ゴミ大国の憂鬱2006/09/17 23:27


溜め込んでいた公共料金の引き落とし通知やダイレクトメイルなどの郵便物を久し振りに整理。昔は支払い関連は金額を確認して引き落とし時期を過ぎたら捨てていたし、ダイレクトメイルはほとんど右から左にゴミ箱行きだったのだが、何しろ色々と物騒な世の中なので一応宛名部分は全部切り取って、東急ハンズのスーパー鋏(バージョンアップしてる...)に憧れつつ普通の鋏でしゃかしゃかしゃかしゃかシュレッダー処理している。確か『スニーカーズ』だったと思うが、ロバート・レッドフォード率いる専門チームみたいな人たちが調査対象の会社に忍び込んで機械でシュレッダー処理された書類をわさわさ持ち帰り、スキャナの上に広げて片っ端から読み取った断片をコンピュータで組み合わせて復元しちゃう、とかいうのを見てこんなことできるのか!と驚愕した記憶がある。まあ名簿業者とかごみ捨て場でごそごそする怪しい人たちがそんな高度技術を使ってまで個人の紙ごみを復元するとは思わないけど、あのそうめんのように切り刻まれた書類がちゃっちゃかパズルのように合わせられていく映像が(あれはよからぬことをしている企業か何かだったので小気味よいけど)ある種トラウマのように記憶にこびりついているので、斜めに切ったり縦横両方から切ったりしてちまちま処理している。まあこれはこれでしゃかしゃか切るのがストレス解消?になったりもするけどあまり大量になると手が痛い。

加えて面倒なのが分別。引き落とし通知とかカード会社などから来るあの窓付きの封筒、昔はそのまま捨てていたが今は窓のフィルム部分だけ切り取って別に捨てねばならない。たまに窓部分も紙の封筒があるのでそれは楽だけど。どこの会社も今は「この封筒は再生紙を利用しています」とかうちは環境に配慮してますよ〜とアピールしているが、本当に配慮してるんだったらあと一歩踏み込んでくれないかな。明細書と一緒に毎月毎月毎月入ってくる何とかプランとかおトクなお知らせとかもほとんど読まずに紙ごみになるだけで、これがなかったらごみも少量化&送り元の会社の費用も大幅削減できるのに。再生紙だったら大量に使って大量にごみにしても問題ないって訳じゃなかろう。お知らせ入れるんだったら電話の「お得なプランに入りませんか勧誘」しなきゃいいのに。どこの企業も呪文のようにエコエコ言ってる割には相変わらずエネルギーと資源を大量に無駄遣いしているような気がする。

この点で一番気になるダイレクトメイルが、一昨年あたりに一度だけネットで買物をした某化粧品(?)販売会社。近くの店では手に入らなかった海外製品を買うために一度利用したところで(その製品はあまり自分に合わなかったので以降買っていない)、自社商品と海外のオーガニック化粧品などを販売している会社自体は(多分)ちゃんとしたところだとは思うのだが、とにかくダイレクトメイルが鬱陶しい。まあ頻度としては2カ月に一回くらいなのだが、でかい封筒に新商品のお知らせやらアロマセラピー講座のお知らせやらfax注文用紙やら当社商品のラインアップやらどかどか入っている。一度はそのチラシに加えて「アロマセラピー入門」みたいなCD-ROMまで送られてきた。こんなの幾ら綺麗なケースに入れられても頼みもしないのに送られたものは見ません。て言うか何ごみに出せばいいんだこれ(結局燃えないごみに出したかな)。て言うかそもそもネット通販したんだからこっちのメイルアドレス知ってるんじゃないですか。毎回毎回紙と印刷と郵送にお金と労力をかけるよりメイルで知らせた方がずっと早いじゃないですか。        今ふと思ったけど、もしかして注文の時「お知らせメイル不要」とかいうチェック項目があったっけ?そういう場合は大抵「不要」にしている。もしそのせいで代わりにポストにお知らせが来ているとすると物凄く意味ないような。環境と健康に配慮してますよ!と殊更にアピールしているようなこういう会社ほど、言ってることとやってることが合ってないと冷めた目で見てしまうので、ここからの大判封筒がポストに入っている度何だかうんざり。

