ちょっと伺いますが2008/06/04 23:58


今、梅雨なんですか?    いつの間に梅雨入りしてたんですか?     確かに梅雨っぽい天気だけど。なんか騙されたような気がするのはわたしだけですか←ニュース見てないだけでは。でも今のところまだ湿度はそう高くないのでかえって過ごしやすいかも。むしろ5月が梅雨みたいな日が多かったので6月はからっと五月晴れの日が続いたら嬉しいのに←それはそれで問題である。


既に数日前の話だが、日曜のNHK(総合)の『世界ふれあい街歩き』はロンドンのヴィクトリア駅界隈だった。この番組、以前はNHK総合では月曜の深夜だったので思い出すと見ていたのだが、最近何度かつけても別の番組をやっていたりしておかしいなあと思っていたら、日にちを移動していた模様。先週の放送がスペインはガリシア地方のサンティアゴ・デ・コンポステラだったらしく、4年前一緒にスペイン旅行に行った友人がメイルで教えてくれていたのだが、全く知らずに見逃してしまった。4週連続で『巡礼の道』特集だった模様(聖地サンティアゴが巡礼の終点)。4回まるまる見逃してしもうた。日にちを間違ってたんだから当たり前だけど。

この番組、他の世界遺産とか旅行番組と違って大都市や観光地に行ってもとにかく「行き当たりばったり」な姿勢なのが好きだ。移動手段は足。なので朝から夕方くらいまでに(ごはん食べたりお茶飲んだりの時間も入れて)てくてくうろうろ歩いて行ける範囲。駅とか大聖堂とかランドマーク的な場所から出発して、時々街の地図と歩いてきた道筋を見せて「ガイドブックには○○と書いてある」と言う程度で、普通の旅行番組のように名所を巡るわけでも有名な店に行くわけでもない。とにかく「コレなんだ?」「ココどこ?」とかぶつぶつ言いながらひたすら歩く。勿論ある程度仕込み(?)はしてあるだろうけど、店の人に話を聞くとか何か面白いものを見せてもらうとかちょっと変わった一般の家を覗かせてもらうとかいう展開でも、あくまで通り掛かってたまたまこうなりました的姿勢で、実際一人旅をしているとこういうことあるよね、という感じ。撮り方もわざと「歩く人目線」なので、自分があちこち見回しながらふーらふらその道を歩いている感覚で見られるのもいい。しかも細い横道とかヘンな看板があるとそっちに行く傾向があるのが個人的に非常に共感できる。

つまり、特に下調べもせずに地図だけ手に入れたらとりあえず街を歩いて、興味を引かれるままにうろうろ歩く、という自分の旅行スタイルにかなり近いのだ。ナレーション(というか一応「歩いてる人」の声)の俳優さんの人選も結構面白い。合間にちょこっと挟む「インフォメーション」以外は出会う人達の声がそのまま聞けて(字幕で訳が出る)、対してこちら(ナレーション)は終始日本語なのもいい。あれ、たまーにこちら側の(実際に喋っている通訳らしき人の)声がちらっと聞こえることがあるけど、ほとんどの場合どうやってやってるんだろうかってくらいきれいに処理してあるので(街の音とか人が動く音などは普通に入っていて通訳の声だけ消してある)、こちらは日本語→相手は現地語でごく普通に会話しているみたいに見えるのがなんか呑気で面白いのだ。声を当てている俳優さんは、会話が自然に繋がるタイミングで話さないとならなかったりして結構大変なのかも知れないけど。

