謎の発起人2005/11/15 23:14

夕方、買物に出ようと靴を履いて歩き出すと左足の甲が痛い。やっぱりか...実は昨日エンパナディージャを製作していた時、一度のし台(正式名称めん台)を洗おうと思ってバスルームに持って行ったら(サイズが大きいので狭い台所のシンクで洗ったら辺りが水浸しになる)手が滑って思い切り足の上に落としたのだった。一度脛をかすってから足に落ちたので直撃よりはましだったのかも知れないが、人工大理石とは言え結構重いし相当痛い。昨日はそのまま外に出なかったのでちょっと赤くなっているくらいしか分からなかったが、今日短いブーツを履いて歩いたら左足で地面を蹴る時が痛い。靴の甲部分が軽く当たるからだろうな。脛のところはうっすら黒くなっている程度で、甲もひどく腫れたりはしていないのでまあ軽い内出血程度で終わることを期待。皆様もめん台の落下にはご注意下さい。   え、そもそもそんな間抜けたことはしない?


買物から戻って郵便物をチェックしたら、大学時代にお世話になった教授から葉書が届いていた。ちょうど春に久し振りにちょっと会う機会があって以来ご無沙汰してしまっていたため、今年は喪中だから来年の年賀状は出せないけど年末のご挨拶を出そうかなどうしようかな、と考えていたところだったので、おやおや何かしらと読んでみる。どうやら教授の古稀を記念して論文集が出版され、それを機に学部・大学院の卒業生の懇親会や出版記念パーティも催されるらしい。あらまおめでたい、これはお祝いのお便りをせねば。とか思っていたところにこの一文。

「りあん(仮名)さんには発起人の一人になって頂きたいとお願いする次第です。」

       はい?

いや、あの先生、発起人て何でしょう。なぜいきなりわたくしなんでしょう。ていうかわたくし発起してないんですが。

動揺のあまり思わずさっき別件で話したばかりの実家に電話して、再び出てきた母に「発起人てこの場合何をすれば?ていうかそもそも人に指名されてなるものなのか?」と聞いて大笑いされる。こっちは真剣なのよママン。しかし電話口で「パーティの出席者を募ればいいんだろうか」とか「だけどその論文自体読んでもいないし」とか言いながらもう一度葉書を抜粋して読んでいたところ、どうやら「出版記念パーティ(既に来月半ばに決まっている)」と「懇親会」は別個のもので、発起人と言うのはこの懇親会に関係したものらしいというふうに読めることに気づいた(というか落ち着いて読むとまあ普通にそう読める)。するとパーティとは別に懇親会を企画する役目ということ...?いや、まあそれは学部と大学院で色々お世話になったことだし、何かお手伝いできることがあればできる範囲でとは思うのだが、         正直なぜ不肖わたくしに声が掛かるのかどうにも不可解なんですが。

...もしかしてひょっとして、わたしは教授に「今も自分を慕ってくれる教え子の一人」として認識されているのだろうか。いやしかし、教え子ったって授業そのものは学部時代にえーと、2つ?くらいしか受けていなかったはずだし、大学院では研究テーマの作家が教授の専門の時代と500年くらいかけ離れていたので実際に講義は受けてないし...いや、そりゃ学部時代の研修旅行でもご一緒したし(教授が引率だった)、学部3年の時に受けた授業で大抵の学生は妙に後ろの席に座ってる中で前の席にいたおかげでよく同意を求められたけど。院生の時に教授が所属する学会の大会がうちの大学で開かれたので裏方で手伝ったりしたけど。学部・大学院両方で講義を取っていた学士論文指導補佐(?)の別の教授と件の教授が結構仲良しだったので、ちょこちょこ顔は合わせたし一度研究室にお邪魔してお茶をご馳走になったりもしたけど。叔父の個展にも一度来てくれて(院生時代に個展を手伝った時絵が好きそうな当時の教授数人に葉書を出してみた)以来結構毎回立寄ってくれるけど。毎年年賀状は頂くのでこちらも送るけど。

...思いっきり慕ってるように見えますか。いや、別にいい方なので決して嫌じゃないんですけどね。元学生で未だに独り身で身軽にしてる人なんてそういないからちょうどいいと思われたんじゃないの、と母にも言われたが、大学の先生に「ちょっと手伝って」と言われて安請け合いしたらとんでもない大仕事だった、という経験が過去に一度ならずあるので、ほほほ発起人て何するんですか何するんですか「発起人の一人」ってことは他にも複数いらっしゃるんですね候補者と仕事の具体的内容を箇条書きにして書面で提示して頂いた上で検討に入りたいんですが、というかなりびくびくものの心境なのだった。しかし複数の話題を一枚の葉書にぎゅうぎゅう書いたためか教授の達筆なペン字は後に行くほど小さくなり、パーティの参加希望者があれば呼び掛けていただければ、という件で一杯になってしまい「まずは連絡まで」とぎりぎりで終わっている。...どうすりゃいいんですか先生。と、とりあえず様子見の手紙か何かを書かずばなるまい...(びくびく)

何も写真がなかったので、半端なまま放置してあった絵など。半端過ぎですか。立ち姿の習作に通信販売のカタログのモデルを見ながら描いたのだと思うが、ドレスの色が決まらなくて(カタログはドレスではなく普段着っぽい組合せだった)この状態で止まっていた模様。カタログ捨ててなかったかな...