うんざりと言えば某セ○ールにもちょっとうんざり。ここも1,2度部屋着をちょこっと注文したくらいでもうずっと利用していないのだが、季節ごとに必ず分厚いカタログwithFax注文用紙&健康食品だか化粧品だか関連のチラシがどさっと送られてくる。しかもここは注文時に「カタログ不要」とかお知らせ関連のチェック項目がない。注文する時はサイトを見てサイトから注文するんだし、はっきり言ってカタログは次の古紙回収の日まで部屋に邪魔になって置いてあるだけなんですが。これだけ分厚いと得に「無駄だなーこの紙代も印刷代も郵送代もきっと何万人分も無駄になってるんだな」としか思えない。うちの実家の母のようにこまめにチェックしてちょこちょこ買う人も多いんだろうからそこである程度元は取れているとしても、資源と人力が浪費されているのは変わりないような。以前買った時に少しばかり溜まったポイントのお知らせもメイルと葉書の両方でうるさい。メイルを送るなら葉書は出さなきゃいいのになぜ二重に手間と費用をかけるかな。そんな不合理なことしてるからライ○ドアに買収され...ごほんごほん。

とりあえず、机の上(辞書や資料の本などが立ててある上にいつの間にか山積みになる)にわさわさ邪魔になっていた紙ごみは一掃されてすっきり。これからはこまめに手動シュレッダー処理しよう...と数カ月置きに決心を新たにしてるわけですが。

実家から来た大根が使い始めるが早いか急速に消耗(消費じゃなく消耗。見る見る水気が抜けてる感じ)するので、それこそごみになる前にお腹に収めねば!と思ったらふと「手羽先と煮てみよう」と思いついた。最初にオリーヴ油で手羽先を炒め、後は酒、みりん、りんご酢、醤油で煮る。色味が地味なので途中でいんげんを投入。ご飯が思ったより早く炊けてしまったので大根がまだ少し固いままで終わりにしたけど、ストウブのお陰で手羽先はほこほこ。下に敷いてある座布団みたいなのは少し前に買った鍋つかみ。手袋をするほどじゃないけど素手じゃちょっと熱い、て時に結構重宝。

選択のジレンマ2006/09/19 23:14


今日は雨の確立が低そうなので、朝から大物洗濯。タオルケットやらバスタオルやらを洗濯機2回回してさかさか干して一息...ついてたら油断した隙に風にばふばふ吹かれたバスタオルがヴェランダの床に落下。うぎゃー。しかもタオルの縁がエアコンの室外機ホースから水がでれーっと出ているまさにそこに落ちてびちょびちょ。うぎゃぎゃー。再洗濯しか選択の道はありませんとか言ってる場合じゃない。バスタオル一枚だけのためにもう一度水と洗剤を使うのも勿体ないので他にも何か洗いたいのだが、このバスタオルが先日買ったばかりで、注意書きに「最初の数回は柔軟剤を使わないで洗濯して下さい」と書いてある。柔軟剤を使うとタオルの糸が抜けやすくなるんだそうな。ちょっと奮発して買ったタオルだし長く使いたいので注意書きを守って大事にしたい。しかし他の洗濯物、特に服にはやっぱり柔軟剤を使いたい。実は2回目の時に洗おうと思っていた部屋着を忘れて洗濯機を回してしまったのだが、これはぜひ柔軟剤を使いたい。しかし柔軟剤なしで洗ってもまあいいか、てタオルとか諸々は一回目の時に既に洗ってしまった。  ぐあー。  結局まだ洗う予定じゃなかった別のタオルを一緒に洗うことにして3回目の洗濯機稼動。   何かに負けたような気がして悔しいのは気のせいだ。気のせいだ。


