同じ穴の狢2009/10/01 23:57

午後にちょろっと銀座に行ってきました。お買い物しちゃった...しかもあまり後先考えずにぼーんと。実家の母をどうこう言えんです。ついでに木村屋で今月のお勧め「いちじくのコンポートとターキーのサンドウィッチ」を頼んでしまったよ。いちじくは鳥と合うよね。胡桃入りのばりっとしたパンもおいしゅうございました。同じパンを帰りに一階のパン売り場で買ってきてもいいなと思ったけど忘れてしもうた。この間作ったいちじくジャムに合うと思うんだけど。


さっきたまたまNHKをつけたら(普段はNHKでもそんな時間につけないんだけど)、ちょうど新番組『ブラタモリ』が始まったところで思わず見ちゃったじゃないですか。この番組、去年だったか単発で放送されたのをたまたま見て面白かったのでレギュラー化されないかなーと思っていたのだが(NHKも当初からいかにも「反響が良かったらレギュラー化する気満々です」て雰囲気だったし)、先日これもたまたま「新番組『ブラタモリ』!」てCMを見ておー見ようかなと思...いつつ、何曜日の何時にやるとか全く聞いてなかったのだが、自分で調べる前につけたら第一回が始まりました。木曜10時ね。そもそも先の単発放送の時も、何度も「たまたま」が続いて見たんだよねこの番組(一旦臨時ニュースか何かで放送延期になったのを後日たまたまつけたら丁度始まった)。何かよほどこの番組に縁があるんだろうか。

単発放送の時は表参道だったが、今回のタモリさんは早稲田をぶらぶらしていた。そう言えばタモリさんて早稲田卒でしたっけ。あの辺りは自分も予備校時代に一年住んだので(ちなみに早稲田は受けてない)ちょっと知ってる辺りが出るかなーと思ったが、早稲田駅前の予備校と西早稲田の寮の間を往復するだけの予備校生の生活とは関係ない辺りしか出なかった。でも神田川の蛇行をまっすぐにしたお陰で区境が複雑なことになったとか(区境だけは昔の川筋に沿ったままなのだそうな)縄文時代は椿山荘の辺りまで海だったかも知れないとか、面白うございました。『タモリ倶楽部』でも時々坂道歩きとかやってるけど、坂道の本まで出してらっしゃるんですねタモリさん。多趣味な人だ。来週は上野らしいので忘れずに見よう。と思うところっと忘れるのが常なんですが。ちょっと残念だったのが、単発放送の時は確かナレーションが池田昌子さんだったのに、今回は違った...池田さん好きなんだけどなー。

物凄く個人的に、同行のNHKアナウンサーの名前にちょっとびっくりしました。いや独り言です。



うちのContaxはやっぱり夜景写真が苦手だけど、帰宅した時なかなか綺麗に月が出ていたので。週末の十五夜はあまり好天が期待できそうにないので今のうち(?)。


ミニ三脚で固定でもすればいいのかな。でもやっぱり光りそう。


おお2009/10/03 01:18

ぐーぐるの検索頁トップ、昨日はガンジーの誕生日だったと思ったら日付けが変わってお月見ヴァージョンになってゐる。相変わらずマメですな。

うさぎうさぎ2009/10/03 23:58


天気予報の割にはなかなか雲が去らないな...と思ったけど、お月見に合わせたように晴れましたな。やっぱり月写真はいまいちうまく撮れないけど、とりあえずいい月ですよということで。



で、出先から夕方帰宅する際に近くの和菓子屋さんにお団子を買いに寄る。しかし月見だんごはえらく大きかった(その前に寄った小田急地下で売られていた月見だんごの3倍はあろうかという大きさ)ので、普段も売られているナントカだんご(すみません名前を忘れました)を買ってみた。いつも気になっていたけど買ったことがなかったので。蓬だんごできな粉をつけて食べるらしい。帰宅して出してよく見たら、楊子入れに月とうさぎが。かわいー。こういう心遣いは嬉しいねぇ。


お団子何に盛り付けようかな、と食器を探していたら丁度うさぎ(とトンボ)柄の鉢があったので、せっかくなのでこれに盛りましたよ。日本じゃなくて英国のものなんですが。サマセットに住んでいる友人のご両親のところに泊めてもらった時、地元の陶芸作家が作ったものだよと言ってお土産に頂いたもの。確かうさぎとかトンボのモチーフが好きな作家なのだとか聞いた憶えがある。お父さんもお母さんも(作家本人も)だんご並べて月見の食器に使われているとは思うまい。


