かわいいコックさんの梅雨入り ― 2004/06/06 23:53
昨日の日中までは天気予報通りからっといい陽気だったので、大物を一気に洗濯。布団もしっかり干せたので、圧縮袋に入れて収納してようやく夏仕様に。既にだいぶ暑かったのであまり使っていなかったのだが、5月中はすっきり晴れた日があまりなかったので、干してもどうもちゃんと湿気が取れてるのかなーと疑わしくてしまう気になれなかったのだ。一応羽根なので(数年前に実家の母が通信販売で安く買って送ってくれた)ちょっと涼しい日が続くとまだ使えるし、使うともう一度干したいし、といつまでも出してあったり。夏用の羽根布団を持っていないので薄い毛布とかタオルケットを布団カバーに入れたりしているのだが、やっぱり夏用が欲しい。しかし当然高い。どこかでそこそこの品物の夏用羽根布団セールをしていないだろうか、と夢見る今日この頃。
以前にもどこかで書いたり言ったりしたのだが、ネットで毎日のようにスペインのラジオを聴いていると、流れるヒット曲を歌っている歌手のハスキー率が非常に高い。いや犬ではなく声の方(当たり前)。フラメンコ系の歌手はほとんどがそういう声だが、聴く限りではフラメンコの要素がほとんどないポップスとか、ロック歌手でもかすれ声が異様に多い。典型的フラメンコ声(?)はジプシー・キングスなどを思い出してもらえばいいかと思うが(彼らは一応国はフランスだし厳密に「フラメンコ」とは言えないのかも知れないが)、そもそもフラメンコ歌手が押し並べてああいう声というのも不思議だ。声だけ聴いてそれこそジプシー・キングスみたいな恰幅のいいおじさんかなと思いきや、写真を見るとせいぜい20代半ばくらいの初々しげな若者だったりする。女性もすごいハスキーで(声を聴く限り)肝っ玉おばさんみたいな人もいるが、やや甲高いというか可愛らしく甘めな感じのかすれ声が多いだろうか。
修業の過程で一度声を潰さなければ一人前になれないとかそういう事情があるのだろうか。しかしなぜポップ/ロック歌手までそうなのか。他の国に比べてスペインだけ生まれつきハスキー声の人口比率が高いわけでもないだろう。スペインでは歌を志す人は皆一度はフラメンコを学ぶのか。もちろんさらさらシルキーとかリッチなヴェルヴェット声の人だっているのだが、それにしたってハスキー歌手が多過ぎである。フラメンコ通やスペイン歌謡に詳しい人なら常識なのかも知れないが、わたしには未だに大きな謎なのだった。どなたか答えをご存じの方、こっそり教えて下さい。
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