スティングでした補足 ― 2011/01/21 23:58
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スティングとは全然関係ないけど昨日浅草に行ったので記録写真的にスカイツリーを。スティング御一行様も東京滞在中は眺めたかも知れないよ、ということで。ちょっと苦しいですか。 とーても楽しんだスティングの日本武道館公演で、一つだけ不愉快だったこと。と言ってもわたし自身はぼーっとしてて後から腹が立ったという話だけれども。スティングやツアーメンバーには直接関係ないですけどね。 コンサートの終盤にアンコールの演奏が始まると、それまでは立ち上がってイエーとかやってなかったそれなりの年輩の人だって立って盛り上がりたくなる(だろう)し、手を挙げて拍手することで多少視界が遮られてもいちいち文句言ったりする人は普通いない(と思う)。むしろ皆でわーっと立ち上がる一体感もライヴの醍醐味だし、それは全く問題ないのだが、何度目かのアンコール演奏後にメンバーがステージ前に出てきた時、わたしの2,3列前の女性がいきなり首に掛けていたスカーフと言うかどう見ても手拭い?を自分の頭の上に、ステージに向かって柄を見せるような感じに両手で広げた。位置的にはわたしのほぼ真ん前(正確には一つ右かな)な上に、それをやられると丁度ステージ上の人たちの顔の位置が隠れる形になるので正直やめて、と思った。見た感じ中年の人のようで、ステージとの距離も近いし興奮してやっちゃったのかなーとは思ったが、その後また同じことをやられた、しかもスティングがちょうど真ん前に来た時(だからやったのか)にびしっと張った手拭いを左右に動かされたりしたので、勘弁してくれと思った。わたしの隣の席の女性二人連れ(わたしと同年代か少し上くらい?)もさすがにむっとしたらしく「ちょっと...」「下げて!」と言う声が聞こえた。本人に届くような大きな声じゃなかったけども。 二度とも多分それぞれ十秒足らずくらいの間だったし、迷惑には変わりないけど嬉しくて周りが見えなくなっちゃったのかね...くらいに思いつつ最後のアンコールまで観終わり、そんな困ったさんのことも忘れてコンサート良かった!と言いつつのりたまさん&S君と会場を出た。出口脇に「カメラ返却口」とか書かれた窓口があったので、入場時に「録音機器やカメラは使わないで下さいね」と言われただけで荷物検査も何もされなかったけど、自分から預けた人なんかもいるのかな?わたしも普段から持ち歩いているデジタルカメラがあるけど、当然使うつもりもなかったし持ってることも忘れたまま入っちゃったけど、というようなことを言ったら、のりたまさんとS君がデジカメで写真撮ってた人がいた!と発言。ええー?と詳しく聞いたところ、堂々とカメラを出して何度もステージを撮影していたとか。のりたまさんによると3回は撮っていたそう。どこにそんな人がいたんだろうか、S君が通路脇、その右隣がのりたまさん、更に右にわたしの席順だったので、通路の方の人?と思いつつ、手拭い広げてちょっと迷惑な人はいたけど、カメラは気づかなかった、と言ったら 「そうそうその人!!」 ゑっ。 びっくりして手拭いの柄などを確認したところ、確かに同一人物でした。どうやら夫婦で来ていた人たちらしく、その奥さんがカメラを出した途端あのブロックの人たちが「えっ!」と一斉にその方向を見た、彼女が撮っている間周囲は異様な雰囲気だったとのこと。その行動は手拭いの一件よりも前だったため、写真撮影を止めたと思ったら今度は手拭いで視界を遮られた人々は「いい加減にしろ」状態だったらしい。どう考えてもわたしもその「人々」と同じエリアにいたのに全然気づきませんでした...しかしこれで「ちょっと迷惑な人」が一気に「大顰蹙の非常識な人」に。入場口では間違いなく「撮影や録音はダメ」と言われたはずだし、開演前の場内放送でも確か同じことを言っていたはず。それ以前にコンサートの撮影や録音は禁止、くらい今どき誰だって一般常識として知っている...と思う。あれだけ前の席を取っていたし、曲にも普通に周りと一緒に手拍子して盛り上がっていた(多分)から、それなりのスティングのファンだと思うのだが、まさかあれが生まれて初めてのコンサートでスティングを間近に見てもう前後の見境なくなっちゃった!てこともなかろうよ。大体何度も同じ行動を繰返してるわけだし。隣のご主人もなぜ止めない。堂々と複数回やっているのに注意に来ない係員の人もしっかりして欲しいと思うけども。 と言うわけで、1月18日のスティングの日本武道館公演、アリーナ席からデジタルカメラでステージの写真を撮り、鯉の柄の手拭いを頭上に広げていた方、恥を知って下さい。分別があるはずの大人の非常識な行動を目の当たりにした十代の少年が大変憤っていました。手拭いはともかく(迷惑ですが)、写真撮影は完全に会場の規則に反しています。そしてご主人、すぐ隣で写真を撮っているのに気づかないはずはないと思います。奥様を止めて下さい。 しかし、目の前でそれだけ堂々と禁止行為をされてたのにまっっったく気づかなかった自分が一番どうなのか、と正直思ったりするわけですが。本当に全然見た記憶がない。無意識に視界に入ってても結構映像として記憶してたりする方(後で言われるとそう言えば見たな、とか)だと思ってたんですが。何見てたんだろうか自分。スティングか。 いやドミニクとかマエストロかも知れないけど。 |
コメント
_ みもざ ― 2011/01/23 21:13
_ りあん ― 2011/01/25 01:14
