そんなこんなで ― 2005/08/03 11:04
風邪はようやく去った模様。喉はまだ引っ掛かるが(一カ月は続くぞと父に脅された)、頭痛がなくなったのでスッキリさっぱり。風邪なんかひいたのも久し振りだったので一人騒いでしまったが、ご心配下さった皆様ありがとうございます。健康って素晴らしい。
何日か前になるが、深夜TVをつけたら『爆笑問題』の番組に京極夏彦が出演していた。探してみたらこの番組らしい。そう言えば動いて話してらっさるのを拝見するのは初めてかも。テーマは『通俗芸能のススメ』だとかで、途中からだったしうろ覚えではあるが、どんなものでも一過性ではなく持続的に大衆に受入れられると通俗芸能になるんですよ、というのと通俗芸能たり得るか否かはプレゼンテーションで決まるんですよ、という話だったような(多分)。ちょっと意外だったのは、京極氏が小説を書く際には登場人物でも筋運びでもテーマでも、読者側がいかようにも受け取って解釈できるように極力イメージを固定化させないように書いているというような話。...そうなんですか?自分が読んだのはまだ京極堂シリーズの数冊だけども、テーマなんかはともかく人物の容貌とかいでたちとか表情とかを毎回かなり詳しく描写しているし、映像的なものを意識して書いていると言うか、人物でも場面でもはっきりしたイメージが頭の中に出来上がっていて、それに基づいて文章を作っているのだろうと思っていた。ある意味漫画的あるいは漫画にしやすそうな書き方だなと感じていたので、後から元々このシリーズは最初漫画で描こうとしていたとかいう話を聞いた時もなーるほどねと納得したのだが。いや台詞が長過ぎて諦めたというのもそりゃそうだろうなと思ったけど。
まあ、小説家が「自分の作品はこうなんですよ」とか書いたり話したりしても、これって本気で言ってるわけじゃないよなあと思うこともよくあるし、特に複雑なテーマを扱っているものを書く人だと「これはどう言う意味ですか」とか聞かれてもわざとかわしたり曖昧に答えたりすることも多いようなので、この場合もはっきりそう言ったからといって必ずしも京極氏の本心だとは限らないかなとも思うけども。そもそも小説という表現形態を選ぶということ自体『全ては本に書いてある』ってことだし、言いたいことは全部書き尽くしたはずなのに後から「僕の書き方ってこうなんですよ。言いたいことはこれなんですよ」とか本気でぺらぺら喋る作者なんて、例えどんなに作品が凄かったとしても後ろから殴りたくなるだろうしなあ。あのコメントはあのコメントで京極氏自身のプレゼンテーション...というかある種のパフォーマンスかも知れないぞ。 小説家は皆信用ならない人達だと思ってるわけじゃないですよ。 ちなみに、毎回決まって描写される京極堂の黒づくめの衣装というのも「言葉の流れ」で単に黒、黒、黒と続けただけで「別に意味はない」そうな。京極堂が黒じゃなくてこん平師匠みたいな着物で憑物落とししても一行に構わないそうです。今度から憑物落としの場面では全身真っ黄色の京極堂を想像しながら読もうかなっと。
しかし、実際初めて話してらっさるところを見るとやはり頭の回転の速い人なのだろうなと思う。司会(?)が『爆笑問題』の二人なので例によって話がだんだんよく分からん方向へ逸れていく(それはそれで彼らの味なのでいいと思うけど)のだが、そっちの話を続けながらいつの間にかきっちり「自分の小説の話」に戻してるゲストって凄いぞ。どっちが司会なんだ。来週(今週か)も引き続きゲストらしいので乗っ取られそうだぞ太田さん。
