カオスな週末2005/04/26 23:25

先週金曜の夕方あたりから急にネットに繋がらなくなってしまい、週末まるっとオフラインの人になってしまった。最初は一時的なものかと思ってしばらく待っていたのだが、いつまで経っても状況が変わらないのでNTTに電話することにした。そして今更のように「電話応対は平日の5時までだったのでは」と気づく(この時点で夜10時近く)。そして明日は土曜...こういうトラブルってどうして狙ったように週末にやってくるのだろうか。PCそのものでも回線関係でも、異常が発生する(または「確実に変だ」と気づく)のはこれまでほとんど決まって金曜の夕方以降だった気がする。普段そんなに悪辣非道な道を歩んでいるつもりはないんですがわたしが何かしましたか。それとも普段休みなしで働いているMacと周辺機器の中にいる小人さん達が相談して代わる代わる週末のお休みをお取りになってるんですか。教えておじいさん。ペット・ショップ・ボーイズ(Pet Shop Boys)の"What Have I Done to Deserve This?"(つまり「僕が一体何をしたって言うんだよう」と嘆く歌)が聞こえてくるんですが。

しかしWhat have I...What have I...とかお経のように呟いていても仕方ないのでとりあえずNTTに電話する。案の定録音メッセージですよあはははは。用件を吹込んだら後からかけ直します、と言うので指示通りにしたが、どうせ週明けにならないと対処できないんだろうな...と思っていたら半時間後くらいにかかってきた。諦めていただけにこの対応の早さはちょっと嬉しい。で、いきなり繋がらなくなって、モデムはほとんどずっと"TEST"ランプが点灯してます、と言うと「ああー...それはモデム自体が壊れている可能性が高いですね」...はい?何でもモデム機器もかなり不安定なものだそうで、こういうふうにいきなり壊れることも珍しくないとか。以前やはりネットに繋がらなくなった時はNTT側の装置の問題で、新しいものに換えてもらったらすぐに回復したというケースがあったため、今回も同じでは、なら連絡さえつけばすぐ直してもらえるかも...と思っていただけに『うちのモデムが瀕死の状態』という可能性がいきなり出てきたのは結構なショック。と言うことはモデムを換えないとならないわけで、ということは技師の人に来てもらわないといけないわけで、「週末は修理に伺えないので週明けになってしまうんですが」      .......やっぱりね(滂沱)。

NTTの人の話では、「週末に修理に行ってはいけない」ことになっているそうで(なぜ?)、どうしてもという場合は提携業者か何かに代行を頼むという策もあるが、いつ来るという確約ができないのだという。早いところ回線を回復して欲しい最大の理由は元々金曜夜にメイルで送るつもりだった翻訳を遅くとも土曜一杯までには何とかして納入しなければならなかったからなのだが、この頃にはメイルが使えなければ古いワード・プロセッサを出してきて(Macにはプリンタがないので)一度印刷したものをfaxで送るしかないか、という代替策も考えていたので、作業をしながら業者の人が来るかな来ないかなとかそわそわするのも落ち着かなさそうだし、結局NTTの人に月曜の朝一番で来てもらうようにお願いする。で、当面の問題は仕事なわけだが、Macとワード・プロセッサの間でデータをやり取りできない、と言うか古いフロッピードライヴを出してきたらできるかも知れないけど仕舞い込んだのをごそごそ出したり設置したりフロッピーを(以下略)とかいう細々した作業をするだけで何だか無駄に疲れそうなので、Macの画面上に開いたテキストを見ながらワード・プロセッサに打ち直すといういかにも間抜けな作業をすることに。

請求書とかちょっとしたものをプリントアウトしなければならない時は普段でもこっちを使っているのだが、それ以外はやはりMacの方を使い慣れているため細かいキーの配置が違ってやり難いし、よく出てくる用語でMacだと(さすがのことえりでも)一発で変換される単語がとんでもない変換をされるので、ちょこちょこ修正していると思ったより時間がかかる。また普段はオンライン辞書と検索エンジン(固有名詞や用語の確認などに)を活用しているので、大体訳は仕上がっていたとは言えあちこち最終確認するのにこれが使えないのは痛い。久し振りに辞書をひっくり返しました。しかも普段faxでやり取りをしている原稿はA4サイズなのだが手持ちのワープロ用紙はB5しかないので、(翻訳チェックの人が行間に書き込みできるように)印刷設定を何度も直してプリントアウトし、何とかかんとか土曜の午後には納入。月曜にはまた別のfax原稿が入るが当面の急場は切り抜けたのでやや一息。そうすると自分のサイトがどうなってるかなーと気になって、買物に出た時にネットカフェにでも...とも考えたが、月曜朝には回復する(予定)わけだし、とちょっと我慢。ネットカフェに入ったことがないので腰が引けたのもあるけど。

日曜もメイルは...とかサイトは...とか気にしつつ別の仕事を片付けつつ過ぎ、明けて月曜。機器を外しやすいように多少周りを開けて、モデムのコンセントを抜いて待っていたらNTTの人到着。一応もう一度コンセントを入れてみた...ら、さっき抜くまでは一応電源ランプとTESTランプが点灯していたのに完全に沈黙。...昇天なさったんですね...(合掌)で、持ってきてくれた新しいモデムと換えてもらう。今までのものもNTTから借りる形で毎月何百円かリース料を払っていたので、取替えには料金はかからないそうな。それは嬉しい。フレッツ・ツールも問題なく繋がってめでたく再開通し、NTTの人は「何かあったらまたいつでも言って下さいね」と言って去って行った。ちょうどその直後くらいに仕事のfaxも入ってきたので、今度は無事にメイルで翻訳納入。ありがとうありがとうNTTの人。ああ、オンラインって素敵。

しかし、去年の回線トラブルの時も今回も(あとこの間電話料未払いで一瞬止められた時も)NTTのサポートや技師の人は皆さん非常に親切丁寧で気持ちがいいのだが、これは自分が運がいいだけなのだろうか。それとも以前から色々酷評されて最近は改善されてるのかな。Macやプロバイダやソフト関係のサポートに比べてNTTが一番対応がいいんですが。いや他のサポートが皆悪いわけじゃなくて「当たり外れがある」ってことだけども。とりあえず今までは水平型だったのが縦置きモデムになったので、置き場所が少しすっきり。

この間ぶらぶらした近所の公園の辺り。すみれが咲いていて地面には桜の花弁が落ちているというのもなかなかきれいな光景かも。...今突然『すみれセプテンバー・ラブ』という曲が昔あったのを思い出したのだが、そう言えばあれってなぜ9月なんだろう。季節外れだぞ。一風堂?という3人くらいのグループだったっけ。あの一曲しか知らない気がするけど今一体何なさってるんでしょうか。YMOっぽいような、英国の'80sロマンティック・ムーヴメント系のような感じで(当時はまだ洋楽をあまり聴いていなかったので後からの印象かも)面白いなあと思っていたのだが。すみれと全然関係ない話になってしまった...


ネットに繋げなくなった時点でこのスペースにずらずら書いていたコンクラーベ話が途中になっていたので、途切れた日の次の日付けで続きを上げてみました。はっきり言って自分の覚え書きみたいなものですが興味のある方はどうぞ。