誕生日ディナー ― 2009/11/04 23:58
月曜はまたもや友人Sのお宅に行っておりました。彼の誕生日だったので「皆を呼んで気楽な夕食を作るからおいで」と呼んで頂いたです。翌日が休日というのもあったと思うけど...けど、大方が勤め人のメンバーの中にあってわたしだけが家で働く人間だったので、月曜日中ひたすら仕事>夕方から出かける>午前様で帰宅してもう少し仕事>数時間寝てまた朝から晩まで仕事、というなかなかハードなスケジュールになっておりましたよ。翻訳の納め先の会社は祝日は休みだけど、一旦原稿が入ってしまえば翻訳者と校正者はとにかくたったか訳してたったかチェックして後は客先に納めるばかりにせねばならないわけです。そのかわり米国から記事が入ってくる当日が(日本の)祝日だと、それが客先から送られてくるのも休日明けになるけども。本国の記事が何だか分からん理由で延々遅れてるとまだ来ないのか?今日も来ないのか??と出かけるのもままならず待機状態だったりするし。振り回されるわたしたち。まあうちの場合一回分の仕事量がそう多くない(長くて丸三日強籠りきりになる程度?)ので、一カ月間ほとんど午前様とかいう会社勤めの人なんかに比べたらもう全然大変じゃないですが。
とか何とか言いつつ、誕生日ディナーは大変おいし楽しゅうございました。メンバーは総勢10人。友達多いです>S。でもほとんどの人は既にわたしも顔見知りなのでくつろぎ率100%。メニューは魚のクリームスープ(鱈と鮭、カレー風味。コリアンダーが効いてておいしかった)とトマトソースのペンネ(アンチョビとケイパー入り)。始まったのが遅かったため(やはりお勤めの人は皆8時過ぎてからぼちぼち集まってきたので)パスタの時間には自分的に時間切れになってしまい、ごめん帰らないと〜、と言ったらSが大きな密封容器にお持ち帰りパックを作ってくれた。お母さんですか。うふふまだあったかい!とかにまにましながら(怪しい人)電車で帰り、帰宅後もう一度軽く温めて冷蔵庫にあったパルミジャーノ・レッジャーノの塊を削って掛け、仕事しながら頂いたらこれがまたおいしかった。ソースを時間を掛けて煮込んであるので旨味が凝縮されて大層いいお味。残りは翌日(昨日)のお昼に頂きました。ありがとうありがとうS。Sだって普通に会社に行って、特に今忙しい時期なのにね。
ちなみに、映画やドラマなんかにも最近は出てそうだけど、日本の場合誕生日と言うと本人はそれこそお誕生席に座って皆がお祝いしてケーキも用意してくれてプレゼントをくれる、という感じなのに対して、欧米の場合は本人が一番忙しい。友人達を招待するのもディナーを用意するのも本人なのが普通だと思う。ごく親しい友人しか誘わない(と思う)ので、今回のSの場合のように肩肘張らない和気あいあいの雰囲気なのが大半だと思うけど、『ブリジット・ジョーンズの日記』なんかでは確か正装(少なくともブリジット本人はドレスか何か着てたような)+ばりばり本格的なディナー+気合いの入りまくったデザートを計画していたような。映画は観てないけど原作は確かそんなだった。プレゼントも別に「あげなければならない」ってものではないようで、つまりは本人:皆が自分の誕生日に一緒においしいもの食べてくれたら嬉しいな!友人:おめでとー!!て感じでわやわややるのが正解らしい。まあ、(ブリジットはともかく)やたら張り切っちゃう人で招待状なんかも出しちゃう&誕生日ディナーを楽しみにしてて下さいませね!なんて場合は、呼ばれる方もプレゼントあげないと気まずいかもね。
...上の↑を書いて思い出したが、そういえば自分にも一度だけありました、やたら張り切った誕生日パーティのお誘いに困った経験。英国に語学留学していた際、同じ英語コースとは言ってもクラスも違うし寮の場所も離れてるし一対一ではほとんど話もしたことのない女の子からいきなり「○○日の土曜日はぜひ私のお誕生パーティに来てね!」とやたらファンシー(封筒入り&飾り文字で「正しい英文手紙の書き方」みたいな文体の)な招待状を頂いて???となった。正直苦手な人だったので、まだ時間があったのを幸いその間にちょっとしたプレゼントだけ買って、ファンシーちゃん(仮名)のお誕生パーティの週末はあいにくロンドンの友人のところに行く約束になってるから(しょっちゅう行ってたので嘘ではない)出られないけどごめんね!