何日か前になるが、深夜TVをつけたら『爆笑問題』の番組に京極夏彦が出演していた。探してみたらこの番組らしい。そう言えば動いて話してらっさるのを拝見するのは初めてかも。テーマは『通俗芸能のススメ』だとかで、途中からだったしうろ覚えではあるが、どんなものでも一過性ではなく持続的に大衆に受入れられると通俗芸能になるんですよ、というのと通俗芸能たり得るか否かはプレゼンテーションで決まるんですよ、という話だったような(多分)。ちょっと意外だったのは、京極氏が小説を書く際には登場人物でも筋運びでもテーマでも、読者側がいかようにも受け取って解釈できるように極力イメージを固定化させないように書いているというような話。...そうなんですか?自分が読んだのはまだ京極堂シリーズの数冊だけども、テーマなんかはともかく人物の容貌とかいでたちとか表情とかを毎回かなり詳しく描写しているし、映像的なものを意識して書いていると言うか、人物でも場面でもはっきりしたイメージが頭の中に出来上がっていて、それに基づいて文章を作っているのだろうと思っていた。ある意味漫画的あるいは漫画にしやすそうな書き方だなと感じていたので、後から元々このシリーズは最初漫画で描こうとしていたとかいう話を聞いた時もなーるほどねと納得したのだが。いや台詞が長過ぎて諦めたというのもそりゃそうだろうなと思ったけど。
まあ、小説家が「自分の作品はこうなんですよ」とか書いたり話したりしても、これって本気で言ってるわけじゃないよなあと思うこともよくあるし、特に複雑なテーマを扱っているものを書く人だと「これはどう言う意味ですか」とか聞かれてもわざとかわしたり曖昧に答えたりすることも多いようなので、この場合もはっきりそう言ったからといって必ずしも京極氏の本心だとは限らないかなとも思うけども。そもそも小説という表現形態を選ぶということ自体『全ては本に書いてある』ってことだし、言いたいことは全部書き尽くしたはずなのに後から「僕の書き方ってこうなんですよ。言いたいことはこれなんですよ」とか本気でぺらぺら喋る作者なんて、例えどんなに作品が凄かったとしても後ろから殴りたくなるだろうしなあ。あのコメントはあのコメントで京極氏自身のプレゼンテーション...というかある種のパフォーマンスかも知れないぞ。 小説家は皆信用ならない人達だと思ってるわけじゃないですよ。 ちなみに、毎回決まって描写される京極堂の黒づくめの衣装というのも「言葉の流れ」で単に黒、黒、黒と続けただけで「別に意味はない」そうな。京極堂が黒じゃなくてこん平師匠みたいな着物で憑物落とししても一行に構わないそうです。今度から憑物落としの場面では全身真っ黄色の京極堂を想像しながら読もうかなっと。
しかし、実際初めて話してらっさるところを見るとやはり頭の回転の速い人なのだろうなと思う。司会(?)が『爆笑問題』の二人なので例によって話がだんだんよく分からん方向へ逸れていく(それはそれで彼らの味なのでいいと思うけど)のだが、そっちの話を続けながらいつの間にかきっちり「自分の小説の話」に戻してるゲストって凄いぞ。どっちが司会なんだ。来週(今週か)も引き続きゲストらしいので乗っ取られそうだぞ太田さん。
ここのところ夕食はグラタンが続いている。風邪で何となくご飯を炊くのが面倒だったのもあるが、数種類の野菜を消費するにはこれは結構いいぞ。トマトを生のままざくざく切って他の材料と炒めるとかなり水分が出るので、あとは小麦粉少々と牛乳で軽く煮てからチーズをがしがし削ってオーヴンでちんですよ。ソースがピンク色で素敵です。 | ![]() |
ビバジュンク堂。 ― 2005/08/07 23:27
