青蛙観察日記2010/09/05 23:06

実家にいた間、毎日のように青蛙さんを観察しておりました。実際同じ固体かどうかは分からないのだが、最初は意識していなかったのになんだか毎日のように遭遇したので面白がって写真を撮ってみた。


まず一日目は家の前で南瓜の葉の上に発見。雨だったので蛙としては嬉しかろう、と思うけど顔だけ見るとなんか凄く嫌そう。


次の日の夜、茶の間の窓を開けたら母が育てているミニトマト用の支柱というか木枠の上に今晩は。光の加減で激しくぶれた写真しか撮れずに失礼。あーなるほど、茶の間の窓際なら夜は虫が沢山集まってきて食事にも困らないだろうなと納得。



更に次の日、今度は食堂(茶の間の隣)の窓に這ってるゴーヤの葉の上に発見。写真は葉の裏から見た青蛙さんの影。ミニトマトとゴーヤは並んで植えてあるので、蔓を伝って移動したと思われる。この日は一日ここで日光浴しておられた。暑くないのか蛙。



そして次の日、ゴーヤ周辺にもいなくなったのう...と思っていたら、家の裏庭から食堂の窓の近くに行ってみたところ窓下に放置されていたバラの鉢植えの金属枠の上に発見。


ここまで追って(?)自分は帰ってきちゃったわけだけど、1,2日後母と電話していて聞いた衝撃の事実。蛙蛙と騒いでいたのはほぼわたしだけだったので家族は皆大して気にしちゃいなかったのだが、母「そうそう、蛙が家の中にいたとか言ってたじゃない?」...いや家の中にはいませんよ。窓付近にいただけで。母「そうなの?でも今日発見したよ。家の中で干涸びてた」      !!!     ...同じ蛙なんだろうか。違うといいなあ。何となく。しかしもし同じだとして、あれほど炎天下で一日日光浴してても元気だったのになぜ家の中で干涸びて発見されるのか...謎の多い蛙であったよ。

秋がひたひたと2010/09/11 21:24

台風襲来で空気が入れ替わったみたいですな。夜になると風が涼しくて嬉しいこと。例によってニュースに取り残されているので台風情報、と言うか台風が来ていることさえも後から知ったうつけ者ですが、直撃されて被害を被った地域の方はお見舞い申し上げます。地元でも強い雨が降ってささーっと涼しくなった頃、窓を全開にして風を入れていたら外で誰かが「川が溢れちゃって〜...」と言うのが聞こえて、えええ溢れたのか!?そこまで降ったっけ??と吃驚したけどどうやら違った模様。でもすぐ近くに一級河川がある土地なので大雨なんかがあると皆まずは川を心配するのかもね。しかし何のかんの言っても季節はしっかり進んでいるのだなあ。


お盆前に頼んでいたカーテンが出来上がったという連絡を頂いたので、昨日銀座のユザワヤに取りに行ってきた。裏地がついていないので遮光性はないけど、気に入った生地で作ってもらったので嬉しい。何と言ってもこれでバルコニーの窓が落ち着いた感じになるので嬉しい嬉しい。今まで前の住処のお下がりカーテン(今の方が窓が大きいので丈が足りない。まさにお下がりの服を貰ったけどサイズが合わなすぎる状態)で間に合わせていたため何かナサケナイ状態だったのでね。もう一つ嬉しかったのは、これが先に東急ハンズのオーダーカーテン売場で見て「いいなぁ、でも高過ぎ」と諦めた生地と全く同じなことです。ハンズだと裏地も付けてくれるのかも知れない(?)けど一枚で7,000円↑(丈によって料金も↑)、なのにユザワヤだと二枚で9,800円(丈の長さに関わらず)。これは嬉しい。生地屋さんの強みなんでしょうかね。たまたま行ってハンズと同じ生地を見つけた時はびっくりしました。しかもユザワヤの売場はなぜか緑色系カーテンの割合がやたら多い。緑好きにはこれも嬉しい。ハンドメイド好きな人(もともとそういう店だし)には緑好きが多いんだろうか。

いつも銀座に行く時は帰りに三越の地下で季節のお弁当を買って帰る(7時過ぎて割引になった頃を狙うとお得)のがちょっとした楽しみなのだが、ここのところ三越の大規模改装で売場が移動したり閉鎖されたりして、ついにしばらく前に食品売場そのものが閉鎖。今回もそうか三越まだ閉まってるのか...と思ったら、今日11日にグランドオープンらしい。一日違いだったか...でも初日なんて凄い人で大変そう。きっと自分なんかがうっかり行ったらぼーっとしてて人波に潰されるに違いない、と思いつつ昨日向かいの木村屋の二階の喫茶室から見ていたら、一カ所だけ開いた扉から時々まとめて人が出てきたり、二階の喫茶店にもどう見てもお客な人々が入っていたので、一日早くお得意様向けに開けてたのかな。外観は以前に比べてモダンだけど落ち着いた感じになったような。増床された新館ってどっちにあるのか未だによく分からないけど、以前と比べて1.8倍の広さになったらしいですよ。頑張れ老舗。正面口のライオンも見なくなって久しいけど、戻ってくるんだろうか。新しくなってもお気に入りのお弁当屋さんと和菓子屋さんがまだありますように(結局それか)。