それはともかく、ロンドン・ヴィクトリア編はヴィクトリア駅が出発点だった。この駅は英国各地からの列車のターミナル駅なだけでなく、地方行きのバスやヒースロー空港からの直通列車のターミナルでもあるので通り掛かったことは何度もあるが、実際界隈を歩いたことはほとんどないような。えーと、友人と北部の街ハル(Hull)に行く時にバスターミナルまで歩いたのと、爆破予告(当時はIRA関連でちょこちょこあった)か何かで地下鉄が停まって「最寄りの」ヴィクトリア駅まで歩いた程度かも。まあロンドン中心部なので何やかやでうろうろしてはいるのかも知れないけど。ナレーションの俳優さんは知らない人だった(いや有名な人なんだろうけど)。そうかー、チェルシーもあの辺りなのだな。てことは治安も結構いいのかな。←いやバッキンガム宮殿のお膝元だし。画廊も多いし、クリスティーズもあの辺りだったとは知らなんだ。そうかーテイトとかナショナル・ギャラリーも近いものね。帽子屋さんとか靴屋さんとか老舗も多そうで、歩き出した時点から気になっていた地下室もちゃんとチェックしてくれて(画廊のお姉さんについて行って額縁屋さんの地下室に入れてもらった)嬉しい。ワインの店では地下室がワイン蔵になっていた。地下室いいね地下室。

そう言えば、それこそ絵のオークションとかAntiques Roadshowのような鑑定番組などで、額縁付きの絵画の説明をする時に「これは18xx年頃の作品で、額縁も当時のものです」とか言うのをよく聞くが、番組で額縁屋さんが言っていたことから察するにあれって必ずしも「最初から絵が入っていた額」とは限らないのか。後から同じ年代の額を探してきて絵に合わせるということもあるらしい(絵と額の年代が同じだと価値が上がるそうな)。帽子店の店員さんがトップ・ハット(いわゆるシルク・ハット)の説明で「新品なら○○ポンドくらいです」というのに"in mint condition" (新品(同様)の状態で)という表現を使っていたのが何だか非常に英国っぽいなあと思ったのだけど、あの表現て米国でも使うんだろうか。勝手にちょっと古風と言うか固いというかある種の業界用語のような印象を持ってるんだけど。何となく。そして関係ないけど靴屋のご主人カッコイイぞ。よし次にロンドンに行ったらヴィクトリア駅界隈を歩くぞ。   別に靴屋のご主人に会いに行くわけじゃないですよ。   最後はやっぱりパブで締めるところがロンドン。音楽ががんがん流れてるとこじゃなくて、住宅街のすぐそこの昔ながらっぽい店なところが良いです。

とかなんとか思いながら見ていて、やっぱりロンドンというか英国、久し振りに行きたくなった。最後に行ったのがもう6年前?いや7年前か。他の国(てそんなにあちこち行ってないけど)もこういう番組で見ると懐かしいなあとは思うしまた行きたくもなるけど、英国は学生の身分で一年足らずとは言え実際に住んで生活していたところなので、旅行だけで行ったところとはやはり何か違うものがある。何かこうね、ものすごっっく何でもない店の扉とか住宅街の道とか言葉の言い回しなんかに、きゅーっとくるですよ。あーもうここに戻りたい!て感じ。「英国はわたしの第二の故郷よ!」とか言うのとはちょっと違うと思うんだけど。自分にとって特別な思い入れはあるし愛着もあるけれども故郷にはなり得ない、自分は絶対的に「他所者」な場所ではあるけども、その他所者的な緊張感(?)が心地よいと言うか、その緊張感を認識しながら場所や人と関わるのが好きと言うか。なんかよく分からんこと言ってますが。

しかし一つ気になったこと。...「イギリス料理と言ったらフィッシュ&チップス」てのはちょっとさ。あれはどちらかと言うとジャンク・フードだと思うんだけどもその辺りどうですか。歴史的に古いものでもないし...ですよね?←誰に聞いてるの。   ロースト・ビーフにヨークシャ・プディングですかねやっぱり。

裏窓から蒲鉾2008/06/05 23:58


東急ストアでちょこちょこアヴォカドが値下がりするようになって嬉しい。ここ2,3年は1個198円がデフォルト価格(?)で高いなーと思っていたら、最近は時々半額以下になっていたり。元々好きなので「あ、安くなってる」と思うと思わず手が。おかずだったりサラダだったり。売場によく「アヴォカドと海老の炒めもの」とか「アヴォカドと豆腐のグラタン」なんてレシピも紹介されているのでいつかやってみたいとは思う。


