腰に優しい椅子希望。2006/01/27 23:51

甲状腺ホルモンどぱどぱ(先生談)のお陰でまだ筋肉がみしきししていたので、ゆうべ初めて「痛みが辛い時用」の頓服を飲んでみた。そうしたらあらあら効きましたよ。いや効いてしかるべきなんだろうけど薬って凄いですね。普段は風邪でも滅多に薬を飲むほどの症状にならないのもあってか、たまーに何かで薬を飲んだりつけたりするとしぱっと効いてびっくりしたり。今日はまだ飲んでいないが、飲まなくても昨日の夜よりはかなり楽かも。これで少しずつみしみししなくなるといいな。いや、普通に座ってたり立ってたりならそう痛いわけでもないのだが、腰とあばらの下辺りがきしきししているので顔を洗ったりシャワーを浴びたりが結構辛いわけですよ。顔をばしゃばしゃやり終わって上体を起こすとお腹の辺りががちがちに固まってたり(あいててて、と緊張するので)。

普段から感じてはいたのだが何でうちのマンションの洗面台ってこんなに低いんだろう。シャワーも何でこんなに半端な高さに付いてるんだろう。これは海外から帰ってきたばかりの時などは特に気になる。マドリードのホテルのシャワーは頭上高い位置から勢いよくずあーっとお湯が落ちてくるので大変嬉しかった。ヘッドを外して手で持って洗えば、と言われるかも知れないが両手でがしゃがしゃ洗いたい場合ってあるじゃないですか。髪は特にそう。マンションの浴室の場合天上が低いのもあるだろうけど、考えてみるとホテルでも個人の家でも日本の場合大抵シャワーの位置が低いような気がする。時々泊めて頂く知り合いご夫婦の家のお風呂は日本風に腰掛けてシャワーできるようになっているが、シャワーが固定されているためかなり前屈みになるかヘッドを外さないと上手く髪が洗えない。数年前に浴室を改装した実家も基本的に同じ形態だが、シャワーヘッドを引っ掛ける部分がステンレスの棒が縦に渡してあって自由に高さを調節できるのでちょっと期待したが、できた当初からなぜかヘッド固定部分が緩くて高い位置に合わせても使っているうちにずるずる下がってくる(←これはデザイン以前の問題では)。

日本のシャワーって頭じゃなくて首から下に水が当たるような位置につけるべしとかいうことになってるんだろうか。でも自分はそんなに背が高い方でもないのに半端に腰を曲げなくてはならず面倒だと感じているので、もっと背が高い人なんか更に腰が疲れないだろうか。洗面台にしても、普段から腰が悪い人だったりしたら相当辛いのではなかろうか。まあ西欧の場合日本人より平均身長が高いだろうから、あれはあれで現地の人の中にはやっぱり屈んで使ってたりする人もいるかも知れないが、でもスペインの場合ラテン系民族だし、ラテン系って(フランス人とかたまにとんでもなくでかい人がいるけど)アングロサクソン系ほどがーんと背が高くはないような気が。それともシャワーの位置がどうこう言う以前にシャワーヘッドを外さずに髪を洗うのが少数派なのだろうか。教えておじいさん。


金曜の夜10時から教育TVで放送している『世界美術館紀行』は結構よく見るのだが、今日はフィンランドのデザイン美術館。北欧の家具や食器は(買えないけど)結構好きなのだが、いやー楽しい。美術館自体の案内だけでなくそこに作品が展示されている作家についても何人か取り上げて食器や家具を紹介したのだが、そのうちの一人でまだ元気に現役なおじさん(有名な人のはずだけど名前を忘れました)の椅子が大変魅力的でした。最新作というひっくり返しても横にしても座れる椅子も楽しそうだったが(自分で横にして木馬のように乗っかって勢い余って後ろにひっくり返ったおじさんラヴ)、この人の特徴らしいグローブ・チェアという丸い椅子がもう。一つ欲しい。元々自分て丸いもの好きかも知れない。ボールと言うより卵型のものについてのナレーションを聞いて初めて気づいたが、これって『2001年宇宙の旅』に出てたあれですか!このおじさんの作だったのか。『メン・イン・ブラック』に出てたのもこれかな。家の中に同じ形で透明の素材で作ったものが天上から吊り下げてあったり(つまりブランコ状態)して、あれも欲しい!部屋の真中に下げたい!←賃貸マンションではやめましょう

あ、今上の美術館サイトのEnglishページ>virtual gallery > dm collectionsを見てみたらEero Aamioさんでした>おじさん。エーロ・アーミオでいいのかな。この椅子を家の外の池(川?)に浮かべるのが彼の夏の楽しみらしい(ラヴリー)。あとAlvar Aaltoの白樺の椅子(座る部分が黒くて頭と膝部分がくるーんと丸まってるやつ)とかTimo Sarpanevaの木製取っ手(取り外し可)つき鍋とかガラス製品とかいいなあ。特に食器類は、デザインもだけど店に行って「この色が欲しい!」と思うような色が結構多い。いや有名なデザイナーだから相当高いだろうけど。でも近くのカフェでもどかどか重ねて使われている普段使いの食器(これも確かSarpanevaさんのデザイン)もいい色だった。椅子も座ってみたいようなのが色々イロイロ。この番組の少し前に『DIY入門』で視聴者から募集したDIY椅子特集をやっていたのもあって、座り心地のいい椅子いいなあ状態になってしまった。北欧自体ずっと行きたいと思いつつまだ未訪問なので、いつかヘルシンキに行ったら絶対入るぞデザイン美術館。

昨日頂いたみそたまはこんな感じ。黄身まで味噌味がしみてるのがたまらんですが白身(既に白くないけど)が歯ごたえあってまた楽しいんですわ。みそたま色の椅子...渋いけど部屋を選びそうですな。