昨日は久し振りに友人と新宿でお茶。ホテルの喫茶室で緑を眺めつつゆったりしてきましたよ。新宿は最近行くたびに何か新しくなっているが(それだけたまにしか行かないと言うことか)、今回は三越が改装して新しく綺麗になった模様。と言うか小田急や京王は分かるけど三越って駅の続きにあったっけ、という辺りからしてわたくし憶えてなかったですが。三越なのにLoftが入ってたり聞いたこともない店ばかり入っていたりすっかり「うわー、おらこんなとこ来たことねーだ」状態だったのだが、何と言っても上の階に入ったジュンク堂が凄い!名前はよく聞くけどこんな本屋さんでしたか!書店と言うより図書館のようではないですか。分類も分かりやすいし、広いし静かだしカフェスペースまであるし。買おうかどうしようか迷ったらあそこで品定めできるのかな。いいねいいね。洋書スペースも充実(いや、自分が一番欲しいのはなかったけどいつものことさ)。いいねいいねいいね。新宿は南口の紀伊国屋があるのでたまに行こうかなと思いつつ、特に夏はあそこまで歩くのが辛そう...と思っていたのだが、ここなら駅からすぐ行けるじゃないですか。いいところを教えてもらいました。
たまたま夜中に見た有名人対談番組第二段。これは本当にほんのちょこっとしか見なかったのだが、俳優の砂糖好位置...じゃない佐藤浩市がゲストだった。聞き手の方がえーと、吉田栄作(確かあの人ってそういう名前だよね...)ともう一人誰かいたのだが、吉田さんはレギュラーなのかな。佐藤さんが話題の映画に出ている関連でゲストになったらしいが、びっくりしたのが「実はロック好き」という話題。いや年齢から言って70年代ロックあたりを通ってきているのは別に意外でも何でもないのだが、彼の場合ブラック・サバス(Black Sabbath)にユーライア・ヒープ(Uriah Heep)だそうで。なかなかひねた辺りですね。しかも現在好きなグループはSystem of a Down(米国バンドだがメンバー全員アルメニア系。かなり重い。かなり激しい。かなり凄い。)だそうな。...と、尖ってますなあ。佐藤さんは個人的に特に好きではない(いい俳優だとは思う(多分)けど何となく重くて暑そうなので。すみません)けども、この音楽の趣味は色んな意味でスゴイと思いました。
たまたま夜中に見た有名人対談番組第二段。これは本当にほんのちょこっとしか見なかったのだが、俳優の砂糖好位置...じゃない佐藤浩市がゲストだった。聞き手の方がえーと、吉田栄作(確かあの人ってそういう名前だよね...)ともう一人誰かいたのだが、吉田さんはレギュラーなのかな。佐藤さんが話題の映画に出ている関連でゲストになったらしいが、びっくりしたのが「実はロック好き」という話題。いや年齢から言って70年代ロックあたりを通ってきているのは別に意外でも何でもないのだが、彼の場合ブラック・サバス(Black Sabbath)にユーライア・ヒープ(Uriah Heep)だそうで。なかなかひねた辺りですね。しかも現在好きなグループはSystem of a Down(米国バンドだがメンバー全員アルメニア系。かなり重い。かなり激しい。かなり凄い。)だそうな。...と、尖ってますなあ。佐藤さんは個人的に特に好きではない(いい俳優だとは思う(多分)けど何となく重くて暑そうなので。すみません)けども、この音楽の趣味は色んな意味でスゴイと思いました。
![]() | まだ野菜あります、てことで夏野菜リゾット。...野菜を時間差で入れたりしているうちにちょとおじや化したかも。スープストックが切れていたのでただの水と野菜だけで煮た割にはいい味になった。 |
Sukiyaki。 ― 2005/08/08 23:34
先日深夜1時過ぎ頃に地震があったので震度を確かめようとNHKをつけたら、坂本九のヒット曲『上を向いて歩こう』に関する番組の再放送が始まって結局そのまま最後まで見てしまった。坂本さんの娘さんが海外でも大ヒットした父親の曲の軌跡を辿って旅をするという内容だった。そう言えば何年か前に『父娘デュエット』なんか出してたような。ナット・キング・コール(Nat King Cole)&ナタリー・コール(Natalie Cole)父娘の"Unforgettable"の日本版かしらんなどと想った憶えがぼんやりと。で、日本人で初めて英米でヒットして『スキヤキ・ソング』として米国のゴールド・ディスクまで貰った、ということで海外にも行くわけだが、最初に取り上げたのは米国ではなく英国の、しかもジャズ・トランペット奏者がインストゥルメンタル曲として演奏したというのは初めて知った。ケニー・ボール(Kenny Ball)という聞いたことあるようなないようなトランペット奏者だったのだが、彼のヒット曲の一つ"Midnight in Moscow"なら好きだぞ。これを演奏してた人って英国人だったのか。びっくり。