先日、昼間のテレビ東京の映画の時間にTVをつけたら『裏窓(Rear Window)』をやっていた。何回観たかなぁこれ...とか思いつつ結局やっぱり観てしまった。グレイス・ケリー(Grace Kelly)綺麗だねえ。何度も観ているのは実家の父がこの辺りの映画が好きで、ヒッチコックやら西部劇やら(ジョン・ウェイン関係)ミュージカルやらを子供の頃から何度も見せられたからですよ。あと母が好きなオードリー・ヘプバーン関連。両親ともコメディ寄りの映画が好きなせいか自分もコメディ好きになってしまった。

ちなみにこの『裏窓』で結婚指輪のことを「かまぼこ」と呼ぶと知った。多分日曜洋画劇場で初めて観たのは小学校高学年?くらい。勿論吹替えで観ていたのだが、向かいのアパートの怪しい住人が奥さんのハンドバッグから宝石類を取り出していた話をしていた時に、いきなり「かまぼこもあったよ」「何ですって?旅行に出かけるのにかまぼこを外して置いて行くなんて考えられないわ」「確かにかまぼこだったよ」...とか言われたら、そりゃ何か別のもののことを話してるんだなとは思うけど、ワニ皮のハンドバッグに板付き紅白蒲鉾がぼてっと入ってる図を想像するじゃないですか。  え、しない?  まあ当時の想像力豊かな(...)自分はしてしまったので、全く普通に画面を見ている両親にちょっちょっとかまぼこって何っ、と説明を求めたところ当たり前のように「結婚指輪」という返事が返ってきたわけです。まあ言われればなるほどねえとは思うけど、グレイス・ケリーとジェイムス・ステュアート(James Stewart)が(吹替えだけど)かまぼこかまぼこ連呼する図は子供心にも何とも言えん妙さがですね。幾ら何でもあめりかにかまぼこはないだろう、とか(そういう問題でもない)。ちなみに原語では普通にwedding ringと言ってます。

しかし、大学時代は授業より映画館に行ってた方が多かった父によると、当時映画館で上映されていた主に西部劇なんかの字幕はあめりかにかまぼこがあるどころの話ではなく、「その手は桑名の焼きハマグリだぜ!」とか、「清水の次郎長も××と言ってる」とか、なんか凄い翻訳がてんこ盛りだったらしい。...や、当時の日本人に馴染みのある表現の方が分かりやすいっちゃ分かりやすいだろうけど、画面はめりけん大西部字幕は江戸時代劇状態ってどうなのかと。一度見てみたい気はするけど。翻訳者にもよるようだが、少なくとも一人はそういう悪乗り的な訳で人気(?)だった人がいた模様。まあ仕事楽しかっただろうなとは思う。

それはともかく、この『裏窓』の怪しい住人ソーウォルド役、レイモンド・バー(Raymond Burr)なんだよねえ。誰だっけ、と確認する度にびっくりするんですが(←記憶力なし)。や、でもペリー・メイスン(Perry Mason)のオリジナル・シリーズの頃はあんな感じだったんだよね確か。今調べたら『裏窓』の3年後くらいにペリー・メイスンが始まってるし。...と、All Movie Guideのフィルモグラフィ頁を見てたら『鬼警部アイアンサイド(Ironside)』もレイモンド・バーだっけ!?...あんまり憶えてないなあ見てたのは確かだけど。警部ものは『警部コジャック(Kojac)』のテリー・サヴァラス(Telly Savalas)が印象強過ぎて...あ、あとNHKでやってた『頚部まくロード』じゃない『警部マクロード(McCloud)』は好きだった。『刑事コロンボ』なんかも2時間ものじゃなくて45分版のシリーズは確かNHKで放送してた記憶がある。いやー懐かしいこと。   何の話でしたっけ。


ここ最近ほとんどタブレットも使っていなかったせいか、何でもいいからなんか描きたい気になった。一仕事上げてなんか描き出したら、普段と違う描き方でがーんと行ってみたくなった。   多分きっと疲れてたんだと思います。


