今度こそすっきり2009/05/13 23:40

また髪を切りに行ってきました。前回から一カ月とちょっと。やはり前回(というか切り直しの二回目)段を入れ過ぎたのか特に左側がびしびしはねて仕方ないので、今度はできるだけ段を入れずにやや前下がりのシンプルなボブにして貰った。長さは良い感じだけど帰宅してから少し毛先部分が重いかな、もう少しだけ段をつけた方が良かったのかな...と思ったが、一度洗ったらすっきり。美容院では綺麗に内巻きになるようブローしてくれるため却って先がぼてっとした印象になっていた模様。で、今日は何だか凄くイイ!何もしてないのに(←洗ったら自然乾燥の人)後ろも自然に内巻きになっている!首筋すっきり髪が軽い!今日のわたし(の髪)は完璧だぜイエー!!誰か見て見て!

...と思ったが別に誰と会う予定もなかったので、地元で銀行行って買い物しただけで終わった。人生ってそんなもの。


そして美容院の帰り足で例によってケーキですよ。これは「特製シュー」にクリームと苺たっぷりの、多分シュー・フレーズとかそういう名前だったと思う。おいしかったけどこの形と言うか飾り付けと言うかが何とも言えず前衛的なような。いやこのチョコレートのうにょうにょがなかったら結構普通か。


そして(髪が)完璧じゃなかった日に久し振りに大学の同期の友人と会う。えーと2年振り?3年振り?まあ前回が10何年振りとかいう状態だったしね(2005年12月6日の記事参照...って3年半近くかい)。こちらからも連絡しようとは思いつつ、Macの色々あれこれでどうも落ち着かないまま延び延びになっていた(アドレスのデータはバックアップしてあった)のだったが、先週辺りにあちらから「連休中にメイルの整理をしてたらCDをまだ返してないのを思い出した。近いうちに会おう」とメイルが来た。しかもそのCDというのが   ジプシー・キングス。

         はい?

ジプシー・キングスって、つい先日銀座の山野楽器でも買おうかどうしようか散々迷って、結局日本盤しかなかったので(日本語版の解説とか訳詞とかは要らないので)買わずに帰ってきたジプシー・キングスですか。ぜんっっぜん憶えてないんですけど...と思ったら友人のメイルに引用されていた二年前の日付けで自分が出したメイルにも「ジプシー・キングスなんて貸してました?いつ?というかどのアルバム?すっかり記憶にない」と...         どこまで記憶力ないんだ自分。orz 友人は友人で返さねばと思いつつ返す準備もしてありながら10年...とかそんな状態(学生の頃に貸していたらしい)。しかしとにかく思い出せないので日中仕事しつつちまちまとメイルで「どのアルバム?」「インスピレーションが入ってるやつ」「えー!オレンジ色っぽいジャケット?」「いや黒でメンバーの立ち写真」「ベスト盤かな?」とかやっているうちに友人が「それとブライアン・フェリーもあるんだけど違う?」      なんだと。

しかしブライアン・フェリーは間違いなく全部手元にあるはず。どのCDか聞くと『TAXI』だという。ありますがここに...  いやまて、しかしもしかするとあのアルバムは発売当初限定版か何かで紙製ジャケット版が出なかったか。うちにあるのは普通のプラスティック・ケース入りなので、貸したのは紙ジャケット版かも...「いやプラスティック」  えーーー。しかし考えるに、当時の彼の周囲にいた人間でブライアン・フェリーのCDを貸すような人間てわたしくらいしかいなかったのでは。わたしの周囲でいわゆる洋楽好きの人でも精々「名前は知ってる」くらいだったし。とか思いつつ当日午後、仕事帰りの友人と駅で待ち合わせ。大学で授業してきた(もちろん教える方)にもかかわらず湘南でオープンカーでも飛ばしてたんですか的な出で立ちの友人が早速出してきたジプシー・キングスのCD、       あーーー思い出した!!!知ってる知ってるこのジャケット!(当たり前だ)いきなり懐かしいジャケット写真が出てきてAfternoon Teaの待ち合い椅子で大喜びしてしまった。

その時点ではベスト盤かと思ったが(あまりにヒット曲だらけだったので)、後で確認したらこれがUSデビュー盤だったらしい。つまり山野楽器で買おうか迷ったのと同じもので、あのオレンジっぽい絵のジャケットは日本国内盤ということらしい。買わなくてよかった...ブライアンの方はやはりプラスティック・ケース版でその時点では謎が残ったものの、透明袋(きっちりCDサイズのやつ)に入れて貸すというやり方がどう考えても自分なのでやはり自分のものであろうと納得。これも帰宅後によく見たらこちらは日本盤(ずっと手元にあったのは輸入盤)で、どうやらボーナス・トラック目当てに買ったらしい。ちなみにプレスリーの"Are You Lonesome Tonight?"が思いっきりフェリー節になってるやつです。

とか何とか古の記憶を掘り起こしつつ、Afternoon Teaのオレンジティーとか啜りながら二時間ほど喋り倒しました。お互い方向性は違うとは言え英語に関わっているので、色々参考になったり面白い話が聞けて楽しかった。同じ市内に住んでるのに会う度年単位で久しぶりってどうなのさとは思ったけど。まあわたしの友人関係って結構こんな感じですが。70くらいになってもおー久しぶりー!とかやってそうな気がします。



