ゲアハルトの場合2006/02/01 23:00

先日の話題のドイツ新首相、関連記事を幾つか見ていたら日本の外務省の要人略歴の頁に彼女の経歴があった。うをう、物理学博士ですか。出身はハンブルクだけど旧東ドイツ時代を抜けてきた人らしい。もしかして物凄いエリートですか。アカデミーの科学者から政治畑に転身して一年くらいでどーんと政党の副党首になってらっさる。ふーんふーん。物理学博士号を持つ首相...貫禄ですな。博士号を持ってるからって政治家として優秀だとか清廉潔白な人物とは限らないけど(そうじゃないとも言ってませんよ)、親の七光り議員とか代議士秘書を地味ーに務めて選挙区を譲ってもらったりとかちまちました学歴詐称をすっぱ抜かれたりするどこかの国の政治家の皆さんに見て頂きたいような凄い経歴。でも政権交代以前から比較的米国寄りの姿勢らしいので、その辺り今後どうなるのかなー。

で、さらにドイツ関連で昨年12月8日付けのこんな記事も発見。こちらは前政権のゲアハルト・シュナイダー元首相の退任後の話題だが、記事の冒頭は「世界の大国の一つの指導者の座から退いた後、あなたなら何をしますか?」...で、シュローダーさんの答えは「ウェールズの田舎にある英語学校の短期集中コースに参加する」だったそうな。さすがに行動する際ボディーガードはついていたらしいが、それ以外は普通の語学学生と全く同じように多くの時間を英語の勉強に費やし、自由時間は他の学生と話したり近くのパブに行ったり、近隣を散策したりして過ごしたとか。既に表舞台から去った元首相なので、メディアに追い掛けられたりもせず静かに過ごせた模様。パブにいた周りの人たちもシュローダーに似てるなあ、とは思ったかも知れないけどまさかそんなところに本物がいるとは思わないだろうな...上の報道があって初めて「あれ本物だったのか!」とか思った人もいたかも。

...いや、しかしこの記事の時点で12日間の集中コースが終わってたわけだから、てことはシュローダーさんは前月11月末から既にウェールズ入りしてたわけで、一方ドイツが新政権に移ったのが11月22日からだから、もうほんとに「仕事」が終わった途端に「じゃ、行ってきまーす」てな情況だったわけですね。凄い行動力だなゲアハルト。田舎とは言えブリティッシュ・カウンシルのお墨付きの学校らしいし少人数クラス制なのである程度前もって予約しておく必要もあるだろうから、もしかすると選挙で負けて政権移譲の準備が始まった頃から「よーし終わったらここに行くぞここに!」とか決めてたのだろうか。面白い人ですね。ちなみにシュローダーさん、今後はスイスの出版社のコンサルタント(国際政治関係のアドバイザー)を務めるらしい。さらに元々弁護士だそうなのでそっちの職に復帰しつつ、自伝の執筆もするとか。いや精力的な人だこと。

しかし、なぜ今英語学校だったのかちょっと気になったり。首相を二期務めて「英語ってやっぱり大切だよね」と実感なさったんでしょうか。←そんな。

残った野菜総動員のパプリカ味シチュー。...総動員したつもりだったけど半端に残っていた白菜を入れ忘れたことに後から気づきました。

こだわりの豆腐屋2006/02/02 23:03

昨日の夜の経済ニュースで「行商の復活」を小特集していた。例えば住宅街を回って売り歩く豆腐屋さんとか富山の置き薬屋さんとか。豆腐屋さんはここ数年に築地だかどこかに開店したお店が、試しに売り歩いてみたら予想外に売れたとか何とか。ちゃんとお兄さんが笛(?)吹いてらっしゃいましたよ。まあ、こういう昔ながらの豆腐屋さんをサンダル履きで鍋とかボウル持って追い掛ける、とかいう光景が復活しているという話も結構最近聞くけども、実はその「昔ながら」の光景を実際知りませんでねわたくし。住宅街とか商店街とか区別つけるようなレヴェルじゃない辺境の地に生まれ育ったもので、TVなんかで「懐かしい豆腐屋さん」とかぱふ〜とかやってるのを見るとかえって憧れだったわけですよ。