と、出席した友人(本当は彼女もあまり行きたがっていなかった。一人逃げてスマヌ)にプレゼントとカードを託した。後で友人から、ファンシーちゃんはわたしのプレゼントを大層喜んでくれたと聞いて(確かその後本人からも直接お礼を言われたような)ちょっと罪悪感。...実はそのプレゼント、密かな皮肉が込められたものだったので。いやものとしては単純に綺麗だし、普通に仲のいい友人になら何の他意もなく純粋にプレゼントしたかも知れないものなんだけど。何をどういう意味でプレゼントしたかは、書くと「うわー性格悪!」と思われそうなので内緒です。何にしても、記念日はやはり気心の知れた人たちと気さくに過ごすのがいいよねと思います。ええ。
話が逸れたが、Sのマンションに行った日は結構雨が(風も?)凄かったものの、家を出る頃には収まって見事な月が出ていた。それに騙されて「明日は晴れだしもう雨は降らないな!」と傘を置いて出たら、S宅の最寄り駅についた途端雨風ですよ。14階のSの部屋に着くとますます凄いことに。S宅で飲み物を頂きつつ皆と(この時点でわたしを入れて6人)色々話していたら、バルコニーにある買ったばかりらしい鉢植えが「椿か山茶花か」という話になった。Sは「椿(camelia)だよ」と言っていたのでそうかと思っていたら、友人のYさんは「えっあれは山茶花だよ」という。既に暗くなっていたし、何しろ雨風がすごいことになっているので部屋からは今一つはっきり確認できない。ので、気になったわたしがバルコニーに出て確認してみることにした...ら、こんなこと↓に。非日本人が多かったのであめこみ調にしてみました。字がアルファベットなだけで全然そう見えませんか。
とか何とか言いつつ、誕生日ディナーは大変おいし楽しゅうございました。メンバーは総勢10人。友達多いです>S。でもほとんどの人は既にわたしも顔見知りなのでくつろぎ率100%。メニューは魚のクリームスープ(鱈と鮭、カレー風味。コリアンダーが効いてておいしかった)とトマトソースのペンネ(アンチョビとケイパー入り)。始まったのが遅かったため(やはりお勤めの人は皆8時過ぎてからぼちぼち集まってきたので)パスタの時間には自分的に時間切れになってしまい、ごめん帰らないと〜、と言ったらSが大きな密封容器にお持ち帰りパックを作ってくれた。お母さんですか。うふふまだあったかい!とかにまにましながら(怪しい人)電車で帰り、帰宅後もう一度軽く温めて冷蔵庫にあったパルミジャーノ・レッジャーノの塊を削って掛け、仕事しながら頂いたらこれがまたおいしかった。ソースを時間を掛けて煮込んであるので旨味が凝縮されて大層いいお味。残りは翌日(昨日)のお昼に頂きました。ありがとうありがとうS。Sだって普通に会社に行って、特に今忙しい時期なのにね。
ちなみに、映画やドラマなんかにも最近は出てそうだけど、日本の場合誕生日と言うと本人はそれこそお誕生席に座って皆がお祝いしてケーキも用意してくれてプレゼントをくれる、という感じなのに対して、欧米の場合は本人が一番忙しい。友人達を招待するのもディナーを用意するのも本人なのが普通だと思う。ごく親しい友人しか誘わない(と思う)ので、今回のSの場合のように肩肘張らない和気あいあいの雰囲気なのが大半だと思うけど、『ブリジット・ジョーンズの日記』なんかでは確か正装(少なくともブリジット本人はドレスか何か着てたような)+ばりばり本格的なディナー+気合いの入りまくったデザートを計画していたような。映画は観てないけど原作は確かそんなだった。プレゼントも別に「あげなければならない」ってものではないようで、つまりは本人:皆が自分の誕生日に一緒においしいもの食べてくれたら嬉しいな!友人:おめでとー!!て感じでわやわややるのが正解らしい。まあ、(ブリジットはともかく)やたら張り切っちゃう人で招待状なんかも出しちゃう&誕生日ディナーを楽しみにしてて下さいませね!なんて場合は、呼ばれる方もプレゼントあげないと気まずいかもね。
