更に2010/07/01 23:58


晩餐続き。メインです。牛ステーキ、ラタトゥイユ入り甘長唐辛子(だったと思う)、ホロホロ鳥のグリル(だったかな)、黄身ソース添え。一番上の白っぽいのは何かのムースだったんですが何だったか思い出せません。おいしかったのは憶えてます。牛ステーキはわたしはパスさせて頂いて他の方のお腹に収まりましたが、どれもまあおいしいこと。左端のはかりっと焼いたパンに、レバーのペースト(ホロホロ鳥のだったはず)が塗ってある。上のジャムは確かベリー類だったかと。メインと一緒にかじって下さい、ということでした。ホロホロ堪能。

デザートはトマトのゼリー。トマトにしては赤くないと思われるでしょうが、これは「トマトの汁だけ」をひたすら抽出したのだそうな。つまり絞ったりせずに水分が落ちてくるのをずーーーっと待つらしい。なので果皮や果肉の赤い色はつかないけど味は凝縮されたトマトーーー!て感じです。まろやかに甘いんだけど、ちょっとだけの塩胡椒で仕上げてあるところがアクセントになってます。おいしかった。


デザートその2、焼き立てチョコレートケーキとアイスクリーム。これがまた絶品。ケーキは一見「自分が普段焼いてるのみたいで親しみが♪」...とか思ったけど中がもう全然違う。熱々のチョコレートがとろーりですよ。どうやったらあんなのが焼けるんだろうか。それだけでも100%幸せなのにここにアイスクリームですよ。どうしよう。よくあるようにケーキにアイスクリームを載せずに、ケーキの皿は温かく、アイスクリームの皿はきんと冷やして出されるのも心遣いだなぁと思う。



デザート、締め。かわゆい一口菓子の盛り合わせにグレープフルーツのジュース(絞りたてそのままの味でおいしかったよ)、エスプレッソ。


盛り合わせは前列左から抹茶のマカロン、チョコレート(具体的に何だったか忘れたけどとにかく大変おいしいチョコレートだった)、ギモーヴ、オレンジピールの砂糖漬け、チョコレート・ムース(中はホワイトチョコレート)。最後の最後まで一切手抜きなし、というおいしさ。ここの料理は和食の素材もかなり取り入れている印象なのだけど、だからと言ってそれが主張し過ぎないと言うのか、きっちり正統派フランス料理としてまとまって満足させてくれる、という感じ。凄いねえプロだねえ。

お店のオーナーでシェフのIさんは何と言うか本当にいい方です。本当に料理がお好きなんだな、本当に絵がお好きなんだなというのが伝わってくる感じ。なのでそういう方のお店に叔父の絵を飾って頂けるのはとても嬉しいしありがたいことです。ソムリエのTさんも料理の説明や興味深い話を色々して下さって楽しゅうございました。店内には叔父の南瓜絵以外にも別の作家の方の絵が何点か飾ってあって、これも素敵な絵です。叔父の絵を飾ってある個室(と言っても状況に応じて戸で仕切って個室にしたり開け放したりできる模様)の写真を撮ってきたのだけど、自分の姿が額のガラスに映ってダメでした...フラッシュ焚かなかったんだけど。叔父も撮ってたので送ってもらうかな。というわけで、大変ご馳走様でした>叔父。