らいおんのこどもたち2004/12/01 22:59

BBCで今日から、アフリカを舞台にしたライオンの家族の実写ドラマ番組"Pride"が始まるらしい。このライオン達の声を担当する俳優陣を見てその豪華さにびっくり。主役の女の子ライオンSukiにケイト・ウィンスレット(Kate Winslet)、その弟(兄?)のLinusにルパート・グレイヴス(Rupert Graves)、二人の母親にヘレン・ミレン(Helen Mirren)、Sukiの「ちょっと危険な」彼氏(?)Darkにショーン・ビーン(Sean Bean)、他にもジム・ブロードベント(Jim Broadbent)、ロビー・コルトレイン(Robbie Coltrane)、ジョン・ハート(John Hurt)などなど。上の番組サイトで一部クリップが見られる。同じ頁から各俳優の関連サイトにも跳べます。SukiとLinusはまだ仔ライオンなのに声も話し振りも大人なのが笑える。特に子供向けでもなく大人も楽しめそうだ。しかし凄い配役...それだけいい番組ということなのだろう。いいなあ、見たい。そのうち日本でもNHKあたりで放送してくれないかな。というかやるならNHKでお願いします。地上波でよろしく。

巨キャベツと共に立派な白菜も来たので魔法の出汁で大根と一緒に炊いてみました。大根多し。「『てんこ盛り』とはこのような状態を指します」のような有り様で美しい盛り付けでなくて失礼。でもおいしゅうございました。隣はやはり昨日来た春菊の胡麻和え。

立派な白菜が2004/12/02 23:05

野菜箱の中にどどんと鎮座ましましているので、使い掛けの生クリームも残っていることだし一度作ってみたいと思っていた「白菜のクリーム煮」というのを試してみた。いや特に思い入れがあるわけでもなく作り方を知っているわけでもないのだが、時々名前を聞くもので。で、白菜だけではさすがに淡白過ぎるかなと最初に少したまねぎを炒め、スープストックのかけらを入れてみた。...む、スープストックは余計だったかも。おいしいことはおいしいのだが味わいがあり過ぎと言うか、スープがおいしくなり過ぎて中身は白菜でも何でもあまり変わりなかったかなーと言うか。たまねぎを炒めるかキューブを入れるかどちらか片方にすればよかったのかな。あっさり味の材料を料理する時はあまり調味に懲り過ぎちゃいかんということですな。いやキューブを放り込んだだけだけど。

しかしこのキューブストック、イタリアからの輸入もので「オーガニック製品で肉風味だけど肉は入ってない」というのを興味本位で買ってみたのだが、考えてみたら別にお肉を食べたいのに我慢しているわけでもないし食べたきゃ鶏肉を入れるのであまり意味がなかったり。しかも何だか一度溶けてまた固まったような感じで(キューブを包んでいる紙が一部キューブの中に埋まっている...)がっちがちに固い。どれくらい固いかと言うとお湯に入れて煮立ててもいつまでも溶けないくらい固い。この間パエリアに使った時も最初に煮立たせてキューブを入れてもなかなか溶けないなあ、箸でこれくらい細かく砕いておけばまあ溶けるだろう、とその後パエリア作成に入る間オーヴンの方に鍋ごと入れて保温しておいて、米を煮る段階になったのでスープ鍋を取り出したらまだ溶けていなかった。この肉風味キューブの前に買った同じ会社の「イタリアン・ハーブ」ストック(←これはおいしかった。キューブ半個入れただけで料理がたちまちイタリアーノボーノボーノマンマミーヤ[←ジロラモさんの声で読まれたし]に)はそんなことはなかったと思うので、これってやっぱり何か...品質が変化してませんか。

白菜を煮る数時間前のこと、ふとシナモン味のものが食べたくなったので、こんな時はビートン夫人(Mrs.Beeton)に聞け、ということで田舎の母からせしめてきた料理本を開いたところ、Sinnamon Barsというのがあった。簡単そうだし材料も大体手持ちで揃っているのでこれにしよう。シナモン・パウダーが確か切れてたかなー、でも去年のクリスマスにマルド・ワイン(Mulled Wine)用に買った固形のが残ってるからそれをがしがし削ればいいかな。...と軽く考えていたら思ったより疲れました。考えてみたら単なる木の皮だしね。そらチーズおろしで削るには硬いわな。で、削っている途中で戸棚の奥から他のスパイスに隠れていたシナモンパウダー発見。しかし賞味期限が大きな声では言えないほど昔に切れていたので一応まだ賞味期限内の皮をがしがし削り続けた。結局最後に上からふりかけるのに少しパウダーも使ったけど。

で、できたものが下の写真。生地を混ぜている段階で膨らむような材料は全く入っていない、水分も全くない(ほとんどバターの粘りでまとまっているだけ)のに気付いたので、するとこれってケーキではないのかなと思っていたら、出来上がったのはビスケットに近い感じ。でもなかなかおいしい。上にちりばめてあるのはスライス・アーモンドを適当に砕いたもの。しかし今更だが自分の作るものって見た目が地味な食べ物が多いかも。

12月に入ったからというわけでもないが、寒くなってきたし冬はやっぱりこれだよね、と久し振りに蝋燭をつけてみたのがその隣。でもやっぱり写真がぼけてますな。部屋の光が少なく炎だけ明るいので調節が難しいかも。今年は久し振りにミニ・トゥリーでも出してみようかな。 ネッシーも喜ぶかも知れないし。←そうなのか。

