北から南へ2010/01/06 23:54


新年明けましておめでとうございます。 とりあえず関東に戻ってきました。田舎は帰省した翌日から天気予報の画面に雪だるまが並びまくり、久々にさぶい年越しだったような。東京に戻った5日は、朝起きたらこれでもかってくらいわらわら雪が降ってたのでどうしようかと思った。列車はしっかり動いてたけども。写真は4日の午後、ちょこっとだけ晴れ間が見えた隙にだーっと駅(無人駅、徒歩数分)まで出て撮ったもの。肉眼で見た時は山がもっと綺麗だったんですが。実家周辺もあちこち撮っていたら、実家の店鋪の中から買い物に来ていた近所の方とうちの家族に見られていたらしく、近所の方「今年は誰も帰省してないの?」弟「いるいるあそこ(外を指差す)に。何か変な人がうろうろしてると思ったらうちの姉だった」とか話の種にされていたらしい。

で、例によってひたすら食べておりました。まあこれは年越しに限ったことではなく実家に帰るととにかく作ってとにかく食べるわけですが。食べ過ぎたとか脂っこいものが多かったとかいう時にバランスを取るため(?)次の食事を粗食にするのを反省ごはんとか呼ぶらしいが、反省反省言いながら結局量を食べるので全く反省したことにならないという。何だかんだで食事に占める野菜の比率がかなり高いので、家族も極端に太ったりはしないのかなとは思う。何にしても食事量自体が多いのは変わりないけど。まあおいしく食べられるのはいいことです。

唯一の心残りは、大晦日の夕食に『きょうの料理』テキストの土居義晴先生のレシピを見ながら(帰省する前にたまたま放送も見ていた)作った炒り鶏を思いっきり失敗したことです。煮詰めて煮詰めて最後の最後に鍋底返しをするタイミングが遅れたため、水気が無くなり柔らかくなり過ぎて焦げ付き始めた人参が粉々に。紅白なますの千切りに熱中し過ぎたのが敗因でした。作り立てなのに温め直し過ぎた三日目の煮物みたいになった炒り鶏は悲しいです。土居先生すみません。



そんな感じで、今年もよろしくお願いいたします。とぼとぼ。


家族の食卓2010/01/08 23:58


例によって当分は田舎の冬写真シリーズが続きます。これは行きの磐越西線から撮った駅の屋根越しぼけ気味磐梯山。富士山ほど高くはないけど角度によって表情が違ってなかなかカッコイイよ。



先の記事にも書いた通り、実家に帰ると一日の大半は台所でなんか作ってる毎日。まあ大抵の実家持ちの人はそんなものだろうし、こちらもそのつもりで帰るわけだが、うちの場合どうもちょっと違うのではないかと最近気付いた。普通は多分、お母さんはいつもやってるんだからたまには休んでよ〜的な感じで娘が家事を代わるのじゃないかと思うのだが、うちの場合帰省した娘が一日台所でなんか作ってるにも関わらず母もやっぱり一日なんか作ってる。朝食が終わって後片付けが済み、あー朝から一杯食べちゃったなぁと思いながら歯を磨いたり何かして戻ると既に母が何か作り始めている。何それいつ食べるの、と聞くと○○(食材)が沢山あるから××(料理)を作って誰々さんちにお裾分けしようと思って〜、と大量に用意し始め、気がつくと途中から自分が作っている。しかしその一方で母は更に別のものを作り始め、昼前には二種類の料理が出来上がってそれぞれ誰々さんちと誰某さんちにお裾分けされて綺麗になくなる。...それ「お裾分け」とちょっと違う気がするのはわたしだけですか。

