立派な白菜が ― 2004/12/02 23:05
野菜箱の中にどどんと鎮座ましましているので、使い掛けの生クリームも残っていることだし一度作ってみたいと思っていた「白菜のクリーム煮」というのを試してみた。いや特に思い入れがあるわけでもなく作り方を知っているわけでもないのだが、時々名前を聞くもので。で、白菜だけではさすがに淡白過ぎるかなと最初に少したまねぎを炒め、スープストックのかけらを入れてみた。...む、スープストックは余計だったかも。おいしいことはおいしいのだが味わいがあり過ぎと言うか、スープがおいしくなり過ぎて中身は白菜でも何でもあまり変わりなかったかなーと言うか。たまねぎを炒めるかキューブを入れるかどちらか片方にすればよかったのかな。あっさり味の材料を料理する時はあまり調味に懲り過ぎちゃいかんということですな。いやキューブを放り込んだだけだけど。
しかしこのキューブストック、イタリアからの輸入もので「オーガニック製品で肉風味だけど肉は入ってない」というのを興味本位で買ってみたのだが、考えてみたら別にお肉を食べたいのに我慢しているわけでもないし食べたきゃ鶏肉を入れるのであまり意味がなかったり。しかも何だか一度溶けてまた固まったような感じで(キューブを包んでいる紙が一部キューブの中に埋まっている...)がっちがちに固い。どれくらい固いかと言うとお湯に入れて煮立ててもいつまでも溶けないくらい固い。この間パエリアに使った時も最初に煮立たせてキューブを入れてもなかなか溶けないなあ、箸でこれくらい細かく砕いておけばまあ溶けるだろう、とその後パエリア作成に入る間オーヴンの方に鍋ごと入れて保温しておいて、米を煮る段階になったのでスープ鍋を取り出したらまだ溶けていなかった。この肉風味キューブの前に買った同じ会社の「イタリアン・ハーブ」ストック(←これはおいしかった。キューブ半個入れただけで料理がたちまちイタリアーノボーノボーノマンマミーヤ[←ジロラモさんの声で読まれたし]に)はそんなことはなかったと思うので、これってやっぱり何か...品質が変化してませんか。
白菜を煮る数時間前のこと、ふとシナモン味のものが食べたくなったので、こんな時はビートン夫人(Mrs.Beeton)に聞け、ということで田舎の母からせしめてきた料理本を開いたところ、Sinnamon Barsというのがあった。簡単そうだし材料も大体手持ちで揃っているのでこれにしよう。シナモン・パウダーが確か切れてたかなー、でも去年のクリスマスにマルド・ワイン(Mulled Wine)用に買った固形のが残ってるからそれをがしがし削ればいいかな。...と軽く考えていたら思ったより疲れました。考えてみたら単なる木の皮だしね。そらチーズおろしで削るには硬いわな。で、削っている途中で戸棚の奥から他のスパイスに隠れていたシナモンパウダー発見。しかし賞味期限が大きな声では言えないほど昔に切れていたので一応まだ賞味期限内の皮をがしがし削り続けた。結局最後に上からふりかけるのに少しパウダーも使ったけど。
で、できたものが下の写真。生地を混ぜている段階で膨らむような材料は全く入っていない、水分も全くない(ほとんどバターの粘りでまとまっているだけ)のに気付いたので、するとこれってケーキではないのかなと思っていたら、出来上がったのはビスケットに近い感じ。でもなかなかおいしい。上にちりばめてあるのはスライス・アーモンドを適当に砕いたもの。しかし今更だが自分の作るものって見た目が地味な食べ物が多いかも。
12月に入ったからというわけでもないが、寒くなってきたし冬はやっぱりこれだよね、と久し振りに蝋燭をつけてみたのがその隣。でもやっぱり写真がぼけてますな。部屋の光が少なく炎だけ明るいので調節が難しいかも。今年は久し振りにミニ・トゥリーでも出してみようかな。 ネッシーも喜ぶかも知れないし。←そうなのか。
しかしこのキューブストック、イタリアからの輸入もので「オーガニック製品で肉風味だけど肉は入ってない」というのを興味本位で買ってみたのだが、考えてみたら別にお肉を食べたいのに我慢しているわけでもないし食べたきゃ鶏肉を入れるのであまり意味がなかったり。しかも何だか一度溶けてまた固まったような感じで(キューブを包んでいる紙が一部キューブの中に埋まっている...)がっちがちに固い。どれくらい固いかと言うとお湯に入れて煮立ててもいつまでも溶けないくらい固い。この間パエリアに使った時も最初に煮立たせてキューブを入れてもなかなか溶けないなあ、箸でこれくらい細かく砕いておけばまあ溶けるだろう、とその後パエリア作成に入る間オーヴンの方に鍋ごと入れて保温しておいて、米を煮る段階になったのでスープ鍋を取り出したらまだ溶けていなかった。この肉風味キューブの前に買った同じ会社の「イタリアン・ハーブ」ストック(←これはおいしかった。キューブ半個入れただけで料理がたちまちイタリアーノボーノボーノマンマミーヤ[←ジロラモさんの声で読まれたし]に)はそんなことはなかったと思うので、これってやっぱり何か...品質が変化してませんか。
白菜を煮る数時間前のこと、ふとシナモン味のものが食べたくなったので、こんな時はビートン夫人(Mrs.Beeton)に聞け、ということで田舎の母からせしめてきた料理本を開いたところ、Sinnamon Barsというのがあった。簡単そうだし材料も大体手持ちで揃っているのでこれにしよう。シナモン・パウダーが確か切れてたかなー、でも去年のクリスマスにマルド・ワイン(Mulled Wine)用に買った固形のが残ってるからそれをがしがし削ればいいかな。...と軽く考えていたら思ったより疲れました。考えてみたら単なる木の皮だしね。そらチーズおろしで削るには硬いわな。で、削っている途中で戸棚の奥から他のスパイスに隠れていたシナモンパウダー発見。しかし賞味期限が大きな声では言えないほど昔に切れていたので一応まだ賞味期限内の皮をがしがし削り続けた。結局最後に上からふりかけるのに少しパウダーも使ったけど。
で、できたものが下の写真。生地を混ぜている段階で膨らむような材料は全く入っていない、水分も全くない(ほとんどバターの粘りでまとまっているだけ)のに気付いたので、するとこれってケーキではないのかなと思っていたら、出来上がったのはビスケットに近い感じ。でもなかなかおいしい。上にちりばめてあるのはスライス・アーモンドを適当に砕いたもの。しかし今更だが自分の作るものって見た目が地味な食べ物が多いかも。
12月に入ったからというわけでもないが、寒くなってきたし冬はやっぱりこれだよね、と久し振りに蝋燭をつけてみたのがその隣。でもやっぱり写真がぼけてますな。部屋の光が少なく炎だけ明るいので調節が難しいかも。今年は久し振りにミニ・トゥリーでも出してみようかな。 ネッシーも喜ぶかも知れないし。←そうなのか。
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