怒濤の週末 ― 2010/05/23 15:48
この週末は両親が上京していたので、都心と行ったり来たりしておりました。本来の目的は実家の仕事関係で、毎年大体この時期に父が静岡の問屋さんに新茶の仕入れに行っているのだが、どうやら来年からこの仕入れ出張も弟が引き継ぐことになり、これまで父が単身で行っていた静岡も一応最後になるので、一度母も一緒に連れて行ってみようかいということになったらしい。で、水曜木曜と静岡に二泊した後、金曜の午前中に上京して都心に一泊するので、必然的にわたしがにわか東京ガイドになるわけです。都内の叔父達とも連絡したようだけど、南瓜叔父はちょうど週末まで出張が入っていて今回は不参加。以下だらだら長いです。
で、次の土曜日は朝6時起きでホテルのロビーに9時待ち合わせで合羽橋でお買い物ですよ。両親はそれぞれお菓子作りの趣味に邁進しているので、製菓用調理器具が欲しいわけですよ。通りの最初の方を何件か見て、母はシリコン製のマドレーヌ型諸々、父は琺瑯のミルクパンとかセルクル型(スコーン作りたいとか何とか)諸々をいわゆる大人買い。買い物籠にたっぷり2つ分を地方発送して頂きました。昼頃に東京駅に行き、八重洲地下街でお昼を食べ、弟の分も合わせて向こうで夕食に食べるお弁当と『銀の鈴人形焼き』を買い、新幹線改札口で送り出す。 疲れた... や、まあ楽しかったようで何より。ちなみに前日買ったケーキやら何やらは、土曜日の朝食代わりに全て平らげたとか。ホテルのダイニングに朝食を食べに行ったところ、泊まりあわせた外国の団体さんが長蛇の列でとても待っていられなかったらしい。ケーキが無駄にならなくてよかったこと。
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とりあえず昼前に東京駅(待ち合わせの定番『銀の鈴』ですよ)で待ち合わせ、一応前日に手持ちのガイドブックで見ておいた丸ビル5階の東南アジア料理の店に行ってみた。写真はわたしが頼んだパリパリ鶏のチキンライスとかそんな感じのもの。味はそれなりにおいしかったけど自分には味付けが濃過ぎたかも。そして運ばれてきた時点でパリパリではなかったのでちょっとがっかり。両親はチキンカレーを頼んだが、えらく辛かったらしい。店内の大きなテーブルに白いカサブランカが沢山飾られていて、ずっといい匂いが漂っていた。 わたしが引っ越して間もなかったし、当初の初期費用やら何やらでかなり援助もしてもらったので、せっかくなので新居も見てお行きよと食後は三人でうちの地元へ。母は好奇心旺盛で何でも見たい方なので苦もなくてってけ歩くが(しばしば全く分かってないのに目的地と正反対の方へてってけ歩くけど)、面倒臭がりの父があちいとか遠いとか色々煩い。確かに東京30度超えでえらい暑い日だったけど。しばらくうちでお茶など飲んで、まーいい引っ越し先でよかったよかったと都心に引き返す。両親が宿泊する飯田橋のホテルに向かう途中、ホテルのすぐ前のインド(&パキスタン)料理屋さんでちょっとメニューを見ていたら中からすかさずなかなか精悍な感じのおじさんが現れ、「おいしいですよ〜夜はカレーの種類も多くて天麩羅もありますよ」と10%割引券を下さった。 チェックインして部屋でくつろぐ...間もあまりなく、もう一人の叔父が後から夫婦で来るからと母が「ビールとかちょっと甘いものとか買いに行く」と言い出す。ホテルの部屋の冷蔵庫は、改装増築してから自分で好きなものを買ってきて入れるシステムにしたらしく中は空っぽなわけです。去年あたりに来た時に一階のダイニングブッフェ側にコンビニエンスストアがあったのを記憶していたので、父が早々にお風呂なんか入ってる間に母と一階に行ってみる。