で、こんなことに。とりあえず眼をがーんとでかくして漫画っぽい絵にしてみようかのうと思ったのだが、描いているうちにだんだん普段と同じような感じに...というか、色を塗り出すと色々矛盾が出てくるんですよ。こんなパーツの配置じゃえらいヒラメ顔になっちゃうよ!とかこの鼻どうなってんのよ影が入れられないよ!とか。...いや、塗り方もデフォルメすればいいんだろうけど。ここまで眼を大きくするなら星もきらきら少女漫画うふふなポーズにしてみよう、と思ったのだがなんかよく分からない怪しい手つきに。どうせなら髪なんかもあり得なさそうな色にしてみようかとピンクとか使ってみたり。服は最初紫だったけどさすがにあり得なさ過ぎだったので変更。色んな意味で「どこへ行くんだ」て感じの絵になってしまいました...とりあえずもう少しいじってみます。頭重そうだなこの人。


ちなみに、別に先日追加されたアサブロのテンプレートに影響されたわけではない...と思うんですが>デフォルメ。というかアサブロのトップ頁を開いてびっくりした。他のプロバイダのブログでもこんなテンプレート見たことないぞ(少なくとも自分は)。需要あるんだろうか。...あるのかな。更にちなみに、もう一つのテンプレートはもっとよく分からない...それこそどこへ行くんだアサブロ、て気がするんですが。

蜂蜜の誘惑2008/06/09 23:59


実家から送られてきた自家製フランスパン。や、形は食パンだけどフランスパンなんですよ。生地は。朝食に食べるならやっぱり焼きたいよねー、と厚切りのをトーストしたら皮ががしがしに固くて口の中がちょっと痛い←そこまで必死に食べなくても。なぜかパンと一緒に固ゆで卵が2個入っていたので、また卵サラダに。ちょっと芸がないかも。

普段朝食のパンはバターとその時ある(作った)ジャムで食べている。そこに周期的に「蜂蜜おいしいよね蜂蜜」ブームがやってくる。まあ蜂蜜は常備してあるのでパンにつけたくなったらいつでもつけられるのだが、一旦蜂蜜ブームが来るととにかく毎日使いまくるので急に買う頻度も高くなったり。で、今度はひまわりの蜂蜜というのを初めて買ってみた。ちょっと酸味があるような。英国に留学していた時に友人の家でよく食べたグリーク・ハニーがおいしかったので思い出すと探してみるのだが、今のところ発見できず。...で、今検索してみたら「ギリシャ蜂蜜」でヒットしてきた!頂き物でうちにもレモンの蜂蜜がある蜂蜜専門店のラベイユの頁。  ...たっかー。一番安くて125gで1,680円。うむむ。他にも結構ヒットしてきたけど40gx6瓶とかいうお土産サイズ。これよりはラベイユの方が瓶も綺麗だしいいかな。でも高い。でも気になる。頼んでみて自分が思っていたものと違っても悲しいし、店舗では味見できるようなので一度行ってみようかな〜...  なんか行きそうにないところにしかないな。荻窪に渋谷に丸の内。

蜂蜜を検索していたら、たまたまグリークヨーグルトもひっかかってきた。おおTotalのグリークヨーグルトをオンライン販売しているところがあるじゃないですか。2,3年前になんだっけ、フムス作ろうと思った時?か何かに探した当時はなかったのに。あれ、ナショナル麻布ってこの間叔父がお世話になった西麻布のギャラリーの近くじゃなかったっけ。確か周辺地図を調べていたら割と近所にあったような。これで次にフムス作る時は大丈夫!いや別に普通のヨーグルトでもできるけど。でもこのヨーグルトにグリークハニーを入れて食べたら物凄くおいしそうだ。うっとり。




