そんなわけで ― 2008/10/13 23:58
土曜日の模様替えの覚え書き。とても長いです。
前日から本やCD類を箱に詰めて詰めて詰めまくっても一向に減らない(棚が空かない)状況だったが、既に部屋の中央が大きな箱だらけなためそのままでは周りにある家具を動かせないので、とりあえず窓を塞いでいるベッドを壁に立てて下に入れてあるプラスティックケースも脇に寄せ、みつしりな箱類をできるだけバルコニー(前日雑巾がけして綺麗にした)に出して移動するスペースを作って、という予定だったのだが、朝から空がどんより雨模様。しかしバルコニーを利用しないことにはどうにも身動きが取れないので、まず布団類を取っ払って(この時点で置き場所がないので箱類の上に山積み)ベッドのスプリングマットをバルコニーに出し、スペースを作るためベッドの木枠を壁際に立てる。と書くと簡単そうだが、マットを出した途端に雨がぱらぱら来るわ(膝掛け毛布で覆ってカバー)、足元にあるTVとか頭上のエアコンとかにぶつけないようにベッドを立てようとしたら段々ネジも緩んできたせいで変なふうに倒れそうになって大汗かくわ、でかなり必死状態。
さすがに本類の箱は(雨を考えると)出せないなあ、というか箱が重過ぎて一人じゃ窓から出すのも無理そうだったのだが、ふとベッド下にあったプラスティックケースを出せばいいのか、と思いついて8個分全部積み重ねて外に出す。これで窓際に少しスペースができたが、まだまだ棚に残っている本とCDを(もう箱がないので溜め込んでいた紙袋や何かにちまちま入れて)出すと結局空いた部分に置くのであまり意味がない。こりゃ家具を移動するその時々で箱や袋をこっちにあっちに移動させるしかない。その間に何度かHやSから電話が入り、Sが週明けに本社(ドイツの。Sは日曜に一旦帰国することになっていた)でやるプレゼンテーションをまとめなければならないので皆が来るのは最終的に夕方くらいになりそう、ということに。「でも必ず行くから大丈夫!」と相変わらずやる気一杯のHに「ベッドが倒れてきて死ぬかと思った」と言うと電話口で爆笑される。いやホントに一瞬「倒れてきたベッドの脚に頭を直撃されて昇天してるところを『急に連絡が取れない、おかしい』と管理会社の人を連れて鍵を開けた皆に発見されたらどうしよう」とか思ったんだってば。
なおも本とCDをちまちま棚から下ろしつつ、同じく動かす予定のワードローブの中の衣服をバスルームの浴槽(まだ濡れていたので古タオルで水分を拭取って)にどさどさ入れる。まだまだ終わらない本とCD作業。本は一つの段に二列(前列を取るとその後ろにもう一列)、CDは二段(下段はプラスティックのケースに入れたまま並べてその上にもう一段)入っているので、恐ろしい数ある訳ですよ。というか分かってはいたはずなのに前列の本を出して「うわ、後ろにもあるよ!」とうんざりした自分はなんかヘンかも知れないと少し思った。入れっぱなしにしてあったところはかなり埃が凄い(←普段から無精者のつけがここに)ため、これも古タオルで埃を拭取りながらざかざか紙袋に詰める。時々ふと我に返って部屋を見回すと「なんか取り返しのつかないことをしてしまったんじゃなかろうか」と思うが、今更遅いのでひたすら作業続行。そんなこんなするうちにようやくHから「もうすぐ新宿を出る」と連絡が入り、H、S、Yさんの到着時刻に合わせて駅に迎えに行く。
この模様替えの目的の一つでもある「新しい本棚」はネットでも探していたのだが、先週Yさんの「無印はどうか」という提案に無印の店(地元になぜか3店もある)を見てみたらこの夏から発売になったらしいパイン材のオープンシェルフを見つけ、ネットのものより奥行きがあるのでそちらに心が傾いていた。一番古くからある支店がうちのマンションのすぐ近くなので、途中で寄って皆で品定め。無印のは理想のものより幅が足りなかった(理想は120cmくらい、無印のは58cmか85cm)ので、58cm幅のを2つ買うしかないか...と思っていたら、HとSが棚板で連結できるのを発見(自分が気付かなかっただけか)。つまり58cmのを一つ買って、棚板や帆立(側面の板と言うかこの場合梯子みたいな枠)のパーツを繋げれば二倍幅のシェルフができあがるわけですね。おおーさすが無印。いっそこの場で買って持ち帰...ろうかという話にもなったが、あいにく在庫切れ、他の支店でも切れていた。取り寄せの場合3,4日で来るということだったので、とりあえず家具移動をして様子を見てから週明けにでも取り寄せをしてもらうことにした。
