苺を煮る2009/05/01 23:58

そろそろ苺の季節も終わりかのう、と思ったので今のうちにもう一度ジャムを作っておこうかと。


基本的に苺はこれくらいの小さめのものが好き。ジャムにする場合丸ごと煮られるし。品種改良(?)された山みたいな巨大苺はどんなに「甘い」「とってもジューシー!」とか言われてもあのあり得ないサイズともはやどうみても可愛いとは言えない形に「これは苺じゃない!」と脳が拒否反応を起こす憶病者です。そしてとちおとめ最強。この間安値に釣られてうっかり非とちおとめ苺を買ってしまったら味&新鮮さの両方でがっかりした。浮気してごめんよとちおとめ。


煮始め。盛大に灰汁が出るけど苺だと灰汁までピンクになって可愛いんだねこれが。


柔らかくなってきたのを適当に潰しつつ更にひたすら灰汁を取る。


そろそろ灰汁も出なくなってきて仕上がり近し。目安はコップの水に一滴落としてみて散らなかったらOK、と思ってるけど砂糖がかなり少ないため普通よりはかなりゆるめなので、その辺りは適当に。



で、レモンを絞ってひと煮して出来上がり。苺山盛り2パックがこんなにコンパクトに。実はこれ昨日の深夜にやってました。いや、もう寝ようかと思ったら台所に鍋に入って砂糖に埋まった苺が置いてありましてね(←忘れないようにと先にセッティングしておいたのを忘れていた)。今朝廊下に出た同じ階の住人の皆さん、「何だこの苺の匂い」と思ったかも。外だから朝までは残ってなかったかな。


久し振りに2009/05/02 23:58

銀座に買い物に。いや半月前に銀座の画廊に行ってたわけだから久しぶりというのも何だけど、ゆっくり買い物してる暇はなかったし。例によってのたのた支度して着く頃にはばっちりお茶の時間に当たっていたので、ちょっと軽食でも...と最初に行った木村屋カフェは順番待ちのおばさま達で一杯で断念。で、四丁目交差点を歌舞伎座方面にちょっと行った『ル・ブラン(Le Blanc)』という店、以前から気になっていたので初めて入ってみた。地味(すみません)な入り口となかなかにプラスティックなサンプル食品が並ぶウィンドウからして昔懐かしげな軽食喫茶みたいなところかと思いきや、二階の禁煙席はゆったりしてテーブルに綺麗なクロスの掛かった上品ないい雰囲気ではないですか。この辺りさすが銀座なのかな。しかも木村屋のアレは何だったのかと思うくらい空いてる。メニューなどを見ると夜やパーティの申し込みなどをすれば本格的なコース料理が食べられるらしい。

ごはんメニューも木村屋カフェより豊富(比べてごめんね>木村屋)。お腹が空いていたのでドリアを頼んでみた。ドリアを食べたこと自体何年ぶりかってくらいだったけど、それこそ昔ながらの洋食屋さんが丁寧に作った感じの魚介類たっぷりのおいしいドリアでした。量も結構しっかり目で単品1,080円。4丁目交差点のすぐ近くでこれは良心的な気がする。以前大通りからもっと離れた結構有名らしい洋食屋さん(?喫茶店?カフェ?)で海老のマカロニグラタンを頼んだ時は、軽食ったってこれはちょっと軽すぎない?と思う量で価格はル・ブランより数百円高かったのを思い出した。そこも確かに昔懐かしくておいしくはあったけど。コース料理のアペリティフやスープも単品で頼めるようだし、また利用しよう。ちなみに店にいた時は店名からしてフランス料理の店かと思ったら、料理はイタリアンで菓子類はフレンチらしい。ちょっと不思議だけど菓子類も力を入れているようなのでケーキも食べてみたいな。

