そう言えば七夕2008/07/04 23:58


急行の隣駅まで髪を切りに、行ったついでに駅前ビルのレストラン街に入っているCafe Du Mondeでベニエ。これが楽しみなのよこれが。←どっちが主なんだか。他にも色々おいしそうなものがあるんだけど結局いつもベニエとチコリコーヒーのカフェ・オ・レを頼んでしまう。風が強かったが結構晴れていたのでテラス席に出たら、七夕の笹飾りがあった。店内からテラスへ出るドアの傍に短冊やペンが置いてあり、誰でも願いごとを書いて飾れるようにしてあったらしい。笹飾りの近くの席に座ってのんびりしつつ願いごとを眺めていたら、子供だけでなく結構大人のものらしい短冊もあった。中で気になった短冊。子供の字で、

       「きょうは とても あつかったですね ○○(女の子の名前)」

...全然願いごとじゃないけどなんか可愛いぞ。親御さんに「好きなこと書いてごらん」て言われて書いたんだろうか。ぷぷ。「あつかったです」じゃなくて語りかけ口調なのがまた。お星様に語ってるんだろうか。


で、わたしが座ってしばらくしてから近くの席に座った中学生くらいの男の子達も、ふと見たらせっせと短冊に書き込んでいた。「書いたー?」「俺ここ間違えたー」「だっせー」とか言いながら結構真剣に書いていた模様。テラスは建物の正面に面しているのだが、壁も高いしかなり上まで網が張ってある。5階なのでまあ色々安全に配慮してだろうな、でもせっかく駅前が見渡せる位置なのに勿体ないなと思っていたら、中学生の片方の男の子が「もっと青空見えるかと思ったのに、ちょっと残念だなー」と言っていたので思わず「そうだね」と同意しそうになった。なんか二人とも素直そうで可愛いな中学生。願いが叶うといいですね。


カフェのテラスから見えるのはこんな空。




少し前に実家からのお裾分けで、親戚から貰った「うにいか」が送られてきた。烏賊の塩辛と雲丹が一緒になったようななかなか贅沢そうなものなのだが、丁度これを食べ始めた頃からアレルギーの湿疹がぽちぽち出てきた。で、そう言えばこの手のものって普通材料に「酒精」が入ってるよね...とふと思った。皮膚科の先生に「お酒は控えて下さいね(湿疹がぶり返すので)」と毎回言われているのです。酒精がどれくらいの割合で入っているのか、実際アルコール分が残っているのかも分からないが、元々アルコールに弱かったところにアレルギーでまったく飲まないようになったら以前よりも敏感に反応するようになったので、奈良漬けとか魚の粕漬けなんかもダメになってしまった。このうにいかも確かに「酒っぽい」のは分かる。湿疹と関連あるかどうかは定かじゃないが、念のためちょっと控えた方がいいかな...と電話で母に言ったら、「ご飯と一緒に炊込んじゃえば」と言われた。ははあ。ご飯と食べたら(何しろ塩っぱいし)なかなかなくならないけどそれなら一気に使えるし、そのまま食べるよりはアルコール分も飛ぶかもね、とやってみた。ら、思いの外おいしかった。ウニイカご飯〜。なんか贅沢だぞ。日本酒が欲しい。←だから飲めないって。


when the rain comes down2008/07/07 23:59

今年はユーロ(サッカー)もウィンブルドンも「あー、やってるんだねー」と思いつつ全く観られずに終わってしま...うかと思ったが、昨夜(から今朝)中継されたウィンブルドン男子の決勝は観たー。前回まで5連破のスイスのロジャー・フェデラー(Roger Federer)対スペインのラファエル・ナダル(Rafael Nadal)。いやもう、とにかく凄い試合だった。雨による2度の中断を挟んで4時間以上。TVで観てただけなのにかなり疲れた...というか、当然一番疲れてるはずの本人達があれだけ凄い試合を続けながら「疲れてるなあ」て思うようなプレイが全くないのが凄い。勿論普段からの鍛練と体力の賜物なんだろうけど、うーん何だろう集中力?精神力?自制心?何だかよく分からんけどとにかく並じゃないです。並じゃないからあそこまで行けるんだろうけど。