間をおかずして昼食の用意に突入し、3つのガスレンジをフルに使ってたっぷり昼食。あーお昼も一杯食べちゃったなぁと思いながら後片付けをしている側で母がまたなんか作り始める。何それいつ食べるの、と聞くと△△(食材)が沢山あるから今のうちに作っておこうと思って〜、とよく分からない理由を聞いているうちにいつの間にか自分が作っている。と思うと横では母がまたなんか違うものを(以下略)。そんなことをしているうちに母が「ケーキつくろっか!」と言い出していそいそ準備。おーいいねぇとか言いつつ気がつくと自分が(略)。出来上がると丁度いい具合にお茶の時間になり、どこからともなく現れた弟がコーヒーを挽き始める(←本格コーヒーは弟の担当。豆はオンラインショップでお取り寄せ)。わーケーキでお腹一杯になっちゃったな(りゃk)とか言ってるうちに夕食の準備に突入、3つのガスレンジとかオーヴンとかグリルとか使いまくって料理。母が作り始めたものを気がつくと途中から自分が作り、その脇で更に母が別のものを作り、それもいつの間にか自分が引き受けると更に母が(ry)。夕食突入。あー夕食も一杯食べ(r)と言いつつ後片付けをしている脇で母が「明日の朝はパンにしよう!」とホームベーカリーに種を仕込み(以下エンドレス)。

...なんかこう、もしかして自分が帰省してるときって作る料理(量がどうこう以前に種類的に)が少なくとも倍になってませんか。一人増えた途端にきっちり調理要員に組み込まれてると言うか手が増えた分あれもこれも作れるヤッター!状態になってると言うか。いや作った分は結局消費されてるけど。元々母は料理することは全く苦にしないタイプで、店の仕事と他の家事もやりつつ次々料理を作る様は昔から凄いなぁとは思っていたが、弟が実家に戻ってからは店関係の雑用がかなり減った分、台所の設備をがっちり強化してあれもこれもどんどん作れるラララ料理パラダイス!な状況になっているような。や、まあおいしく食べられるのはいいことです(最後はそれかい)。


そんな感じで作った苺ケーキ。いかにも素人っぽくてすみません。クリームの泡立てがちょっと緩かった。最近実家ではパウンドケーキかみっしり系(チーズケーキとかガトーショコラとか)を作ることが多いので、わたしが帰省した機会に久し振りにクリームケーキを作りたくなったらしい。いや作ったのはほぼわたしですけども。最初はケーキだけの写真を撮ったのだが、なぜか父がいそいそと「はいはい次はお茶と一緒ね」と出してきたのでこんな妙な写真に。決して一人でまるっと食べたわけじゃないですよ。


苺ケーキその2。前回クリームの泡立てが甘かったのを踏まえて固めに...したら今度はちょっと固過ぎたかも。前回苺を1/2に切っただけで間にも上にもごろごろ使ったら切る時に大層難儀したので、今回はすっきりさせてみた。寂し過ぎに見えるかも知れませんが、真中に一個丸ごと苺が載っていたのです。一回目にレシピ通りにスポンジケーキを作ったら、卵の力だけで膨らませたためややもったりしたスポンジだったので(これはこれ懐かし気な感じでおいしかったけど)、今度はベイキングパウダーを小さじ1/2程入れてみたらなかなかいい具合に。


もうすぐ小正月2010/01/11 23:07


帰省の際、行きの列車の中から撮った写真。動物の足跡がついてるのがお分かりでしょうか。線路の脇がすぐ森みたいな状況なので、あちこちにこんな足跡が沢山。これは狐かな。兎は跳ねてるから違う足跡の付き方だし。



すっかり松の内も過ぎちゃってますが、サイトに新年と言うか冬のご挨拶絵を上げました。普段お世話になっている方には年末にカードとしてメイルでお送りしたものを、多少手直ししてトリミングしてあります。色々文字を入れたらなんかごちゃごちゃしたかも。全身が入っていたカードより縮小率は低いので、少し印象が違うかも知れません。よろしければこちらから絵をクリックしてどうぞ。


帰省から戻っても相変わらずクラシックFM聴いてます。...おや、今リンクするために久し振りにサイトを見たらうちのブラウザでもプレイリストが見られるようになってるぞ。わーい。以前はプレイリストの頁が表示されなかったんだけど。「なんだっけこの曲?」とか「この演奏者誰?」とか思った時にこれでチェックできるので嬉しい。それはともかく、年末もクラシックばかり聴いていたので今年のウィーンフィルのニューイヤー・コンサートは例年に増して楽しかった。しかもなぜかNHK、今年は三日続けて放送という大サービス。一日にライヴ放送、二日の同時間帯に再放送、三日の午後に更に再放送。しかも結局うちの家族、三日全部観てしもうた。三日目はごはんのあとたまたま新聞のTV欄を観て「あら、ウィーンフィルの再放送今やってるよ」と言ったら弟がつけたという流れだったので、後半の一時間足らずくらいだったけども。

