おいしいもの色々2009/06/05 23:58


気候が蒸してきたりすると無性に野菜をわしわし食べたくなったりしませんか。わたしはします。でもお腹に溜まるものも食べたいので鶏だんごも入れる。生姜と胡麻入り。野菜と一緒に盛って適当なドレッシングのようなたれのようなもの(バルサミコとか蜂蜜とか醤油とかその辺りを混ぜた)をかけるだけ。簡単。


昨日はかわゆいお嬢さんIさんと色々食べたり喋ったり食べたり喋ったりして半日過ごしました。地元のよく行く店で働いていた方で、気が合って仲良くなり時々お茶したり食事したりしているのだが、今回はゆっくり話そうということで、お昼を食べた後近所のケーキ屋さんでロールケーキを買ってきてうちでお茶。うちの部屋にはIさんの店でちまちま買ったものが色々溢れているので、「あっこれは!」「おおこれも!」とか色々盛り上がったり、既に打ち切りになった商品を懐かしんだり。沢山お喋りしながらクリームたっぷりのフルーツロールケーキを二人で丸ごと一本堪能しました。贅沢。

ちなみにこのロールケーキの店、以前にもこのブログでケーキの写真を上げたりしていたのだが、最近店を移転した。この間まではうちから一番近いスーパーマーケットの入り口にあったのだが、ある日通ったらいきなり「移転しました」になっていて、現在は期間限定で10円まんじゅうの店が入っている(この饅頭もこの間買ってみたらおいしかった)。で、ケーキ屋さんの移転場所は大体分かっていたものの普段の通り道から少し外れた場所だったので、移転後に実際に行ったのは今回が初めて。

前日に名前で検索してみたら店のサイトに「隠れ家のような場所なので頑張って辿り着いてね!」とあったり、ケーキを買いに行った人のブログでも「一度迷った」とかあったのでそんなに見つけにくいところなのかとどきどきしていたが、無事発見。建物の複数の面にそれぞれ違う店の入り口があるというちょっと変わった造りなので、うっかり見逃すというのはあるかも。でも以前はスーパーマーケット横の仮店舗みたいな場所だったのが、今度は煉瓦造り風の落ち着いた建物の一階なので、雰囲気は格段にグレードアップですよお客さん。新しく石釜を導入したらしく何となく張り切っている様子が微笑ましいというか。以前からの看板代わりだった巨大な熊さんの縫いぐるみはやっぱり店頭にお座りになってました。あれ、綺麗に保つためにかなりマメに手入れしてるんだろうな。



Iさんがお土産に持ってきてくれたクッキー。彼女はわたしが学生の頃住んでいた急行の隣駅(今でも髪を切りに行く駅)近くに住んでいるのだが、わたしが知らない間に新しい「おいしいお菓子屋さん」ができていたらしい。今日のお茶に左の「シュノーバレン」というのを開けてみたらおいしかったよー。多分ドイツ語のsnow ball?だと思うけど中がココアクッキーなので黒い。アプリコットのクッキーもおいしそう。


乗り遅れ2009/06/06 23:58


今年は空豆の時期に乗り遅れたと言うか何と言うか、店に出てるのは見ていたのに買わずに過ごしていたのだが、しばらく前にふかじまさんちのブログで空豆づくしを見てやっぱり今食べたいよねーと思っていた。で、ようやく買って来たのでとりあえず真似して空豆ご飯。実家からお裾分けされた釜上げ桜海老があったので一緒に入れてみた。空豆がいまいち存在感に欠けたので華やかになってよかったかも。


最新式オーヴンで次々とケーキ類を作成している実家では、とうとうミルフィーユに挑戦したらしい。パイ生地は冷凍物だけど、うまくできたら送るから!と言われ「え、ミルフィーユをどうやって...」とは思ったが向こうはノリノリなので要らんとも言えずにいたところ、食料便到着。他の物が色々入った冷蔵便の箱に入っていたタッパウェアを「何だろう」と開けると    タッパの中で卵色の大規模土石流が発生してゐる。    ミルフィーユでした。一番上のカスタードと苺が凄いことに。しかもなぜか土石流の中にアメリカンチェリーも混じっている。後で聞いたら「ミルフィーユが動かないように(?)チェリーで回りを固めて押さえた」そうだが、あまり意味ないような。ていうかアメリカンチェリーって黒っぽい赤なので色的にかなり恐ろしいことになってます。や、おいしかったですけどね。視覚的にはとんでもなかったのでさすがに写真は撮れませんでした。実家では父母弟の三人でできたてを食べたらしい。何と贅沢な。