で、なぜ英題が"Sukiyaki"になったかという経緯は、音楽関係者と中華料理店で食事している時にその中にやはり当時の人気歌手だったペトゥラ・クラーク(Petula Clark、"Downtown"を歌ってた人。これも英国人だったのか...)がいて、ケニーが今度出す日本の曲のカヴァーの題名をどうしようかなあ(日本語そのままでは長いしわけわからんので)、と話したところ、彼女が「スキヤキがいい」と発言、中華とは全然関係ないけど短くて甘くて(?)おいしい言葉だからじゃあそれにしようってことになったらしい。...中華料理屋で決まったのか『スキヤキ』。とりあえず40年前だし、ちゃんと(?)日本料理の名前だったのでまだよかったのかも。これがもしかして違う国だったら今頃は『ハルマキ・ソング』とか呼ばれていたかも知れない。しかし、ケニーもペトゥラもいまだに現役でご活躍なのが凄い。特にケニーさんなんて80過ぎてばりばり現役ですよ。カッコイイぞ。体型はえらく変わってて驚いたけど。
その後米国ではオリジナルの日本語版が売れたのだが、これは地方ラジオ局のDJの元にリスナーから「日本のペンフレンドにエルヴィス・プレスリーのレコードを送ったらお返しにこれを貰った。(ケニー・ボールの)『スキヤキ』にそっくりに聞こえる」と送られてきたのが始まりだったそうな。てことは米国での大ヒットのきっかけになったのは当時米国人のペンフレンドを持ってた日本人だったわけじゃないですか。ご本人はその経緯をご存じなのだろうか。ともかくそのお陰で大ヒットしたためその後坂本さんは渡米して、当時の人気音楽番組に二週連続で出演して『上を向いて歩こう』と映画"My Fair Lady"の『踊り明かそう』を披露。いや、これがすごい。21歳ですよ。初めて行った憧れの米国で、すぐ目の前にめりけんさんたちがわらわらいる状態で堂々とした歌いっぷり。当時英米では(今もか)ああいうTV番組では歌手はリップ・シンク(lip-sync、いわゆる口パク)が普通だったと思うが、あれはどう見てもちゃんとその場で歌ってるよなあ。「日本のジョークを言って下さい」とか訳分からんリクエストをされて「熊さんと八っつぁんが...『囲いができたってね』『へー』」とかいう絶対翻訳できない小咄で切り返し、隣で生真面目に通訳しようと苦闘している下町のおかみさんみたいなおばさん(日系人の人?)をよそに表情と明るさで観客を笑わせてしまう、何て言うんですかショウマンシップ?凄いです坂本さん。そのまま米国ショウビズ界にいても成功したんじゃなかろうか。特に説明もなく淡々と流されたこの白黒ビデオに一番驚嘆いたしました。ブラボー坂本九。
で、なぜ英題が"Sukiyaki"になったかという経緯は、音楽関係者と中華料理店で食事している時にその中にやはり当時の人気歌手だったペトゥラ・クラーク(Petula Clark、"Downtown"を歌ってた人。これも英国人だったのか...)がいて、ケニーが今度出す日本の曲のカヴァーの題名をどうしようかなあ(日本語そのままでは長いしわけわからんので)、と話したところ、彼女が「スキヤキがいい」と発言、中華とは全然関係ないけど短くて甘くて(?)おいしい言葉だからじゃあそれにしようってことになったらしい。...中華料理屋で決まったのか『スキヤキ』。とりあえず40年前だし、ちゃんと(?)日本料理の名前だったのでまだよかったのかも。これがもしかして違う国だったら今頃は『ハルマキ・ソング』とか呼ばれていたかも知れない。しかし、ケニーもペトゥラもいまだに現役でご活躍なのが凄い。特にケニーさんなんて80過ぎてばりばり現役ですよ。カッコイイぞ。体型はえらく変わってて驚いたけど。
