桜ココアの罠2007/04/15 23:56

今日は久し振りに白いご飯を炊く。どこかの食品売場を歩いていたらチキンが少し恋しくなったので、野菜と一緒に塩胡椒だけで鶏もも肉を焼いてみた。...鶏と野菜はおいしかったけど、いやご飯もおいしかったんだけど、やっぱり何となくまだご飯じゃなくてもよかったような気がする...


夕方、買物に出た帰りに近所のNew Yorker's Cafeに立寄って、この間寄った時に気になった季節メニューの「桜ココア」というのを頼んでみた。「桜ラテ」とかいうのもあったけどこっちは例のフレーバーコーヒーってやつじゃないかい、とちょっと恐ろしかったので、ココアなら味もマイルドであろうと思ったのだった。...で、出てきた桜ココア。       カップの上にぼてっと絞られたクリームにちろちろと蛍光色みたいなピンクの液体が。      ...いや、うん、桜シロップなんだね。なんかこの色的にちゃちな感じが拭えないんだけど。このクリームもね、もうちょっと「ふわっ」て感じだったら印象も違うんじゃなかろうかと思うんだけど、こう...昔田舎で生クリームが手軽に手に入らなかった頃に使ってた、えーと「スノーホイップ」だったっけ、あんな感じのぼってりクリームなんだね。席に着いて、とりあえずこのクリームをココアに溶かすべくかき混ぜた(そのままココアを飲んだら絶対クリームが顔にぶつかってくるので)が、 ぐるぐるぐる←混ぜてる   溶けない。  溶けない。  溶けない。  ぐるぐるぐるぐる  いい加減にしろクリーム。いやクリームに責任がある訳じゃなくこんなに固く絞ってあるのが問題な訳だが。あまりにいつまでも溶けないので気がついたら物凄い勢いでかき回していた。まだ解け残りの固絞りクリームが浮いていたが(最早美しくも何ともない...元々あまり美しい外見でもなかったが)、そろそろ疲れたので一度味を見てみることに。

     あまー。     いや、ココアなんだからとりあえず甘いのはいいとして。確かに桜(シロップ)の味はする。クリームの味もする。しかし、     ココアは?牛乳の味しかしないような。もう一口。   なんかね、えーとね、ナントカミルクキャンディとかそういう類の味なんですが。苺味アイスクリームとか。そしてやっぱりココアの味がしない。全くしない。未だに完全に溶け切れていないクリームをスプーンで除けて下の液体を見極めようとしたが、さっき高速ハイパワーでかき混ぜたせいか既にココアの色はなく...って幾らなんでもこんなに白くならないのでは。チョコレートらしき色が全く見えないんですが。大目に見ても(?)うっすーいロイヤルミルクティ(紅茶が薄いのでミルクを入れるとほとんど真っ白、という)的な色。しかし甘いなこれ。      これ、ココアを入れ忘れて牛乳と砂糖しか入ってないとかそんなことはないですかお兄さん←入れてくれたのはお兄さんだった。   結論:「桜ココア」の正体は桜シロップ味の砂糖入り牛乳である。  まずくはないです。昔懐かしいようなあまーいシロップ入りホットミルクみたいなのが好きな方はこの季節のうちにお試しあれ。ココアが飲みたい方は普通のココアをどうぞ。

ちょっと暗く写ってしまったけどこれも気に入っていた球根の水彩画3点。特に右上のバケツに入ったのが。確かカサブランカ(ユリ)の球根だとか。植えっぱなしにしておくと鹿が掘り返して食べてしまうそうで、食べられる前に救出したらしい。ユリ根ってやはりおいしいのだな。グルメだな鹿。


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