところなのかも知れない...)、トリックや発想の転換は面白いしそれなりに説得力があるのでそこで全体が引き締まるし(この辺りは原作の設定を使っているのかも)、人物も皆漫画っぽくてアクが強いために却って誰が犯人か分からないという利点(?)もあって楽しめるのかも知れない。今思ったが、これって『TRICK』もそうかも。...もしかしてスタッフがだぶってたりしませんか。それともTRICK以来ああいうのが流行ってるとか。
| 今日もつい長話をしてしまいました。迎えの車が参りましたので、それではこのへんで失礼いたします。(と事件解決後リムジンで去って行く美和子ちゃんに誰かが「勝手に帰るなーー!」と叫ぶのが毎回のパターンらしい。) | ![]() |


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