その後米国ではオリジナルの日本語版が売れたのだが、これは地方ラジオ局のDJの元にリスナーから「日本のペンフレンドにエルヴィス・プレスリーのレコードを送ったらお返しにこれを貰った。(ケニー・ボールの)『スキヤキ』にそっくりに聞こえる」と送られてきたのが始まりだったそうな。てことは米国での大ヒットのきっかけになったのは当時米国人のペンフレンドを持ってた日本人だったわけじゃないですか。ご本人はその経緯をご存じなのだろうか。ともかくそのお陰で大ヒットしたためその後坂本さんは渡米して、当時の人気音楽番組に二週連続で出演して『上を向いて歩こう』と映画"My Fair Lady"の『踊り明かそう』を披露。いや、これがすごい。21歳ですよ。初めて行った憧れの米国で、すぐ目の前にめりけんさんたちがわらわらいる状態で堂々とした歌いっぷり。当時英米では(今もか)ああいうTV番組では歌手はリップ・シンク(lip-sync、いわゆる口パク)が普通だったと思うが、あれはどう見てもちゃんとその場で歌ってるよなあ。「日本のジョークを言って下さい」とか訳分からんリクエストをされて「熊さんと八っつぁんが...『囲いができたってね』『へー』」とかいう絶対翻訳できない小咄で切り返し、隣で生真面目に通訳しようと苦闘している下町のおかみさんみたいなおばさん(日系人の人?)をよそに表情と明るさで観客を笑わせてしまう、何て言うんですかショウマンシップ?凄いです坂本さん。そのまま米国ショウビズ界にいても成功したんじゃなかろうか。特に説明もなく淡々と流されたこの白黒ビデオに一番驚嘆いたしました。ブラボー坂本九。
新宿西口のホテルが並ぶ辺り、今年初めてミンミンゼミの声を聞いたような。暑いです。じりじりです。しかしホテルの入口や横の辺りには結構噴水や池が多くて涼しげ。...写真に撮るとなんてことなさそうですね。実際見た時はたいそう涼しそーだったんですが。 | ![]() |
買物の季節 ― 2005/08/10 23:39
近くの東急デパートの婦人服売場に、先週から期間限定でアジアン衣料&服飾雑貨の店が出店していた。たまたま初日に同じ階をふらふらしていて、何も買わずに下に下りようと思ったらエスカレータ口に色々並んでいるのに引っ掛かり、結局緑色の巻きスカートを購入してしまったのだが、その後最終日の今日まであと二回立寄り、その度にちょこちょこお買い物してしまいましたよ。昔からチャイナ襟とかアオザイとかも可愛いなーとは思いつつ、実際買うほど欲しいかどうかの段になると伝統的なのはものは良くても高いし着る機会がないし、かといってよくある『アジア風』の店だと余りに『いかにも』なデザイン・色合いだったり可愛過ぎたり派手過ぎたり値段の割に縫製が何だかなあだったり、で購入までには至らなかったのだが、この店のは生地も縫製もしっかりしていてデザインも一工夫加えてある感じだし(店員さん(店長さん?)の濃ゆいインド人(?)男性によるとオリジナルらしい。彼の話を聞く限りではデザインも縫製も刺繍も「わたしたちがやってますから」とのことだった)、落ち着いた色合いが多い。値段も手頃で、デパートに普段入っている店で時期的にセール価格になっている同等のものと同じくらいの値段か、少し安めな感じ。だったらどの店で買っても似たようなデザイン似たような色合いの流行りの服より、こっちの方が流行り廃りもあまりないし長く着られそうだ。
