まだまだクリスマス2006/01/05 23:18

年末に英国のウェブサイトで買物をした際に、「クリスマス・プディング・チョコレート」というのがあったので買ってみた。英国の伝統的なクリスマスのお菓子であるクリスマス・プディングを象ったチョコレートで、中はちゃんとプディング味です、というもの。透明なプラスティックの箱に入っていて中が見えるようになっていて、綺麗なのでしばらく飾ってあったのだが、一度食べ損なうと延々置きっぱなしになって次のクリスマスに...とかなりそうなのでそろそろ食べた方がよかろう、と帰省しないことを決めた時点で二箱買ったうちの一つを実家に送った。で、実家に荷物が着いた後で母と電話で中に入れたものについて色々話していたら、母が「そうそう、あのチョコレートも綺麗だけど、まずいんでしょ?」...そんなあなた身も蓋もないことを。「いや、マジパンとかだったらそんなにおいしくもないかもしれないけど、外はチョコレートで中身はプディングの味がするって書いてあったからまずくもないかと思って」「でも、あれって前に○○(昔うちの田舎で英語教員をしていた英国人の友人)が送ってくれたサンタクロースのチョコレートみたいなのでしょ?あれも見たところはすごく綺麗だったけど食べてみたらまずかったじゃない」...なるほど、それでミニチュアのクリスマス菓子=まずいという刷り込みがなされたのですね。しかし自分もまだ食べていないので自信がない。まあ、話の種にでも食べてみてまずかったら...えーと飾っておくとかすれば?と気弱に電話を終える。

で、年が明けて母から来た電話。「あのチョコレート、まずくなかった!」...そうですか、それは何よりでした。「1日に来たNさんとUさん(毎年年始に来る親戚の人たち。お互い同級生。昨年1月6日の記事参照)に今年は娘は大雪で帰省を見合わせたと言ったら会えなくて残念がってたから、代わりにこれを送ってよこしました、と言ったら二人とも早速手を出して食べてたわよ」...それはよございましたけどつまり自分では先に食べずにNさんUさんに味見させたわけですね...?というわけで自分でも昨日食べてみた(←こら)。あ、中もチョコレートですね。本当にプディングが入ってるのかと思った。つまりプディング型/味トリュフなわけだ。ふーん、結構スパイシー&洋酒風味で確かにプディング味...かも。

というわけで年を越したクリスマス・プディング・チョコ。正確には12 Luxury Handmade Christmas Pudding Chocolates (豪華手作りクリスマス・プディング・チョコレート12個入り)だそうです。確かに中身がなかなかリッチな味でございます。続けて何個も食べたら喉が乾きそう。


とか言ってたら、今日の昼間母から電話。「○○(上の英国の友人)からクリスマス・プレゼントの箱が来たわよ。」友人は毎年必ずではないが、時間がある時はよくうちの家族全員分のクリスマス・プレゼントを送ってくれる。のだが、クリスマス過ぎてから送るのか船便で送るのか大抵は年が明けてから着く。今年は結構早い方かも。船便も速くなったのねえ(←ほぼ船便と断定)。で、妹とわたしの分はそれぞれ後で送ってくれると言うのだが両親と弟は開けたので「サンタのチョコ入ってた?」と聞くと「入ってた」...本当ですか。こっちには送らなくていいですプディングチョコがあるので。友人はうちの実家から歩いて5分の教員住宅に2年間住んでいたので、うちにもしょっちゅう来ていたし亡くなった祖母ともよく話していた(近所のおばさんたちの中では祖母の日本語が一番分かりやすかったらしい。方言が違うので)。まだ亡くなったのを伝えていなかったので祖母の分のプレゼントも入れてあったそうなのだが、代わりに開けてみたら皆の中で一番上等なチョコレートが二箱入っていたそうで、あらーおばあちゃんのが一番いいわねーと言いながら仏壇に上げたそうです。胃もたれしない程度に召し上がれ>おばーちゃん。

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