sparrow's luncheon ― 2011/04/10 23:58
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おや、つつじの茂みに花が...と思ったらどう見ても桜。 |
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犯人は雀です(見えますか)。花の部分をくちばしでぷちっと取ってくるっと回して蜜を吸い、また次の花をぷちっと...を繰返しているのでした。これが速いので頭の上から次々と桜の花がくるくる回りながら落ちて来る。これはこれでなかなか風流と言うか何と言うか。
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蕗味噌onゴーダチーズonドイツ風パン(ブロート)。春だねぇ。 早野先生がTritterで呟いておられた「早野家の危機的状況グラフ」に吹き出してしまいましたよ。またこのグラフに反応されているフォロワーさん?方のコメントもウィッティでイイ!わたしもTwitterのアカウントを持っていたらぜひフォローさせて頂くんですが、如何せんうちのブラウザでは登録できないのです。しかし先生も全く分野違いのこんな趣味サイトのブログで話題にされているとはお思いになりますまいふふふ。ちなみにTwitter、正確に言うとうちのブラウザでも登録はできているらしいけど、登録後なぜかTwitterに正常にアクセスできなくなるという。単純にブラウザが対応できないんだと思うけど。 |
銀座でぶらぶら ― 2011/04/13 19:39
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地元のさくら通りに古民家館のようなところがある。まだ入ったことはないのでそのうち行ってみたい。茅葺き屋根に桜もいい風情ですね。 |
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昨日は久し振りに銀座。だいたいいつものあたりをぶらぶらして三越の地下でお弁当と「たねや」の最中(と今回は蓬餅)買って帰ってきたわけですが。大通りの外国人観光客が綺麗に姿を消していて驚いた。アジア系の若い観光客らしき人たちを2組ほど見かけた位だと思う。鳩居堂の一階も賑わってはいたけど日本人ばかり。日本としてはこれからが大変なのだなぁとは思いつつ、15年くらい前の銀座に戻ったようで何となく落ち着いて歩けたのも事実だったり。 数寄屋橋のモザイクにある時々覗きに行く店(和服の柄や素材で和風味なブラウスやドレスを作っている)を訪ねてみたら、ひっさし振りにお会いしたのになぜかお店の人が顔を憶えて(顔を見た途端「あっっ、お久し振りです!」と言われて吃驚した。凄い記憶力)いて下さって、丁度いらしたオーナー兼デザイナーさんにも(多分初めて?)紹介して頂いた。お店のブログ等は時々チェックしていたのだが、デザイナーさんは写真など拝見する限りしっとりしたクールビューティな感じの方?と勝手に思っていたら、何だかとても可愛らしい方でした。そう言えばブログの記述は可愛らしい。一致しました。ちょっとした小物を買ったら、下の階の数店のうちどこか一店でプレゼントを貰えるという引き換え券を頂いた。こんな状況の中でも買物に来てくれるお客さんに何かお礼をしたい、ということで各店共同でやっているらしい。むしろこちらとしてはこんな時にも訪ねればお店がちゃんと営業してくれているのが有難いんだけども。震災当日、駅前の小田急OXが閉まっていた(あれは規模が大きいし無理もないと思う)のにふつーに営業していたJAの店には「ありがとうJA!」と思ったものね。 それはともかく、どこにしようかなーと迷った末、頂き物や何かで何度かジャムやパスタソースを食べたことのあるサン・クゼール(St. Cousair)でブルーベリージャムを頂いてきました。わーい。...写真に撮って気づいたけど頂き物も含めて持ち帰ったのはほぼ全て食べ物ですね。まあいつものことか。 |
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こちらは近所のケーキ屋さんの杏のパイ。ちょっと温めてから食べるとうんんまい。このタイプのパイは通年売られているが、季節によって中身の果物が変わる模様。杏の風味たっぷりな甘酸っぱさが幸せです。パイもフィリングもおいしいし、どっしりして食べ応えありな正統派。 |
初体験 ― 2011/04/14 23:48