個人的にはフェデラーが6連破してくれるといいなあ、とも思いつつ、ナダルも毎年どんどん強くなっている感じだしスペインだし(←?)頑張れーとわくわくどきどきで観ていたが、最後までわくわくはらはらどきどきだった。結果的にはナダルの優勝に終わったが、フェデラーの出来が悪かったとかでは全くなくてどちらもほとんど乱れのない高レベルのプレイで競り続けた印象。フェデラーがまた盛り返して逆転した可能性もあったと思う。ああいう試合だと、負けた方もそりゃ「敗北の事実」にがっかりはするけど後悔はしないんじゃなかろうか。フェデラー本人もインタビューで「最善を尽くした(I did everything)」と言ってたし。明らかに落胆はしつつもナダルのことを「最高の舞台で最悪の相手に当たっちゃったからね」とちらっとジョークを飛ばす辺りが5連破達成者の余裕かも。一方のナダルは第一声が「あり得ない(Impossible)!」だったのがなんかカワイイ。トロフィを掲げて写真を取られる時も最初は強張った表情で「どうしよう俺」て感じありありだったし、初々しくていいなあ。何と言っても優勝が決まった次の瞬間一直線に観客席によじ登って家族のもとへ、てところがカワイイじゃないですか。そしてそのままてくてく歩いてロイヤル・ボックスのスペイン王子・王女様にもご挨拶。ぷぷぷ。ラファかわいー。ちなみに彼のパパがまた渋くていいんですよ(またか)。

とかなんとか、男子決勝しか観てないのになんかもうこれだけでフルコースお腹一杯最後のコーヒーまでばっちりおいしかったよ!な気分。いやーいいものというか凄いもの見せて頂きました。 テニスはウィンブルドンくらいしか観ないが、見る度にこの競技ってもしかすると色んな競技の中でも一番過酷かも知れないと思う。体力的に辛い競技はもっと外にもあるだろうけど、(シングルの場合)1対1の勝負であれだけ長時間集中力を持続させるのは相当色々消耗すると思うわけです。ちなみにBBCの解説、おっ今年は英国人だぞと思ったら昨年引退したティム・ヘンマン(Tim Henman)だった。お懐かしや。時々別の放送ブース(米国の放送局かな)にいるジョン・マッケンロー(John McEnroe)が画面に映って手を振ったりしていた。...見る度驚くけどあれマッケンローなんだよね...白髪でさえなければ顔そのものはそう老けてもいないとは思うけど。

中断中や何かの会話で言っていて思い出したが、そう言えばウィンブルドンは来年から可動式の屋根がつくんだね。つまり今回のように雨が降った場合屋根を閉じて試合続行できるわけか。試合中断すると副音声にしていても日本側(NHK)の音声になるのだが、その時にアナウンサーと解説者が「屋根を閉じるまでに約10分掛かるらしいですね」「その間に芝が濡れないように、やはりスタッフがシートは掛けるんでしょうか」「掛けるんじゃないでしょうかねえ」「あの方達も大会前に何度も綿密な練習をする熟練の方々だそうなので、屋根ができて仕事がなくなってしまうのもちょっと...」とかいう会話をしていた。...あれは「シート専門のスタッフ」がいらっしゃるんですか?確かに雨が降り出すやいなやあの広さのコートにさささーーーっとシートを掛けるあの手際は練習が必要だろうとは思うけど。何にしても屋根が閉じるのに時間が掛かるなら多分シートも併用するのだろうな。想像すると「やっぱりやるのか」て感じで笑っちゃうけど。ちなみに雨で中断になると主審の座っている高いシート(?何かちゃんとした名称があるのかな)がてっぺんに座っている主審ごと物凄い勢いで(主審の)背後に収容?されるのが何度見ても笑える。ごんごん運ばれながらきょろきょろしてる主審が(実際は単に足元や後ろを確認してるだけだろうけど)「えっ何?何事!?僕どこに連れていかれちゃうわけ??」て風に見えてカワイイ。


と、いきなりテニスで盛り上がった日曜夜→月曜早朝でなんか一瞬「今まで何してたっけ」状態になったが、週末は週初めにまたもやドイツから(仕事で)来日した友人に会いに都心へ行ったのだった。これまでの出張ではホテルに滞在していた友人だが、頻繁に日本出張があるのと今回は少し滞在が長いのとで、初めてマンスリーマンションとかいふものをご利用なさっている。前回の出張の時に色々聞いていたのでわたしも興味津々でお邪魔したら、まあこれが大変素敵なところでございました。去年建ったばかりらしくどこもかしこもぴっかぴか♪な上に台所冷蔵庫洗濯機(乾燥機付)完備、リビングゆったり日当たり良好寝室もゆったりベッド、部屋の掃除も頼めるし料理が面倒なら食事も頼める、とホテルと家具付マンションのいいとこ全部取りました、な感じの贅沢なシティライフを満喫なさっている友人。一番うらやましかったのはキッチンの物入れスペースが多かったことです。うちの十倍はあるかも...前回までは収納も少なく食事も不便(当然だが自炊はできないので毎食買って来るか外で食べるしかない)なホテルに数週間滞在で窮屈な生活をしていたようなので、これで友人のストレスもかなり減ったのではなかろうか。というかえらい楽しそうなんですが。...いいなあここ。