とは言っても実家周辺にも豆腐屋さんはあった。いや今もある。子供の頃は実家の店のすぐ近くにある別の雑貨屋さんに豆腐を買いに行っていたのでその店を「豆腐屋さん」と呼んでいたが、実はそこで作っているわけではなく歩いて20分くらいの別の地区にあるお豆腐屋さんが幾つかの店に卸していた、というのを後から知った。何でも母の若い頃は豆腐屋さんが各戸を回って歩いて御用聞きをしていた頃もあったらしい。だんだんご主人が歳をとって毎日回って歩くのもしんどくなったので、何件かの小売店に一定数を卸すか、直接売る場合はあらかじめ早めに注文を受けて車で届けるなり注文主が取りに行くなりという形にしているらしい。これも子供の頃は豆腐はただの豆腐と思っていたのだが、実はこの豆腐屋さんの豆腐は結構おいしい、というのも自分が東京に出てきてから気づいたのだった。いや何しろ他に比べる対象がなかったもので。否応なくみっちり木綿豆腐の一種類しかないので「絹ごし豆腐」なんて素敵なものを自由に買えるようになったのもこっちに出てきてからだったけど。絹ごし好きなのはそのせいもあるかも。

ちなみにこの豆腐屋さんのご主人S氏、結構な高齢のはずなのだが今も元気に毎朝暗い頃から起き出して豆腐作りに励んでいるらしい。わたし自身は多分店先で顔を見たことがある程度だと思うが、母や地元の人の話を聞いていると元気なのも元気だし結構な頑固者でもちょっと有名な人らしい。宴会などがあると豆腐は必ず使うので、前述の通りあらかじめ予約して当日の朝に人数分作っておいてもらうのだが、昨夏のうちの祖母の葬儀の時もやはり頼んだ。で、賄いをしてくれた普段からうちと親しくしている近所の女性Mさんが豆腐の引取りを任され、身内の人たち(うちの家族)が朝ごはんを食べる近所の寄合所でその朝一番にできた豆腐を引取るため鍵を預かったわけだが、S氏はとんでもなく早起きな上に時間に厳しい、と聞かされていたので、万一機嫌を損ねたりするとひいてはうちの地区(N地区。S氏の住んでいるのは別の1地区を間に挟んだU地区)全体の信用にも関わりかねん(田舎なので結構あるんですそういうのが)と思い必死に早起きして(この場合豆腐屋さんなので4時とか3時半とかかなりとんでもない時間なわけだ)待ち合わせ場所の寄合所に15分前に着くようにしたらしい。...が、S氏はさらにその15分前から待っており、結局「なんだってまーN(地区)てぇは時間も守れねぇー(何とまあN地区の人間は時間も守れないのか)」と散々怒られ、「あんたが早すぎなんじゃ」とも言い返せずひたすら平謝りしたらしい。...いや、まあこんな頑固者のS氏も「憎めない性格」の人らしいですけどね。いわゆる朴訥な人と言うんでしょうか。これからもお元気で豆腐作って下さい>S氏。

...何だか話が逸れましたね。えーと二つ目の富山の薬屋さんはうちにも来てましたよ!子供の頃は確か半年に一回(?)くらい来ていて、茶の間でお茶飲みながら何かのんびり話して、大抵風船とかちょっとしたものを置いて行ってくれるので秘かに楽しみなお客さんだったのだ。←物で懐柔される子供。他の家でもあんなにゆっくりお茶を飲んでたのかよく分からないが(昨日のニュースで出ていた若い販売員さんは玄関先でやりとりしていた)、当時は元気だった祖父が他の土地の話題などを聞くのが好きだったので、話が弾んでたのかも。いつから来なくなったのかな。あの薬箱自体色んな種類の薬が入っていて何か楽しげで、時々意味もなく開けて物色するのも好きだったんですが。

またグラタン。今度は玉葱と冷蔵庫に残っていた芽キャベツと小松菜と厚揚げなんですが、最後にチーズかけると下に何があるのかよく分からんのでどれも同じに見えます。...や、ちょっと取り分けて中を見せたりすればいいんだろうけどできた時点でかなり空腹状態なのでそういう余裕がですね。とりあえず有り合わせの材料の割にはおいしくできました。厚揚げだと水が出なくていいですな。