ところで店名は別にモーリスとは関係ないんだろうか。わざわざLe Blancと切ってあるしblanc(白)だけで意味のある単語だから関係ないのかな...leは定冠詞だろうからちょっと変かも知れないけど...と思いつつ由来が書いてないかとあちこち見たけど見つからず。...が、楽天の洋菓子販売頁の会社概要を見たら名称が「株式会社モーリ」?そう言えばトップ頁にもわざわざ「店長のモーリです」とカタカナで...毛利さんらしいですけど。えーと...       ...もしや、もしやMaurice Leblanc > Mouri's Le Blanc...とかいう密かな洒落だったり...だったり...   今度行ったら聞いてみようかな。どきどき。そう言えばもう何年も前、叔父の会社近辺のイタリア料理店(?確か)に行った時に壁のあちこちに書いてある棒人形が気になって仕方なかったので、会計の際に「あのー、あの壁の人形は...」と店の人に聞いたら「あ、あのホームズの...」と答えが帰ってきてやっぱりそうかー!と思ったことがあったっけ。なぜイタリア料理でホームズの踊る人形なのかよく分からんけど。なぜ理由を聞かなかったのか自分。

ついでに少し歩いて歌舞伎座の辺りまで行ったところ、デジタル掲示板に「あと365日」とあったので何が?と思ったら現在の歌舞伎座が取り壊される(多分)まであと一年らしい。そう言えば建て替えるとかいうニュースを見たような。ものがものだけにいきなり近代的な建物になったりはしないだろうけど、こういうのって...うーん、「建て替え」じゃなくて「補修」という策はないのかな。と思って検索してみたら、Wikipediaの「歌舞伎座」の項によるとまだ最終結論には至っていない模様。でも現在の段階では建て替えの上に背後にオフィス用高層ビルー!?ご冗談を。しかも建て替え外観もガラス張りとか。...うーーん。どうしてそう何でも新しく新しくしようとするのかな。もちろん老朽化を放置するのは危険だし(特に歌舞伎なんかだと下手すると大事故になりかねない舞台装置や仕掛けもあるし)、地震が頻発する国であることを考えるとそれなりの耐震の備えは必要だろうとは思うが、何でもかんでも今風・便利・簡略化しようとしなくてもいいんじゃなかろうかと思うのだ。

最近特に、建物に限らず列車の廃止(経営難で止むなく路線廃止とかいうのではなくダイヤ変更による寝台特急の廃止とか食堂車廃止とか)などのニュースを見ても思うのだが、「さよなら○○〜」とかあんなに大騒ぎするくらいなら何で「完全取り壊し/廃止」じゃなくて残す方向を考えないのかなあと。列車なら本数を減らして運行するとか、建物なら前述のように必要な部分だけ補修して外観は残すとか。予算がどうのという事情もあるだろうけども、そんなに人気のある列車なら週一回運行でもそれなりの集客はありそうだし、建物なら部分的補修の間に一部は営業する(歌舞伎座だったら劇場部分は閉鎖しても土産物屋や食堂は営業とか)とかいうこともできそうだし、むしろ完全に0にするより結構な予算削減/収入を見込めるんじゃなかろうか。欧州なんかでは普通にやってることだと思うけど。

大体バリアフリーとか言うと聞こえはいいけど、そんんなに利用しづらい部分があるならそれこそその部分だけ改修すればいいし、個々の利用者(例えば車椅子の人とか)によって不便な部分は係員が対応できる体勢を整備するとかそういう方法で補えないだろうか。丸ごと建て替える費用があるならそれくらいの費用は出せるだろうと。歌舞伎座建て替えについては色々異論もあるようだしどうなるか分からないのかも知れないけど、一年後に閉鎖されるのは既に決定なのかな。建物の前にあんなにでかでか宣言してるんだから決定か。しかし劇場の真後ろに150mの高層ビル...別に歌舞伎座に特に思い入れのない自分でも想像してなんかぞっとしました。Wikipediaの記事によると東京都による都市計画の変更審議は今月みたいですな。...あー、なんかあの某都知事だったら喜んで賛成するかもね高層ビル付きバリアフリー歌舞伎座。というか実際に利用している俳優とか常連客などの意見は反映されないんだろうか。株式会社歌舞伎座だから結局は企業の利益が優先なのかも知れないが、国の文化財でもあるわけだしなあ。

何と言うか、伝統を守ろうとか歴史ブームとか環境を大切にとか言ってても、日本人て結局いまだにとにかく丸々新しく便利に綺麗に!に流れるなあと思う。まあ毎日Macをつけっぱなしにして寝てる人間が偉そうに言えたことじゃないんですけどね。