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バルコニーから見た大家さんのお宅の庭の木。花が咲いているのは多分桃じゃなかろうかと思うのだが、桜と同時期って随分のんびりな桃では。桃じゃないのかな。まあ眺めが良いのでなんでもいいです。 今日は年初め頃に壊した歯の治療に歯医者惨(やめてくれませんかこの変換)、いや歯医者さんに行ってきたのだが、 オペでした。 いや、それは前回の予約の時から伝えられていたので分かってたんだけど、まー普段より時間がかかるくらいでしょう、と軽く見てたんですよ。で、医院に着いたら他に待っている人がいない。おや今日は空いてるラッキー♪でもスタッフは沢山いるようなのでこれから他の患者さんも来るのかな、と思っていたらすぐ呼ばれる。で、助手の方に色々色々して貰って、今日は念入りだなーオペだからねーとか思っていたら、最後に口の周囲を消毒される。「手で触らないようにして下さいね」 あら初体験。 そして椅子(本当は何と言うのかな)を移動し、「では始めますねー」 消毒済みの手袋をはめた手を挙げてどーんと横に立つ院長先生。 こんなの映画かドラマでしか見ないもんだと思ってたよママーーー!!! 「布が掛かりまーす」「もう一枚掛かりまーす」 あれですよ手術部位だけ丸くくり抜いてある布。なんか怖い状況のところに銀色の色んな器具がどしどし差し込んであるような(←間違い)。こんなの映画か(以下略)。そしてやっぱり他の患者さんは来ない。執刀(?)は院長先生ともう一人補佐の先生、あと助手の人が3人?4人?沢山いたスタッフは全員わたしのオペ要員だったらしい。 こここれはもしや本格的オペレーション!!(だからそう言っとるが)。何だかえらいことに... とこの頃にようやく思ったが、実際この時点で既に麻酔が効いてきているので、なんかガッガッとかグィーンとか結構凄いことをしているらしいけど布でほとんど見えない(ちょっとずらせば見えるけど先生と目が合っても不気味がられるだろうし)し全然痛くないし何と言うか他人事のような。「ここ気をつけてね」「そこは縫わないで」とか先生達の会話を聞いたりしていたが、正直眠い。今日はあったかいしなー。 とか思っているうちにオペ終了したらしい。痛み止めを飲み、状態の説明と今後の予定を説明してもらい、後は仮の歯を調整してつけて貰っておしまい。ついでに色々買物しているうちに麻酔も切れたものの、痛み止め飲んだし痛くないよー と思ったら、なんか妙にちくちくする。仮歯をつけた接着剤か何かが当たってるのかな??と化粧室の鏡で見てみたら、 手術跡を縫った糸が上唇に当たってたんでした。いてていてててて。明後日消毒と、できれば抜糸をしに行くまではどうしようもないので、現在小さく切ったガーゼを当てて凌いでおります。まあごはんも食べられたしいいか(←食べるものはしっかり食べる)。 帰宅してから見た早野龍五先生のTwitterに挙げられていた同じ東大のロバート・J. ゲラー(Robert J. Geller)教授の英Nature誌に発表された記事と、それを取り上げたらしい(何と言ってよいやら)日経オンラインのヘッドライン記事を見て「???!!」と思っていたら、さっきまた早野先生のTwitにNatureの記事の日本語版がリンクされていた。日経の記事を書いた人、こっちの日本語版は読まれただろうか。ほんとに何をどう読んだらあの記事になるのか全く分からない。誰がどこにそんなこと書いてるかっつーの、と激しく突っ込みたい。いや既に怒濤のごとき指摘が日経に押し寄せていると思いたい。というか日本語版記事の方、最後に「本人訳」とあるのはゲラー教授ご本人のことだろうから、教授ご自身が抗議されているかもね。本当、原典を読むのは大切ですね。 |
私は○○しています。 ― 2011/04/15 23:58
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ドイツ大使館の公式サイトを見ていたら、フォルカー・シュタンツェル駐日ドイツ大使自身が日本語で書かれているブログ『大使日記』のリンクがあってちょっとびっくり。記事を遡ってみると、どうやら震災後に立ち上げられたものらしい。つい先日までは大使館業務を大阪の総領事館に移していたようだし、東京に戻られた現在でも普段に輪をかけて多忙な状態だと思うのだが、流暢な日本語で毎日更新されている。マスメディアを介さない駐在大使の言葉を聞く(読む)機会というのもなかなかないと思うけれども(まあブログだってメディアの一種ではあるけど発信者と受け手の間のクッションがない分距離は断然近い)、大使の日本という国と日本人に対する思いや所感が率直に綴られていてとても興味深い。広尾のドイツ大使館も早く通常業務に戻れるといいね。サイトを見て思い出したが、そう言えば今年は日独交流150周年で、少し前に郵便局で記念切手シートが発行されていたのを見つけて買ってきたり(ドイツの友人向けに使おうかと)していたのだった。 ...その大使のブログからリンクされていたYoung Germany Japan(日本人向けのドイツ情報サイト?)