混乱 ― 2007/05/04 23:58
あのう、今日が「みどりの日」ですって? ゑゐ? 5月4日って「黄金週間」の連休を繋げるためにふつーの日を無理矢理「国民の休日」とかいって休みにしちゃった日じゃありませんでしたっけ。えーとこれも今年から?しかしもともと昭和天皇との関連で「みどり」だった(はず)のに日を動かしちゃったら何でいきなりみどりなのか必然性が見えなくなるような。いや、別に休日にしたきゃすればいいけど、とってつけたような「記念日(?)」をわざわざ新しく作るとか、日を移動までさせるってなんかこう...何がしたいんだ政府、としか思えないんですが。も、いいんじゃないのこの日もその日もあの日も全部「国民の休日」で。いっそ5月の半分くらい「国民の休暇」にするとか。個人的には無理矢理5月の初めを休みだらけにするよりは、週末以外全く休日のない翌月に1,2日ばらけさせた方が働く人にはいいんじゃなかろうかとも思うけど。
とか言いつつふと検索したら、こんな頁がヒット。内閣府の大臣官房管理室(誰が何をする部署なのかよく分からん)の頁らしい。...「国民の祝日」の規定がそれぞれ書いてあるのだが、 なんかこう色々突っ込みどころは多いような気がするけど、「こどもの日:こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。」 えっ。 こどもの日に母に感謝してる子供がどれだけいるんだろうか。ていうか母、大抵の家庭ではこの日って「子供を喜ばせるため」に普段の5倍くらいの仕事を(世間の盛り上がりに)強いられてるんじゃなかろうか。春分の日の「自然をたたえ、生物をいつくしむ」てのもよく分からん。元々春分の日も秋分の日も皇霊祭だったわけだから、どちらも「祖先をうやまい亡くなった人々をしのぶ」じゃないんだろか。
そしてやっぱり一番分からないのが「昭和の日」。「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」...いや、確かに昭和の時代は世界大戦があり急激な近代化がありあれやこれやあったけど、それ以前の他の時代を生きた人達にとってはそれぞれ激動の時代だったわけだし、「昭和が(国民の休日に値するほど)特別な時代」と感じるのは昭和に生まれた人達、と言うか現在エラくなってる人達くらいなのでは。今小学生とかこれから生まれてくる人達に「昭和は云々」て言っても単なる過去の時代でしかないし。戦争の教訓などを風化させないという姿勢は大切だろうけど、それだって「日本」「昭和」に限定するよりもっと広い視点から見た方が、昭和を全く知らない世代には捉えやすそうだ。この休日の決め方からすると、今の政府は新しい休日を制定しても長く続けるつもりはないのだろうか。先日も書いたけど100年後に「昭和の日」て言っても誰も分からないだろうし、精々数十年くらいでまた「ゴールデンウィークのために」新しい休日を作るのかな。にしても、この休日の規定(第2条)を見ていると何だか国国国ってちょっとキモチワルイ。
更に、第3条の2、「「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする」 は? 一瞬意味が分からなかったのだが、つまり同じ頁の一番下にある来年再来年のこの時期のカレンダーの状態なわけですよ。以前は祝日が休日とぶつかった時だけ次の日に振り替え休日、だったのが、今度は場合によっては3日も前の祝日も振替え休日にできちゃうという。更に更に3条の3、「その前日及び翌日が「国民の祝日」である日(「国民の祝日」でない日に限る。)は、休日とする」 へ? だったらわざわざ4日を祝日にする必要ないじゃん。3日と5日が祝日なら間の4日は普通の日でも休日になるってことでしょ?それともわたくしが何か間違って理解してますか。 ばか? いや、こんなにばかすか国民を休ませて何がしたいんだろう。ていうか、この間ニュースで見た「昭和の日」の催し、「昭和」と言えばこんな感じだよね〜いま流行りだしね〜と安易に解釈したどこかの自治体が早速便乗したのかと思っていたら、あれって政府関連イベントだったのか...
とか言いつつふと検索したら、こんな頁がヒット。内閣府の大臣官房管理室(誰が何をする部署なのかよく分からん)の頁らしい。...「国民の祝日」の規定がそれぞれ書いてあるのだが、 なんかこう色々突っ込みどころは多いような気がするけど、「こどもの日:こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。」 えっ。 こどもの日に母に感謝してる子供がどれだけいるんだろうか。ていうか母、大抵の家庭ではこの日って「子供を喜ばせるため」に普段の5倍くらいの仕事を(世間の盛り上がりに)強いられてるんじゃなかろうか。春分の日の「自然をたたえ、生物をいつくしむ」てのもよく分からん。元々春分の日も秋分の日も皇霊祭だったわけだから、どちらも「祖先をうやまい亡くなった人々をしのぶ」じゃないんだろか。
そしてやっぱり一番分からないのが「昭和の日」。「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」...いや、確かに昭和の時代は世界大戦があり急激な近代化がありあれやこれやあったけど、それ以前の他の時代を生きた人達にとってはそれぞれ激動の時代だったわけだし、「昭和が(国民の休日に値するほど)特別な時代」と感じるのは昭和に生まれた人達、と言うか現在エラくなってる人達くらいなのでは。今小学生とかこれから生まれてくる人達に「昭和は云々」て言っても単なる過去の時代でしかないし。戦争の教訓などを風化させないという姿勢は大切だろうけど、それだって「日本」「昭和」に限定するよりもっと広い視点から見た方が、昭和を全く知らない世代には捉えやすそうだ。この休日の決め方からすると、今の政府は新しい休日を制定しても長く続けるつもりはないのだろうか。先日も書いたけど100年後に「昭和の日」て言っても誰も分からないだろうし、精々数十年くらいでまた「ゴールデンウィークのために」新しい休日を作るのかな。にしても、この休日の規定(第2条)を見ていると何だか国国国ってちょっとキモチワルイ。
更に、第3条の2、「「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする」 は? 一瞬意味が分からなかったのだが、つまり同じ頁の一番下にある来年再来年のこの時期のカレンダーの状態なわけですよ。以前は祝日が休日とぶつかった時だけ次の日に振り替え休日、だったのが、今度は場合によっては3日も前の祝日も振替え休日にできちゃうという。更に更に3条の3、「その前日及び翌日が「国民の祝日」である日(「国民の祝日」でない日に限る。)は、休日とする」 へ? だったらわざわざ4日を祝日にする必要ないじゃん。3日と5日が祝日なら間の4日は普通の日でも休日になるってことでしょ?それともわたくしが何か間違って理解してますか。 ばか? いや、こんなにばかすか国民を休ませて何がしたいんだろう。ていうか、この間ニュースで見た「昭和の日」の催し、「昭和」と言えばこんな感じだよね〜いま流行りだしね〜と安易に解釈したどこかの自治体が早速便乗したのかと思っていたら、あれって政府関連イベントだったのか...
![]() | とりあえず、今日のうちのみどり。届いたこごみがなくならないうちに次の便が来るので、毎日食べて親しんでます。ええ、その恩恵にそりゃもう感謝してますともさ。 |
![]() | 東急の地下を出ようとしたらふと目が合ってしまった(どこに目が)柏餅。どうも未だに「みそ」というのに慣れなくて(好きじゃないわけではなく、東京に出てくるまで柏餅にみそあんがあるのを知らなかったので)やっぱり普通の(?)こしあんとつぶあんを買ってしまうわけですが。 |
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