で、わが家到着。散々「凄いから。カオスだから。」と前置きしておいたが、玄関と台所は(多少置き場のない模様替えに関係ない物が置いてある程度で)狭いながら普通なので、S「何だそんなことないじゃないか」 ...リビングに入った一同 「おお。」君達の気持ちはよく分かる。H「確かにこれはカオス状態」確認してくれてありがとう。しかしとりあえず棚のものはあらかた下ろしてあったので、あとは何とかこの馬鹿みたいに重い箱を動かして...と思ったら、その箱をすすーっと押して移動させるYさん。おお。自分が何かごちゃごちゃしたものをもちゃもちゃしているうちに、ふと振り返ると箪笥(反対側の壁に移動)を既に道のりの半分くらい移動させているSとYさん。引き出し(の中の衣類)みつしり入ったままなのに。男性二人の力はやはり違います。そんな感じで以前Hが作成してくれた配置図を見ながら、Hが指示係、S&Yさんが家具移動係、わたしが掃除機係(家具を動かした後&これから置く場所をぶおーん)で、1時間半?かそれくらいで移動完了したような(時間を見てなかったので大体だが)。この過程で、3人(部屋主以外)それぞれの意見で家具の位置や向きを当初のものから幾つか変更。位置が確定した棚にCD・一部本類はすぐ入れ直したため、「あ、バーシアだ」「おお、A-ha聴こう」「ビヴァリー・クレイヴンいいよね」とかいって途中からMacで音楽流しつつ作業する余裕まで見せる一同。
ここで、なぜかHとSが「ちょっと出てくるのであとよろしく」と出かけて行く。??夕食でも買い出しに??と思いつつYさんと掃除機かけたりワードローブに服を戻したり後片付け(と言っても新しい棚がないことにはファイル類と本の整理がつかないので箱や袋類を寄せて通り道を作るくらい)をしていると、40分?かそれくらいで二人が帰還。「目を閉じててね〜」と言われてまた???と思いつつ整理していたワードローブの中を向いて待っていたら、窓際の机とバルコニーに花の鉢植えが二つ。きゃー。そう言えば机を窓際にという話になった時Sが「壁を向いてるより窓の外や花を眺めながら仕事した方が絶対いい!」と力説していた。うちのローズマリーのことを言っているのかと思ったけどこういうことだったのかー。Yさんも分かっていてわたしが「知らない町なのに何を買いに行ったのかなー」とか言っても「ねえ」とか誤魔化していた模様。ありがとうありがとう。
鉢植えの一つは先日写真を上げたデンマーク・カクタス、ピンクの蕾が一杯付いている。もう一つはブルーのサルビアで、こちらは名前の札が付いていなかったので検索して調べたらサルビア・アズレア(Salvia azurea)という種類らしい。こちらもこれからどんどん咲くようだ。二人が近くのダイエー(最初来る時通ったので目を付けていたらしい)でビール(前日うちで買っておいた3本は作業初期段階で速やかに消費済)とスナックも買ってきたので、さっきまでTV台になっていた小型折り畳みテーブル(TVは箪笥の上に置いた)を出して久し振りに本来の用途で使用。なぜかロキシー・ミュージックの「Flesh & Blood」のCDをエンドレスで流しながらカラムーチョとか冷蔵庫に残ってた自家製人参マリネとか生無花果とかをつまみつついつものごとく盛り上がる。本当はすぐ近くにある評判のいいらしい焼き鳥屋さんに行こうかと思っていたのだが、既に10時近くなってしまったため3人は帰宅の途へ。...色々してもらった挙句夕食もご馳走できずすまなんだ。皆ありがとうありがとう。
それはともかく、冷蔵庫に貼ってあるダビデ像の着せ替えマグネットが着てた服を全部脱がせたまま帰らないで下さい>Sさん。なんか「これ、直しとかないと。...イヒヒヒ」とかごそごそやってたから落としたのを直しただけかと思ったら。いや、まあもともとダビデ像は裸が本来の姿だけど。
