そんなこんなで2005/02/03 22:40

もう2月も3日ですな。2月3日って何だかいい感じの数字じゃないですか。何かあったっけ。...あ、節分だよ。てな感じの今日この頃、夕方買物に出て食品売場に行くとどこもかしこも太巻寿司だらけで何事?と思ったら例の太巻丸かぶり(←一番下の記事)とか何とかにあやかってるわけですな。恵方巻きというらしい。関西の一部の習慣(?)らしく数年前までは聞いたこともなかったのを急に最近から時期になると丸かぶれ丸かぶれと言われるようになってもどうも馴染めないのだが、基本的にお寿司は好きだ。そしていつもよりも割安になっていたらそりゃ魅力的。ということで中落ち巻きといか納豆巻きを1/2本ずつ買う。いやいくら安くても丸々一本同じ具なのはちょっと。今日はちゃんと夕食を作るつもりだったのにあっさり挫けてしまった。

しかし聞くところによるとこの恵方巻き、年によって違う恵方に向かって切ってない太巻を笑いながらがっぷり食らうとからしいじゃないですか。売場には大抵仁王立ちでがはは笑いをしている鬼が太巻を食らわんとしている絵が書いてあったりする。鬼にとっていい年になったら人間は困ると思うが。いや伝統とか地方の習慣が残っていること自体はいいことだろう(と書きながらまた検索したらどうもバレンタインのチョコレートとあまり変わらない由来らしいが)と思うし興味深いとは言え、...実際問題として皆さんそれ本当にやってるわけですか?家族皆で一本ずつ持って同じ方向向いて笑いながらがっぷり?...実際毎年忠実に実行している家庭はどれくらいあるのか気になる。検索で出て来たサイトによっては笑いながらではなく「無言で」と書いてあるところも多々。一本食べ終わるまで全員同じ方角向いて無言...それを完璧にこなせる家族は一丸となって幸せを勝ち取れるだけの意志の強さを持っているということか。サイトによっては寿司を切らないのは縁が切れないように、とか鬼と闘う棍棒代わりにするため太いとか書いてあった。いや、それ食べ物だし棍棒にしちゃいかんでしょう。結局この恵方巻きは海苔屋さんが売上アップを狙って仕掛けた催し物が起源らしい。できるだけ海苔を沢山使うように太巻...なるほど。お寿司屋さんの策略かと思った自分はまだまだ甘いですな。


お寿司を買ったからあとは具沢山のお味噌汁を作ればいいや〜、ということでまたこんなものが出来上がりましたとさ。中身は玉葱、じゃがいも、セロリ、芽キャベツ、コーン、マイタケ。