で、そのニューイヤーコンサートは大変楽しゅうございました。ジョルジュ・プレートルって前にもニューイヤーで指揮したよね?と調べたら二年前だった。道理で記憶に新しいわけです。2008年の時はニューイヤーコンサートを指揮する初のフランス人ということだったらしいが、評判良かったのかな。アマゾンのDVDの評価コメント等を読んでいて思い出したが、そうそう2008年の時も団員がスポーツタオル巻いて出てくるわ指揮者がレッドカードで退場になるわダンサー達がホール内に入ってくるわ、えらく楽しい演出だった。特に普通はホールとは別の施設や屋外で華麗な踊りを披露するダンサーが曲の終盤でホールに滑り込んでくる場面は、目から鱗というかとても洒落ていて贅沢な演出だった。会場で演奏を聴いている人たちも驚いたろうなぁと。普段のニューイヤーコンサートでは、会場で生の演奏を見られない人たちは代わりにTVで音楽に合わせた豪華な踊りが見られるよ!ということでああいう形にしているのだろうと思うが、あの演出がある意味会場の観客とTV視聴者の境界を曖昧にしたというか、演奏側と聴き手側(会場の聴き手もTVの前の聴き手も)皆一緒に楽しみましょう!という感じでいいなぁと思った記憶が。

今年はそこまで大掛かりなものはなかったが、やっぱり随所にうふっと笑っちゃったり心憎い演出が盛り沢山で楽しかった。打楽器など曲によっては常に出番があるわけではない楽器を担当する人は他の楽器と掛け持ちということも珍しくないようだが、今回多分元々はティンパニ?担当のお兄さんがえらい忙しそうだった。カッコウになったり小鳥になったり鉄砲鳴らしたりシャンパン飲んだりもう大変ですよ。幕間に見せていた「Inside」の楽屋裏風景では団員達の楽譜配り(まだ誰も座っていない演奏席の譜面台に楽譜を置く)をしていたのも同じ人だったようなので、新入りさんてことで色々やらされるのもあるのだろうかとも思うが、結果的にあのお兄さん抜きん出て目立ってませんでしたか。多分指揮者の次くらい。でもとにかく指揮者も団員も楽しそうに演奏していて、観ているこちらも非常に楽しませて頂きました。ていうかプレートルさん物凄く幸せそう。よく画面に映る向かって右側のヴァイオリンの人も演奏しながら物凄く幸せそう。その隣のお兄さんも可愛...いや物凄く嬉しそう。ほのぼの。

選曲はさすがフランス人というか、しっかりフランス絡みの曲や作曲家の作品が入っていて、それでいてニューイヤーコンサートのメイン作曲家であるシュトラウスとの関連もちゃんと押さえた選曲がまた心憎かったり。終盤の『美しく青きドナウ』ではドナウ川の源泉から各国を巡って海に合流するまでの映像が流れてそりゃもう綺麗だった。映像と言えば、上に書いた本番までの舞台裏を紹介する「Inside」も、映像も洒落ていてとても面白かった。演奏に合わせた踊りも二曲分くらいで、一時踊りが矢鱈と増えて演奏風景が観たいのに曲に入るとすぐに踊りの方の映像に切り替わるのに苛々した自分には丁度いい感じだった。あとNHKの放送の仕方も、ちょっと前はふざけた晴れ着みたいなのを着た有名人を何人も呼んで演奏の合間合間に「私のニューイヤーコンサート語り」を聞かせて下さったのにうんざりしたが、それも一切なくなって最初と最後にアナウンサーが話すだけという極めてシンプルなスタイルに戻ってよかったよかった。つまり本国側の生放送をそのまんま流しただけということなんだろうけど、もしかして「Inside」みたいなのって去年以前も流していたのだろうか。あのエライ人たちのくだらn...いやどうでもい...いや愉快なお喋りで潰されてたんだったら勿体無いなぁ。今後もこの形態でお願いします>NHKさん。