しかし元々このデパートの地下食料品売場はほぼ毎日行っているので、時間に余裕さえあれば上の階も覗くことは多いとは言え、こんなに短期間に続けて服飾関係の買物をしたことは未だかつてなかったので、何となく一人でどきどきしてみたり。普段は1シーズンに何か1枚買うか買わないかくらいだしなー。しかし買物というのは不思議なもので、ちょっと贅沢(当社比)しちゃおうかな、という類のものを一つ買うとある種の勢いがつくわけですよ。で、折角だからスカートに合うトップなんか買ってもいいかなーとか、そう言えばサンダルも欲しかったなーとか色々考えてしまうわけですよ。...しかし未だにベッドリネンもカーテンもいいのがなくて探し続けてるわけですが。枕も東急ハンズの寝具売場を通る度にやっぱりウォーターピロー買っちゃおうかな...とか思うわけですが。物欲はとどまるところを知りませんな。皆さんもご注意下さい。←そういう話だっけ。
ふと気づけば、先日7日にこのサイトも6周年を迎えた模様。いつもご来訪ありがとうございます。これからものんびりおつき合い頂ければ嬉しいです。
しかし元々このデパートの地下食料品売場はほぼ毎日行っているので、時間に余裕さえあれば上の階も覗くことは多いとは言え、こんなに短期間に続けて服飾関係の買物をしたことは未だかつてなかったので、何となく一人でどきどきしてみたり。普段は1シーズンに何か1枚買うか買わないかくらいだしなー。しかし買物というのは不思議なもので、ちょっと贅沢(当社比)しちゃおうかな、という類のものを一つ買うとある種の勢いがつくわけですよ。で、折角だからスカートに合うトップなんか買ってもいいかなーとか、そう言えばサンダルも欲しかったなーとか色々考えてしまうわけですよ。...しかし未だにベッドリネンもカーテンもいいのがなくて探し続けてるわけですが。枕も東急ハンズの寝具売場を通る度にやっぱりウォーターピロー買っちゃおうかな...とか思うわけですが。物欲はとどまるところを知りませんな。皆さんもご注意下さい。←そういう話だっけ。
頂き物のバナナ&オレンジのジャムを塩胡椒したチキンに塗って焼いてみたら、こんがりおいしそーになりました。これも頂き物のガスパチョ(スペイン風冷製野菜スープ)と一緒に頂いたら大層おいしゅうございました。ご馳走様でした。 | ![]() |
ふと気づけば、先日7日にこのサイトも6周年を迎えた模様。いつもご来訪ありがとうございます。これからものんびりおつき合い頂ければ嬉しいです。
人生は驚きに満ちている ― 2005/08/11 23:41
もうかなーーーり前から髪を切らねば、切らねば、切らねばと思いつつ現在に至っていたので、お盆前に今度こそ髪を切ってすっきりするぞ!と朝から髪を洗い(美容院でシャンプーしなくていいように)昼過ぎに急行で10分の隣駅まで出掛け、まずは美容院と同じ並びの店で遅い昼食を食べ、コーヒーをお代わりしてのんびりしてからいざ美容院へ。
................お盆休みでした.......
いや、ちょっと考えないことはなかったけど。でもここの美容院はもともと予約を受けないから行く前に電話する習慣もなかったし...しかも休みは9日から12日まで。お盆って14-16日あたりじゃありませんでしたか。いやそれより、わたくし明後日の13日に帰省するんですよ。まあ何を言ってみても確認しなかった自分が間抜けなわけですけどねあはははは。出直してきます... その無念を晴らすため(←?)というわけでもないが、駅前のデパートに入っている靴屋さんでサンダルを買ってしまった。えらい安いのと+数千円のとどちらにしようか迷った挙句高い方を。正価だったらまず買わない値段が半額になっていたとは言え、想定していた額よりも奮発してしまったですよ。もう服飾関係の買物は当分しません。ええしませんとも。
しかし今日一番衝撃を受けたのは、夜見たNHK教育の『まる得マガジン・料理のイロハ』のキャベツの千切りの場面。先生がキャベツを外側、真ん中、内側(芯のある部分)と3つに分けて丁寧にかつ手際よくさくさくとんとん刻む...のはいいのだが、
先生、切ってる動作と音が全然合ってません!