銀座の戦利品は山野楽器で買ったアリシア・デ・ラローチャ(Alicia de Larrocha)演奏のアルベニス(Isaac Albeniz)の『イベリア組曲』と『スペイン組曲』の2枚組CD、ロンドン・デッカレーベル。元々『イベリア』と『スペイン』別々に発売されていたのを一緒にしたお買得盤らしい。昨年秋に観に行った友人参加のミニ・コンサートでアルベニスを数曲演奏した方に「買うならラローチャがお勧めですよ」と教えて頂いて以来ずっと欲しかったのです。一般的には『イベリア』の方が有名らしいが、自分は『スペイン』が好きだなあ。この『スペイン』からの曲は例のクラシックギターのsky.fmでもしょっちゅう流れていて、ギター版も大好きなのでCDを買いたいんだけども。そっちも山野で探したけど欲しい演奏者のものが見つからなかったため今回は断念。


ちまきって2009/05/06 23:58


小田急デパート地下で売られていた本高砂屋の柏餅を買ってみた。餡が上品でおいしゅうございました。これを買ってからちまきが目に入り「こっちにすればよかったかな...」と思ったり。実はちまきって食べたことないんです(多分)。うちの田舎にはなかったんだね。なので歌の「ちまき食べ食べ兄さんが...」という下りで頭に思い浮かぶ兄さんはその時々で笹だんごだったり笹巻きだったり中華ちまきだったり(←どんどん離れてゆく...)「自分の知識の範囲で思い浮かぶ近そうな食べ物らしき漠然としたもの」をもごもごしつつ弟の背丈を測っていたりするのだった。

なので初めてちまきの形を目にした時は結構予想外で驚いた。あんな長っ細いものだとは。兄さんあんなでかいの食べながら柱に印つけたりしてたのか。ちょっとお行儀悪くないですか兄さん。いや中華ちまきだって立って遊びながら食べたら行儀悪いけど。それはともかく、今年はちまきも買ってみようかな、せっかく買うなら老舗っぽいところのおいしそうなちまきを買いたいなあと何カ所か見たところ、ちまきは柏餅に比べて結構高いのにも驚いた。しかも形はどこも大体同じだけど中身が何だか店によって色々?細長いだんごみたいに見えるのもあれば「本葛使用」とかいうのもあり(これはかなり高かった)。結局どれが昔ながらのちまきなのか分からず今年も柏餅食べただけで端午の節句は過ぎて行ったのだった。


一方その5日は久し振りにコミティアに行ってきました。連休中だったからか拡大開催だったらしく、普段より参加者が多かった模様。わたしが着いたのは昼過ぎだったので開場直後はもっと多かったのかも。サークル参加していた友人達のところで色々親切にして頂きました。皆さんありがとう。終了後ご一緒させてもらったお茶...というか実際は居酒屋で色々な話題で盛り上がった際、わたしの「塩○○(クッキーとかプリンとか)」に関する暗い思い出(2005年7月8日とか3月22日の記事参照)は「偏にわたしの商品選択のまずさに起因するものである」という結論に達したらしいです。...ほんとですか。そして締めに頼んだ「アマゾンの天然サプリメントフルーツ・ナントカ(忘れた。アガーとかアーガとかなんかそんな名前)バニラアイスクリーム」は一体何の成分をサプライしてくれるのか今でも分かりません。いやメニューに何も書いてなかったので。店員さんに聞いたら教えてくれたのかな。

...あ、今「アマゾン 果物 サプリメント」で検索してみたら「アサイー」でした(全然違うし)。こんなのです。昨日のはこの茶色っぽい液体がソースとしてヴァニラアイスクリームにかけてあったんだけど。えーとポリフェノールと食物繊維、鉄分が豊富?らしいです。



muybien!に載っていたのをやってみたらなるほどやみつきになったハニーマスタードチキン(index頁から動画レシピが見られる)。元のレシピは空揚げ用の鶏肉ですが。冷めてもおいしそうなのでお弁当とか、持ち寄りパーティなんかにもいいかも。