あと、演奏とは関係ないけど観客の中にロイヤルボックスに座るロジャー・ムーアらしき人を発見。何度も映っていたし多分そうだと思う。お年を召して多少恰幅良さげにも見えたけどやっぱり素敵でした。紺(?)とピンクの斜め太縞のネクタイはちょっとどうかと思ったけど。大きなお世話ですか。それから昔民放のニュースステーションで桜の中継だか何かをしていた若林正人(この字でいいのかな)さんだっけ、あの人らしき人もアリーナ席に発見。わたしより両親の方が欠かさず番組を観ていたので「あの人そうじゃない?」と指摘したら「あーほんとだ」と。以前別の番組でクラシック音楽が大好き、とおっしゃっていた記憶があるので不思議でもないのかもね。

そして今回、ダンサー達の衣装を担当したヴァレンチノにある意味衝撃を受けました。以前にもTVなどで顔は見たことがあるので、「Inside」に最初映像が出た時あれ、このこってりした人だれだっけとは思ったけど、何と言うかいまだに70-80年代の「いかにもファッションデザイナー」的な出で立ちなんですね。単に打ち合わせに出かけるだけなのにぶわぶわの毛皮のコート着ちゃうみたいな。自分のデザインしたコートなんだろうけど。一回目二回目の放送でヴァレンチノを見逃した母が、三回目の放送を見ながら「ヴァレンチノってどんな人?」と聞いた時に弟とわたしとほぼ同時に「 濃 い ! 」と叫んでしまったですよ。その後ほどなくダンスの最後の場面に華麗に登場したヴァレンチノ本人に皆で爆笑しました。



ウィーンフィルともヴァレンチノとも全く関係ないですが実家の近くの「お諏訪様」。雪で凄いことになってます。大晦日の夜から元日にかけては参拝に行く人のために中を明けてあるけど、明かりがついてお神酒が置かれているだけで無人。


鳥居後ろから。


ぼそぼそ2010/01/14 23:58


新年5日に東京に戻る日の列車。ぼそぼそ降ってます。いやーこの降りじゃ遅れるかなぁ、とか思ってるときっちり時間通りに来る辺りが雪国の列車の凄いところ。却って春の雪解けの頃の方が雪崩なんかで止まったりするかも。ちなみに昼過ぎの写真ですよ。

駅舎です。ぼっそぼそです。もちろん無人駅です。


ちょっとぼけてますがおまけ。これは何かというと男性用のデオドラント・スプレーらしい。実家の店鋪から茶の間に入る上がり口隣の棚に置いてあったので通る度に気になった。缶を見るとBootsの製品のようなので、英国の友人がクリスマスか何かに弟に送ってきたものだろうと思うが、このロゴどう見ても何度見ても 「 うへ 」にしか見えないんですが。アルファベットには見えないし、絵文字にも顔にもいまいち見えないし、何と書いたつもりなのか本気で分からない。これ以外に製品の名前らしきものは何も書いてない。ちなみに普通に爽やかな香りで別にうへーっとなるような匂いじゃなかった←そらそうだ。


週末行ったり来たり2010/01/18 23:37

週末はまた都心に行っておりました。仕事がずれにずれて土曜日もその残りを仕上げていたのだが、昼過ぎに友人SとKちゃんから別の友人Sさんの誕生日ごはんを作るから来ない?と電話。今回はKちゃんが料理担当というので思わず承諾、ざざっと仕事を終わらせてほとんど地元に買い物に行くような格好で(元々仕事を上げたら夕食の買い物に行こうと思っていたので)誕生日の花束買って電車でGo。丁度実家の父からSたちの分、と預かっていたチーズケーキ(丸いのじゃなくてゴーダとチェダーのすりおろしがたんと入ったパウンドケーキ)があったのでこれも持参。ごはんは豚肉と蕪の味噌汁、鱈の炊き込みご飯、レモン醤油風味の鮭のグリル、茄子とベビーリーフと茗荷と青じそのサラダの和風ディナーでどれも絶品でした。味噌汁をスープボウルでスプーンで飲むのもなかなか気分が変わって面白かった。鱈のご飯は土鍋で炊いて、炊きあがりにごま油を回したのをよそって食べるだけでもおいしかったが、各自たくあんや野沢菜、昆布などを好きに載せてお茶漬けにもできるようにしてあってこれも楽しかった。鮭のグリルもレモンが効いていて焼き加減も絶妙。Kちゃん凄い。


