エンゲル係数上昇中 ― 2004/06/28 23:19
ここのところ、ついつい出来合いの惣菜を買ってしまうことが多い。特に作るのが面倒なわけではないのだが、食材を買いに行ってふと惣菜売場を覗くと大抵何か気になるものが出ているのだ。この3月に地元のデパートの地下が改装される以前は一階上の専門店のやや割高な惣菜くらいしかなかったのだが、改装後は地下食料品売場の惣菜の種類が俄然増え、値段も割と手頃になった。しかも営業時間が午後11時までに大幅延長、午後6時を回った辺りから2割、3割とどんどん値引きになり、8時過ぎると次々と半額になる。日中仕事をしていて遅くなり、とりあえず米だけは研いで買物に出ると既にお腹も空いてくる頃なので、一応材料を買うつもりで行ってもいざおいしそうな出来合いのものが並んでいるのを見ると誘惑には抗えないのだった。 その上、大抵のものがなかなかおいしいのだ。バリエーションも豊富で季節やその日によって色々違うし、「白身魚と山芋の揚げ煮」とか「アナゴ野菜揚げ」(←別々でなく一緒に揚げてある)とか自分では作らないようなちょっと変わったものにも惹かれる。量も値段もさまざまなので少量だけ買える。またうちのマンションの台所は狭くて電熱器使用のため揚げ物ができないが、ここの地下は揚げ物関係が非常に充実している。まるでわたしのためにあるような惣菜売場ではないか(と思っているマンション暮らしの人が他にもいる...と思う)。
とは言えあまり度々買うと値引きになっていても結局高くつくし、何よりプラスティック・パックのごみがやたらと増えて処分にも困る。というかパックだらけのゴミ袋を見ると何となくだらけた生活を送っているようでほんのり哀しい。しかし普段自分の味付けのものばかり食べていると、特に必要がなくても他人のレシピで作られたものを試して目先を変えてみたいという欲求も出てくるのだった。というわけでまたふらりと惣菜売場を覗いては「鰯の梅煮」に心惹かれたり。現在の憧れは普段お高くて手を出すのを躊躇している「ナスの香り揚げ」(米ナスを使っているらしく一個が大きい)である。...何が香るのか気になるのもあったりして。
ポーズ集を見ながら何となく描いたもの。色を重ねてもあまり変化がなかったかも。元の写真とは似ても似つかない人になったのはともかく、もともと屈んだポーズだったので何だか猫背な人になってしまった... | ![]() |
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