先日上げた漫画風(ていうか漫画だ)なお嬢さん、多少手を加えてこんな感じに。サイズが小さいので少し色のコントラストを上げてみたけど元の絵はもっと淡いです。違うのは頭部(眼がでかい頭が重そう顎刺さりそう)くらいで結局普段とあまり変わらないかも。しかし折角描いたので後でどこかの頁に上げようかと思います←貧乏性。本当はトップ頁の新年絵をいい加減何とかしたいんですが。


弁当の不思議2008/06/11 23:58


とうとう今年初めてエアコンのドライを稼動させてしもうた。蒸し暑かったせいかご飯を一合分(←最少単位)炊くのもなんだかなー、一合炊いたらそれなりのおかずも作らないとだけどなんか思いつかないなー、とうだうだ食品売場を彷徨っていたら、おこわの店の豆腐ハンバーグ弁当がウマソーだったので久し振りにお弁当を買ってみた。てなわけで夕食はこれとキャベツとピーマンのスープと生野菜サラダ。このおこわの店のお弁当は以前にも何度か買ったことがあるのだが、今回久し振りに食べたらおいしいけど結構味付けが濃いなあ。自分で作る時はあまり塩気を効かせ過ぎないようにする(健康云々とかいうより単に薄味好き)せいか市販のものは一般的に濃く感じる。まあお弁当だから数時間はもたせることも考えて濃いめにするのかも知れないけど。...とか考えながら食べていたら、自分で作ったスープの味が何だか薄い。あれ?ごはんを食べ始めた時は「もう少し塩を控えてもよかったかな」と思ったはずなのに。一口だけじゃなくもう何口か飲んでうーんやっぱり少し濃かったかな、明日の朝か昼までもたせようと沢山作ったので後でもう一度味の調整をしようかな、と思ったので、味が馴染んでなくてたまたま一カ所だけ塩っぱかったってこともないと思うけど。

...これってまさかお弁当を食べているうちにそっちの味付けに舌が慣れてしまったとかそんなことは。昔『ためしてガッテン』か何かで「外食や弁当ばかり食べていて濃い味付けに慣れた人でも一週間(だか十日間だか)薄味の食事を続けると味覚が戻る」という実験をしていたが、10分かそこらで濃い味付けに味覚が戻るなんてそんな幾らなんでも。でも確かに最初はもっと塩味効いてたよねスープ。おかしいな...で、今度は水をコップ1/3くらい何口かに分けて飲んでからもう一度スープを飲んだら、弁当>スープの順で食べた時は単に「味が薄い」としか感じなかったのが、塩気はやっぱり薄めだったけど今度はキャベツの甘味がはっきり出てきた。何なんだろうかこれ。弁当の味付けはそれほど(他のものの味付けが分からなくなるほど)濃いということなのか、単に自分の舌が環境に馴染みやす過ぎ(?)なのか。うーむ。関係ないけどたらこが入ったおこわって初めて見た。わたくしの場合、このたらこ一かけでこれが入っているおこわ(握ったら小さめのお握りが一個できるくらいの量)全部食べられるんですが。おこわ自体味ついてるし。



先日からもそもそ描いていたえせ少女漫画娘、Cuppa頁に上げてみました。普段とちょっと違う描き方は結構楽しかったけど、どうせならもっと徹底して変えればよかったかも...と思いつつ、描いてる(というか塗ってる)うちにデフォルメした部分に矛盾が出過ぎて自分で納得できなかったりとか、塗り方も結局普段のやり方が一番やりやすかったりとか、でだんだん元に戻って行ったりするわけです。でもたまにがらっと違う感じの絵を描きたくなるんだな。結局縮小してトップ頁にも載せたり。久し振りにトップ頁を開いてみたらなんか絵が暑苦しげだったもので。...冬の絵だし。