すっきり2009/05/09 23:53


今日は数日振りにすっきり晴れましたね。外出はしなかったけど風が気持ちよかった。

以前からちょこちょこ見ていたNHKの『世界ふれあい街歩き』(最近やっと番組名を全部憶えた)が4月から移動して、金曜の夜になった。以前は日曜夜の日付けが変わる辺りだったのが時間ももっと早くなったので、4月はドイツーオーストリア特集だったのに何度か見のがしてしまって残念。先週つけたら米国のどこかの街(アルカトラズが何とか言ってたのでサン・フランシスコかと)になっててしまったもう5月か!と大変落胆したのだった。なんかこう米国は全くそそられないんですよ。建物とか町並みの好みの問題もあるのかなと思うけど。やっぱり欧州の街が一番楽しいんだな。自分の場合はですが。

ちなみにそのサン・フランシスコの回、ナレーター(というか一応街を歩き回ってる旅行者の声)が市原悦子だったのに驚いた。いくらなんでもそれはちょっとー。いや、市原さんは大女優さんだと思うけども、もっと違う趣向の旅番組ならともかく、ああいう番組には合わないと思う。癖があり過ぎと言うか。すぐ消しちゃったので実際どんな感じでやってたのか分からないけども...違和感あるなぁやっぱり。個人的には矢崎滋さんのナレーションとか好きです。一度若村真由美がやってた時も結構いいなぁと思った。松金よね子とかも面白かったかも。   今漢字の確認のために検索してみたら矢崎さんてプロの落語家でもあるんですね。しかもお父様とお祖父様は学者さんらしい。ほほー。

それはともかく、昨日の街歩きはデンマークのコペンハーゲンだった。コペンハーゲンでは自転車利用率が高いということを初めて知った。1970年代から自転車利用を奨励していて、道路なども自転車が利用しやすいようになっているらしい。普通の自転車の前に取り付けられる(?)ようになっている手押し車みたいな三輪車が可愛かった。子供を乗せたり荷物を載せたり色々便利そう。水兵(の家族)専用の家とか、(水兵の)夫が在宅の時は窓の外に、不在の時は内側に向けて(逆だったかも)置く犬の置き物とか、窓を開けなくても通りの様子が見えるようになっている鏡とか、面白いものが色々。プレッツェルみたいな看板のパン屋さんもおいしそうであった。朝焼き立てのパンを買ってきて朝食!って憧れます。あと運河に泊めてあったボートの中で絵を描いていたおじさんの「完成したばかりの絵」というのが結構好みだったよう。おじさんわたしがコペンハーゲンに行くまでそこで描いててくれますか。川沿いの家並みもそれこそ絵のような綺麗な色合いで、やっぱりいつかは行ってみたいぞデンマーク。北欧いいね北欧。




実家から頂き物のお裾分けで生たらこが送られてきたので、たらこスパゲティ。せっかく大葉を買っておいたのになぜか凍らせてしまい(冷凍庫に入れたわけではない)ほぼ全滅してしまったので、仕方なく半端に残っていたディルを入れてみた。元々魚介類に合うハーブだしこれはこれでいいような。


今度こそすっきり2009/05/13 23:40

また髪を切りに行ってきました。前回から一カ月とちょっと。やはり前回(というか切り直しの二回目)段を入れ過ぎたのか特に左側がびしびしはねて仕方ないので、今度はできるだけ段を入れずにやや前下がりのシンプルなボブにして貰った。長さは良い感じだけど帰宅してから少し毛先部分が重いかな、もう少しだけ段をつけた方が良かったのかな...と思ったが、一度洗ったらすっきり。美容院では綺麗に内巻きになるようブローしてくれるため却って先がぼてっとした印象になっていた模様。で、今日は何だか凄くイイ!何もしてないのに(←洗ったら自然乾燥の人)後ろも自然に内巻きになっている!首筋すっきり髪が軽い!今日のわたし(の髪)は完璧だぜイエー!!誰か見て見て!

