何となく週末2006/11/12 23:58

土曜日は夕方になって日本出張中の友人から電話。やはり土曜も仕事だったらしく、新しい東京事務所候補地を見て回っていたそうな。夕ご飯に出られる?上司が一緒だけど、と言うのでえええボスとご一緒しちゃっていいのかないいのかなと思いつつ支度して友人のホテルのある浜松町に向かう。仕事を全部仕上げておいてよかった。ちなみに友人とそのボス(ドイツから一緒に来たのは二人だけらしい。本社の社長とか理事とかはそれぞれ別に来日した模様)は前日まで先月と同じ東陽町のホテルに宿泊していたのだが、土曜は部屋がなかったとかで浜松町の「ちょっとヘンなホテル(友人談)」に引越したらしい。何が変なのか後から聞いたら、着いてチェックインした途端に宿泊代を前払いさせられたらしい。「外国人のお客で払わずに逃げた人がいたのかな(友人談)」...そうかな。ちなみにこちらが浜松町に行くことに決めて電話を切った半時間ほど後、自宅を出る前にもう一度時間を打ち合わせるためにホテルのフロントに電話したら、20回近く鳴らしたのに誰も出なかった。友人の携帯電話の番号も聞いていたのでそちらにかけ直したが、確かにちょっとアレなホテルかも。

で、8時少し過ぎに現地到着。うちの地元からだと新宿で一度乗り換えて大江戸線の「大門」駅まで行けば地下でJR浜松町駅に繋がっているのを初めて知った。以前だったら多分山手線でぐるーっと回って行くしかなかったと思うので、新宿から15分というのはかなりの時間短縮ですな。ちょうど待ち合わせの改札口まで降りてきたところだった、という友人と地上に出ると、道路の向こう側にボスのTさん発見。最近まで日本に4年間住んでいたというのは友人から聞いていたが、ラーメンがお好きらしく友人がわたしを拾いに行ってる間にめぼしいラーメン屋さんを探しておられた模様。幾つか近辺を見たところ、ラーメン店はやたらと多い割に大半がカウンタしかなかったり非常に狭い。うーんまあラーメンじゃなくてもいいか、と選択範囲を広げて定食屋や居酒屋を見始めたら、「秋冬限定味噌ラーメン始めました」という看板が目立った店がたまたまラーメン店だった(最初居酒屋かと思ったら地下が居酒屋、一階がラーメン屋だった)ので、結局そこに入り皆で仲良く味噌ラーメン(Tさんは+餃子)をカウンタですする(テーブル席も幾つかあったけど結局カウンタ)。

食券を買う形式の店だったのだが、「トッピング:チャーシュー、ネギ...」とか別になっていたようだったので何も入ってないラーメンだけ先に頼んで後で入れるものを選ぶのかと思ったら、できあがった味噌ラーメンにしっかりとうもろこしとネギとチャーシューがどかんと入ってきました。別料金なのは「追加」てことだったらしい。まあボスがラーメン好きなんだし、ここはとりあえず面倒なことは言わずにおつき合いして久し振りに獣肉を頂くか...という覚悟(?)はしていたものの、あまりチャーシュー食べたくなかったらしい友人の分まで二枚も頂いちゃいましたよ。...最近気付いたんですが、もしかしてあなた「よく分からない時はとりあえず適当に頼んでおいて、食べ切れなかったらりあん(仮名)に食べさせよー」とか思ってませんか>友人。

ともあれ、友人のボスTさんは大変気さくで感じのいい方だった。ラーメン好きのせい(?)か伊丹十三の『タンポポ』の映画がお好きらしい。わたしはそれは観てないけど『お葬式』は観ました、と言ったらおおー知ってる知ってる!それも借りたかったけど近くのレンタルショップになかったんだよねー、とか。今思ったけどそれって日本にお住まいの頃の話だったんだろうか。その時はドイツの話かと思って「ドイツでも近所の店で普通に伊丹映画が借りられるのか...」と思ったけど。そもそもドイツにDVDレンタルショップって日本みたいにそこら中にあるのかな。今度友人に聞いてみよう。とりあえずTさん、ラーメンと餃子で満足なさったらしい。餃子は本当はマスタードで食べたかったらしいが、その店にはラー油と酢と醤油しかなかった。言われて気付いたが、確かにマスタードおいしいかも。豚肉って辛子が合うしね。ドイツ料理って豚肉料理も多いし、「ご飯のおかず」として餃子にラー油とか醤油とかをつけて更に味を濃くする食べ方より餃子そのものの味が引き立つかもね、などと思ったり。今度鶏肉餃子を作ったらマスタードで食べてみよう。