ここしばらく2004/12/03 23:08

レゴ(うちのMac)の調子が変だなあとは思っていた。Netscapeが時々フリーズしたり勝手に終了したりするのに加えて、マウスの動きがどうも引っ掛かると言うか、動かしてもモニタのカーソルが止まったままで、フリーズしてる?と思うと遅れて思い出したようについてくる。時々ついてくるのも止めて本当にフリーズする。これはマウスの接続が悪いとかそういうことなのかなー、などと思いつつ(←本体に問題があるとは極力思いたくない)だましだまし使っていたのだが、今日になって起動したらなぜか起動音がしない。起動自体は普通にできたのだがマウスの引っ掛かり度が更に増している。しかも度々フリーズする。起動音がしないのは昨日最後に使った時音量を殆ど最低に絞ったせいかと思ったが、音量を上げて再起動してもやはり起動音がない。...そんなこんなしているうち、何度目かの再起動で来ましたよ。ポインタが出ませんよ。画面がいつまで経ってもグレイですよ。あのー今仕事中なんですが。起動してくれないとかなり困るんですが。頼みますよレゴさん。いやレゴ様。

いよいよとなったら途中までやった訳を思い出してワードプロセッサでだかだか打ち直してfaxするしかないんだろうか、と最悪のシナリオを覚悟しつつ何度か再起動するも状況は変わらないので、一度コンセントを抜いておやつの時間にする(三度目ともなるとこの程度は落ち着けるようになる...)。おやつ後再びコンセントを繋ぎ直し、マウスケーブルをキーボードから抜いて本体に繋ぎ直してみる。ここでコンセント部分に結構埃(と言うかわたゴミ)が溜まっていたのでさかさか払う(一カ月くらい前にきれいにしたと思ったけどなー)。以前はこのマウス繋ぎ直しでなぜかあっさり回復したが、何とか起動はすれども起動の途中で爆弾マークが出てまたフリーズ。だ、ダメかも...再起動。...えっ、いま起動音がした?じゃーん♪て言いましたね?おお、起動してるよしてますよレゴさん!思わず本体を撫でて「ありがとう!」とか口走ったり。しかもここしばらくとは打って変わってマウスがスムーズに動くじゃないですか。引っ掛かりもなくなってあらすっきり。一番最初にマウス繋ぎ直しを教えてくれたサポートのお兄さんありがとう。できれば「なぜ直るのか」が分かれば今後の対策もできそうな気がするけどとりあえず直ったからいいのかな(←そうなのか)。

で、今のところは快調です。もしかしてケーブル部分の掃除をしろと言いたかったのだろうか。それにしても調子が悪くなる時ってやっぱり冬だ。寒いのお嫌いですか>レゴさん。冷や冷やするので機嫌よく動いて下さい、お願いします。

変なところで疲れてまた恐怖体験をすると嫌なので(お米を研ぐのが面倒だったとも言う)、今日はリゾットにしてみた。と言っても削り節の出汁で煮てみりんと醤油で味付けした白菜と大根のリゾット...ふつーの雑炊ですか。最初に炒めたのはオリーヴ・オイルだったけど。何となく物足りなかったので最後に卵を落としてざっとかき混ぜてみた。中々おいしゅうございました。今日もありがとう、魔法の出汁。


仕事が入っていてちょっとメイルのお返事が遅れています。メイルを下さっている方、しばしお待ち下さいね。

作品番号1番2004/12/04 23:11

作品名:『無理』
...白っぽくて何だかよく分からないかも知れませんが。これは何かと言うと、ミルク・パンと言うかウォーマーで強引に味噌汁を作ろうとした図なわけです。普段は別のほうろうの鍋で味噌汁を作っているのが、他のものとの兼ね合いでどうしても適当な鍋がない、しかし白菜と里芋の味噌汁が無性に食べたい、一人分だし何とかこれでも...と思ったのですが。菜箸がざっくり突っ込んであるのは吹きこぼれないおまじないです。まあこれだけぎゅうぎゅうに入ってれば結局吹きこぼれますが。しかも両方に注ぎ口がついてるし。でもちゃんと味噌汁になりました。ちなみにこの数時間前にはこれでココアを作っておりました。

この間のパエリアに使った手羽元の残りをどうしよう、またパエリアにしようかなと思っていたのだが、マーマレードで煮る!というアイディアを頂いたのでういろうケーキの残りのマーマレードを使ってみた。潰したにんにく、醤油たらり、塩少々、胡椒ごりごり、ローズマリーの粉末少々。しばらく炒めてソースとからめてからオーヴンで焼いてみました。マーマレードも無事なくなったし、おいしくなってめでたし。
毎日どんどん食べたもの報告になってますか、このスペース。

作品番号2番2004/12/05 23:12

作品名:『糊』
皆さん、私のなんじゃこら料理作品展へようこそ。こんなに早くまたお目にかかれるとは一体誰が想像し得たでしょうか。さて、今回の作品の背景をご説明致しましょう。作者はその日はほんのり疲れていたため、夕食の買い物にもあまり出る気がせずありあわせのもので済まそうと考えました。幸い白菜と大根がたっぷりあったので、またこの間のように和風リゾットでも...と思ったわけです。しかしその時作者は『里芋のお粥や炊き込みご飯はおいしい』という知人の言葉を思い出し、リゾットに里芋を入れてみようと思い立ったのです。しかし里芋だけでは色に変化がないと考え、コーンとグリーンピースも入れてみました。ところが鍋底に焦げ付かないよう米をかき混ぜ過ぎたのがいけなかったのか、それとも里芋のような粘り気のあるものを入れたのがそもそも間違いだったのか、出来上がった時にはそれはリゾットと言うよりどう見ても糊状態になっていたのです。しかも色彩的にまるで一歳児のご飯のようです。この作品にはそれでもその糊リゾットを全部平らげた作者の哀愁が何となく表現されているのではないでしょうか。


うーむレゴ、やっぱりまたちょっとポインタが引っ掛かる...頼みますよレゴさん。