初体験 ― 2011/04/14 23:48
![]() |
バルコニーから見た大家さんのお宅の庭の木。花が咲いているのは多分桃じゃなかろうかと思うのだが、桜と同時期って随分のんびりな桃では。桃じゃないのかな。まあ眺めが良いのでなんでもいいです。 今日は年初め頃に壊した歯の治療に歯医者惨(やめてくれませんかこの変換)、いや歯医者さんに行ってきたのだが、 オペでした。 いや、それは前回の予約の時から伝えられていたので分かってたんだけど、まー普段より時間がかかるくらいでしょう、と軽く見てたんですよ。で、医院に着いたら他に待っている人がいない。おや今日は空いてるラッキー♪でもスタッフは沢山いるようなのでこれから他の患者さんも来るのかな、と思っていたらすぐ呼ばれる。で、助手の方に色々色々して貰って、今日は念入りだなーオペだからねーとか思っていたら、最後に口の周囲を消毒される。「手で触らないようにして下さいね」 あら初体験。 そして椅子(本当は何と言うのかな)を移動し、「では始めますねー」 消毒済みの手袋をはめた手を挙げてどーんと横に立つ院長先生。 こんなの映画かドラマでしか見ないもんだと思ってたよママーーー!!! 「布が掛かりまーす」「もう一枚掛かりまーす」 あれですよ手術部位だけ丸くくり抜いてある布。なんか怖い状況のところに銀色の色んな器具がどしどし差し込んであるような(←間違い)。こんなの映画か(以下略)。そしてやっぱり他の患者さんは来ない。執刀(?)は院長先生ともう一人補佐の先生、あと助手の人が3人?4人?沢山いたスタッフは全員わたしのオペ要員だったらしい。 こここれはもしや本格的オペレーション!!(だからそう言っとるが)。何だかえらいことに... とこの頃にようやく思ったが、実際この時点で既に麻酔が効いてきているので、なんかガッガッとかグィーンとか結構凄いことをしているらしいけど布でほとんど見えない(ちょっとずらせば見えるけど先生と目が合っても不気味がられるだろうし)し全然痛くないし何と言うか他人事のような。「ここ気をつけてね」「そこは縫わないで」とか先生達の会話を聞いたりしていたが、正直眠い。今日はあったかいしなー。 とか思っているうちにオペ終了したらしい。痛み止めを飲み、状態の説明と今後の予定を説明してもらい、後は仮の歯を調整してつけて貰っておしまい。ついでに色々買物しているうちに麻酔も切れたものの、痛み止め飲んだし痛くないよー と思ったら、なんか妙にちくちくする。仮歯をつけた接着剤か何かが当たってるのかな??と化粧室の鏡で見てみたら、 手術跡を縫った糸が上唇に当たってたんでした。いてていてててて。明後日消毒と、できれば抜糸をしに行くまではどうしようもないので、現在小さく切ったガーゼを当てて凌いでおります。まあごはんも食べられたしいいか(←食べるものはしっかり食べる)。 帰宅してから見た早野龍五先生のTwitterに挙げられていた同じ東大のロバート・J. ゲラー(Robert J. Geller)教授の英Nature誌に発表された記事と、それを取り上げたらしい(何と言ってよいやら)日経オンラインのヘッドライン記事を見て「???!!」と思っていたら、さっきまた早野先生のTwitにNatureの記事の日本語版がリンクされていた。日経の記事を書いた人、こっちの日本語版は読まれただろうか。ほんとに何をどう読んだらあの記事になるのか全く分からない。誰がどこにそんなこと書いてるかっつーの、と激しく突っ込みたい。いや既に怒濤のごとき指摘が日経に押し寄せていると思いたい。というか日本語版記事の方、最後に「本人訳」とあるのはゲラー教授ご本人のことだろうから、教授ご自身が抗議されているかもね。本当、原典を読むのは大切ですね。 |
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。