というわけで10...何年振りにお帰り記念、Gipsy Kingsの『Gipsy Kings』とBryan Ferryの『TAXI』。貸したどころか買ったことさえまるっと忘れててごめんよ。


コメント

_ テット ― 2009/05/19 14:46

りあんさんこんにちは。続けてこちらにも。
ジプシー・キングス、いいですよね、陽気さと哀愁が相まって。
……ただ、ジプシー・キングスというと僕は忘れたくても忘られぬ苦い思い出が。

大学時分、所属していたマンドリンオーケストラサークルでは毎年2回ほど合宿がありましてね。
定期演奏会の前というタイミングなので、昼夜分かたずひたすらストイックに練習するわけです。
で、最終日の夜にそのストレスを全てぶちまけるが如き打ち上げがあるのですが。
展開はもうおわかりですよね。したたかに痛飲して、記憶は彼方にフライ・ハイ。よくある話です。

翌日の昼近くに気付くと、トイレの個室でTOTOと添い寝(尾籠な話で済みません)。
頭はガンガン、体はガタガタでとてもじゃないが動けない僕と、世話の焼ける同期を介抱する
数人を残して、他の連中は昼過ぎにチャーターしてあった観光バスで一路東京へと帰っていきました。
夕方、ようやく荷物をまとめて、仲間の手で彼の車の後部座席に放り込まれ、
この世のものとも思えぬ二日酔いに呻きながら聴いたのが、ジプシー・キングスでした。

不思議なもので、そういう特殊な状況下で聴いたにもかかわらず、
底抜けに陽気なギターが忘れられず、後日友人に訊いて同じCDを買いましたよ。
多分、仰るオレンジ色のジャケットの奴だと思います。ギターの絵が描いてある。
当時はヘビーローテーションで聴きました。
最近もビールのCMで使われていましたが、今でも口をついて一緒に歌ってしまうほど。

ただ、あのCMソングのイメージがつきまとう限り、あのビールでは酔えない気がします。orz

_ りあん ― 2009/05/21 02:18

わーいコメントありがとうございます。
テットさんはマンドリンをやっていらしたんですか!最近ギターFMを聴きながら
自分は弦楽器の音が好きなんだなあと再認識しているのですが、マンドリンの音色も
いいですよねー。普通のギターよりも扱いが難しそうですがどうなのでしょう。

> トイレの個室でTOTOと添い寝

すみません、笑い事じゃないけど想像して笑ってしまいました...ぷぷぷ。
いや、しかしそういう過去が後々いい思い出になるもので...  なりませんか。
でも楽しい時でもそうですが、大変なことになっている時でも五感の記憶というか、
音とか匂いとか空気って後々まで強く印象に残ったりしますよね。
実は最初コメントを読み始めた時はおお、ジプシー・キングスをマンドリンで?
と思ったのですが、なるほどージプシー・キングスはテットさんにとって
二日酔いの思い出ソングなのですね(違)。
こりゃまずいよおぉーーーーーい、てことで(byソラミミ)

> あのビールでは酔えない気
3本目あたりで蘇る、思い出の若気の行ったり来たり♪(やめなさい)

ビールのCMに使われていた曲だと、『ヴォラーレ』でしょうか。あの曲だと
デビュー盤(USデビュー盤)には入っていないので、ギターの絵ということは
ベスト盤かも知れませんね。これかな?
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%92%E3%83%83%E3%83%84-%E3%82%B8%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9/dp/B00005G3XK/ref=pd_bxgy_m_img_b

この間十何年振りに帰ってきたのはUS盤の黒ジャケットなのですが、日本盤は
同じ内容にボーナストラックが一曲入ったこのジャケットです。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B8%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9/dp/B00005G3ZJ/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=music&qid=1242733970&sr=1-2

わたしの母校(高校)にもギターマンドリン部があって、わたし自身は演劇部で
照明をやっていたのですが、ギタマン部(と言われてました)の夏の演奏会では
毎年演劇部が照明を担当したので、お弁当付きで特等席から演奏を堪能できました。
古い市民会館で調光室はサウナ状態+旧態依然の大型調光機&スポットライトで
なかなか凄いことになってましたが。
ラストの定番が毎年プロコル・ハルムの『青い影』なのですが、演奏に重ねて
ありがとうアナウンス&降りる緞帳、で降り切ったところで演奏終了&
青のライトからすーっと暗転、のタイミングがばしっと合うと「素晴らしい!
ギタマン部ブラボー!照明ワンダフル!!」と自画自賛してました(笑)。
演奏会クライマックスの『細川ガラシャ夫人』(かなりローカルな曲かも)も
迫力でした。ちなみにライトはオレンジ。わー何だか色々思い出して懐かしいです。

_ りあん ― 2009/05/21 08:58

そうだっっっ、実はずっとテットさんにメイルせねばと思っていたところでした!
ちょっとお願いの儀がございましてー。...後ほどメイルお送りいたします。

_ テット ― 2009/05/21 13:39

> メイル

はいはーい、では刮目してお待ち申しております。

取り急ぎ。

_ りあん ― 2009/05/22 00:12

たは、刮目頂くほど大した内容ではないのですが、では後ほどー。

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