前日から本やCD類を箱に詰めて詰めて詰めまくっても一向に減らない(棚が空かない)状況だったが、既に部屋の中央が大きな箱だらけなためそのままでは周りにある家具を動かせないので、とりあえず窓を塞いでいるベッドを壁に立てて下に入れてあるプラスティックケースも脇に寄せ、みつしりな箱類をできるだけバルコニー(前日雑巾がけして綺麗にした)に出して移動するスペースを作って、という予定だったのだが、朝から空がどんより雨模様。しかしバルコニーを利用しないことにはどうにも身動きが取れないので、まず布団類を取っ払って(この時点で置き場所がないので箱類の上に山積み)ベッドのスプリングマットをバルコニーに出し、スペースを作るためベッドの木枠を壁際に立てる。と書くと簡単そうだが、マットを出した途端に雨がぱらぱら来るわ(膝掛け毛布で覆ってカバー)、足元にあるTVとか頭上のエアコンとかにぶつけないようにベッドを立てようとしたら段々ネジも緩んできたせいで変なふうに倒れそうになって大汗かくわ、でかなり必死状態。
さすがに本類の箱は(雨を考えると)出せないなあ、というか箱が重過ぎて一人じゃ窓から出すのも無理そうだったのだが、ふとベッド下にあったプラスティックケースを出せばいいのか、と思いついて8個分全部積み重ねて外に出す。これで窓際に少しスペースができたが、まだまだ棚に残っている本とCDを(もう箱がないので溜め込んでいた紙袋や何かにちまちま入れて)出すと結局空いた部分に置くのであまり意味がない。こりゃ家具を移動するその時々で箱や袋をこっちにあっちに移動させるしかない。その間に何度かHやSから電話が入り、Sが週明けに本社(ドイツの。Sは日曜に一旦帰国することになっていた)でやるプレゼンテーションをまとめなければならないので皆が来るのは最終的に夕方くらいになりそう、ということに。「でも必ず行くから大丈夫!」と相変わらずやる気一杯のHに「ベッドが倒れてきて死ぬかと思った」と言うと電話口で爆笑される。いやホントに一瞬「倒れてきたベッドの脚に頭を直撃されて昇天してるところを『急に連絡が取れない、おかしい』と管理会社の人を連れて鍵を開けた皆に発見されたらどうしよう」とか思ったんだってば。
なおも本とCDをちまちま棚から下ろしつつ、同じく動かす予定のワードローブの中の衣服をバスルームの浴槽(まだ濡れていたので古タオルで水分を拭取って)にどさどさ入れる。まだまだ終わらない本とCD作業。本は一つの段に二列(前列を取るとその後ろにもう一列)、CDは二段(下段はプラスティックのケースに入れたまま並べてその上にもう一段)入っているので、恐ろしい数ある訳ですよ。というか分かってはいたはずなのに前列の本を出して「うわ、後ろにもあるよ!」とうんざりした自分はなんかヘンかも知れないと少し思った。入れっぱなしにしてあったところはかなり埃が凄い(←普段から無精者のつけがここに)ため、これも古タオルで埃を拭取りながらざかざか紙袋に詰める。時々ふと我に返って部屋を見回すと「なんか取り返しのつかないことをしてしまったんじゃなかろうか」と思うが、今更遅いのでひたすら作業続行。そんなこんなするうちにようやくHから「もうすぐ新宿を出る」と連絡が入り、H、S、Yさんの到着時刻に合わせて駅に迎えに行く。
この模様替えの目的の一つでもある「新しい本棚」はネットでも探していたのだが、先週Yさんの「無印はどうか」という提案に無印の店(地元になぜか3店もある)を見てみたらこの夏から発売になったらしいパイン材のオープンシェルフを見つけ、ネットのものより奥行きがあるのでそちらに心が傾いていた。一番古くからある支店がうちのマンションのすぐ近くなので、途中で寄って皆で品定め。無印のは理想のものより幅が足りなかった(理想は120cmくらい、無印のは58cmか85cm)ので、58cm幅のを2つ買うしかないか...と思っていたら、HとSが棚板で連結できるのを発見(自分が気付かなかっただけか)。つまり58cmのを一つ買って、棚板や帆立(側面の板と言うかこの場合梯子みたいな枠)のパーツを繋げれば二倍幅のシェルフができあがるわけですね。おおーさすが無印。いっそこの場で買って持ち帰...ろうかという話にもなったが、あいにく在庫切れ、他の支店でも切れていた。取り寄せの場合3,4日で来るということだったので、とりあえず家具移動をして様子を見てから週明けにでも取り寄せをしてもらうことにした。