で、たまたま少し前に買ったハンカチーフも月にうさぎと萩の柄だったので敷いてみた。うさぎだらけ。蓬だんごはおいしゅうございました。だんご自体は甘くなくてきな粉に砂糖が混ぜてある。まだ半分残っているので明日焼いてみようかな。


秋の実り色々2009/10/04 23:58


昨日は急行の隣駅まで髪を切りに行ってました。駅からちょっと歩いた商店街のビストロでお昼を食べるのが小さな楽しみでしてね。大抵休日を避けて行くようにしているので駅周辺も比較的のんびりしているが、さすが土曜日だけあって普段より人が多かった。それでもうちの地元の人だらけの土日休日と比べたらのどかな駅前だけど。最近は歩道に手作り品を広げて売っている人もいたりしてなかなか楽しい。1,2年くらい前から歩道にオリーヴの木が等間隔に植えられていて、オリーヴ好きの自分はいいなーまた育ってるなーと行く度に愛でていたのだが、二カ月ちょっと振りに行ったら実がついているではないか。あまり鮮明じゃないけど幾つかついてるの見えますか。木によっては既にほとんどの実が黒く熟しているのもあった。いいなーやっぱり苗を買って育ててみようかな。実をつけるには二本ないとダメなんだけどね。


で、帰り足でいつものようにケーキですよ。季節ものということでモンブランと(「ナントカ栗の」とあったけど名前を忘れた)、「まるごとペアー」。ここの店にしては何と憶えやすい名前であることよ。で、このまるごとがすごかった。本当に丸ごとなんですよ。種というか芯の部分だけ下からくり抜いて、そこにチョコレートやカスタードや数種類のクリームを詰めてあるので、あとはもうまるっと洋梨。これ生だろうか。もしかすると煮てある?いやでも柔らかいけど生っぽい歯応えは残ってるし、洋梨そのままの味(砂糖で煮たような味ではない)なのでやっぱり生かな。何にせよクリームと梨がよく合って大変贅沢なおいしさでした。この店の普段のケーキとはちょっと毛色が違うけど、たまにはこういう大胆なのも面白いと言うか、季節限定ものならではの意外性がイイ!と言うか。

ちなみに自分が買ったのがその日最後の一個だったらしい。見たまんま洋梨なのと「販売期間間もなく終了です」と書いてあったので思わず買ってしまったのだが、後から来た女性二人が「あ、最後...」「間もなく終了だって」とか言っていたのでもしかしてこれを買おうとしていたのかも。ごめんねごめんね。でも少なくとも片方の人は食べたことがあるらしい話振りだったので初心者にも一度食べさせてやって下さい。地元に住んでいてよくここのケーキを買っている人(で洋梨好き)なら、季節が来たら一度は買いたいケーキとかになっているのかも。上に書いたようにほんとに丸ごとなので厳密に「ケーキ」と言うのかどうかよく分からないですが。ショウケースのポップにも「洋梨を丸ごとああしてこうしてクリームをどうたらこうたらしたケーキ(?)です」と書いてあったし。とりあえず英国なら「プディング」の範疇に問題なく入るであろう。




どうやら今年のいちじくが既に底値を打ったようなので、またじわじわ高くなる&余り店頭に出なくなる前にジャム作り。と言っても自分のは一度作っているので実家に送る分。と思ったら思いのほか沢山できて二壜+αくらいになったので、伯母のところにも送ろうかと。自分用に作る時より砂糖を増やした、と言ってもいちじく2パック(10個)に砂糖250gくらいだけど、結構甘くなりますな(自分用の時は一パックに砂糖50g強くらい)。ネットで見るレシピはこの倍くらい入れているものが多くて吃驚。保存には砂糖の分量が多い方がいいんだろうけどね。レモンも一個分(半分はスライス、半分は汁&皮をすりおろし)入ってます。最後に黒胡椒少々。


十六夜の月。...昨日の写真と変わりないですかそうですか。


季節の風物詩色々2009/10/07 23:58

今朝ぐーぐるの検索頁を見てぎょっとしたのはわたくしだけではありますまい。しばらく前のモールス信号てのもおおぅと思ったけど遂にバーコードになりましたか...変幻自在ですなぐーぐる。