...上の↑を書いて思い出したが、そういえば自分にも一度だけありました、やたら張り切った誕生日パーティのお誘いに困った経験。英国に語学留学していた際、同じ英語コースとは言ってもクラスも違うし寮の場所も離れてるし一対一ではほとんど話もしたことのない女の子からいきなり「○○日の土曜日はぜひ私のお誕生パーティに来てね!」とやたらファンシー(封筒入り&飾り文字で「正しい英文手紙の書き方」みたいな文体の)な招待状を頂いて???となった。正直苦手な人だったので、まだ時間があったのを幸いその間にちょっとしたプレゼントだけ買って、ファンシーちゃん(仮名)のお誕生パーティの週末はあいにくロンドンの友人のところに行く約束になってるから(しょっちゅう行ってたので嘘ではない)出られないけどごめんね!と、出席した友人(本当は彼女もあまり行きたがっていなかった。一人逃げてスマヌ)にプレゼントとカードを託した。後で友人から、ファンシーちゃんはわたしのプレゼントを大層喜んでくれたと聞いて(確かその後本人からも直接お礼を言われたような)ちょっと罪悪感。...実はそのプレゼント、密かな皮肉が込められたものだったので。いやものとしては単純に綺麗だし、普通に仲のいい友人になら何の他意もなく純粋にプレゼントしたかも知れないものなんだけど。何をどういう意味でプレゼントしたかは、書くと「うわー性格悪!」と思われそうなので内緒です。何にしても、記念日はやはり気心の知れた人たちと気さくに過ごすのがいいよねと思います。ええ。
話が逸れたが、Sのマンションに行った日は結構雨が(風も?)凄かったものの、家を出る頃には収まって見事な月が出ていた。それに騙されて「明日は晴れだしもう雨は降らないな!」と傘を置いて出たら、S宅の最寄り駅についた途端雨風ですよ。14階のSの部屋に着くとますます凄いことに。S宅で飲み物を頂きつつ皆と(この時点でわたしを入れて6人)色々話していたら、バルコニーにある買ったばかりらしい鉢植えが「椿か山茶花か」という話になった。Sは「椿(camelia)だよ」と言っていたのでそうかと思っていたら、友人のYさんは「えっあれは山茶花だよ」という。既に暗くなっていたし、何しろ雨風がすごいことになっているので部屋からは今一つはっきり確認できない。ので、気になったわたしがバルコニーに出て確認してみることにした...ら、こんなこと↓に。非日本人が多かったのであめこみ調にしてみました。字がアルファベットなだけで全然そう見えませんか。
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まだ蕾だったので、それを確認しようと手を伸ばした瞬間にぐおーと凄い風が来ましてね。思わず椿(?)を掴んだら一緒に煽られて吹っ飛ぶかと思いました。背の高いものはSが先に紐か何かで手すりに固定しておいたようなので、倒れはしなかったんだろうけど。最初に着いた頃に部屋の中から隣の椰子の木がびゅーびゅー吹かれるのを見て「なんかその前で台風中継でもしたくなるような図だね」とか話していたのだが、この↑瞬間の自分は期せずしてまさにそんな状態だったらしく、部屋の中で見守っていた皆は大受けしていたらしい。雨はそれほどでもなかったけどとにかく始終風にぶわぶわ煽られるわ髪ももっさもさになるわでかなり動揺して部屋に逃げ帰ったが、鉢植えは見た感じ椿のようだったけど花が開いていないのでいまいち分からなかった。早い時間にYさんが見た時は開いていて山茶花のように見えたらしいので、夜になったのと雨風のせいで閉じたのかな。 ちなみに、バルコニーのサッシを開けて中に入るとき、もさもさになった髪を手ぐしでわさっと直したのだが、しばらく後に遅れてきたメンバーに「さっきりあん(仮名)が凄いことになってた」と先着組が説明した際(orz)、その場にいたMさんに「いや、でもあんなに吹っ飛ばされて凄いことになってた髪が『ふ〜』と部屋に入ってきた瞬間何もなかったように元に戻ったのも驚いた」と言われた。ストレートなので確かに直しやすいかも知れないけど、Mさんの隣にいたCさん(ウェールズ人)がその「一瞬で元通り」の様子を見て「Amazing!」と叫んだそうな。なんか漫画みたいな人ですかわたし。 結局帰る頃には雨もほとんど止み、地元に着いても濡れずに帰宅できたのでよかったけど、何だったんでしょうかあの嵐状態。 ...そして、帰宅してSのお弁当を開け、食べる前に写真!と思った瞬間カメラをS宅に忘れてきたことに気付きました。スープとか何枚か写真を撮ったんですが。数日中にカメラを取りに行くので戻ってきたら写真を挙げます... |
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