ありがとうございます、コンサートそのものはほんっっとに楽しかったですよ!や、実際のところその時点では全く気づいていなかったお陰で少なくとも演奏中は完全にステージに集中できたので、ちょっと迷惑な人だなー程度に思っていたわたしはまだラッキーだったんじゃなかろうかと思います。撮影行為を進行形で目撃したのりたまさんやS君や周囲の人々は本当にやな気分だったと思いますよ。特に(件の女性本人を含めて)あのエリアはそれなりの年代以上の落ち着いた感じの方が圧倒的に多かったので、皆呆気に取られたんじゃないでしょうか。
ファンクラブに入ってまでチケットを取る(まあ何かのコネでという線もあるかも知れませんが)ほどスティングが好きなら、周囲の観客も同じようにスティングが好きで、生の演奏や表情を楽しみたくて来ているということに考えが及ばないのかとか、会場で禁止されている行為を堂々と好きな本人の前でして恥ずかしくないのかとか、年齢とかそれ以前にその神経が理解できません。もちろん止めないご主人も。
手拭いは、わたしも和風のスカーフなのかな?と思いましたが、白地に青(紺?)で、リアルな絵ではなく鯉のぼりのデザインそのまんま描いたような...手拭いに見えました。和風服飾雑貨の店なんかで売ってるんでしょうか。まあ好みは人それぞれなのでどうでもいいんですが、それをさも「見て見て♪」みたいな感じにステージに向けて広げていたのが...これだけならまだしもカメラの件を聞いてどうにも憤ったのであえて「その場にいた人なら特定できる」程度に書きましたが、万一ご本人がこのブログを目にされて「それは私です」とおっしゃったとしても、この件に関して記事の削除や書き直しをするつもりはございません。ええそりゃもう。
> 記憶の中にいる彼らはずっと若々しいままなのに
ありますよねー。でも、おっしゃるように一緒に年を取ってそれを実感するのは素敵なことでもあるのですよね。今聴いて改めていい曲だなーとかこの歌詞はこういう意味だったのかも?とか、自分が年を重ねたから分かって来ることってありますし、自分の嗜好が変化したりミュージシャン自身の方向性が変わったりで離れてしまうことも多い一方で、音楽も活動姿勢もずっと共感して追っていけるミュージシャンがいるというのは幸せなことだと思います。
...しかしそれはそれとしてですね、スティング、もちろん80年代に比べたらそれなりに年齢を重ねて見えるとは言っても、最近やたら色つやいいような気がするんですが。体型も昔は「痩せてる」ってだけだけど今はがちっと筋肉質だし、横向いても全然お腹出てないし、昔日本に来ると気管支炎になって公演キャンセルしてたのが嘘みたいに声の乗りがいいし、今回「下手するとドミニクの方がお兄さんに見え...もにょもにょ」と一人で思ったりしてました。鍛えてるんでしょうねースティング。
ファンクラブに入ってまでチケットを取る(まあ何かのコネでという線もあるかも知れませんが)ほどスティングが好きなら、周囲の観客も同じようにスティングが好きで、生の演奏や表情を楽しみたくて来ているということに考えが及ばないのかとか、会場で禁止されている行為を堂々と好きな本人の前でして恥ずかしくないのかとか、年齢とかそれ以前にその神経が理解できません。もちろん止めないご主人も。
手拭いは、わたしも和風のスカーフなのかな?と思いましたが、白地に青(紺?)で、リアルな絵ではなく鯉のぼりのデザインそのまんま描いたような...手拭いに見えました。和風服飾雑貨の店なんかで売ってるんでしょうか。まあ好みは人それぞれなのでどうでもいいんですが、それをさも「見て見て♪」みたいな感じにステージに向けて広げていたのが...これだけならまだしもカメラの件を聞いてどうにも憤ったのであえて「その場にいた人なら特定できる」程度に書きましたが、万一ご本人がこのブログを目にされて「それは私です」とおっしゃったとしても、この件に関して記事の削除や書き直しをするつもりはございません。ええそりゃもう。
> 記憶の中にいる彼らはずっと若々しいままなのに
ありますよねー。でも、おっしゃるように一緒に年を取ってそれを実感するのは素敵なことでもあるのですよね。今聴いて改めていい曲だなーとかこの歌詞はこういう意味だったのかも?とか、自分が年を重ねたから分かって来ることってありますし、自分の嗜好が変化したりミュージシャン自身の方向性が変わったりで離れてしまうことも多い一方で、音楽も活動姿勢もずっと共感して追っていけるミュージシャンがいるというのは幸せなことだと思います。
...しかしそれはそれとしてですね、スティング、もちろん80年代に比べたらそれなりに年齢を重ねて見えるとは言っても、最近やたら色つやいいような気がするんですが。体型も昔は「痩せてる」ってだけだけど今はがちっと筋肉質だし、横向いても全然お腹出てないし、昔日本に来ると気管支炎になって公演キャンセルしてたのが嘘みたいに声の乗りがいいし、今回「下手するとドミニクの方がお兄さんに見え...もにょもにょ」と一人で思ったりしてました。鍛えてるんでしょうねースティング。
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一組の夫婦のせいで楽しい気分に水を指されてしまい残念でした。手ぬぐいってサッカーの試合とかで使うようなデザインの?と思ったら普通の手ぬぐいですか?。余計にびっくり…。おばさん、何がしたかったんでしょう。
それにしても青春の伴走者だったミュージシャンと一緒に年を取っていく、というのは素敵であるとともにちょっとさびしかったりしますね。記憶の中にいる彼らはずっと若々しいままなのに。