自立するしゃもじさん2011/01/17 18:03


二駅隣のスーパーマーケットに食料品を買いに行くついでに、100円ショップのCanDoへ。実家の母に頼まれた日用品が100円ショップならありそうだと思ったのだけど、うちの地元には店がないのです。結果的に頼まれたものはなかったが、写真のこれを発見。後ろに色々余計なものが写ってますがしゃもじです。1年くらいだかもっと前だったか実家に帰省した時にこれがあって、写真と同様食卓に立ってたので何なのこれ、しゃもじなのは分かるし可愛いけど、と聞くと100円ショップで買ったご飯がくっつかないしゃもじよ!と母が言っていたのだが、それまでに彼女が買った幾多の「ご飯がくっつかないしゃもじ」もしばらくすると「最初はつかなかったんだけどねぇ」状態になっていたのであまり気にしていなかった。しかし数カ月後にまた帰省してみたら「まだご飯がくっつかないしゃもじ」として活躍しておられたのでこれは本物かも、自分も見つけたら買ってみよう...と思いつつ月日が過ぎていたのだが、ここで会ったが百年目(←?)。というわけで購入。帰宅してよく袋を見たら日本製でしたよ。昨日の夕飯でデビューしてもらいました。別に立てなくてもいいんだけど可愛いのでなんか立てたくなるんだね。

それにしても昨日は日中でも寒かったことよ。帰宅して天気サイトを見たら午後6時の予想気温が1度とあって吃驚しました。東京でこれは結構な寒さかと。でも自分としては冬らしい気候の方が好きなので、おお今日(明日)は寒いぞ!と思うとなんか嬉しい。寒くていい天気の中出かけるのも部屋でぬくぬくするのも好きです。


で、今日は割と暖かいけど部屋でスティング聴いてます。しばらく前に買った『If On A Winter's Night...』を今頃。そもそもこれが出たのが既に一昨年の冬なわけですが。最近本当にCDを「発売日に買う」なんてしなくなったし、ようやく買っても本と同じで買っただけで安心して延々未開封で置いてあったりするわけです。そう言えばブライアン・フェリィの『Dylanesque』も未だに聴いてないや。年明け前に久々に出た(ほぼ)オリジナル・アルバムを買う前には聴かないと。

それはともかくスティングですが。や、これはいい。クリスマスっぽい曲も結構入っているので発売当時も一応クリスマス・アルバムを意識してるんだろうなとは思ったけど、去年の年末に聴けば良かったかな。でも12月はばたばたしてたし気候もあまり寒くなかったから、今の方が冬らしくてかえっていいかも。まだライナーノートと言うかスティング自身の解説みたいなものを読んでいないので詳しくは分からないけど、参加しているミュージシャンは相棒のドミニク・ミラー以外はクラシック系の人たちかな。曲はトラディショナル、クラシック、詩人の詩に曲をつけたもの(スティング自身がつけたのもあり)、スティングのオリジナルと結構フリースタイルだけど、ゆるくまとまった感じでなかなか良いです。ちょっとアイリッシュ風味が入った曲もいいね。ちょうど最近ジョイスの『Dubliners』を読み返していたのもあって何となく「ダブリンの古いパブなんかで演奏したら楽しそう」と思ったり。Soul CakeとChristmas at Seaがいいなあ。

余談だけど、アルバムの中のドミニク・ミラーの写真が   えらい渋くお年を召していた   のにちょっと吃驚しました。あのかわゆかったドミニクが...いや、カッコいいんだけど。どうしてもいまだに『The Soul Cages』の頃の彼をまず思い出すところに、いきなりビル・ワイマンみたいな写真だったので。写真と名前を二回くらい確認しちゃったじゃないか。その次の頁のスティングの写真が下半分はどっかの水夫みたいに髭だらけなのにえらくつやつや若々しかったのにもダブルで驚いた。や、まあ相変わらず仲良さそうで何より。