の「メキメキドイツ語」(画面左側にアリ)の今日の例文"Ich habe Durchfall."って、Ich habe = I haveなのは分かったけどDurchfallって何ぞや、と指示されている部分にマウスポインタを合わせてみたところ、 いや、うん、必要な表現だよね。ドイツ語しか通じないところで青い顔して「おぉぉおなかがああ...」とか訴えても通じないし。うん。何年も前の英国旅行中に食中り(多分)して、よたよたとBoots(一時期日本にも進出していた英国のドラッグストア・チェーン)に行ってモーローとしつつ「熱あります。吐き気もします。下ってます。」と訴え、洗剤か何かかと思うようなピンクの液体が入ったでかいボトルを渡されたのを思い出しました。また一回の量が多いんだわこれが。本気で具合が悪い間は頼みはこれだけだー!とひたすら言われた通りの量飲んだけど。 |
すっきり ― 2011/04/16 23:59
歯医者惨(だからその変換はやめてくれと)、じゃなくて歯医者さんに先日のオペ後の消毒と抜糸に行ってきた。週明けから10日ほど臨時浅草通いになるため逆方向の歯医者さんには行けないので、ちょっと早いかも知れないけどできれば抜糸しましょう、とは言われていたのだが、オペ当日の帰宅後から糸がちくちくちくちくして非常に鬱陶しかったので(翌日は大分ましになったけどやはり鬱陶しい)早く抜糸して下さいぃ、と切実に思っていた。ら、手術跡の治りがかなり速いのでやはり今日抜糸で正解でしたね、と言われた。で、軽く麻酔してちゃちゃっと抜いてすっきり。次は黄金週間明けです。で、まだ昼前だったので駅ビルの店でちょっとぶらぶらして店員さんと話したりしていたら地震。実は店員さんに「地震ですー!」(話していたら急にがしっと肩を掴んで言われた。ほわっとかわゆいタイプの方だったので言い方もほわっとしていて一瞬「へ?」と思った)と言われるまで気づかなかった。あら、これは結構大きいですねとか言っていたら店員さん、「でも、ここは大丈夫、安全です!(きっぱり)」ととても力強いお言葉。おお、そうなのか...と思ったら続けて絶妙のタイミングで館内放送が「ただいま地震が発生いたしましたが、この建物は安全ですのでご安心下さい」と。...なんかよく分からないけど小田急デパートはとっても安全らしい。
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で、歯医者さんも早く終わったことだし、その足でまた銀座へ行く。と、何だか火曜日に行った時より賑わっているではないですか。土曜日だから当たり前と言えば当たり前かも知れないが、何と言うか外国人旅行者一掃、普段は平日もマダムで一杯な午後のカフェも閑散、みたいな火曜日の様相と比べて、銀座!て雰囲気が何となく。どっからどう見ても観光でーす、という欧米人の熟年夫婦とか嬉しそーに服を見るサマードレスのブロンドお姉さん(分厚いガイドブックとミネラルウォーター完備。美人さんだった)なんかも目撃。で、先日もお邪魔したモダン和風ドレスのお店をまた覗いてみたら(先日訪問後にお店のブログに載った一点ものの新作ブラウスを見たかったの。でも昨日売れてしまってた...)、オーナーさんが「昨日か一昨日辺りから何となく人が戻ってきているんですよ」とおっしゃっていた。おおー。オーナーさんによると、夜も飲みに行くビジネスマンが増えてきたとか。何でも変な「自粛ムード」のせいで仕事帰りの一杯を我慢していた人々が、ここに来て我慢できなくなったらしい。それも我慢していた分取りかえす勢いで飲んでいるとか。いや、何もそこまで...や、まあいいか。せっかくお花見の季節なんだし酔って迷惑さえかけなければ。ちなみに歩行者天国もちゃんとやってました。途中にわか雨が降ってきたので通り中央のテーブルやパラソルはばたばた片付けてたけど、晴れていた時の人通りや座ってくつろぐ人たちは普段とそう変わらない感じだった。昔から好きな銀座が賑わうのはやっぱり嬉しい。 |
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そして帰りにまた三越地下の『たねや』でよもぎ餅を。おいしいんですよこれ。柏餅も気になりつつ、やっぱりよもぎ餅を買ってしまうんですね。消費期限が短いので大量には買えないけど、よもぎたっぷりの軟らかめの餅と粒餡がたまらん。三越も地下以外に上のインテリア・食器フロアにも行ったが、やはり盛況だった。新しくなった食器セクション、綺麗な食器が沢山あるんだなあ。日本の伝統工芸品セクションも珍しいものが沢山。値段は張るけど見るのが楽しい。今日は京都の銀工芸品の店が期間出店していて、銀製品好きなのでしばらくしげしげ見てきました。いいなあ。高いけど。あんなに精巧だし手作業だから妥当な価格だと思うけどね。 |
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