Don't be silly.2006/02/04 23:00

夕方TVをつけたら、何かのドラマの再放送中。あー、これはもしかしてあれですか、たっきーとえーと松嶋奈々子(でいいのかな)ちゃんが生徒と教師なのにあらまあ大変ですわよ奥様!なドラマですね。あやっぱりたっきーが学生服姿でやさぐれてるのでそうらしい。で、家にいたお手伝いさん(?)にたっきーが「今日帰らないから。」と告げて出て行った後、そのママン(黒木瞳)から自宅?に両親??といた奈々子ちゃんに電話がかかってくる。奈々子ちゃん「(ややうろたえて)ちょっと待って下さい(部屋の外に出る)」うちの息子がいなくなったんだけどまさかあなたが連れ出したんじゃないでしょうね(要約)、というママンに奈々子ちゃん「バカなこと言わないで下さい!」   ...いや...えーとね、そりゃ息子がいなくなったくらいで教師を疑う黒木ママもかなり失礼だけど、あなた教師ですよ。相手は生徒の保護者で年齢的に言ってもかなり上ですよ。その言葉遣いって相当失礼じゃないですか。せめて「ちょっとお待ち下さい」「変なことおっしゃらないで下さい」じゃないですか。黒木ママもかなり奈々子ちゃんに悪感情を持ってそうな割には「馬鹿とは何じゃい馬鹿とは!(←人が変わってますが)」とかよく怒らなかったな。

あれ、そういえば前にも何かのドラマでこれと全く同じ(バカなこと云々)台詞を聞いて違和感を感じた憶えがあるような。なんだっけ。上↑のドラマを見たのってこれが初めてだし、そもそも普段ドラマってほとんど見ないから、とすると可能性としては二時間サスペンス物かな。何だかんだいって見ちゃうんですよねサスペンスドラマ。何となくつけておいても邪魔にならないしいつ途中で消しても惜しくないし俳優の顔見ただけで大体筋が読めてお手軽だし、ある種「自分ではまず買わないけど人にダビングしてもらえば聞くヒット曲ポップスのテープ(←言い方が古いですか)」をとりあえずBGMとして流しっぱなしにしてるような感覚と近いでしょうか。うーん何の話だったかな。やっぱり「この人の立場でこの言葉遣いはどう考えても変だなあ」と思ったんだけど。

あ、でもサスペンス物でもたまに結構面白いのもありますよ。大抵は犯人の性格と行動がどう見ても別人だったり事件の結末は物凄く重かったのに解決した途端探偵役が大はしゃぎしてたりこれじゃ被害者は浮かばれないよなあ、って解決方法だったりするけど、地味になかなかいい味出してる話もあったりするし。そう言えば昨年末あたりだったか、たまたま見た土曜ワイド劇場でこれ面白い!と思ったのがあった。人気シリーズらしい(自分もそれぞれ見たことあり)3つの探偵役を一緒に出しちゃいました、という、えーと牟田刑事官(小林桂樹)と牛尾刑事(片岡鶴太郎)と事件記者冴子(水野美紀...だっけ。特典おまけとして船越英一郎つき)ジョイントスペシャルバージョン。多分この3シリーズってそれぞれ原作者が違うと思うので何をどうやってまとめるんだろうか、と思って見て...というかつけていたのだが、途中から面白くなってTVの前に座って見ちゃいましたよ。二時間ドラマでこんなに熱心に見たのって初めてかも。 人のいいタクシー運転手が成行き上変わった依頼を受けてあっちに行きこっちに人を運び、とかやっているうちに事件を追っていた探偵団(2人は警官だけど)がこの運転手が間接的に事件と関わりがあることに気づき、という流れなのだが、この運転手さんの場面が非常に面白いですよ。