とかなんとか週末の話を続けるとまただらだら続きそうなので、とりあえずまた次回。


写真を先に一枚だけ。こんなとこに行ってました。

東京色々巡り2008/07/09 23:59

てなわけで前回の記事の続き。都心の某駅から徒歩○分のぴかぴかマンスリーマンションに滞在中の友人Hを訪問したところ、今度は台所あるし何か作る?という話だったにもかかわらずなぜか寿司と焼き鳥が買ってあった。何ですかその超ジャパニーズな組み合わせ。まだがらがら状態の冷蔵庫にはなぜか大根(友人は大根好き)。ちなみに自分がお土産に持っていったのは実家から送られてきてまだ手をつけていなかった小南瓜と同じく実家のお裾分けの手作り苺ジャム、スパイスの空き瓶に詰め替えたオリーヴ油(一本丸ごとだと一カ月半の滞在には多すぎるかと思ったのでとりあえず)。まだ調味料類があまりなくて〜、と友人が言っていたので持って行ったのだが、食品棚を開けたら既に結構ドレッシングとか色々並んでいる。それ全部使うのか。そしてなぜか「刺身醤油も買ってみたー」。...短期滞在マンションに刺身醤油を常備するドイツ人...同じマンションの別の階には彼女の同僚でわたしも3月に一度会っているSさん(3月15日の記事参照)も滞在中なのだが、友人より更に料理好きなSさんはもっと色々調味料を揃えているらしい。楽しんでるなあ日本出張。

とか思いつつ、大画面液晶TVでMTVムービーアワードか何かを見ながら寿司と焼き鳥と大根&トマトのサラダで昼食。快適快適。あらかた食べ終わったところで友人がSさん何してるかなー、と連絡したらあちらもお友達が来ていて、これから浜離宮庭園にでも行こうかって話になってるけど行く?てなわけでわたしたちもご一緒することに。Sさんの友人Yさんは仕事とは全く関係ない日本人男性で、Sさんが以前の出張の時にたまたま道を聞いたのが縁で仲良くなったらしい。Yさんも料理上手のようで、既にHも入れて何度か3人でご飯作って食べたりしている模様。たまたまわたしが南瓜とかオリーヴ油とかを簡易クーラーバッグみたいなの(宅急便で使う銀色のあれ)に入れて持って行っていて、使い道ありそうならこのまま置いて行くよ、と言ったらSさん「よく生魚とか買って帰るから、これは便利だ!」と喜んでいた。海外出張中の仕事帰りに生魚買って帰ってバリバリ料理するドイツ人。楽しんでるなあ。まあ今まで不便なホテル生活だったし、特に普段自炊してる人は自分で好きにご飯を作れるのは嬉しいよね。


とか何とかHの部屋でひとしきり歓談した後、皆で浜離宮庭園に向かってGo。浜松町まで行ってそこから歩く。何度か行ったことがあるというYさん以外は初めてだったが、さすがに立派な庭園ですな。しかも周囲にどんどん新しいビルが建っているらしく、何だか凄いことに。


庭園の入場料を支払う時にたまたま一緒になった欧米人の男性のお陰で、この庭園内から浅草行きの船(水上バス)が出ていることに気付いた。時間を調べてみると適当に園内を回っても最終の4時15分の船に間に合いそう。で、天気は良いけど蒸し暑いし船いいね!浅草行こう!ということに。写真は船の発着所近くにあった木。花なんだか何なのかよく分からないけど鮮やか。




船からの写真。自分自身東京(の隅っこ)に結構な年数住んでいる割に水上バスに乗るのは初めてです。水だ水だー。


そしてお約束の浅草のアレ。なんか凄い構図ですな。ここまでインパクトのある物体が迫って来ると自然とその話題にならざるを得ないが、Sさんは「金色の×××」と正しく理解(←間違いです。)していたのに対してHは「大根じゃないの?」      新しい見解だ。確かに大根ぽい。ていうか自分が大根好きだからそう見えるのでは>H。ちなみに一応「本来はビールの泡のつもりらしいよ」と補足したら皆「ああ〜」とは言ったが誰も納得していなかったのは明らかである。     泡でいいんですよね?←自信がなくなってきた