自宅に籠っているうちに順調に台風接近中で上陸もあるかも、と警告が出ているようなので、faxが途切れた隙に食料の補充に出た。雨は降れども三日間出ないうちに近所の金木犀に蕾が一杯。週末に見た時は今年咲くんだろうか、と思うくらい葉っぱしかなかったけど連日の雨でにょこにょこ出てきたんですかね。ちょうど台風が去った後くらいに咲くかな。


夕方実家と電話していて台風の話になった時に、父からすごい昔話を聞いてしまった。父やその弟姉妹は遅くとも皆大学生になると上京したのだが、全員同じ成城のアパートに入れ替わり立ち代わり住んでいたらしい。最初に父が入り、その数年後に追い掛けて上京した叔父が入り、更にその下の叔父が父が出た部屋に入り...という具合。成城というと高級住宅街という印象だが、まあ元々大学もあるし学生向けのアパートも沢山あった(今もあるかな)のだと推測。ちなみに 一番近い成城大学に行った人は誰もいない。

で、学生もいるけどやっぱりその頃から立派なお家も多く、著名人も沢山住んでいたそうで、地元の人たちは(まあ住んでれば分かるだろうけど)ここは女優の○○さんの家、向こうは××監督の家とか普通に知っていたわけだが、その中に超大物俳優(現在は故人)Mさんのお家があったそうな。Mさんは個人でモーターボートを所有していて、夏になるとそれを車の後ろに付けたトレーラーに載せて別荘においでになるのが常だったそうで、Mさん宅からカラカラカラカラ!とトレーラーを引く音がすると周辺住民達は「あー今年も夏が来たなぁ」と感じるという、成城の夏の風物詩になっていたとか(ほんとですか)。個人的には別荘でしか使わないモーターボートを普段から自宅に置いてあるのか、というのがちょっと驚きでした。お庭も広いんだろうし納屋のようなところに置いてあったのかも知れないけど、あれだけの大物だとシーズンオフは別荘もボートも人を雇って管理させるのかと思ってました。ご自分で時々磨いたり手入れしたりなさってたんでしょうかMさん。

まあそれはともかく、そのように和やかなご近所付き合いを続けていたMさんと成城の人々だったのだが、ある年大型台風がやってきて首都直撃、何と成城近辺が洪水に見舞われ、普段は静かな住宅街がいきなりヴェニス状態に。大混乱の住民の前に慌てず騒がず現れたのが、大石内蔵助...じゃない、大俳優Mさんですよ(この辺多少脚色入ってます)。住民にも馴染み深いあのモーターボートをおもむろに出し、河と化した道路に浮かべたと見るや、自ら縦横に舵を切って流されたり逃げ遅れて取り残されたりした人々を次々と救助。後に「人命救助」で警察から表彰(感謝状?)されたとか。

             カッコ良すぎでしょMさん。

しかしその時は必死だっただろうとは言え、救助された人はさぞびっくりされたんじゃなかろうか。ご本人もまさか成城でボート走らせることになるとは夢にも思わなかっただろうけど。や、しかしさすが世界のミフネ。     あれ、何か名前伏せてましたっけ。     

そう言えば、うちの地元にも某ベテラン俳優Hさんがお住まいらしいのをしばらく前にひょんなことから知った。個人的に結構好きな俳優さんなのだが、最近妙に人気が出てきた?のかドラマなどだけでなくNHKの教養バラエティ(?)番組のレギュラーなんかもやっておられる模様。地元と知ってからはTV画面で見る度「あ、ご近所さーん♪」と手を降ってしまうのは内緒です。うちの地元が洪水になってHさんがボート乗って「おーい大丈夫かあ〜」とかいらっしゃったら乗っちゃうかも...いやうちマンション5階以上だから洪水になっても浸水しないか。とか色々書いているうちに雨も結構強まってきた様子。台風の影響を受けそうな地域の皆様はご注意下さい。



実家から松茸のお裾分け到来。買ったものでカナダ産らしいけど早速松茸ご飯にしました。何となく「松茸ご飯なら秋刀魚だな!」と思ったので買いに走り、こんなことに。松茸と一緒に入っていた舞茸も秋刀魚と一緒に焼いてみた。秋ですね。


松茸が結構立派だったのでご飯を普段の二倍炊き、夕食の残りをお握りにして翌日の昼食に。実家の母が「小さいお握りを沢山作れば?」と言うのでその通りにしてみた。なぜ小さくするのか聞くと母「その方が何度も食べられて楽しくない?」        や、ご飯の量的には同じなんだけど。でも何か気持ちは分かる。食べる時はこれに海苔を巻きました。また海苔が合うんだよね松茸ご飯。