直接殺人とか暴力的事件に関わるわけじゃなく、事件のことなんか知らないままあっちでこの人に知り合いこっちで親切にしたりしてもらったり、とか結構呑気だけど何かほのぼの面白い。サスペンスものと言うよりいわゆるロード・ムービーみたいな感じ。運転手がひたすら長距離メーター回してる間、事件を追って走り回ってる牟田牛尾冴子(まとめてみました)の方はかなり無理のある展開で捜査を進めてるし、大体3人出ている意味がほとんどないような無駄さ加減(多分元々牛尾刑事が主役の森村誠一の原作に無理矢理牟田冴子をくっつけたのかと)なんだけども。特に事件記者冴子なんてはっきり言って何もしてないし。相棒の船越英一郎の方が働いてて冴子は怪しげな怪談記事を書いただけだったような。全然事件記者じゃないじゃん冴子。て言うか脚色だらけの記事を部数稼ぎのため平気で載せるこんな記者嫌だ。いやそれはともかく、事件そのものとか推理よりもそのタクシーの運転手の珍道中と愉快な仲間たちの方がずっと面白くてですね。別にどんでん返しとかがあるわけでもないけど何か楽しかったですよ。どうせなら警察は完全に傍役で運転手にもっと重点を置いて作って欲しかったです。始まってから気づいたんですが、この大人しくて人のいい運転手役が秘かに好きな寺島進さんでしてね。前に『富豪刑事』でサングラスに口ひげのヤクザ刑事をやってた

              あ!

思い出した。前に「バカなこと言わないで下さい!」という台詞を言ったのは『富豪刑事』の美和子ちゃん(富豪)でしたよ!確か昇進するより現場の方がいいと言う美和子ちゃんに県警のエリート役の及川光博(だったかな...)が「誰か同僚に気になる男性でもいるのかな」と言った時に(実際いたので)動揺して「バカなこと以下略!」と返したんだった。うろたえたとは言え仮にも由緒正しい(?)お嬢様がディナーの席で上司に向かってその台詞はないだろう、とかなり違和感を感じたのだ。おおー多分もう思い出せないだろうと思ったのに偶然『富豪刑事』に話が及んだお陰で思い出せてすっきり。これも色んな役をこなす芸達者な寺島さんのお陰です、ありがとう。   何の話してたんでしたっけ。

少し前に『きょうの料理』で見て以来作りたかったぶり大根、いってみました。昆布の水だしを仕込んでおくのを忘れたので慌てて普通に取ったけど、なかなかいい感じにできましたよ。ぶりがほわほわ大根しみしみですよ。写真は調理中なので湯気立ってます。

Don't be back.2006/02/05 23:05

夜遅く、民放TVで『トータル・リコール』を放送していた。全く観たことがなかったので色々しながら結局最後までつけていたのだが、...もう見なくていいかな。監督のポール・ヴァーホーヴェン(Paul Verhoeven)てこういう悪趣味ぎりぎりみたいなのが好きな人なんだろうな。そこに更にグロテスクなジョークを入れて茶化すことで皮肉を効かせたいんだろうなあとは思うけど、なんかこう、普通にぱかっと箱を開ければいいところで箱が「もごもご...ごそごそ...ぐちゃぐちゃぶくぶくぶく...ぱか♪」っと開いてみたら別に何も入ってないふつーの箱でした、て感じ?無駄に死人が山盛りになるわ(それもわざとやってるらしいけど)ご都合主義的疑問点が多いわああだこうだ手が込んでる割には結局ハリウッド的な展開だわ、てあたりかなり萎えました。結末がもう少し丁寧だったら別の感想もあったかも知れないけど...やっぱりぐちゃぐちゃやりたかっただけなのかもな。公開当時相当話題になったのでもう少し手応えのある作りかと思ってたんだけどなー。

オランダ出身の監督だけども、立派にハリウッドに適応なさいましたねと言うか...物語性とか人間心理より映像にこだわる人なのかな。確かカメラマンだったとかいう話だし。「こういう映像が出したい」「こういう効果で驚かせたい」ていうのが先にあって何とか筋に沿って繋げた感じと言うか。『ロボコップ』あたりで止めといた方がよかったかも。まあぐちゃぐちゃはともかく映像的に独特なのは確かだと思うので、あの手の撮影美術?が好きな人とか、あとはやんちゃ盛りの子供には楽しい映画かも知れません。原作は一応『ブレードランナー』と同じフィリップ・K・ディックの短編らしいが、ほとんど原型を留めてない模様。『氷の微笑』とか別のタイプの映画を観るともっと違う感想を持つかも知れないが、『トータル・リコール』に関しては一回観たら(途中からだったけど)お腹一杯というか消化不良を起こしてもう次は遠慮したいかな、と思いました。「好きな人には堪らん」タイプですかね。『ロボコップ』は結構面白いと思ったけど。と言うかピーター・ウェラーLove。