Sky Radio2008/06/15 23:58


前回の記事のときとは打って変わって、買物に出てからなんかやたらとごはん作る気になってきた...のはよかったが、なぜか目に入ってきた複数のもの(というか見たもの全部?)に反応してしまったため、別々のところで見た「海老と茸の炒めもの(あるいは炒めご飯だったかも)」と「海老とアボカドのピリ辛炒め」その他色々を一緒にして「そうだアボカド入り炒めご飯を作ってみよう」という変な結論に至った。前にアボカドを炊きたてご飯にわさわさ混ぜて醤油かけて食べる、というのをやってみたら結構おいしかったもので(見た目は物凄く食欲をそそりません。アボカド大好きな人にはお勧め)。てなわけでにんにく、玉葱、海老、アボカド、しめじ、ピーマン、卵入りのヴォリュームたっぷりご飯。味付けは塩胡椒少々に酒、醤油、豆板醤、スウィートチリソース。アボカドは最後に入れて崩れない程度に全体に混ぜるくらい。具が多かったせいか柔らかい味になったので、もう少しぴりっとさせてもよかったかも。...しかしえりゃーお腹一杯になりました。


先週まで里帰りしていた、英国人の友人に会ってきた。友人の地元を散歩しつつ案内してもらったりお宅にお邪魔して里帰り写真を見せてもらったり。おおおおお英国だー。PCに取り込んだものを見せてもらったので大画面。綺麗ー。日本を離れる前に「デジタルカメラ買わないと」と言っていたのを思い出して新しいカメラで撮ったの?と聞いたら「これ」とCanonのIXYを見せてくれた。あ、確かこれだ。800万画素かー。綺麗だったな...次買う時は...(ぶつぶつ)  や、それはともかく綺麗な庭とか家とか都市郊外の一面緑の丘とかパブとか商店街とかの写真が大画面でえらいリアルなわけですよ。ヴィクトリア&アルバート美術館とか!ピカデリー・サーカスとか!!ニールズ・ヤードとか!!!...はー。そしてパブで家族と昼食を食べている写真で友人はScampi(海老フリッター) & Chipsを食べていた。うあースカンピいいなー。Fish & Chipsはもういいから誰かScampiを日本に輸入して下さい。

と、逆里心(?)がつきまくったのは置いといて、この間の記事で書いた「Fish & Chipsは伝統的英国料理か」の質問を友人にしてみた。ら、「今となってはある意味伝統料理と言えるんじゃないか」とは言うものの、「典型的な英国伝統料理と言ったら何が浮かぶか」という問いには「色んな種類のパイ、ロースト料理、一緒に調理した野菜。主にオーヴンで調理する料理」という答えだった。うんうん。チップス、魚のフライ単体の場合は別として、Fish & Chipsという組み合わせの場合はいわゆる「ちゃんとした食事」というよりはファーストフードに近いような印象がある、と言うとそうかもねぇという反応。どうやら、英国人自身も「Fish & Chipsは伝統料理だね」と言われればそうだねーと流すかも知れないけれども、こういう風に本当にそうなのか?と改めて聞かれると「いや、えーと。そう言われてみれば。」と考え始める、という辺りの位置にあるのがFish & Chipsみたいですな。やはり日本の寿司に近いかな。うーむいまいち曖昧な感じなので、今度やはり英国人のG先生にも聞いてみよう。


ここ二週間くらい、iTunesのラジオチューナでSky Radioを聴いている。というか仕事中は音量を落として聞こえないようにしているので単に「繋いでいる」だけの時もあるのだが。なぜそんな妙なことをしているかというと、以前にも書いたことがあると思うがMacを使用中でもネット接続が頻繁に自動的に切断されてしまうからなのだった。別にこまめに切断するように設定しているわけでもないのに、そのままにしておくとすぐ「ネット接続が切断されました」メッセージが出てきて何だか鬱陶しいし、ブラウザを開きっぱなしにしてネット辞書や検索をすぐ使えるようにしておきたい仕事中にこれを頻繁にやられると、繋ぎ直す一瞬の間が(それでもアナログ回線の頃からすれば本当に一瞬だけど)結構ストレスになるのだ。ネットラジオに繋いでおけば勝手に切断されることはないってわけです。以前は仕事中もそうでない時もほとんどRealPlayerでカナル・フィエスタ・ラジオに繋いでいたのだが、何カ月か前からRealPlayerではなくブラウザ上の独自のプレイヤーでの配信に切り替えたらしく、このプレイヤーが結構重いため余り長時間繋いでいるとOSの他の機能にまで影響が出てくるのだった。うちの場合ただでさえOSとNetscapeのブラウザ(仕事の検索用にはInternet Explorerを使うが他の大抵のサイトの場合IEは表示がおかしくなるのでメインブラウザはNetscape)の相性がよろしくなくて、ちょっと長い時間Netscapeブラウザを開いたままにしていると次に使った時いきなり強制終了したり、悪くするとOS自体フリーズして再起動を余儀なくされたりするのだ。というわけで仕事の時はフィエスタ・ラジオが使えなくなり、代わりに最近はiTunesで適当なラジオ局を探して繋いでいる。この間まではLive Irelandもよく聴いて(繋いで)いたのだが、曲のセレクションがかなり限られているためあまりしょっちゅう聴いていると飽きてくるのだ。