今日のぐーぐる検索頁は楽しいことになってましたね。テトリスって25才なのか。「降りてきつつあるl」がなんかすごく好きです。センスいいなあ。ちなみに個人的にはテトリスってほとんどやったことありません。と言うか一回だけかも。ヴァージン・アトランティックの飛行機の中で、ふと気づいたら周囲の人たちの大半が黙々とテトリスをやっていて吃驚した(日本人の団体ツアーか何かと一緒の席だった)のだが、なるほどこれがテトリスかーと自分もやってみたという。でもあまりやり過ぎると夢に出てきそうなので半時間くらいでやめた。わたくしのゲーム歴はブロック崩し・スーパーマリオ・ポートピア殺人事件までで終わってます。   そしてポートピアは迷宮入りのままです。  や、終わる前に誰かに犯人をばらされちゃってやる気がなくなったんですが。

そろそろ2009/06/08 23:58


雨もだけど飛び飛びでかなり湿度が高い日も増えてきて、なんかそろそろアレですかアレの季節ですか、とやな感じのこの頃。紫陽花は好きなんだけどな。東急ストア入り口の花屋さんで紫陽花祭り中だったので、うちにも一本買って来て気分だけでも爽やかにいってみたいと。でも紫陽花って茎が弱い?のか、花屋さんで貰った栄養剤を入れても水に挿している部分がどんどん茶色っぽくなってくるのであまり持たない。本来余り切り花には適してないのかも。一緒に挿してあるのは「利休草」。千利休に由来があるのかどうか知らないが、何となく利休が好みそうな風情の植物のような気はする。

ちなみにこの紫陽花、この間引っ越しパーティに招んでくれた友人Sも好きらしくバルコニーに2種類ほど鉢植えがおいてあったが、「あ、これhydrangea(アジサイ)だね」と言ったら「それはhortensiaだよ」と言われ、...それも聞き覚えある名前だな。紫陽花のことだっけ。と思いつつ紫陽花の特徴を色々挙げるとどうやら一致するので、「うん、やっぱりhydrangeaだね」「うん、hortensiaだよ」「...英名はhydrangeaだと思う」とか妙な会話をしていたのだが、後で調べたらどちらも英語である模様。綴りなどからhortensiaはアジサイの学名かラテン語系の呼び名だろうと漠然と思っていた。実際元はラテン語で、ドイツ語でもフランス語経由で入って来て使われているらしいが、英語にもなっているとは知らなんだ。オンライン辞書によるとhydrangeaは「アジサイ」、hortensiaは「西洋アジサイ」とあるので微妙に違うのかも知れないけど。Wikipediaなどによると学名もHydrangeaなので、こっちもラテン語なんだね。Wikiには「紫陽花」は実は別の花だったとか色々面白い話が書いてある。結構強い毒性もある模様。





今年も実家周辺に「トマト屋さん」のトラックが来る季節になったらしい。早速うちにも送ってもらったので昨日からトマト摂取量が一気に増えた。うちに来た段階で一日経ってるわけだけど、それでもこっちで買ったのよりおいしいんですよ。もちろん生でも食べてるけど一緒に送られてきたキャベツと一緒にオーヴンで焼いてみた。キャベツ>トマト>チーズ>キャベツ>トマト(以下略)で重ねて、上から軽く塩胡椒&オリーヴ油少々で20分くらい焼いただけ。焼きキャベツ好きなんですよ。


あっさり2009/06/14 23:58


今年は何と言うかあっさり梅雨入りしましたね。なんか去年とか一昨年あたりは「梅雨入りしたと見られます」「まだだったようです」とかもごもごしてたような記憶があるんですが。面倒なのでまた発表の仕方をかえたとか何かあるんだろうか。そう言えばやはり去年か一昨年のこの時期にちょっと調べてみたら「梅雨入り宣言というような公式の発表は存在しない(つまり気象庁が「梅雨入りした」という公式の発表をするとかいうことはなく、「梅雨に入ったと見られる」という見解をTVなどが一般的に「梅雨入り宣言が出た」と言っているだけ)」ということが分かったのを思い出した。まあ個人的には公式(?)に梅雨入りしたかどうかよりも「今日はじめじめしているかどうか」「いかにじめじめを回避するか」が問題なわけだし、「梅雨明け宣言」が出てもすっきりからっと夏!になるわけではないので、ひたすら短かった爽やかな初夏を惜しむのみなんですが。今のところはまあまだ湿度も耐えられる程度?