で、わが家到着。散々「凄いから。カオスだから。」と前置きしておいたが、玄関と台所は(多少置き場のない模様替えに関係ない物が置いてある程度で)狭いながら普通なので、S「何だそんなことないじゃないか」 ...リビングに入った一同 「おお。」君達の気持ちはよく分かる。H「確かにこれはカオス状態」確認してくれてありがとう。しかしとりあえず棚のものはあらかた下ろしてあったので、あとは何とかこの馬鹿みたいに重い箱を動かして...と思ったら、その箱をすすーっと押して移動させるYさん。おお。自分が何かごちゃごちゃしたものをもちゃもちゃしているうちに、ふと振り返ると箪笥(反対側の壁に移動)を既に道のりの半分くらい移動させているSとYさん。引き出し(の中の衣類)みつしり入ったままなのに。男性二人の力はやはり違います。そんな感じで以前Hが作成してくれた配置図を見ながら、Hが指示係、S&Yさんが家具移動係、わたしが掃除機係(家具を動かした後&これから置く場所をぶおーん)で、1時間半?かそれくらいで移動完了したような(時間を見てなかったので大体だが)。この過程で、3人(部屋主以外)それぞれの意見で家具の位置や向きを当初のものから幾つか変更。位置が確定した棚にCD・一部本類はすぐ入れ直したため、「あ、バーシアだ」「おお、A-ha聴こう」「ビヴァリー・クレイヴンいいよね」とかいって途中からMacで音楽流しつつ作業する余裕まで見せる一同。
ここで、なぜかHとSが「ちょっと出てくるのであとよろしく」と出かけて行く。??夕食でも買い出しに??と思いつつYさんと掃除機かけたりワードローブに服を戻したり後片付け(と言っても新しい棚がないことにはファイル類と本の整理がつかないので箱や袋類を寄せて通り道を作るくらい)をしていると、40分?かそれくらいで二人が帰還。「目を閉じててね〜」と言われてまた???と思いつつ整理していたワードローブの中を向いて待っていたら、窓際の机とバルコニーに花の鉢植えが二つ。きゃー。そう言えば机を窓際にという話になった時Sが「壁を向いてるより窓の外や花を眺めながら仕事した方が絶対いい!」と力説していた。うちのローズマリーのことを言っているのかと思ったけどこういうことだったのかー。Yさんも分かっていてわたしが「知らない町なのに何を買いに行ったのかなー」とか言っても「ねえ」とか誤魔化していた模様。ありがとうありがとう。
鉢植えの一つは先日写真を上げたデンマーク・カクタス、ピンクの蕾が一杯付いている。もう一つはブルーのサルビアで、こちらは名前の札が付いていなかったので検索して調べたらサルビア・アズレア(Salvia azurea)という種類らしい。こちらもこれからどんどん咲くようだ。二人が近くのダイエー(最初来る時通ったので目を付けていたらしい)でビール(前日うちで買っておいた3本は作業初期段階で速やかに消費済)とスナックも買ってきたので、さっきまでTV台になっていた小型折り畳みテーブル(TVは箪笥の上に置いた)を出して久し振りに本来の用途で使用。なぜかロキシー・ミュージックの「Flesh & Blood」のCDをエンドレスで流しながらカラムーチョとか冷蔵庫に残ってた自家製人参マリネとか生無花果とかをつまみつついつものごとく盛り上がる。本当はすぐ近くにある評判のいいらしい焼き鳥屋さんに行こうかと思っていたのだが、既に10時近くなってしまったため3人は帰宅の途へ。...色々してもらった挙句夕食もご馳走できずすまなんだ。皆ありがとうありがとう。
それはともかく、冷蔵庫に貼ってあるダビデ像の着せ替えマグネットが着てた服を全部脱がせたまま帰らないで下さい>Sさん。なんか「これ、直しとかないと。...イヒヒヒ」とかごそごそやってたから落としたのを直しただけかと思ったら。いや、まあもともとダビデ像は裸が本来の姿だけど。
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サルビア・アズレア。azureaはイタリア語だとazzurro、サッカーのイタリア代表の青いユニフォームからくる「アズーリ」の俗称と同じ語源みたいですな。これは青紫っぽい色だけど綺麗です。急に花が増えて嬉しい嬉しい。ローズマリーさんも仲間が増えて嬉しかろう。ありがとうございます。 今日は案の定いい加減にしろって長さになったので、部屋の変わりっぷりとか居心地具合などはまた改めて。 |
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