Sky Radioは以前にも何度か聴いたことがあるので、大体'80sヒットとその系列のスムース・コンテンポラリー・ヒット曲という傾向は知っていたのだが、他の大方のこの手のラジオ局と違ってここはオランダの放送局というのがちょっと面白い。DJなどはいない、ひたすら音楽を流し続けるタイプのラジオ局だが、一時間毎に入る短いニュースと曲の合間のCMは当然オランダ語。当然ワケワカラン。...はずなのだが、何だかオランダって普段でもかなり英語が多用されるのか、CMなどでもオランダ語の中に結構普通に英語が入っている。日本語のように単語がぶつぶつ入るのではなく文章単位のことも多く、ドイツ人などのように訛りの強い英語でもないので聞きやすい。ので、なんとなーく聞くともなく聞いているといきなり何を言ったか理解できるので「えっオランダ語が理解できた!?(←んな訳なかろう)」と思ったら英語だった、とかいうことが一度ならずある。国の立地とか歴史的経緯の関係もあって英語も普及してるんだろうか。オランダ語なんだろうと思う部分でもほとんど英語に聞こえる(そして漠然と把握する文脈からしてもそこが英語のその表現で問題ない)ところもあるのが不思議。オランダ語自体も、ドイツ語に似てるけど発音がより柔らかい感じ(喉音というのか喉に引っ掛けて出す音は多いけど)で、時々フランス語っぽいような語感もあったりしてちょっと面白い。

で、Sky Radioを聴いていてお気に入りを見つけてしまった。Racoonというグループで、現在"Lucky All My Life"というなんか呑気な歌が2,3時間置きくらいに流れている。英語の歌詞で、何となくアイリッシュぽい発音にも聞こえるなと思っていたのだが、正真正銘地元オランダのグループらしい。上にリンクしたのが公式サイトだが、はっきり言ってMySpace頁の方がずっと内容盛り沢山。まあどっちも公式サイトなんだろうけど。で、MySpaceの方にも上がっている最新曲の"Lucky All My Life"のプロモーション・ビデオ、YouTube版だけど埋め込んでみます。



どうせ公式サイドから上げるならMySpaceじゃなくてサイトの方に綺麗な映像で上げてくれればいいのに...とも思うけど、オランダのグループのビデオを見られるだけでも有難いか。今思ったけど、綺麗な映像で上げちゃうと逆にそれを一般人にキャプチャされてYouTubeや何かに投下されちゃったりするのでわざと自分から粗い画像で上げるんだろうか。最近YouTube画像を貼付けてある公式サイトを時々見るけど、あれはそういうことなのかな。違うかな。それはともかく"Lucky All My Life"、ビデオもなんか呑気でほのぼのしてていいね。メンバーの顔を見たらこりゃ確かにアイリッシュじゃないわ。何と言うかこう見るからに「ゲルマン系デース」て感じの人もいらっさいますな。最後にカメラマン(?)を襲うしましまなヤツがラヴリーです。この曲が入った最新アルバムは3月に発売になったらしい。日本でも買えるかな。ついこの間地元にタワーレコードが復活したので探してみようかな。