脱線また脱線 ― 2006/07/16 23:34
昨日の夜遅くに社会ニュース記事の検索をしていたら、ブログサイトのアクセスランキング?か何かの頁が引っ掛かってきて「ガットゥーゾ」の名前を目敏く見つけてしまったためにいつの間にか脱線しまくってW杯イタリア代表チーム関連のニュース記事検索タイムになっていた。まあよくあることですが(そうなのか)。で、そのガットゥーゾが決勝戦後に語ったらしいこんな談話。まあガッちゃんたら詩人ね。...と思ったら、別の記事では喜びのあまり芝生を食うガットゥーゾの話が。...急に消化不良でも起こしたんだろうか(猫草かい)。て言うかこの記事の見出しが凄すぎる。そして止めにこんな衝撃の写真。「はしゃぐガットゥーゾ」ってあなたこれ「はしゃぐ」の粋を超えてませんか。いや生中継の時も誰かが替えのパンツを持ってきてる場面が映ってたから「脱いだのかガッちゃん!」とは思ったけどしっかりはっきり現場(?)も映ってたのね(カメラマンが激写したのか)。まあ芝生を食うくらいならこれくらいするか。←そう...?ちなみに彼のパンツ、フジのアナウンサーはファンにあげた?とか言っていた。...貰ったファンは嬉しいのか...嬉しいんだろうな...でも普通あげるにしてもシャツじゃないか。さすがガッちゃん。
ガッちゃんも凄いが他のメンバーも凄い。イタリア代表公式サイトにあった写真、仲間がよそ向いてる隙に何しとんじゃのトッティ。更にこれ。王子様から占い師か何かに商売替えしたらしい。これどう見ても本気で何かになり切ってるんですが。目が座ってますよ王子。...しかしこのニッカンスポーツのサイト、よくこれだけ変な写真に物凄くふつーのキャプションつけられるなあ。わざとやってるようにしか見えないんですが。これとかね。ブッフォン大爆発、と思ったら背後のセキュリティ(向かって右)の人の頭も爆発してるし。
で、仕上げがこれでしょうか。ぱっと見には勝敗が決まった瞬間の明暗の対照を捉えた写真、なんだけどよく見ると歓喜して駆け出すもそれぞれてんでんばらばらな方向へ走るイタリア選手達。さらにこれ(この頁の17番目の写真)とか。昨日見たブログサイトではもっと全体を写した、一目でばらばら度が分かる写真が出てたけど、どこが出所か分からなくてリンクできないので残念。これも中継を見ていてピルロあたりが画面手前から急カーヴしてすっ飛んでったりしたのをどこ行くんだ!と思った憶えがあるけど、みんなそこまでばらばらだったのか。この選手達を一つにまとめたリッピ監督はスゴイかも知れない。何はともあれ愛すべきイタリア代表の皆さんお疲れ様です。フランスだったらここまで愉快な写真(と後日談)はなかったかもね。ビバイタリア。
![]() | バナナケーキのためにクリームとスペアミントを買ってきた。至福の味。作り立ても一度食べたけど、やはりこのタイプのケーキは一晩置いてからの方がしっとりしておいしくなります。砂糖は用心してレシピの2/3にしたけど充分甘い。控えてよかった。バナナがそんなに大きくなかったので、もう一本くらい入れてもよかったかな。バナナケーキとクリームも幸せだけどクリームとミントもたまらんです。昔ハーブどころかクリームも簡単に手に入らなかった田舎時代、生クリームにミントの葉を飾ってある写真などを見て爽やかな風味のもの+こってりクリームってどう考えても合わなそうだ、きっとあれは見た目のアクセントのためだけなんだと思ってたけど、実際初めて食べて物凄くおいしいのに感動した。後から考えるとそう言えばミントアイスクリームっておいしいしね...と思ったり。
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サンドウィッチと言うとパンに色々挟んだあれが真っ先に浮かぶが、押し寿司じゃあるまいしわざわざあれを作るために缶に押し込めて作るわきゃない。で、英国には丸いスポンジケーキを横にスライスして真中にジャムやクリームを挟んだヴィクトリア・サンドウィッチ・ケーキ(Victria sandwich cake)とかヴィクトリアン・サンドウィッチと呼ばれるもの(見た感じ日本のデコレーション・ケーキのてっぺんのクリームや飾りがないようなの)があるのは知っていたのでおそらくこれに関係があるのだろう、と思ったら、どうやらそうだったらしい。まずsandwich tinで検索してみたらこんな頁がヒット。これは底が外れるようになっているらしい。日本のスポンジケーキ型と似ているが、厚みがかなり少ない感じ。なるほどこれなら早く焼けるはずだ。ちなみにこの店ではcake pan になってるけどcake tinはこんな、loaf tinはこんな感じ。日本のパウンド型のように角がなくて取り出したり洗ったりが楽そう。
で、ついでにヴィクトリア・サンドウィッチ・ケーキも検索。以前にもこのスペースで触れたヴィクトリア朝時代のベドフォード公爵婦人アナが(こっそり)始めたお茶の習慣が貴族階級に広がり、ヴィクトリア女王も習慣にするようになった頃、女王のお気に入りのケーキの一つがこのサンドウィッチ・ケーキだったらしい。当時はパンで作るサンドウィッチのように手軽につまめるフィンガー・サイズにカットされたのと、見た通りケーキの間にフィリングがサンドウィッチされているのでこの名前になった模様。ちなみに歴史学者によると、女王の名前が冠されたのは彼女が夫のアルバート公を亡くして以来隠遁生活を送ったワイト島でのことだとか。バナナケーキのレシピを参考にした手元のThe Concise Mrs Beeton's Book of Cookeryのレシピでもそうだが、元々はクリームはなくてジャムかマーマレードを挟んだらしい。てっぺんはアイシング・シュガーなどを振り掛ける程度。日本のデコレーション・ケーキの作り方とは違って、同じ大きさのケーキ生地を2つ焼いて重ねるので厚みが少ないんですな。生地は小麦粉・バター・砂糖が同量なのでかなりしっとりして甘そう。
...とか面白くなってあちこち調べたけど、結局バナナケーキの型どうしよう。←一度作ったのでまた作る気一杯。ローフ型じゃ焼けるのに時間がかかるし。東急ハンズで見たら「角形ケーキ」とかいう型が割と浅かった気がするのでそれを買ってみようかな。それともローフ型は2サイズ持ってるので少なめに分けて入れて焼くとか。収納場所がないのであまり色々買い足したくないのもあるんだな。とりあえず明日別の店に見に行ってみよう。
何だかリンクだらけの記事になってしまった。なったついでにcake tinで引っ掛かってきた頁。実用と言うよりこういうのを集めるのが好きな人向けヴィンテージものらしいが、なぜわざわざ屋外で写真を...?しかもざるの上に載っかってませんか。外なのは色が分かるように?...どちらかと言うと食卓の上とかの方が雰囲気はいいと思うんですが。別に自分が買うわけじゃないのでいいけど。
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