ここ2,3週間ほどずっと繋がらなかったカナル・フィエスタ・ラジオが昨日の夜からようやく繋がるようになった。わーい。もはやこれがないとMacに向かっていても何だか物足りないですよ。翻訳作業中はさすがに消すけどその合間や他の作業の際は大抵流しているので。英国のラジオ局なんかだと、1カ月も経つとヒットチャートの移り変わりに従って流れる曲もがらっと変わってしまうのだが、スペイン(あるいはこのフィエスタラジオ)の場合ほとんど変わってないのも何となく安心。ヒットのスパンが長いのかな。でも相当何カ月もかけ続けてようやく最近聞かなくなったかな、と思うとまた思い出したように流れ出したり、または同じ曲なんだけど別バージョンが新たにかかり始めたり、はたまた別の人のカヴァー版が流れ出したりとかいうことも結構ある。フラメンコ系の曲だとまあスタンダード・ナンバーってことでたまたま別の人が違うアレンジで出したのかも、とも思うが、どう聞いてもポップ曲を1,2カ月くらいの間にカヴァーするって英米ではちょっと考えられないので何だか不思議。でも最初に聞いたのは明らかにポップでも、カヴァーの方がフラメンコ調だったりするともしかしてこれってもともとフラメンコの曲だった?とも思えてくるし、なかなか判断が難しいスペイン音楽業界。いやスペイン語がちゃんと理解できればDJの話で謎が解けるのかも知れないけど。

手羽先第二弾、今度はマイタケと煮てみた。最初にオリーヴ油を(自分にしては)景気良く入れ過ぎたので、重いってほどじゃないけどちょっと油っこくなってしまった。狭いキッチンに撥ねまくり。でもおいしゅうございました。そう言えば自分で料理する時は手羽元を買う方が多かったような気がするが、ちょっと食べるのが面倒だけどやっぱり手羽先はおいしい。これから煮込み料理が一層おいしい季節だし色々やってみよう。


ちなみに、ふと手羽先って英語ではwingくらいしかないかなー、と思ってネット辞書で検索してみた。するとやはりwing//wing-tipとしか載っていない。うーむ、wingtipだといかにも先の方だけなニュアンスだし、「翼の先」て感じで食肉としての手羽先とはちょっとイメージが違うような。「羽の先端が○○をかすめた」とかいう表現で英語ならwingtipを使うだろうけど、日本語で「手羽先が○○をかすめた」とは言わないだろうし。...何か怖い映像が脳裏に浮かびましたが。「手羽元」という表現も英語では特にないし、先でも元でも全体でwing。ふーむ。とか思いつつ見ていたら、「(鶏の)手羽フライ」という項目があって、deep-fried chicken wingというそのままの訳と並んでbuffalo wingという呼び名も載っていた。ふーんそんなものがあるですか。カリカリになるまで揚げて、スパイシー・ソースとブルー・チーズで食べるとか。ちょっと油っこそうだけどスナックとしてつまむにはおいしそう。そしてその説明の最後に  「◆〈注意〉野牛の羽根ではない」   いや。  ご注意ありがとう。    野牛の羽根ってどこについてるんですか。       時々面白いなアルク辞書。

金木犀はじまってました2006/09/20 23:58


買物に出たら空気に金木犀の香りがほのかに混ざっている。そろそろだな、とは時々思い出してたけどもうそんな時期ですか。いつも通るホテルの前庭をチェックしたらいつの間にか蕾がふくらんできている。これからしばらく外を歩くのが楽しみ。


ケルト系ミュージシャンの来日公演を多く扱っているPlanktonからダイレクトメイルが来た。ここは貴重なコンサート情報源なのでお知らせ歓迎の数少ない相手です。今回のお知らせはケルティック・クリスマスとその他単独公演の情報。ケルティック・クリスマスはここ最近は毎年恒例になっている冬のお祭りで、ケルト音楽にルーツを持つ数組のミュージシャンが一同に会する催し。日本で広く一般的に知られてはいなくても本国や音楽業界では人気も実力も高い人たちが多いので、それを一度に見られるというのはかなり贅沢なのだ。とは言っても自分の場合はどちらかと言うと演奏者が入れ代わり立ち代わりのコンサートよりは好きな人の世界をじっくり楽しみたい方なので、「お祭り」には一度も参加したことがなくて、参加者の中の好みのミュージシャンが別の日に単独ライヴをする時に選んで行ったりする程度。