結構重いカーテンの袋を下げてあちこち歩き回ったので、買い物はほとんどしてないのにえらい疲れてしまった。文明堂の喫茶室で頼んだアイスチョコレートがおいしかったよ。甘過ぎなくてしっかりカカオっぽい。何か忘れたけど立派なチョコレートを使っておられるらしいです。


ひと雨ごとに2010/09/16 23:58

いやー涼しくなりましたね。ネットで天気予報をチェックしつつ「火曜になったら涼しくなるはず」とわくわくしてはいたけど、期待を上回る涼しくなりっぷりで大変嬉しいです。秋だ秋が来た。一週間前とは何という違いでありましょう。明日からはまた日中は結構気温が上がるようだけど、湿度も下がってるし夜快適に休めるのはありがたい。「寝るとき確かに消したはずなのに朝気づくとエアコンがついている」状況もなくなりました。今年は季節のめりはりという点では結構はっきりしてますな。夏にぐわーっと暑かった年は冬もがっちり寒いような気がするので、今年の冬は寒くて雪も結構降るんじゃないかと個人予想をしてみたり。夏が冷夏と言われる年って冬も暖冬で全体的にもやっと煮え切らないことが多くないですか。体質的に夏の暑さ、特に湿度は人三倍くらい苦手だけど、暑いときは暑く!寒いときはがっちり寒く!がいいよねーと思う我侭者です。


しばらく前に半端に残った枝豆で作ってみたずんだ白玉。ずんだ作業に結構疲れました。薄皮を全部取らないとならないし固くてなかなか崩れないし。固かったのは豆が何日も冷蔵庫に入ってたせいもあるかも知れないけど。そしてずんだ餡には蜂蜜はあまり合わないと知りました(←少し入れてみた)。この場合普通に砂糖が正解ですな。適材適所。最近TVショッピングでマジック何とか言うハンディミキサー(素敵なカウンタキッチンでアメリケンなカップルが一体何セット持ってるんだ?て位次々とパーツを取り替えつつ友人達にフレッシュジュースやらドレッシングやらパスタソースやらを作りまくるあれ)を購入した実家の母に電話で結構手間かかったよーと話したら、「あーそれならうちのマジックビューレーでやれば一瞬よおほほほー」と言われた。...うちはオーソドックスに擂り鉢なんですよ。それとその商品名は確かマジック・ブレット(Bullet、多分容器の形が弾丸みたい&弾丸のような速さでできるから?)だったと思うんですよ。ビューレーって何よ。フランス語読みですか。そう言えば母は大学時代第二外国語でフランス語を取ってたんだったのう。わたしの記憶にある限りフランス語について質問してもことごとく「さあ、知らない。」と言われ続けたけど。

それはそれとして、最近わたくし和菓子が特に好きになっております。元から和菓子も洋菓子も好きだけど、ちょうど引っ越した頃からとにかく和菓子食べたい欲求が高まってましてね。特にあんこものが好き。あんこに蓬が加わったら最高。上に書いたずんだ餡もたまらん。この夏は蓬餅/団子とか水羊羹とか麩饅頭とかずんだ水饅頭とか堪能しました。もちろんケーキっぽいものが食べたいときもあるんだけども、最近はお茶の友はほとんど和菓子です。お茶と言っても飲むのは大抵コーヒーなんですが。エスプレッソに牛乳たっぷりで和菓子。お陰で以前はそんなによく見てなかったデパートの和菓子売場なんかが気になって仕方ない。秋になったらケーキ作りなんかも再開しようかと思っていたけど、簡単な和菓子なんか作るのもいいねぇ。ちなみに白玉は簡単だし好きなので今までも時々作ってました。そう言えばもうすぐお月見だし、この間駅ビルに入っている老舗和菓子屋さんで道明寺を買ったら月見団子販売のお知らせが入ってたっけな...とか色々楽しみな秋。


めっきり2010/09/24 23:58


涼しくなりましたねい。十五夜は大荒れで残念だったけど、あの思い切りのいい雨の降りっぷりがそれはそれで秋だなあと思ったり。夏が暑いほどこの涼しさが有難いものです。秋だーあっきがっきたーーー。  すみません涼しいのが嬉しくて浮かれてます。

