maison d'art2007/11/01 23:56

Aire Verteの原田みどりさんの風景画展に行って参りましたよ。会場は西麻布のAZABU草ふえ。原田さんを通して知り合ったKさんと先に六本木駅で待ち合わせて行った(と言うか連れて行ってもらった。西麻布なんてオサレなとこ行ったことねーだ。)のだが、サイトを見るとどう見ても飲食店、現地に行ったらやっぱり飲食店、なので、座ったテーブルの近くの壁に確かに大判の絵が一枚あったけどなんか不思議...と思っていたら、原田さんがいらしてからメインの展示場は3階と判明。2階がカウンタとテーブル席のある通常の店、3階は個人の家のダイニングと居間のように造ってあるのだった。自宅感覚で食事したらソファに移動して寛いだりできるようになっているのだね。照明も柔らかくていい感じで、その時間帯は予約が入っていなかったらしく葉書サイズからかなり大判の風景画まで落着いて観られた。

原田さんともKさんとも実際に会うのはお久ーしー振りー(←こんな感じにお久し振り)だったので、色々色々お話できて楽しゅうございました。というか普段籠っていて一番話すのは実家か実際会ったこともない仕事の取次先さんと電話で、状態の非常に狭い世界に住んでいるので、全く違う分野でばりばり活躍なさっている方々の話を聞いていると自分の世間知らずさを痛感します。店の料理もおいしゅうございましたよ。本来はアルコール類(特に焼酎?)に力を入れているようなのだがわたしは酒類禁止令が出ているので石榴ジュース。色も綺麗だしおいしかったのでお代わりしてしまった。季節もので色んな種類の茸の料理もオイシカッタヨー。会話しつつ何なのか分からないまま食べてんまかったグラタンのようなキッシュのような(焦げてぱりっとしてた部分もあったので↑サイトの写真に載っているフライパンに入った料理かも)ものに入っていた酸味のある蕗?のような歯触りの物体はルーバーブだろか。ちょっと意外。お店の方も皆さん感じがよく居心地の良い場所でした。帰りに駅に向かう途中でもしかして寒くなるかも、と持って行った大判スカーフをすかっっと忘れて、自転車の原田さんに取りに戻って頂いてしまった。すみませんすみません。今関係しておられる分野のパンフレット(絵ではなくグラフィックデザインと本文を担当されているとか)まで頂いてしまいましたよ。これってファンの人には堪らんのではなかろうか、と思いつつ帰宅してから読んだら夜中にうひゃうひゃ笑ってしまった。←笑っていいところなのか。今の特撮って色んな意味で凄いのね。

そして風景画のお陰でポルトガルとか北欧に行きたい虫がまたうずうず。ガイドブックなどより、その国独特の風景とか民家の家並の方が旅情をかき立てられると言うか、いいなーこの風景に入ってみたいなーと思わされる。うずうずうず。いいなあポルトガル。スペインのガリシア地方にもまた行きたいので、ガリシアから国境を超えてポルトガルもいいな。しかしその前にまたもや言葉の壁が立ち塞がるわけですが。うちの南瓜画家な叔父は大学の専攻がポルトガル語だった上同国に留学までしたが、最早言語は遠い記憶になっているようなのであまり頼れそうにないし。ちなみに留学先だった美術学校は3日で自主退学(?)して残りの滞在記間は絵を描きつつ放浪して、同時期にスペインに行っていた学友のアパートに転がり込んだり田舎(ポルトガル)の村外れで煙草吸いながら絵を描いて原っぱを盛大に燃やしたりしていたらしい。空気が非常に乾燥している時期で地元の人も「お前のせいじゃない。この天気が悪い。」と咎めだてしなかった(寛大だ...)らしいが、当時でも日本人なんて珍しかったので隣の地区に行ったら宿だか飲食店だかのおじさんに「隣地区で昨日火事騒ぎがあったらしい、な(ちらと叔父を見る)」とか言われたらしい。...なんで叔父の過去暴露話になったんだろう。


お店がサービスで出して下さった果物のシャーベット。綺麗だったのでこれだけでも写真を!と思ったけど(他は例によって撮るのを思いつく前に食べてました)、灯りがかなり落としてあったのでフラッシュ無しで撮ったらこんなことに。でもこれはこれで綺麗かも。 ダメ?



茸三昧で幸せになっていたら、今度は実家から松茸がキタ。今年は大不作とかニュースで聞いたので期待はしていなかったのだが、何でも弟の大学の恩師関係で夏に研究調査に来て、また秋にも来る予定だったお嬢さん方に父が「次は松茸があるから」とか激しくうっかりさんな発言をしてしまった手前、不作でありませんでしたじゃまずいだろうとわざわざ買ってきた...中の一本がうちにもお裾分けで来たらしい。ありがとうお嬢さん方。早速松茸ご飯にして頂きました。部屋が松茸の匂いになってなかなか幸せです。

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