Christmas Craze ― 2005/12/25 18:02
今年も何とか間に合って作りました、ミンスパイ。しかし何だか出来が良くない...まあ味は変わらないけども見かけがかなりアレ。やはり何でもある程度余裕を持って作らないといいものはできないのですね。粉砂糖がほとんど襤褸隠しになってない辺りが哀しいです。今冬中にあと一回くらい作りたいなあ。ミンスミートが余ってるし。 | ![]() |
土曜日に買物に出たら物凄いことになっていて何事かと思ったら、今年はクリスマスが週末と重なったわけですな。全体的な人出も凄かったけどデパートのケーキ屋さんの前の恐ろしいこと。人気のケーキ屋さんは離れたところに「ケーキ事前予約専用」のスペースを設けてお客をさばいていた。なるほどこれなら狭い通常のカウンタが「すみません苺のデコレーションケーキ5号下さい!」「私予約したんですけど!いえ生クリームじゃなくてチョコレートの!」とかいう阿鼻叫喚の大混雑にならずに済むのだな...と思ったが、それでも普段は店内を悠然と歩いてらっしゃるような背広姿のおじさま方が「ケーキ最後尾」とかいうプラカードを持って所在なげにお立ちになってました。外の入口付近にもサンタやらトナカイやらの扮装のお兄さんお姉さんが声を張り上げてケーキやお酒を売ってらっしゃいました。皆さんお疲れ様です。そんな光景を見ながら自分はまたルピシアでヨーグルトとオレンジ風味の紅茶(実家用)を買って帰ってきたのだった。今年のクリスマスに初お目見えだったのだがなかなか爽やかでお気に入りです。
で、土曜日は何やかやしているうちに夕方になってしまって買物に出る頃はかなり空腹だったので、不精して久し振りにモスバーガーでお持ち帰りしてしまった。ちょうど混雑する時間帯に行ったのかこちらもかなり凄い状態。まあ別に急いでいるわけではないのでいいか、と番号札を持って待っていた。で、その間に気になったこと。姿は見えないのだが、厨房の奥の方で調理しているらしい女性の声がやたらと大きい。大きいだけではなくて何だか妙に威圧的。最初は注文がどんどん来ているから皆大変なのだな、と思ったが気になるのが特定の一人と気づいた時点から非常に気になり出す。何と言うのかな、皆同じように働いているのに一人だけ忙しがる人ってたまにいると思うのだが、そんな感じ?ただ忙しがるならまだいいが他の人に対して「そんなとこに立ってないでナントカカントカ!」とか「あー触らないで!」とか妙に棘がある言い方。とりあえず何を言うにも叫ぶ(と言うか声がでかい)のはなぜだ。
いやもしかするとその人以外の人が全員不馴れで手際が悪いとか、その人は他の人にずば抜けて優秀だとかいう情況なのかも知れないが、それにしたってただでさえ忙しくて皆てんてこ舞いなのにわざわざけんのある物言いで緊張感を高めることもなかろう。いやそれ以前にそのわーわーいってる声が店内に丸聞こえなわけですよ。そう思って見るからかも知れないが、厨房の奥から戻ってくる他の店員さんたちは何となーく無表情で殊更静かに淡々と仲間の店員さんと話しているような。さっき応対してくれたお姉さんも明るくていい感じだったのに。モスバーガーっておいしいとかできたてとかいうだけではなくて、店員さんが他のファーストフード店のようなマニュアル応対ではなく普通ににこやかなのが好感が持てるというのもあって好きなのに、これではイメージ落ちますよ。厨房の声が聞こえるのでも単に元気なだけなら全然気にならないけど。大方のお客が持ち帰りだったらしく一時の波が捌けても(わたしは波の一番最後辺りだったらしい)彼女のテンションは下がらないので、人が少なくなった店内に声が響く響く。...あの人と一緒のシフトになった店員さんたちは皆「あちゃー」と思っているのではなかろうか。モスバーガーって「お客様の声」ポストみたいなのってなかったっけ。今度さかっと投書して来ようかな。素敵なモスバーガーカムバック。いや問題なのは一人だけだと思うけど。
ところでこのクリスマスの時期、英BBCTVも色々特集番組を放送しているが、一番気になるのはDoctor Whoのスペシャル版。今日(25日)の夜に放送されるらしい。この間まで放送されていたシリーズで新しいドクターに抜擢されたクリストファー・エクルストン(Christopher Eccleston)がたった1シーズンでやめてしまったので(評判は良かったようなので制作側も予想していなかったらしい)、今回10代目ドクターのデイヴィッド・テナント(David Tennant)が初登場。でもこれも最終シリーズのラストシーンを見ると9代目ドクターと一応「同じ人」(?)ということらしい。上の頁の"The Regeneration"のビデオを見ると「9代目ドクターの死と10代目ドクターとしてのあっと言う間の再生」の感動的なような何じゃこらなような場面が見られる。
で、このクリスマス・スペシャルなのだが、タイトルもそのまま「クリスマスの侵攻(Christmas Invasion)」。クリスマスを狙ってまた「敵」が攻めてくるという設定らしいのだが、これが結構無気味。しばらく前からTVで予告が流れていたらしいが、その中でも個人的に相当怖かったのがここの頁の"Christmas Teaser 1"という予告。...いぃ嫌だ!これは物凄く嫌だ!Doctor Whoをご覧になったことがない方は良く分からないかも知れないが、歴代のドクターにはダーリック(Daleks)という共通の敵というか敵ロボット?がいて、なんか見た感じは鈍そうで、実際ぐりぐり回転しながら「殲滅セヨー(Exterminate!)」とか言いながらのたのた追い掛けてくるのだが、これが集団になるとかなり怖い。能力的に怖いというより(いや実際ビームに当たったりするとかなり危ないらしいが)形とか無機質的な質感とか変な声とか、何か神経に来る怖さ。で、この上のTeaser 1のクリスマスツリーはそのダーリックを模しているのだ。フツーのツリーと思っていたらいきなりぎゅいーんと回り始めて「殲滅セヨー」とか行って動き出したら、...嫌だーー!激しく嫌!泣きそう!!ダンダダーンダンダダーン♪ひょーわーお〜(Doctor Whoのテーマ)...と言うわけで怖いけどかなり見たいDoctor Whoスペシャル。9代目ドクターのシリーズも既にDVDになっているらしいけどどうせ日本の普通のプレイヤーでは見られないし、NHKとかでやってくれないかなあ。
しかし新ドクターのデイヴィッド・テナント、イロオトコじゃないですか。やっぱり変な奴みたいだけど。でも先代・今回と服装は普通ですね。以前の歴代のドクターは皆変なファッション(装い的に変じゃなくてもヴィクトリア朝風だったり時代に合ってない恰好)だったのに。
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