写真は実家から来た、母の窓際菜園の「多分今年最後の収穫」。黄色いミニトマトってかえって赤より甘かったりして不思議。


で、これも一緒に来た半手作りピザ(ピザ生地は冷凍ものだと思う)。一見ごく普通のピザですが、載ってるソーセージが鶏なんですよ。お盆に帰省した時に、ついでにオンラインで軍鶏を専門に扱っている店で軍鶏肉製品を幾つか頼んで詰め合わせで実家に送ったのだが、その中でまだ残っていた軍鶏ソーセージを解凍してピザに使ったらしい。贅沢ー。昼前に荷物が着いたのでオーヴンで温め直して昼食に頂きましたよ。ソーセージもチーズもたっぷりで一枚でしっかりお腹が満ちました。


根津さんの庭には罠がある2010/09/26 23:58


週末は友人と根津美術館に行ってきました。去年あたりに改装して再オープンし、以来8回に渡って開いてきた新創記念特別展のたまたま最後の回だった。しかもあと2日くらいで終了。内容は美術館の創立者根津嘉一郎氏の蒐集品と寄贈作品の展示。日本画から中国画、書、仏像、古代中国の青銅器、江戸時代の硯箱や手箱類、茶の湯道具などなどなど多岐に渡っていて面白かった。一番印象に残ったのは円山応挙の藤の屏風絵『籐花図屏風』かな。普段はきんきらの屏風絵はあまり興味がないのだけど、これは背景は金だけど一面藤の豪華絢爛、という絵じゃなくて、何と言うかこう「おお、藤!」て感じ。いやこれじゃヨクワカランですね。幹とか枝部分はすわーすわーっと軽やかに描いてあって、藤の花の方がえらいリアル。本当にそこに藤の花が沢山下がっているような。藤と言うと繊細な感じもするけど、美しさと一緒に力強さとか勢いが感じられるような気がした。力の抜きどころと入れどころのバランスがいいのかな。行く前に見た美術館のサイトにも大きく写真が載っていたので楽しみにはしていたのだが、観に行って良かった。英国人のNにこの人(応挙)は幽霊の絵でも有名なんだよーとか話しつつ結構じっくり見てきました。あと中国青銅器のセクションにあった『双羊尊』(二匹の羊がくっついて一匹になってる形の器)が結構カワイイぞ、と思ったらどうやら美術館のシンボル的なものになっているらしい。後で見たら最初に買ったチケットもこれがモチーフになっていたし、ミュージアムショップにも双羊グッズが沢山ありました。

展示を見た後は、美術館の庭園を散策。思ったより結構広くて、庭内にもあちこちに石塔とか石仏などの作品があって面白かった。しかし、ふと気づいたら 

             蚊に喰われまくっていた。

いや、状況的に覚悟はしてたんだけど、まあ首から腕から脚から近年なかった位に盛大に喰われましたよ。夜帰宅途中に地元駅近くでドクダミの葉っぱを二枚ほど確保してひたすら汁をつけたのだが、今日になってえらい腫れてきました。かゆかゆかゆ。涼しくなった頃の蚊って結構パワーダウンしていたりするのでそんなに腫れないかも、とちょっと思っていたのだが、どっこい虻に刺されましたかってくらい腫れてます。や、同じ個所を集中して何度も刺されてたりするのもあるけど、根津美術館の蚊はえりゃー元気みたいです。...来園者の血を吸い放題だしね。しかし実は、あまり大きな声では言えませんが庭園でもドクダミを発見したので、一枚だけ失敬して刺されたばかりの腕に塗っていたのです。他はスカーフや服の下だったりしたのでとりあえず一カ所だけ塗ったのだが、その腕の刺され跡は帰宅時に思い出してみたらほぼ消えていた。今日も一応刺された場所は分かるけど腫れてもいないし痒くもない。ドクダミ万歳...今日は出かけなかったので明日また調達してきます。あーかゆかゆ。

まあそれはともかく、その後近くでお茶した後渋谷まで歩いて東急ハンズを見て、友人のお勧めのインドネシア料理の店でごはんを食べてきました。ガドガド(ピーナツソースがたっぷりかかった温野菜サラダ)もナシゴレンも、名前を忘れたけど小海老と野菜たっぷりのビーフンもおいしかったよー。Nと会うのも久し振りだったので、とにかく色々色々沢山話して楽しゅうございました。最近ほとんど英語を話していなかったので、言い回しがなかなか出てこなかったりしてこりゃいかんなーとも思ったり。言葉ってほんと使わないとすぐ錆びます。...最近は日本語でもなかなか出てこなかったりする気もするんですが。実家の母と電話で話していてお互い「えーとあれ、なんだっけ」「えー、あれをね...あー出てこない」とかやっててちょっと危機感が。脳を、脳を活性化せねば。



脳の活性化とは全く関係ないですが、色々迷った末にようやく決めたダイニングテーブルが到着。80cmX90cmで、伸張式なので90cmが120cmまで伸びます。椅子二脚セット。オーク材で明るい色なので、そんなに圧迫感はない。なかなか気に入ってます。テーブルが入るまではどうもまだ引っ越しが終わらないような感じだったので、これでようやく新生活!という達成感のような安堵感のようなものがじわじわと。これで堂々と(?)新居に人が招待できます。