あまりよく見えないですが食卓はこんな感じ。右下のサラダ、最後に掻き集めるようにして残さず平らげたのはわたしです。実家の父のチーズパウンドケーキは蝋燭3本立てて(Sさんは3歳じゃないです)お誕生ケーキとなり、あっちゅう間に消費されました。わたしはコーヒーと一緒に食べたけど、チーズがたっぷり入っているので赤ワインともよく合ったらしい。好評でよかったね>実家の父。


翌日曜日は昼過ぎから浅草へ。叔父が秋にグループ展をしたギャラリーから暮れに和紙コラージュ作家の方の個展の案内を頂いていて、それが月曜(今日)までだと週末になってから気付いたので慌てて行ってきたわけです。一昨年にも一度案内を頂いて行きたかったけど逃してしまったので、今回やっと観られてよかった。作家の河瀬和世さんご本人もいらして、既に顔なじみになっているギャラリーのオーナーさんとお正月行事の話で盛り上がったりしつつゆっくり作品を見せて頂いた。ちなみに、2008年の時の案内でこの展示のものと思われる写真を見て行きたいなぁと思っていたのです。河瀬さんの情報サイトはこちら。↓

河瀬和世さん情報サイト

で、前日に友人Sに「明日は浅草の帰りに寄るかも」と行ってあったので、昨日言ってた予定通りならSもKちゃんも今日は家で掃除してるはずだよねーと浅草駅からSに電話。すると、「やありあん(仮名)!」なぜ一発で分かった。「(向こうの携帯電話の)表示が『公衆電話』だから。今どき公衆電話からかけてくる人は世界中でも君くらいだし」  そうですか。   で、今家?と聞いたら「合羽橋だよ!」  掃除するんじゃなかったんかい。まあ結果的に物凄く近いので自分も合羽橋で彼らに合流。「いつもの陶器屋さん」で目移りしながらうろうろしていたらSとKちゃん、友人CとWのいつものメンバー到着。全員既に「こんなに買っちゃいました」スタイル。掃除してたんじゃ(以下略)。そこから更にたっぷり半時間はかかって皆で店内散策、SとCがそれぞれお買い上げ。正直わたしも色々色々気になるものがあったが、今はちょっと全体的に買い物を控えているので我慢我慢。Sの家に戻る途中で皆の戦利品を教えてもらったら、SとCが揃って中華鍋と蒸し器を買っていた。蒸し器いいなーーー。「中華鍋、いくらだったと思う?」とCが聞くので、大きいししっかりしてそうだけど合羽橋だから...2,000-3,000円くらい?と答えたら   「さん...  びゃくえんだよ。」       なんだとお。    ←という心境がそのまま顔に出たのか、Wがすかさず「も一回戻る?」と言ったので皆で爆笑。しかし300円?うひー。セールだったらしいけどそこまで安くなるもんなんですか。凄いぞ合羽橋。


今回のSの戦利品の一部。ちょっと光って写っちゃったので色が今一つですが。前日の誕生日ディナーの時に、去年の春にわたしが持って行ったうちの田舎の日本酒(2009年5月17日の記事の真中の写真参照)をようやく空けたのだが(風呂敷で一升瓶包みにして持っていったら『解くのが勿体無い』といってずーーーっと飾ったままだった)、一旦空けたら日本酒うまい!になったらしく勢いで徳利とお猪口を買いたくなったらしい。お猪口は越前焼のえんじと言うか茶色というかのいい色と風合い。奥の小皿(と言ってもケーキ皿にはなるくらいの大きさ)は青の細い木賊柄、手前は有田焼の白磁。一々いいのを選ぶねぇ。