今年もやって参りました2004/08/11 22:25


明日はお盆の恒例行事、その名も帰省を執り行わねばならない。昔に比べて時間が短縮された、とは言え短縮されるのは新幹線などのそれほど苦にならない部分だけで、列車を乗り換え現地に近付くほど乗車時間が長くなる。そして一番乗車時間が長い各駅停車ディーゼルカーには冷房などという素敵なものは当然ついていない。例年でも夏の帰省は特に体力を消耗するが、北の各地もとんでもなく暑いらしい今年は特に...ああ帰省の憂鬱。

実家に戻るのはほんの2,3日なのだが、なぜか帰省する前は必要もないのに外で食事したり喫茶店で読書しながらコーヒーを飲んだりしたくなる。学生の頃は結構長い期間実家に戻っていたので「こんなこともしばらくできないし」というのもあったが、あっという間に東京に戻ってくるのだしそもそも普段でも外食なんて1,2ヶ月に一回するかしないかくらいの今でも、やっぱり帰省前日あたりに意味もなく小じゃれた店になど行ってみたくなる。というわけで今日も雑貨の買物にかこつけてデパートの中のカフェで妙にゆったりお昼など。スパゲティや魚料理やパンが載ったランチプレートもコーヒーもおいしゅうございました。ついでにレジで売られていたパンの詰め合わせの袋を明日の朝用に買ってちょっと贅沢した気分。...と言うかロールパンサイズが4つ入って315円って本当に贅沢だぞ、と気付いたのは帰宅してからだった...

買物の途中に銀行にも寄ったのだが、用を済ませて出ようとすると入れ違いに外国人の若者3,4人が入ってきた。パンクっぽい(て今は言わないのだろうか)ややツンツン気味な短髪の白人のお兄ちゃんとすれ違う瞬間、彼がけだるげに発した言葉。「...shtuffed aubergines?」...多分"stuffed aubergines"をわざと変な風に発音したのだ(全く違う言葉を呟いたのをわたしが聞き違えたのでなければ)と思うが、つまり「詰め物(野菜や挽肉、クスクスなど)をした茄子」のことだ。eggplantではなくaubergineと言ったと言うことは彼は少なくとも米国人ではなく恐らく英国人(orニュージーランドorオーストラリア人)であろう。...で、一体何の話をしてたんでしょうかお兄さん。茄子料理がお好き?この季節の茄子はおいしいですよ。ツンツン頭でてれんとシャツ出した今時のお兄ちゃんが玉ねぎやらトマトやら刻んでちまちま茄子に詰め、友人達にふるまう光景を想像して勝手に何となく心和んだ午後。


ところで、去る8月7日に当サイトは開設5周年を迎えたのでした。ころっっっと忘れてて、昨日の夜に突然思い出したのですが。5年前も現在も気楽でのほほんなサイトですが、相変わらず楽しく続けていられるのも訪問して下さる方々に恵まれてのことだと思います。ありがたいことです。ちまっとお礼の言葉と画像など上げてみましたのでよろしければどうぞ。トップ頁からも跳べます。

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