それも単に「音が一瞬ずれてる」とかいうのではなく、何だか本当にばらんばらんだ。画面に映っている先生はリズミカルにさくさくさくさく切っているように見えるのに、音は「とんとんとん、すっとん、ざく、すとん」のように妙に不揃いに聞こえる。しかし先生の説明の声は場面と合っている。これは一体どういうことなのか。色々考えてみたのだが:
1. 先生は達人なのでトントン音を立てて切ったりしない。画面の外には実は弟子がいて、聞こえてくるのは(まだ未熟な)弟子がキャベツを切る音。
2. 音声の人が全く違う料理番組の音を一緒に流してしまった。
3. 実は料理番組は映像だけを撮っていて、先生の説明は後から画面を見ながら声優が吹き替え、音は音響さんが作っている。「キャベツの千切りの音」を担当した音響さんは新入りで、うまく画面と合わせる作業に失敗した。
4. 実は『料理のイロハ』はとある事情から日本→インド→ブルガリア→モロッコ→トリニダード・トバゴ→ニュージーランド→モンゴル→日本と電波が衛星中継で地球を一周して放送されており、音声が遅れまくる上に各中継地点を巡る間に様々な雑音が入ってしまう。一方先生はTV出演の達人でもあるので、説明は遅れを計算して早めにしており、結果お茶の間で見る際にはぴったり映像と合って聞こえる。
5. 実は『料理のイロハ』が収録されているスタジオには 何かいる。
さあ、答えはどれ!
................お盆休みでした.......
いや、ちょっと考えないことはなかったけど。でもここの美容院はもともと予約を受けないから行く前に電話する習慣もなかったし...しかも休みは9日から12日まで。お盆って14-16日あたりじゃありませんでしたか。いやそれより、わたくし明後日の13日に帰省するんですよ。まあ何を言ってみても確認しなかった自分が間抜けなわけですけどねあはははは。出直してきます... その無念を晴らすため(←?)というわけでもないが、駅前のデパートに入っている靴屋さんでサンダルを買ってしまった。えらい安いのと+数千円のとどちらにしようか迷った挙句高い方を。正価だったらまず買わない値段が半額になっていたとは言え、想定していた額よりも奮発してしまったですよ。もう服飾関係の買物は当分しません。ええしませんとも。
しかし今日一番衝撃を受けたのは、夜見たNHK教育の『まる得マガジン・料理のイロハ』のキャベツの千切りの場面。先生がキャベツを外側、真ん中、内側(芯のある部分)と3つに分けて丁寧にかつ手際よくさくさくとんとん刻む...のはいいのだが、
先生、切ってる動作と音が全然合ってません!
それも単に「音が一瞬ずれてる」とかいうのではなく、何だか本当にばらんばらんだ。画面に映っている先生はリズミカルにさくさくさくさく切っているように見えるのに、音は「とんとんとん、すっとん、ざく、すとん」のように妙に不揃いに聞こえる。しかし先生の説明の声は場面と合っている。これは一体どういうことなのか。色々考えてみたのだが:
1. 先生は達人なのでトントン音を立てて切ったりしない。画面の外には実は弟子がいて、聞こえてくるのは(まだ未熟な)弟子がキャベツを切る音。
2. 音声の人が全く違う料理番組の音を一緒に流してしまった。
3. 実は料理番組は映像だけを撮っていて、先生の説明は後から画面を見ながら声優が吹き替え、音は音響さんが作っている。「キャベツの千切りの音」を担当した音響さんは新入りで、うまく画面と合わせる作業に失敗した。
4. 実は『料理のイロハ』はとある事情から日本→インド→ブルガリア→モロッコ→トリニダード・トバゴ→ニュージーランド→モンゴル→日本と電波が衛星中継で地球を一周して放送されており、音声が遅れまくる上に各中継地点を巡る間に様々な雑音が入ってしまう。一方先生はTV出演の達人でもあるので、説明は遅れを計算して早めにしており、結果お茶の間で見る際にはぴったり映像と合って聞こえる。
5. 実は『料理のイロハ』が収録されているスタジオには 何かいる。
さあ、答えはどれ!
![]() | 実家から届いた南瓜となすとトマトで夏野菜カレー...のつもりだったのになんでこんなにおいしくなさそーに写るのだろうか。南瓜となすを先に焼いてから入れたり、割と手間はかかっているのだが(当社比)。撮影者の腕ですかそうですか。しかし今回カレーは冷えていても(冷めている、ではなく冷蔵庫に入れておいた本当に冷たいもの)おいしい、ということを確認。夏の作り置き惣菜にカレーが加わりました。 |
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