年が明けてからずいぶん値下がりして売られていたのをしぱっと買って大事に冷蔵庫に入れておいたスモークチキン、大事にし過ぎて消費期限を過ぎてしまったのでいい加減使わねば、と骨からこそぎ落としてバナナとチーズと一緒に焼いてみた。好きなものばかりなのでおいしくないはずはないですねうっふっふ。ちなみに品質には問題なしでございます。骨も捨てずに取ってあるので後ほど煮出してスープを取ります。

奥方様の秘密2006/02/06 22:46

年末から今週は美容院に行くぞ、今週こそ美容院に行くぞ、今週はもう何が何でも(略)と思いつつここに至っていた美容院に念願叶ってようやく詣でてきた(巡礼かい)。結局前回からまるっと5カ月経ってました...てなわけで伸びた分すぱっと切って頂きましたよ。すっきり。いつも美容院に行く時は朝軽く髪を洗って乾かして(自然乾燥)から行くため、急行で10分の3つ先の駅に着くのが昼前後になる。ので、美容院と同じ並びの小さいレストランでお昼を食べるのが楽しみだったり。学生の頃ここの駅の近くに住んでいた時分から時々贅沢したくなると行っていた店。と言ってもランチは900円弱からあるので大変お手頃なのだった。今日の魚料理はカジキマグロの和風ソースでしたよ。大根おろしソースと輪切りにして焼いた野菜がよく合っておいしゅうございました。ズッキーニを焼く、ていうの今度自分でもやってみよう...コーヒーもおいしいんだなここは。お客は地元の奥様仲間とか夫婦連れが大半なので皆さんのんびりお食事で雰囲気も和やか。この間行った時は4人連れくらいの奥様方がヨン様の話題で盛り上がっておられました。    ...本気で人気なんですね。いや別に誰が人気だろうと廃れようといいんですけどね。

で、今日はちょうど込む時間帯が終わったところだったらしく、さらにのんびり。年輩のご婦人客が2組ほど近くに座っていたが、そのうち後から入ってきた二人連れの会話の一部にひっそり衝撃を受けた。地元の人らしいちょっと上品な感じの片方の婦人がここの紅茶がおいしいから、と勧めたので二人とも紅茶を頼んだのだが、先の婦人が昔はコーヒーも飲んでいたけど○○(その人の家の近くにあるらしい店)で飲むと夜になっても眠れないから自分には合わないと思ってやめたのよ、という話。そのどこが衝撃かというと、

「インスタントは平気なのよ。ほら、ドリップとか本式の濃いいコーヒーが...」

   えっ。

いま「こいい」っておっしゃいましたか「こい」(←アクセント)って。...いや、もう大分前から「濃い」をそう発音(?)なさる人が多いのは存じてるんですが、いわゆる若者言葉だと思ってました。少なくとも65は超えてらっしゃる(多分更に上)と思われる奥様の会話で普通に使われるとは思いませんでした...それともどこかの地域の方言のようなものだったりするんだろうか。でもそういう元々あるものだとするとここ10年15年で急に耳につき出すのも変だ。これと似たパターン(?)で「多い」を「多い」と発音するのもどうしても馴染めなくて気になるのだが(TVのアナウンサーなんかも平気で言うけど)、これも同種?そう言えば「濃いい」も「多いい」も話し言葉で聞く割合が高い割には、例えばネット上など気楽に口語体で書く場が多いところでも実際表記されているのは見た記憶がないので、もしかするとはっきり「濃いい」と言っているように聞こえる人でも本人はきっぱり「濃い」と発音しているつもり...?いやまさか。しかし万一。(葛藤)「濃ゆい」とかいうのはまた別のニュアンス(「濃い」が更に強調された感じ?)だし、表記もそのままされるので新しい表現のバリエーションとして受入れられるんだけども、「濃いい」は未だに謎なんだなあ。実は自分が考えているより遥かに以前から使われているのだろうか。

というわけで今更ですが「濃いい」の用法その他について詳しい情報をご存じの方、「普通に使いますが」「書きますが」とかいう方いらっしゃったら啓蒙していただけるとありがたいです。

シニア世代奥様の「濃いい」に衝撃を感じつつしっかり買ってきたケーキ。これも髪を切りに行く時の楽しみなんですってば。...これもあってもう少し頻繁に行きたいんですけどね美容院。←どっちが主なんだか