back to basics ― 2008/05/31 23:58
![]() |
昨日のカフェの真似をしたわけじゃないけど、卵サラダのサンドウィッチ。パンは普段朝食用によく買うブラウンライスローフ(とかいう名前だったと思う)。この間実家に送ったら「トーストしてもおいしかった」と言っていたので軽く焼いてみた...自分はそのままの方が好みかも。トーストするには昨日のカフェで使っていたライ麦系とかざっくりめのパンの方が香ばしいような気がする。昼食を食べ損ねて夕方近くに作って食べたら、これ一個で結構お腹が落着いてしまったです。 |
昨日何か書き忘れたような気がしていたら寝る前に思い出した話題。たまたま昨日は小田急駅前のビルにタワーレコードが開店する当日だったのを思い出して、買物がてら行ってみた。ら、視聴コーナーにスティーヴ・ウィンウッド(Steve Winwood)の新しいのが出てるじゃないですか。おおー。せっかくなので試聴してみた。ははあ、back to basicsというか何と言うか、昔...ってこの人の場合スペンサー・デイヴィス・グループ(Spencer Davis Group)のメンバーとしてデビューしたのが16歳なので10年20年じゃ済まない昔(40年だ)なのだが、ホントにその頃の音楽に戻ってる感じですな。ハモンド・オルガンとか、前奏or間奏が長くてなかなか歌に入らないとか。いやそれだけじゃないけど。でも60-70年代のヴェテラン勢復活とポップ音楽化傾向に湧いた80年代はともかく、90年代に入った頃からはトラフィック(Traffic)再結成とかソロでもポップ指向は影を潜めたので、本来の路線に戻って落着いてるってことなのかな。とか言う自分は80年代の"Higher Love"のヒットで聴き始めたんですが。てへ。
曲にもよるが、昔のあの甲高い感じの歌い方を抑えている(?)ような印象が。意識的なのかどうか分からないけど、昔ならこういう音運びはもっと張った感じの声になるんじゃないかと思うところが、地声というのか発声面から言ったら喉には負担かからないかもね、て感じの声になっているような。健康にはいいのかもね...と思いつつ、曲によっては伴奏が比較的単調なところに(なんつーかあのハモンドオルガンびゃーーー&ベース・ギターが控え目ーに ぶん ぶん な感じ)この歌い方だと、いまいちぴりっとしないかなあと思ったりもした。うーん、でもわたしはスペンサー・デイヴィス・グループ時代もトラフィックも嫌いじゃないけど80年代ソロのパーカッションとかリズム・セクションの効いた曲から入ったのでそう感じるのかも。昨日試聴した時点では(とりあえず飛ばし飛ばし全曲流してみた)買いはしないだろうな...と思ったけど、実際わたしは何度も聞き返して「あ、実はいいかも」と思い始めるタイプだし、これは特に後からじわじわ好きになってくるアルバムなのかも知れない。でも多分買わない。買うならスペイン音楽を買うよごめんねスティーヴ。ちなみにアルバムにはエリック・クラプトン(Eric Clapton)が参加している模様。ていうかそう書いてあった店の説明書きを見た直後に始まった一曲目が、声がエリックだったらそのまんま彼の曲で通りそうでちょっと笑いそうになった。確認しなかったけどエリックの作曲だったんだろうか。上の公式サイトのphotosのつい最近のロンドン・ライヴの写真にもエリックが参加してますな。おおースティーヴがちゃんとオルガン弾いてるぞ。80年代は「キーボード」だったよね。
discographyのsessionsをチェックしていたら、なんか80年代ー90年代前半あたり、つまりソロでポップ・ロック&R&B路線?に流れた頃の共演者が急に米国寄り&華やか(ショウビズ的に)な感じになっているように感じるのはわたしだけですか。トラフィック仲間のジム・キャパルディ(Jim Capaldi)とは昔も今も大体コンスタントに共演してるようだけど。仲いいなあ。...で、90年代後半からまた渋い系(の共演相手)に戻ったかな(共演自体減ってるか)...と思ったら、一番最近(2006年)の共演がいきなりクリスティナ・アギレラ(Christina Aguilera)ってちょっとびっくりするじゃないか。そしてタイトルは"Back to Basics" あらま。
80年代話のついでというわけではないが、夕方つけっ放しになっていたNHK教育TV、気がついたら子供向けの歌とお話の時間みたいなのになっていた。既に見ていなかったので消さねばー、と思いつつMacに向かっていたら、いきなり聞き覚えのある音楽が。人形(着ぐるみ&指人形)劇場(?)で、結構年輩らしき青い人と言うか動物(指人形)が何かの切っ掛けでボクシングの試合をすることになり、打倒プリンス・何とか(←チャンピオンらしい。王子様みたいな格好)を目指して物語の元々の主人公らしき黄色い着ぐるみの人をトレーナーにして二人で鍛練を積むのだが、そのBGMがサバイバー(Survivor)の"Eye of the Tiger"。前奏の部分の繰返しだったけど。そして苦闘の末最後にチャンピオンにKO勝ちした青い人、リング場から「ナンタラー(黄色い人の名前)!ナンタラー!」と連呼しセコンドについてた黄色い人とがっちり抱き合う。
...まさか幼児向け人形劇で『ロッキー』のパロディを見るとは思いませんでした。幾ら最新作(そして最後作?)が公開になると言っても。ていうか子供はどう考えても絶対分からんと思うんですがこれは一緒に見ているお母さんの受けを狙っているという解釈でよろしいですか。しかし年代的に今幼児の母親の世代じゃ一作目を見てる人は少ないのでは。何にしてもいわゆる「元ネタ」が親には分かったとしても、子供にあの「エ゛イ゛ドリ゛ア゛ーーーン!」のパロディ見せたって何を盛り上がってるか良く分からんのではなかろうか。パロディの世界に浸ってる青い人と黄色い人が余りにも「オトナ向け受け狙いです」てノリなのに他のキャラクター(ピンクの人とか緑の人とか3人くらい)が「カンタラ(青い人)が勝ったぁ!」「カンタラが勝ったぁ!」「わぁーい!」と普通の子供向けなノリなのが何とも言えずミョーと言うか白々しいと言うか。毎回こんなんじゃないですよねNHK教育。
![]() |
卵サラダは時々無性に食べたくなる。弁当の付け合わせとか惣菜売場とかコンビニエンスストアのサンドウィッチとかの卵サラダは何が入っているのか分からないけど怪しい味がしませんか。ポテトサラダと卵サラダ(に限ったことじゃないけど特に)は自家製に限るです。昔「ポテトサラダなんてわざわざ手間かけて作らなくても買ってくれば良いじゃない」とおっしゃっていた方がいて、一応目上の人だったので適当に流した(同意はしなかった)けど心の中で「いや、手作りは全然違いますって」と語りかけてみた。しかし相手はテレパシーを受けてはくれなかった。 |
最近のコメント