秋色々2006/10/09 23:28


近過ぎて著しくぼけてますが、こうして見るとなかなか芸術的に(見えません)。えーとキリギリス?違うかな??とにかく鳴く虫ですね。エレヴェータ・ホールのガラス窓にくっついておられました。秋ですね。

「酒井さん」メイル、相変わらず届いてます。今日のは「美香さんが泣きながら電話して来たので不安です。こういう時は男性が側にいてあげた方が絶対安心すると思うので、電話してあげて下さい」だそうで。だからうちは男性じゃないって言ってるが(いや言ってないか)。「美香さん」はご主人が仕事人間で寂しい奥さんて設定の模様。するとこの間のメイルでは酒井さん、そういうカワイソーな人を出し抜いて「leanneさん!二人で抜け駆けしませんか?」とかやってたわけですな。酒井さんから来たメイルを全部つなげるとサスペンス劇場も真っ青(嘘)な愛憎渦巻く有閑マダムの不倫クラブ物語ができそうだ。

時々無性に食べたくなるフレンチ・トースト。たまたま買ってあったパンがトースト用だったので(その時によって木の実入りどっしりパンだったり胚芽パンだったりする)、卵液にひしひし浸してパエリアパン(←活用してます)で焼く。幸せ。


で、ふとフレンチ・トーストって実際フランスで食べられてるんだろうか、と思ったのでちょっと検索してみた。フランス語のレシピじゃ分からないので、french toastで検索したらレシピ頁がわらわら出て来た。とりあえず「実は日本で生まれたメニューでした」てわけではなさそう。...しかしこのレシピ頁、トップに出てきてるのは恐らく全部米国サイトだと思うけど、なんかどれを見ても激しく甘そうなんですが。これとか。6人分だが、卵液にグラニュー糖3/4カップ使っておいて焼く前にまた大さじ1のグラニュー糖を振り、更に焼き上がってからまた大さじ1の粉糖を振り、ブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリー合わせてたっぷり5カップ分と一緒に召し上がれ。   朝から糖分取り過ぎじゃないですか。脂肪分フリーのミルクなんか使ってるけどどう考えても甘過ぎ。卵も全卵2個白身4個分になってるけど、6人分にしてもやっぱり甘過ぎ。とどめにこのレシピの出所の雑誌名が「Cooking Light」。軽くない軽くないよ。  

なんか気持ち悪くなりそうだったので、今度はBBC Foodの頁で検索してみた。ラズベリー・コンポート添えフレンチ・トーストというのを見ると、2人分で卵液に砂糖大さじ2、コンポートの方にブラウン・シュガー大さじ2。...ふう。卵液にクリームが入ってるけど別に「ヘルシーメニュー」とか「Light」とか謳ってないし、とにかくわたしでも食べられる甘さで安心。英国だって伝統的なお菓子なんかはかなり甘いものも多いけど、米国って根本的に食のバランスってものを大きく誤解しているような気がするのはわたしだけですか。それはそうと、自分でフレンチ・トーストを作る時は糖分は蜂蜜を使ってたけど、砂糖を入れるのが普通なのかな。シナモンとかヴァニラを入れるレシピが多いらしい。...結局フランスでどうなのかはよく分かりません。パンにはやっぱりバゲットとかのフランスパンを使うんだろうか。

一方、東急地下の果物屋さんでちょっと久し振りにいちじくが安くなっていたのでつい買ってしまった。や、なんか値下がりしてると買わないといけないような気が。朝食用のジャムが切れていたのでやっぱりジャムにする。そう言えば今年はジャムばかり作ってて生で食べてないなあ。で、たまたまBBC Foodにも季節の果物としていちじく特集が載っていた。あちらでは生で食べる場合はアイスクリームに添えてデザートとして食べるとか、プロシュート(いわゆる生ハム)と一緒にオードブルにすることも多いらしい。わープロシュートいちじく贅沢でおいしそう。いちじくジャムというのはやっぱりあまり一般的じゃないのかな。保存食として加工するなら乾燥いちじくになっちゃうのかも。上の頁の最後の方にBBCサイト中のいちじくレシピ色々が載っていて、グリルしたりローストしたりスコーンになったりしてて激しくおいしそう。