で、今回のラインアップはえーと、フィドル(ヴァイオリン)やダンスの若手・中堅あたりと組み合わせた人気のルナサ(Lunasa)が目玉って感じですか。ははーピーター・バラカン氏が司会ってところがちょっとくすぐられるけどね、どっちかと言うと彼は主催者側の人としてより「ふと見たら観客の一人として背後にいる」のをうふふそこにバラカンさん、と思ってるのが楽しい。チラシに載っていたご本人のコメントにも「これだけ充実したコンサートは客席で見るべきですから、司会を引き受けるんじゃなかった」とあった。  ...ゑ、ポール・ブレイディ(Paul Brady)が来るじゃないですか。単独公演もちゃんとあり。ひゃーどうしよう。前回始めて行ったのはいつだっけ(調べたら4年前)。確か来日自体あれが初めてだったと思うけど、激しく良いライヴだった。バンドが来るのかと思ったらソロ弾き語り状態だったので、思っていたよりずっと気さくな感じでギターも存分に楽しめたし。いいなあ来るのか...12月12日火曜日か...5000円か...どうしようかなー。

このポール・ブレイディ、初めて知ったのは確か学生の頃にBSで放送していたMusic Boxという番組だった(はず)。英国の音楽チャート番組を日本語の字幕付き(と最初と最後くらいにバイリンガルのお姉さんの司会)で放送していたのだが、確か英国内と言うより欧州チャートを重点的に紹介する番組だったので、ベストヒットUSAなんかでは絶対出て来ないヨーロッパのミュージシャンがてんこ盛りで非常に楽しかった。この番組のお陰でジャン・ジャック・ゴールドマン(Jean-Jacques Goldman、何と言うかもうフランス語圏ではとんでもなくスーパースターな人)とかコック・ロビン(Cock Robin、一応米国の男女デュオだけどなぜか欧州の方で人気があったらしい)とかズッケロ(Zucchero、イタリアのスーパースターおやじ)なんかを知ったですよ。で、このポール・ブレイディも当時発売された"Trick or Treat"というアルバムの中の"Nobody Knows"という曲が欧州チャートに結構長く入っていたのだった。これが曲もビデオもかなり地味だけどいい曲なんだなあ。ビデオは全体的に光量が非常に少なくて暗いくてなんかうごうごしてて、時々出てくるポールの顔もよく分からなかったので「なんか渋い顔した渋い声の人」て認識だったけど。

で、このあたりからはっきりしないのだが、確かアルバムを買ったのはこの当時じゃなくて数年後に英国に留学した後?じゃなかったかな。コック・ロビンやゴールドマンその他は当時にCDを探して買っていたのでなぜポールだけブランクがあったのかよく分からないけど。行きの飛行機だか留学が終わって帰ってくる飛行機だかの中で聴いていたラジオ(機内備え付けのイヤホンで聴くやつ)局の一つでこのNobody Knowsが流れていて、おおおあれだあの曲だ!と記憶が蘇り、同じ局ばかり聴いていたため演奏曲が一巡する度にこの曲も何度も繰り替えし聞き、もうこれ買う!飛行機降りたら買う!(ほとんど刷り込み?)と手帳に歌手名と曲名をメモして、その後実際にCDを探して買ったのだった。もちろん今もCDの棚に並んでいるが、輸入版(確認したら米国版だった)とは言え発売後2,3年経ってたはずだし、まだ日本でアイリッシュ/ケルト音楽が流行ってくる前だったので、今思うとよくすんなり見つかったなあ。確か現在の地元で、今もデパートに入っている店で買った記憶があるが、店が地下に追いやられる前でまだ輸入版が結構充実していた頃だったのでラッキーだったのかも。

その頃はアイリッシュやケルト音楽を特に意識して聴いていたわけではないし、ポールがアイルランド人なのも知らなかった。当時の曲自体に明らかにアイリッシュ色が出てるわけでもなかったし(6-70年代はもっとトラッド/フォーク寄りだったらしく、その頃の曲は歌詞もかなり社会的なものが多い)、買ったアルバムでもボニー・レイト(Bonnie Raitt)なんかと共演してたりして割と聴きやすいフォーク・ロック寄りかなあという感じだったし。でもエンヤとかホットハウス・フラワーズ(Hothouse Flowers)とか、この頃聴き始めた人たちには気がついたらアイリッシュ/ケルト系でした、て人が結構多い。ボニー・レイトもアイリッシュ系の人たちとの共演が割と多いのも後から気付いたし(彼女自身は特にケルトの背景を持ってるわけじゃないと思うし、アイリッシュに限らずとにかく色んなジャンルの人たちが彼女とは共演したいだろうけど)。全ての道はケルトに通ず。