そして浅草、浅草寺界隈をてろてろ流して土産物屋を冷やかし、友人Hのお気に入りなトトロの店(ジブリ商品の店)もしっかりチェックして、そろそろお腹が空いてきたので流していた時に目をつけておいた居酒屋風の店に入る。ちょっと冷房がきつ過ぎたけど(2回くらいお店の人に言って弱めてもらったがそれでも強い。入口のすぐ近くの席だったので結局こっそり自分達側の戸を少し開けて温度を調節)、料理はおいしくて満足。店を出た後たまたま見つけた和小物の店「外源堂」の財布が粋で一同興奮。普通に財布として使う他にも、大きさによって携帯電話を入れたりデジタルカメラを入れたり色んな使い方をする人がいるらしい。Sさんは散々迷った末自分のと妹さんのプレゼント用に2つ購入、Hは楊枝入れと琳派の絵をプリントしたクリアファイル、Yさんはカード類、わたしはHとは別柄のファイルを購入。道中財布もよかったなー。お店の方も気さくで粋な感じの女性でした。浅草だねぇ。

その後、もう少しなら大丈夫かなってんで地下鉄で新宿へ出て、2丁目のバーで(主にわたし以外が)1,2杯ひっかける。...新宿2丁目と聞いて「えっ」と思われた方もおいでかも知れませんが一応どういう場所か分かってて行ってます。「どういう場所?」と思われた方は「新宿2丁目」で検索してみるとお分かりになると思います。こういう時間(11時近く)にこういう場所に行ったのは多分初めてだけど、歌舞伎町なんかとは違って(いやこんな時間に歌舞伎町に行ったこともないけど)むしろ明るくフレンドリーに盛り上がってる感じで面白うございました。女性も普通に沢山いたし。しかしとにかく欧米人が多くて、回りを見渡すと(既に店内は人が溢れ返っていたので他の大多数の人と同じく店の外で立ち飲みしていた)普通の日本の店も多いのに自分の周囲だけロンドンのレスター・スクェアか何かのようで非常に不思議な気分だった。ジンジャー・エールを2杯飲んだ辺りで終電が心配になったので自分は離脱。いまいち方向感覚に自信がないわたくしをYさんが新宿駅南口まで送ってくれた。ありがとうありがとうYさん。いやー半日で色んな東京を体験したお得な日であったことよ。

浅草の猫2008/07/10 23:58




まだあった浅草の写真。商店街を歩いていたら飲食店の前にふくふくした猫発見。可愛かったので思わずカメラを構えたら次々とギャラリーが集まってきて猫大人気。一度お店の人がちょっと戸を開けて何か与えたらしい(写真2枚目)が、外にいなさいねと言われたらしく大人しく戸口で看板猫と化するにゃんこ。ちょっと耳が小さくて変わってますね。   他の部分との比較で小さく見えるわけじゃないですよね?手鞠を象ったらしい鈴を首につけていてかわゆかったです。あまりいい写真じゃなくてすみません。




ちみちみだらだら描いていたらなかなか終わらなくなったこの間の調整絵。...なんか色々妙です。手直し中。


水を大切に2008/07/13 23:58

部屋のシャワーのガス給湯器の調子がよろしくない。まだ寒かった頃から時々お湯が出なくなったり使っている途中に水になったりはしていたのだが、ここ最近それが頻繁になってきた。当初は夜10時台に使うとよくこの状況になっていたので、他の部屋の人も使う時間帯だからだろうかとか思っていたが、最近はあまり時間に関係なく調子が悪い。考えてみたら、水量とか水圧なら皆が一斉に使ったら多少は影響があるかも知れないが、各戸で一斉に使ったからってガスの燃焼の仕方に影響出るだろうか。あまりいつまでもお湯が出ないまま水を出しているとこれって不完全燃焼状態だよね...と心配にもなるし、お湯が出るまで水を出しっ放し(あるいは止めては出し止めては出し)にするのは激しく水が勿体ない。のだが、洗面くらいならまだしもシャワーを使っている途中で水になった場合泡だらけ状態でいつまでもお湯になるまで待っているわけにも行かないし、仕方なく水のまま使ってしまうこともある。で、今日もそうだった。使い始める時もなかなか出なかったし、途中ですぐ水になってしまって結局いつまでもそのままだったので、水のまま使用。幾ら暑いったってずっと水浴びてたら冷えますよ。浴室を出てから触った色んなものが妙に暖かかった。既に何度か「いい加減にしてくれー」て気分になってマンション管理会社に電話するぞ!と思ったのだが、なぜか週末が多いので週が明けたら!と思いつつ明けたら自分の仕事でわたわたしたりで紛れてしまいつつ今に至る。明日こそ電話...したい。


一昨日の写真ですが。買物に出ようとしたら晴れているのに雨が降っていて、目の前に虹が。虹久し振りー。狐の嫁入りというやつですな。