ぐったり ― 2007/01/13 23:57
![]() | 普通スコーンと言うと「クロテッド・クリームにジャム」なのかも知れないけど、料理に使って余った生クリームと伯母が送ってくれた苺があったので一緒にしてみた。この時期の苺はあまり自分では買わないのだが、甘いのね〜。確か「とちおとめ」だったかな。大きさもこれくらいが苺らしく可愛くて食べやすくて好き。何か間違ったみたいに大きくてごつごつしているのは、たとえ甘くても何だか手が出ない。怖くないですかあれ。 |
昨日は朝から晩までレゴ(うちのMac)が起動せず。正確に言うと機械は起動するけどOSが起きてくれないのだな。いつまで経ってもグレイ画面。頼むよ頼むよ...と何度も何度も何度も何度も何(以下略)再起動を繰返しつつ仕方なくアナログでもじょもじょ作業し、結局一番やりたくないとは言え背に腹は代えられないので久し振りに手書き原稿をfax。学生時代に買ったワードプロセッサもしばらく前に昇天なさったし、レゴが働いてくれないとなると取次先さんがわたくしのウツクシイポールペン字を見せられる(そしてそれをタイプし直す)羽目になるのだった。二回目くらいかなこの情況。こういう時日ペンの美子ちゃんとお友達になっておけば良かったと思う。とりあえず半分をfaxしてあと半分も仕方ない手書きか...と清書し直そうと覚悟を決めたところで、しばらくコンセントを全部抜いておいたレゴを繋ぎ直して起動してみたところ、 お目覚めですよレゴ様。 この時点で既に日付が変わろうとしていたが、とりあえず自分でも解読が怪しい下書きをタイプし直して保存。...この状態でシステム終了してまた朝起動しなかったら結局手書きし直す羽目になるので、つけたままで数時間仮眠、明るくなってから起きて見直し>メイル送信。ふう。
普段ならこれで終わりなのだが、こういう時に限って追加の仕事が入ってるんだね...てなわけで午後早くに当面の作業が終わった時はかなりアブナイ状態になっていたので、津波情報のニュースをつけっぱなしで数時間寝る。7時過ぎに起きてあー夕ご飯作らないと、と思った時は伯母からのコロッケがあったことに心から感謝しました。ありがとうありがとう。現在もう一件分の仕事が入っているので明日中に片付けないとならないのだが、まだあと一回分残っているコロッケで乗り切ります。細長いタッパウェアに職人さんが作ったかと思うようなきっちり同じ大きさのコロッケがみつしり詰まってるですよ。凄いぞ伯母さん。
しかし、やっぱり何か問題が起こるのはこの時期なのだな。12月半ば辺りにちょっと調子悪いかな、と思いつつ何とか使っていると、年が明けて油断した頃に来ると言う。今これを冬の「大いなる眠り」現象と名付けることにしました。ハードボイルドだなあ(何が)。気候とか空気の具合が影響したりするのかな。...まさかこの間出先で「うちのMacも時々起きなくなるけどだましだまし何とか使ってますよ〜はっはっは」とか話していたのにムッとしたとか(←誰が)。だましてないだましてない。毎日働いて下さってありがとうございます。心から感謝しております。これからもよろしく。目覚めはすっきりと一回でお願いいたします。←誰に言ってるの 実は昨日ようやく起動してからまだ電源を落としてません。
NHKの世界遺産の番組で、トルコのイスタンブールを特集していた。来週と2回連続でイスタンブールの模様。元々トルコはいつか行ってみたい国の一つだけれども、これでまたかなり行きたくなった。何と言ってもバザールが楽しそう。職人さん達がすぐ上でとんかん作業して銀製品とかを作っているのだ。そして店の店員さん達が各国語を操るらしい。リポーターの女性アナウンサーは(まあある程度編集はあるかも知れないが)次々と日本語で「こんにちはー、いかがですか時間を費やしてご覧下さいね」とか「うちは薄利多売ですからー」とか「日本語がお上手ですね」と言われるとすかさず「お陰様で〜」とか、もはや片言とかいうレヴェルではなく何でこの人達こんなに日本語堪能なんだ!て位の呼び込みをされていた。何でも、一年くらい学校に通って各国語を勉強してそういう店に勤めるのだとか。イスタンブールにはよほどいい日本語学校(他の言語もかも知れないけど)があるに違いない。
そして、お店でちょっと時間をかけて見ようかな、と思うとお茶を出してくれるらしい。しかも「ちょっと待って下さいね」と奥に行って無線らしきものに何事か言うと、5分くらいでおじさんがチャイを出前してくれる。近くの店から一々運んで貰うとか。いいなーいいなー←これでかなり行きたくなった。トルコ語はぜんっっぜんできないけど、旅先で現地の人とお喋りするのは大好きなのでこれは魅力だ。そしてトルコはイスラム教国という印象があったが、結構キリスト教徒も多い(全国の割合的には少ないだろうけど)らしい。銀細工工房の職人さん達も宗教も人種も物凄く様々。オスマン‐トルコ時代に周辺諸国から広く人材を集めたり異教徒を取り込んだりしたためらしい。イスラム教徒とキリスト教徒の職人さん達がお茶飲んだり片方は断食したり、断食が終わると皆一緒にごはん作って食べたり(日没前から調理を始めて料理を並べて「あと一分」とか言って待っている)。「信じるものが違うだけです。お互いを尊重しあえばいいんですよ」という職人のおじさんはカッコイイ。皆こんなふうに考えられればいいのにね。
![]() | こちらはクロテッド・クリーム。スコーンのレシピは実家の母から奪ってきたコンサイス版ビートン夫人の料理本(The Concise Mrs.Beeton's Book of Cookery)。これは基本的なプレーンだけど他にもドライフルーツとかチーズとか色んなものを入れたスコーンが載っている。そういうタイプになると単体で食べられるのでもう少しテクスチャが違うのかな。甘味のないこれは外側がばりっとドライ、中はもふっとややしっとり。そう言えば少し前にBBCでビートン夫人のドラマを放送していたようだったが、日本では...やらないだろうな。ちょっと興味あるんだけど。 |
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