それはともかく12月かー。どうしようかな行っちゃおうかな。お祭りの方にも出るフィドル奏者の2人がゲストで出る模様。うーんでもこういうのは一人で行っても今一つ寂しいかも。全席立見だし。どなたか立見弾き語り渋めに枯れた「職人(byバラカンさん)」おやじのライヴに行ってみたい方、おいでたら連絡下さい。て言うか背中を押して下さい。ちなみに上にリンクしたポールの公式サイトのDiscography頁でトラック・ナンバーをクリックするとアルバムの視聴ができます。サイト上部の右寄りのRadioボタンで今年5月にアイルランドのコークであったらしいライヴの音も半時間程聴けます。3曲目が"Nobody Knows"なので暇な方はアルバム視聴頁のレコーディング版のアレンジと聞き比べてみるのも一興かと。いい曲なのよ。うちのMediaPlayerでは例によって試聴できないので自分のCDで聴こう...

にんにく・玉葱・トマトと赤パプリカ、冷凍庫に入っていたホタテを放り込んで塩胡椒とバルサミコでてけとーに蒸し煮する。ご飯にかける。そして使い掛けのマイタケを入れ忘れたのに気付くがもう遅いのでとりあえずおいしく頂く。毎日そんな感じ。

ひつじの季節2006/09/21 23:18


秋ですね気持ち良いですね。一日からっとした秋晴れです、と言う割にはちょっと日中蒸した気がするけど秋は嬉しい。こういう雲がひつじ雲と呼ばれるのかな。もこもこ。


で、それで思い出したわけじゃないけど久し振りに覗いてみたひつじnewsさん。相変わらずひつじ好きの心をくすぐりまくる話題だらけなのだが、中でも一人大喜びしてしまったのがこの話題。今年のサッカーW杯の前に作られたものらしいが、ひつじがひつじが歌いながらボールを蹴っている!昔放送していたスター選手総出演のCM(アディダスだったかな)を彷佛とさせる作りなのもなかなか心憎し。コッリーナ審判そっくりさん(本人かと思った)まで出てますって。全て英国北部の湖水地方で撮影されたらしく映像も美しいです。ひつじ好きの方もサッカー好きの方もぜひ。ぜひ。

このひつじブログさん、時々思い出すと訪れては楽しい時間を過ごさせて頂いているのだが、ブックマークがちゃんと整理しないまま「その他色々」のようなフォルダに入っていたため、リンクが多過ぎて見過ごしてしまうことが多かった。これではひつじニュースに遅れてしまう!という危機感からこの度ブックマークを「最新情報と辞書関係」のカテゴリに入れ直してみた。一緒に入っているのは各ニュースサイト、各種オンライン辞書、天気予報、地図サイト、外務省サイトなど。これで毎日こまめにひつじニュースをチェックできます。


ちなみに、ここ最近見たひつじ以外のニュースで一番印象に残っているもの。皇室にお子様誕生、でその「お印」が高野槇と発表された翌日あたりだったと思うが、その高野槇の苗を栽培している業者を訪ねた記者が苗床からレポート。お印決定のニュースが流れた途端にネットでも販売していた苗に予約が殺到し、あっという間に売り切れたとか。あらまあさすが日本ねえ、と思って見ていたら、その栽培業者さんに記者が心境を聞いたところ、40代くらいの真面目と言うか実直そうな業者さん「はい、この高野槇という木の素晴らしさを日本の皆さんにもっと広めたい、と思って栽培してきましたが、(一拍置き声にやや力が入る)まさか、こんな形でブレイクするとは思いも寄りませんでした」なんか朴訥そうな業者さんからいきなり「ブレイク」とかいう単語が出てきたのでややっと思ったら、その勢いに押されたか女性記者も「おお、やりましたね」と返すと業者さん「はいっ、やったです」   頑張れ、業者さん。  話題の人や何かにまつわるものに人気殺到、とかいう話を聞くと冷めた目で見てしまうのが常の天の邪鬼な自分だが、突然転がり込んだ幸運に沸き上がる喜びを抑え切れない栽培業者さんに心の中でエールを送らずにはいられない爽やかな朝のレポートだったことよ。  ニュースの見方がなんかちょっと間違ってるかも知れない、と最近少し思う。