田舎から「トマト屋さんのトマト」が続々と送られてきております。このトマトは(通常生トマトは酸っぱくてやや苦手な自分も)何もドレッシング類をかけなくても食べられるのだが、この間友人のところで憶えたパルメザン+オレガノも気に入ってよくやっている。トマトにバルサミコ酢だけでも良し。


これは12日の夕日。やっぱり太陽の写真はなかなか見たままの色合いにはならない。


宣誓。2009/06/19 23:58

今年の夏は贅沢しません。慎ましく慎ましく慎ましく過ごします。外食も控えます。服も買いません。夏のセールも見ない振りをします。    多分。      

いや、今日銀座に行ってきましてね。買っちゃいました。浴衣。絹紅梅(5月29日の記事参照)。この間当ててもらったのとは違う柄なんですが。店に行ったら丁度この間の反物を女性の店員さんが飾っているところだったのだが(毎日ディスプレイを変えるらしい)、あれーこの柄だっけ?似てるけどもう少し違ったような...と色々聞いてみたところ、もう一度当ててみましょうか、ということで今度は一緒に飾ってあった別の反物二種類も一緒に当ててみた。ら、なんかこっちの方が惹かれるかも。というかこの間のがどうも「どうしようかなーあれいいなーやっぱりいいなー」と思っているうちに勝手に頭の中で理想化されたらしく、実際見てみたら「あれー?」だったのもあるんだけど。自分の記憶では朝顔か何かの柄だと思っていたのが、和傘とかのぼり?とか祭りだわっしょいみたいな(←これも違うような)なんか粋な柄だった。これは白地(生成りっぽい)に濃い藍の柄。今日当ててみた二種類は色合いの違う藍の地に白抜き。片方は少し淡めの青に花と流水の伝統的・大人しめな感じ、もう一方は濃い藍色に植物や動物の柄・しゃっきり目。最初のわっしょい柄そっちのけで後者二つでさんざん迷った末、濃い藍の方に決定。ちなみに素材はどれも同じなので価格も同じ。

で、せっかくなので浴衣に合わせた麻の長襦袢も一緒に仕立ててもらうことにしたところ、      あははははははは。  まあ結構なお値段になったわけですよ。というわけで今年の夏は(以下最初に戻る)。や、でも浴衣いいなぁと思い始めたら、どの店見ても同じようなデザイン同じような柄の洋服が、例えばそれまでならちょっといいかなーと思ったようなものでもなんかもうどーでもよく見えるんですよ。どうせお金を出すならあの浴衣の方が!と事あるごとに思ってしまうという。しばらく間をおいてみたけどやっぱり浴衣ー浴衣ーと気になるので、これは「買おうよ」てことなんじゃないかと。ちなみに同じ浴衣でも地元デパートの下に飾ってあるモダン浴衣みたいなのは全然そそられない。柄が全く好みじゃないのもあるけど、そもそも綿100%の普通の浴衣だったらここまで惹かれなかったわけで、あのびっくりするくらい軽くて涼しげな生地に惚れたわけですよ。わたしは汗かきで湿度に激しく弱いです。綿の浴衣、汗かくと結構肌に引っ付いて気持ち悪いです。そして日本の夏は蒸します。

でも問題は帯なんだね。いや試している時に大変素敵な紗の名古屋帯(参考:こんな感じ。同じではないが柄や色味的に近い)を一緒に当ててもらったのだが、普通の浴衣に使う半幅帯でなく八寸帯(浴衣を着物と同じ仕立てにしてもらうので帯も着物に使えるものにすれば浴衣としてもカジュアルな着物代わりとしても両方着られるってわけよ)なのもあって値段も素敵なわけですよ。激しく予算オーバー。正直自分の手持ち(全部実家にあるけど)の中に今回の浴衣に合うような帯はどう考えてもないので、せめて半幅帯くらいなら...とも思ったのだが、亡くなった祖母は腰を悪くする以前はいつも着物を着ていたし、もしかしたら祖母の夏用の帯の中に良さそうなのがあるんじゃなかろうか、とも思ったので、とりあえず帯は保留。浴衣の仕立て上がりが来月半ばくらいなので、お盆帰省の時に実家に持ち帰って、ずっとやらねばと思っていた着物類の整理がてら宝物探しをしてみようかなあと思ったり。

その前に、着付けの仕方を思い出さねばならないわけですが。大学の卒業式の時に祖母が袴を仕立ててくれたので、着付けをやったことのある従姉に基本を習い&従姉が送ってくれた着付けの仕方が載っている本を見ながら自分で着つけられる程度にはなって、その後も何度か浴衣くらいは着ていたのだが、正式な着物の帯は結んだことがないし、最後に浴衣を着たのも古の昔だし。あの時の着付けの本、実家のどこかにあるはず...いや今ならネットにも図説してくれるサイトは幾らもあるけど。まあとりあえずは暇暇にネットの着物サイトで予習しつつ仕立て上がりをどきどき待つことにしようかと。というか正直まだちょっと呆然状態です。ほんとに買っちゃったよどうしよう。決して仕事明けの気の迷いではなかったと思いたい。


銀座の商店街は既に七夕だった。店の前や中に飾られた笹に願いごとを書いた短冊を下げてね、というあれ。確か三愛ビルの花屋さんの脇にあった笹の横を通った時だったと思うが、托鉢中っぽい格好の若い(多分)お坊さんが短冊を下げていた。   ...何をお書きになったんでしょうか。気になる。