かゆかゆMAX2005/02/09 22:55

去年の10月頃だったか腕と足の数カ所に虫刺されのようなものができて、その跡がいつまでも残って痒かった。元々夏に蚊に刺された跡が冬まで残ることもよくあったのでそれかと思っていたが、今回のは見た感じは腫れが引いた後のようなのにいつまでも痒い。腕の部分のが一番痒くて気になっていたのだが、これが先週あたりに何だか化膿してきた。薬局で虫刺され・化膿の治療用の塗り薬を買ってきて塗ってみたが、水が出てくるので服などに触ってもまずいなあと絆創膏を軽く貼っていた。でもその周りに何かぷつぷつ発疹も出てきて痒いよう。しかし薬を塗ってしばらくしたら乾いてきて治り掛けっぽい様子に...

と、何か脚の全然関係ない部分にぽつぽつと赤い跡が。...なんか痒いような。と思ったら次の日あたりにどわーっと拡がってえらいことになった。両足全体、特に膝から下と両腕にも発疹が出て、お風呂に入ったり布団に入って暖まってくるとてきめんに痒い。こりゃ困った。ということでネットで検索して、評判が良いらしい隣駅の駅前の皮膚科に行ってきた。診察室に入って状況を話し、先に発疹の方を見せ、それからこれが何か関係あるんでしょうかーと腕の虫刺され跡を見せると、これはもうまるで教科書通りのような症状ですね!と嬉しそうに告げられる。先生が棚から出してきた本を見せてもらうと、まさに自分の腕の状態とそっくりな写真が。

何でも虫刺されと思っていたのは貨幣状湿疹と呼ばれるもので、実際虫刺されによって誘発されることもあるのできっかけはそうかも知れないとのこと。で、その貨幣状湿疹が何かのきっかけで化膿したりすることで引き起こされる広範囲にぷつぷつできる湿疹を自家感作性湿疹というそうな。下肢に出ることが多いというのも症状に当てはまっている。問診の間先生は机の上のPCで色々な表や何かの資料のようなものを見ながら話してくれるのだが、気さくだがてきぱきしていて判断の根拠を詳しく説明してくれるし、昨今問題になっているステロイドについては過去に悪影響を受けた記憶がないので特に言及はせず、家族にアトピーを持っている者がいて自分もたまに軽いアレルギーかなと思うような症状は出るとだけ話したが、「これはステロイドを使って早く治してしまいましょう」とはっきり言ってくれるので却って安心できた。

というわけで飲み薬と塗り薬を処方してもらい、また来週経過を見せて下さいということで予約を入れて帰宅。で、早速帰宅した昼から薬を使い始めたら、おお何だかいい感じ。今の時点でまだむず痒くはあるけれども腕の虫刺され跡は腫れも引き乾いて明らかに治りかけているし、何より昨夜は布団の中でうきー痒いよーとじたばたせずにぬくぬく寝られた(時々部分的に痒かった程度)。ブラボーK先生。そしてブラボーインターネット。良い時代になったものです。

実は今日のメイン・イベント(?)は皮膚科デビューではなく別のことだったのだが、えらく長くなるので明日の日記に続く。(連載かい)