7周年2006/09/22 23:19


ほとんど3日と空けず地元デパートの支店を覗きに行くキャトル・セゾン(と私の部屋)から、7周年のお知らせ葉書が来た。えっうちの地元に開店してもう7周年?...そんなに前からあったっけ。いや自分も開店当時から利用してるはずなんだけどそんなに経ってたとは。その数年前にできた駅前ルミネにキャトル・セゾンが入ったときはそれはもう嬉しかった。それまでは自由が丘とか横浜とかたまにしか行かない場所にある憧れの店だったのだ。できたばかりの頃はちょこちょこ覗いてもほとんど見て回るだけで、ここのお店ってどれも素敵だけど高いしなあ、こんな部屋いいよねーこんなもの飾りたいよねーと眺めるだけ眺めて、あーいいもの見たなあと気分だけちょっと贅沢になって帰る程度だったのだが、しょっちゅう行っているうちに手頃な小物をちまちま買うようになり、蝋燭のお気に入りを見付け、実は結構こまめにセールがあって高かったものがいきなり手頃な値段になることも憶えた。あまりしょっちゅう行っているので店員さん達に憶えられてしまった(毎回蝋燭蝋燭と騒いでいるので「キャンドルの人」と認定されたらしい)。近くにあるってやっぱり素敵なことです。しかし7周年ってうちのサイトと同い年ですね。全然関係ないけど何となく嬉しいぞ。

それはともかく、頂いた葉書にはその7周年記念に抽選で店員さん達お気に入りの商品をプレゼントするので、来店の際にこの葉書をお持ち下さい(それが抽選の申し込みになるらしい)、ということだったので、今日夕方の買物がてら持って行ってみた。すると仲良くなった店員のKさんがいらして、引換えに手作りのフリーペーパーを下さった。Kさんと2人の店員さんが担当して作られたのだそうな。お疲れ様です。Kさんによるとこのフリーペーパーは頻繁に立寄るかなり限られた数の人だけに渡すことになっているらしい。持ち帰って見てみると、お気に入り商品を手にした店員さん達の写真とコメントがかわゆくレイアウトしてあるじゃないですか。コメントも私はこんなふうに使ってます、というのが色々載っていて楽しい。抽選で当たった人にはこの中の商品と関連したものをセットにして自宅に発送してくれるとか。「抽選」ていうのも何だかわくわくしていいじゃないですか。当たらなかったらちょっと残念だけど当たってある日素敵なプレゼントが届いたらかなり嬉しい。どれが当たるか分からない、というのも面白い。「発表に代えて発送」が10月中頃、というわけでちょっとした楽しみが増えました。


旬で安価なうちにいちじくのジャムを作ろうかと思っていたのだが、昨日東急の1階の果物屋さんに行ったらそれまで1パック420円だったのがいきなり600円台(630円だか50円だか、とにかく自分用に買うには余りに高すぎて見た途端諦める値段)になっていた。しかし一度思い立つとなかなか諦め切れない性分なので、今日も同じ果物屋さんに行ってチェック。しかしやはり600円台。なぜいきなり跳ね上がったんだろう。向かいの成城石井は元から680円とかだし、地下の東急ストアの果物売場も同じくらいかもっと高い。とりあえず成城石井で別の買物を済ませて、もう一度東急に戻ってジャム作るなら恐らく入れるであろうレモンだけ買って、上の通りの八百屋さんをチェックしてみるかな...と思っていたら、       成城石井から戻ったらさっきのいちじくが1パック420円になってました。     なななな何ですかなんですかこれは。さっきまで確かにでっかく650円(だか30円だか80円だか)と書いてあったのに。わたしは幻覚でも見たんでしょうか。しかし現在420円は幻覚ではなさそうだし、まあ嬉しいからいいか、と1パック購入。ちゃんと420円だったのでよかったよかった。   でも何だったんだろうあれは。タイムサービスとか何かにしても下がり過ぎでは。あーびっくりした。

というわけでいちじくスタンバイ状態。この上に砂糖をざざっとぶちまけて水が出るのを待つ。

いちじくが入る前には同じ鍋で厚揚げとマイタケがぐつぐつされていた。鶏挽肉もちらほら入ってます。大きな厚揚げを丸々使ったので半分くらいは明日用に残そうかな、と思っていたのにほとんど食べてしまった。