缶ビール数本とおつまみ(と自分達が夕食までにちょっと食べる甘いもの)くらいなのかと思ったら、なぜかコーラとかフライドポテトとか空揚げとか買い始める母。更にダイニングの入口にあるベーカリーでケーキをやたらと買う。どうするんですかそれ。母「今少し食べて、残りはMさん(叔父の奥さん)にあげるの」 そうですか。予想外の(少なくとも自分的には)大荷物を部屋に持ち帰ると、早速さかさかケーキとかポテトとかコーラとか出し始める母。あのー、ポテトは叔父達のビールのつまみだったんじゃ。 自分が食べたかったんですね。自分がポテトと空揚げ食べるためにコーラ買ったんですね。昼のカレーが辛過ぎて残したのでお腹が空いたらしい。更にわたしが食べたチョコレートケーキの上に載っていた飾り(砕いたナッツ類をカラメルで板状に固めたもの)がおいしいよ、と言ったら、もう一つあった同じケーキに載ってたそれを父が食べていた全く違う種類のケーキに載せ、いらんと言われたらまたチョコケーキの上に戻す母。別のケーキの生クリーム付いてますけど。 叔母さんにあげる気全然ないですね。 とか何とか言いつつ叔父に連絡したら少し遅くなりそうだったので、夕食は待たずに三人でさっきのインド料理屋さんに行くことになった。ここのホテルは実家の仕事関係の組合で割引がきくため昔から利用しているのだが、レストランもほとんど変わっていないし結構な値段だし至れり尽せり過ぎて今一つ寛げない(すき焼を着物のお姉さんがわざわざ一種類ずつ焼いて取り分けてくれるとか)ので、最近は外の店で食べることが多い。ホテル自体は応対も気持ち良くて好きなんだけども。で、このインド料理屋さんはまあ都内ではよく見る感じの従業員全員現地の人なカジュアルな店なのだが、両親が田舎と同じ調子でやたらフレンドリーなせいか、頼んでないのにマンゴーラッシーとか色々サービスして貰ってしまった。マサラチャイとラッシーとどっちにしようか迷ったので両方飲めて嬉しゅうございました。ナンが香ばしくておいしかった。 気持ち良くお腹も満ちてホテルに戻り、そのままロビーで叔父夫婦を待っていたら、遅れて来た二人は一時間半待ちで買ったとかいうパンをお土産に持ってきてくれた。わたしも一つチョコレートのを頂いたので次の日の朝食にしました。かなりふんだんにチョコレートが入っているので甘いけど、おいしいです。ANTIQUEという店の『天使のチョコリング』だそうな。叔父夫婦はとにかくおいしいもの・話題の食べ物のことを良く知っているので、色々自分では買わないようなものを頂きます。ごちそうさまです。 |
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両親の泊まった部屋からの夕日。窓越しなのでちょっと反射しちゃってますが。 |
で、次の土曜日は朝6時起きでホテルのロビーに9時待ち合わせで合羽橋でお買い物ですよ。両親はそれぞれお菓子作りの趣味に邁進しているので、製菓用調理器具が欲しいわけですよ。通りの最初の方を何件か見て、母はシリコン製のマドレーヌ型諸々、父は琺瑯のミルクパンとかセルクル型(スコーン作りたいとか何とか)諸々をいわゆる大人買い。買い物籠にたっぷり2つ分を地方発送して頂きました。昼頃に東京駅に行き、八重洲地下街でお昼を食べ、弟の分も合わせて向こうで夕食に食べるお弁当と『銀の鈴人形焼き』を買い、新幹線改札口で送り出す。 疲れた... や、まあ楽しかったようで何より。ちなみに前日買ったケーキやら何やらは、土曜日の朝食代わりに全て平らげたとか。ホテルのダイニングに朝食を食べに行ったところ、泊まりあわせた外国の団体さんが長蛇の列でとても待っていられなかったらしい。ケーキが無駄にならなくてよかったこと。
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