好みの問題2007/07/27 23:59

駅前のルミネに入っていたアンデルセンが10日に閉店して以来、10月に専門店ビルとして新装開店する向かいの東急ビルに再開店(?)するまでパンをどこで買おうと悩む毎日。手っ取り早いところだと東急地下に入っているサンジェルマンがあるのだが、ここのパンは個人的にどうもそそられない。甘くない、または調理パン以外はほとんど食パンとフランスパンしかないし、その食パンには尽くゼラチンが入っている。普段牛豚肉/同由来製品を避けているのもあるが、なぜ食パンにゼラチンが必要なのか自分には皆目分からないだけに無気味で買えない。舌触りがよくなるとか何かあるのだろうか。どちらにしても「ふわふわもっちり」な食パンを毎朝食べたいと思う人間ではないのでやっぱりそそられない。で、同じ階に入っているナチュラルハウスにも少しパンが置いてあったのを思い出して行ってみた。 甘かったりレーズン入ってたりするものを除外して(て元々そんなに種類がなかったけど)残った2種類のうちの一つが「白神酵母(白神山地で発見された野性の酵母)パン」。ちょうど少し前に見たTV番組で白神酵母を取り上げてこれはイイ!すごくイイ!(要約)と言っていたので興味がわいたのもあり。

...が。...いや、うん。味はええ、普通にパンです。や、おいしいと思います。でもこの、皮ぺらぺらぐにぐに、中ふわんふわんむにょんむにょん、てのがこう...赤ちゃんとかお年寄りにはいいかも知れない。いや好きな人はきっと多いんだろうと思う。でも単純に自分の好みじゃない。


がっかりしつつ消費したところで、そうだ小田急の駅まで行けば小田急デパートの地下にトロワグロが入ってるじゃないか、と思い出す。今まですっかり忘れてました。毎日の買物で小田急まで行くことってほとんどないし。人は普段狭い世界の中で生きているものですね(←極端に世界が狭い)。

で、ライ麦入りのこんなのを購入。そうそうこういうどっしりしたのが好きなのよ。これにしてもアンデルセンで買っていたものにしても、本当は朝食よりは料理と一緒に食べるパンだと思うが、わたしはこういうのにバターを塗って朝食べるのが好きなのだった。しかし2,3日置きにパンを買うので、毎回小田急まで行くのもちょっと面倒...って東急から小田急まで歩いて5分もかからないけど。でもやっぱりアンデルセンのクラフトコーンブロートがいいなー。2カ月強の間、パンで悩む日々が続きそうです。


更に、折角久し振りに小田急の地下に行ったので、ずっと気になっていたジーゲスクランツ(勝手につけた愛称:ぱおーんの店、ロゴで旗持って飛んでる(?)象がいかにも「ぱおーん」て感じなので)の「釜ケーキ」を奮発してしまった。信楽焼の釜の中にケーキが入ってるですよ。

こんな箱を開けると、


こんな釜が出てくる。「この商品は釜めしではありません 冷やしてお召し上がり下さい - ジーゲスクランツ作 - 」


蓋を開けるとケーキ。釜の縁にちゃんと象がいる。


で、肝心のケーキの味ですが。   ううむ。ちょっと予想と違ったかも。おいしいおいしくないのレヴェルとはまた違うのだが、今一つ繊細さと言うかひねりが欲しかったような、全体的な一体感を求めたいような。一番上が「のっかってます」て感じのふかふかのチョコレートスポンジ、底にまたチョコレートスポンジ(これはクリームの下にあるのもあってしっとり)、その間がどーんとクリーム、でクリームの中に塊のチョコレート(スウィート/ミルク/抹茶の三種)がごろごろ入っていて、少なくとも自分にはちょっとくどい。甘さ自体はあっさりなんだけど素材の組み合わせとその比率的に。「うわぁケーキに生チョコレートが入ってる、豪華♪」と思う人には受けるのかも。栗パイは好きなんだけどな。

何だか無駄に写真が多くて済みません...