...と思ったが別に誰と会う予定もなかったので、地元で銀行行って買い物しただけで終わった。人生ってそんなもの。


そして美容院の帰り足で例によってケーキですよ。これは「特製シュー」にクリームと苺たっぷりの、多分シュー・フレーズとかそういう名前だったと思う。おいしかったけどこの形と言うか飾り付けと言うかが何とも言えず前衛的なような。いやこのチョコレートのうにょうにょがなかったら結構普通か。


そして(髪が)完璧じゃなかった日に久し振りに大学の同期の友人と会う。えーと2年振り?3年振り?まあ前回が10何年振りとかいう状態だったしね(2005年12月6日の記事参照...って3年半近くかい)。こちらからも連絡しようとは思いつつ、Macの色々あれこれでどうも落ち着かないまま延び延びになっていた(アドレスのデータはバックアップしてあった)のだったが、先週辺りにあちらから「連休中にメイルの整理をしてたらCDをまだ返してないのを思い出した。近いうちに会おう」とメイルが来た。しかもそのCDというのが   ジプシー・キングス。

         はい?

ジプシー・キングスって、つい先日銀座の山野楽器でも買おうかどうしようか散々迷って、結局日本盤しかなかったので(日本語版の解説とか訳詞とかは要らないので)買わずに帰ってきたジプシー・キングスですか。ぜんっっぜん憶えてないんですけど...と思ったら友人のメイルに引用されていた二年前の日付けで自分が出したメイルにも「ジプシー・キングスなんて貸してました?いつ?というかどのアルバム?すっかり記憶にない」と...         どこまで記憶力ないんだ自分。orz 友人は友人で返さねばと思いつつ返す準備もしてありながら10年...とかそんな状態(学生の頃に貸していたらしい)。しかしとにかく思い出せないので日中仕事しつつちまちまとメイルで「どのアルバム?」「インスピレーションが入ってるやつ」「えー!オレンジ色っぽいジャケット?」「いや黒でメンバーの立ち写真」「ベスト盤かな?」とかやっているうちに友人が「それとブライアン・フェリーもあるんだけど違う?」      なんだと。

しかしブライアン・フェリーは間違いなく全部手元にあるはず。どのCDか聞くと『TAXI』だという。ありますがここに...  いやまて、しかしもしかするとあのアルバムは発売当初限定版か何かで紙製ジャケット版が出なかったか。うちにあるのは普通のプラスティック・ケース入りなので、貸したのは紙ジャケット版かも...「いやプラスティック」  えーーー。しかし考えるに、当時の彼の周囲にいた人間でブライアン・フェリーのCDを貸すような人間てわたしくらいしかいなかったのでは。わたしの周囲でいわゆる洋楽好きの人でも精々「名前は知ってる」くらいだったし。とか思いつつ当日午後、仕事帰りの友人と駅で待ち合わせ。大学で授業してきた(もちろん教える方)にもかかわらず湘南でオープンカーでも飛ばしてたんですか的な出で立ちの友人が早速出してきたジプシー・キングスのCD、       あーーー思い出した!!!知ってる知ってるこのジャケット!(当たり前だ)いきなり懐かしいジャケット写真が出てきてAfternoon Teaの待ち合い椅子で大喜びしてしまった。

その時点ではベスト盤かと思ったが(あまりにヒット曲だらけだったので)、後で確認したらこれがUSデビュー盤だったらしい。つまり山野楽器で買おうか迷ったのと同じもので、あのオレンジっぽい絵のジャケットは日本国内盤ということらしい。買わなくてよかった...ブライアンの方はやはりプラスティック・ケース版でその時点では謎が残ったものの、透明袋(きっちりCDサイズのやつ)に入れて貸すというやり方がどう考えても自分なのでやはり自分のものであろうと納得。これも帰宅後によく見たらこちらは日本盤(ずっと手元にあったのは輸入盤)で、どうやらボーナス・トラック目当てに買ったらしい。ちなみにプレスリーの"Are You Lonesome Tonight?"が思いっきりフェリー節になってるやつです。

とか何とか古の記憶を掘り起こしつつ、Afternoon Teaのオレンジティーとか啜りながら二時間ほど喋り倒しました。お互い方向性は違うとは言え英語に関わっているので、色々参考になったり面白い話が聞けて楽しかった。同じ市内に住んでるのに会う度年単位で久しぶりってどうなのさとは思ったけど。まあわたしの友人関係って結構こんな感じですが。70くらいになってもおー久しぶりー!とかやってそうな気がします。



というわけで10...何年振りにお帰り記念、Gipsy Kingsの『Gipsy Kings』とBryan Ferryの『TAXI』。貸したどころか買ったことさえまるっと忘れててごめんよ。