お腹も落ち着いたしビールでも引っ掛けるか(会話要約)、とすぐ近くにあったKirin Cityに入る。Tさんが日本在住の頃よく行った店(別の支店かもしれないが)らしい。キリンの店なので当然キリンビールが充実しているわけだが、最近黒だかブラックだかという新商品が出たそうで、二人ともそれを注文(わたくしはジンジャーエールですよ)。グラスに泡が「もこ」って感じに注がれているのを見て二人は「ビールはこうでなくっちゃねー」とおっしゃる。英国のパブなどではグラスの縁より上に盛り上がった泡を取ってしまうのがドイツ人にはおかしいらしい。それぞれの国で色々言い分があって面白いこと。二人とも新商品黒ビールをお気に召した様子。泡がおいしそうだったなー。アレルギーがなかったらなめさせてもらうのになーー。しくしく。

Tさんは一杯飲んで早めにホテルに引き上げ、わたしたちはもう少しのんびり。と思ったのだが、時間があったら見てもらおうと思って持って行ったカーディガン(先週着た時にうっかり引っ掛けて背中がほつれてしまった)を出すと、編み物好きな友人が張り切って直し始めた(家にあったかぎ編み棒も持って行ったので)。幸い糸が切れていなかったので引っぱられて詰まった部分を順々に直していけばいいらしいのだが、素人目にはおおおすごい直ってる!と見えても友人はなかなか納得行かないらしく熱中。まあその間色々お喋りはしていたが、結局「これで一度洗ってアイロンかければもっとよくなると思う」という段階でちょうど店の閉店時間になってしまった。はるばるドイツから来た人にカーディガン直しをさせてしまってすみません。ちなみに先に食べたラーメン、友人は実は「ぜんぜんおいしくなかった」らしい。昼間あまりお腹具合がよくなかったのもあって、こってり油っこ過ぎた模様。道理で食券を買う時「スープがついてないのはないのかなー」とか言ってたわけだ。どうやら焼きそばか何かをイメージしていたらしいのだが、ラーメン屋に行ってスープのない麺類を求めるのはそりゃフランス料理屋でおにぎりを探すようなもんじゃないでしょうか(←そう?)。まあボスが喜んでたしいい上司みたいだしよしとしましょう。

毎回何かしらお土産を頂いております。今回はクリスマス・ティーにクリスマスのお菓子(左の金色の缶)、前回来た時にわたしが使わせてもらって気に入ったアロエのハンドクリーム。日本にも輸入はされているらしく上野のアメ横とか表参道の大きなドラッグストアなどでは見かけたが、えらく高額だった。もっと安価で買えるドイツから普通サイズと特大サイズ2つも密輸(?)してもらっちゃいましたよ。ひと冬たっぷり使えるぞ。真中のは前回貰ったひつじミルクの石鹸。いや今小さくなってる石鹸がなくなったら次に使おうと思っているので、なくなる前に今一度撮っておこうかと。


で、明けて今日はコミティア...だったのだが、さすがに仕事明けで浜松町まで行ってラーメン食べて(←?)御前様で帰宅した翌日でちょっとしんどかったので今回は挫折。友人にチケットを頂いてたのに無駄にしてしまいました...おうおう。結局ほぼ一日ごろごろうだうだ過ごし、牛乳とパンを買いに夕方出たついでに駅前ルミネのカフェでご飯も食べてしまった。前菜とスパゲティとコーヒーのセット。季節の野菜ときのこのトマトスパゲティが予想外にたっぷりあって満足。味も良。前菜の「スモーク・ダックと胡桃のクロスティーニ」もおいしかった。スライスしたライ麦パンの上に胡桃入りのクリームチーズ(多分)を塗って、鴨スライスとセロリ、パセリが載せてある。そうかー胡桃をこういう風に使うのもいいなあ。今度やってみよう胡桃クリーム。パーティ・シーズンになると下の成城石井で鴨スモークが安くなるしね。料理が来るのを待っている間に何となく見始めた後ろの棚に入っていた英国の「外でごはんを食べよう」という本(ディスプレイのような感じで料理とかガーデニングとかインテリアの洋書が置いてある)が結構面白かった。バーベキューとかピクニックとか「庭でディナー」とか、そんなに手間がかからずおいしそうなレシピが盛り沢山。いいなああの本。またあの店に行ったら続きを読んでこようかな。