what's going on in the neighbourhood2007/04/20 23:59

今日は昼から銀座に行っておりました。本当は混まなそうな水曜日に行くつもりだったが折角ふらふらするなら天気がいい方がいいなあ、ということで。風が強かったけどよい日和でがんがん歩いてきましたよ。でも予定より出るのが遅くなったため目当ての店でランチタイムが終わってしまい、仕方なくAfternoon Teaのティールームで遅い昼食。うちの地元にもあるけどねAfternoon Tea。まあ焦がし野菜(どこが焦げてるのかよく分からなかったが)のスパゲティはおいしかったし、銀座のティールームは広くてちょっと面白い雰囲気なのでいいか。写真は地下のティールームに降りる階段に沢山置いてある植物の一部。右のは多分セイヨウオダマキじゃないかと思う。多分。もう一つは紫陽花ぽいですね。小さいけど。


実はここに入る前、どこで食べようかなーーとうろうろふらふらしているうちにたまたま並木通りに先日オープンしたらしいVellvie...じゃない、Velviaか(うろ覚えだったので確認した)、に行き当たった。数日前に2回ほどCMを見てふーんこんなのができるのか、と思ったのを憶えていたので、ここにも食べるところがあるようだし...と入ってみた。         えーとね。うーとね。何と言いましょうか。    六本木とか表参道ヒルズあたりに入ってそうな店がやたらと気張って、おもいっきりがんばってさらにおっしゃれーですたいりっしゅでえらそーではいりにくそーなふんいきにしてみました!だってぎんざだもん!   とかいう意気込みで作ったのかここのレストランフロアは、てな印象。どの店もほとんどメニューも出ていないし、店名のロゴさえ見辛かったり、見つけても何語かどう読むのか何料理の店か謎だったり、何よりも揃ってほとんど店内が見えないような造りになっていて非常に入り辛い雰囲気を醸し出していらっしゃる。その上イカニモ「ボクってオサレな店のスタッフ」的お兄ちゃんが(店内を隠している)壁の縁からこちらを窺っているのがちらちら見え隠れしていて、入り辛さ倍増。誰かと一緒に今日はちょっと奮発してもいいかも、という心構えで行くならともかく、一人で遅い昼食にぶらっと入るには(少なくとも自分には)全く不適切な場所のような。何だか中央通り周辺に最近次々できている仰々しい入口&黒服の兄さん付きの海外高級ブランド店を思い出した。

というわけでおされなびるぢんぐをさっさか出て近くのAfternoon Teaでお腹を満たしたわけです。で、これまたたまたまプランタンがすぐ近くだったので、先日地元の取り扱い店で品切れになっていたサノフロールのローズウォーターがないかと6階に行ってみた(事前にネットで銀座の取り扱い店をチェックしておいた)...が、やはり品切れ。やはり入荷未定(4月末〜5月初め頃だと思うよ多分ね、的ニュアンス)。ううむ。やはりダメかな...と思いつつ中央通りに出てもう一カ所の取り扱い店、三越の7階へ。あったよありましたよ一本!わーい。どうやら最後の一本だったらしい。らっきー。お店の人の話ではサノフロールの製品、ユーロのアレとか原材料価格のコレとかで6月から値上げになるらしい(なのでその前に欲しいものは買いだめしておくといいですよ、という助言)。そう言えばプランタンの店にもそんなことが書いてあったっけ。どれくらい上がるのか分からないが、まあ自分が買うのはローズウォーターだけだと思うので(他の製品はえらく高いのでまず買わない)、唯一の贅沢ってことで。何にしても補充できてよかった。新しいのがなくなる頃には地元のナチュラルハウスにも入荷されますように。

その後向かいの山野楽器で、既に1カ月以上前に出たブライアン・フェリー(Bryan Ferry)の新譜を...と思ったのだが、これが日本版しかない。しかもオリジナルと思っていたら全曲ボブ・ディラン(Bob Dylan)のカヴァーだそうな。いや、まあカヴァーじゃ嫌ってわけじゃもちろんないけど(どうせこれがディラン!?てくらいこてこてのフェリー風味になってるだろうし)、久し振りのオリジナルだと思ったんだけどなーー。何にしても国内盤を買う気にはなれないので(対訳とか解説は欲しくない)、ここで買うのは断念。実は元々今日の目的はこれだったんですが。地元の店に輸入盤あるかな。ちなみに山野楽器、洋楽が2階から地下一階に、クラシックが2階に移動していた。以前より少し見やすくなったかな。

何だかんだで結構歩いたし、今日はがっちりお茶もする気でいたので(←昼が遅かったくせに)風月堂の喫茶室でケーキセット。ケーキセットを頼むと焼き菓子もついてくる。ロイヤルミルクティが熱々でおいしゅうございました。既に夕方だったのでお客もまばらでゆったり。店員さんも若いけどにこやかでせかせかしてなくていい感じ。ああ銀座。確かに銀座は高級なイメージはあるが、決して「お高く止まってて近寄り難い」じゃなくてどこか庶民的で粋でサーヴィスの質がいい、てとこが憧れなのだ、と自分は思っていたのだけど、Velviaとかブランド店とかは何か違うような気がする。それともそう思ってるのは自分のような田舎者だけかな。

とか思いつつ三越の地下で軽く惣菜を買って帰途に着いたら、ご近所が 大 変 な こ と に な っ て い た 。   いや、実際それを知ったのは帰宅して留守番電話に二回もメッセージが入っていた実家に電話してからなんですが。そう言えばすぐそこのホテル前の交差点で警察が交通整理してたっけ。そう言えばうちのマンションの前の道路に警視庁のワゴン車(赤色灯が付いた白い車)が停まってたっけ。...そう言えば出かける時(昼過ぎ)も今日はまたパトカーが賑やかだなあと思ったような気がするけど...     鈍いですか。

とりあえず何事もなく元気です。心配してメイルを下さった方、ありがとうございます。全く何も知らずに銀ブラしておりました。ああ驚いた。


哀愁の極太蕎麦2007/04/21 23:55

昨日の銀座の和光をもう一枚。今何時だっけ、と見上げても真下じゃ時計が見えないんだね。


所用で午後から小田急の隣駅まで。またもや昼を適当に少ししか食べなかったので、駅に降りたら「箱根そば」の汁の匂いにいきなり空腹に。これで「そうだ蕎麦を食べよう」と思い立って駅ビルの階上のチェーン蕎麦店に行き、「二色せいろ」(よもぎ蕎麦と田舎蕎麦)を頼んだのだ  が。  何かこう...運ばれてきた時点で蕎麦がすのこ(?)にへばりついてるような。他に付け合わせも何もないんですが、茹でたのは10分前ですか。とりあえず既にくっついてるよもぎ蕎麦をほぐしながら汁につけて食する。   一瞬「もうすぐ賞味期限切れ」的味(匂い?)が。よもぎの風味との兼ね合いもあるかも知れないけど。次、田舎蕎麦。来た時点で驚いたけどうどんですか、てくらいの太さ。なんかぶるんぶるんしてる麺を何とか箸でまとめて汁につけて一口。    固。   ...これ、「コシがあるねぇ」とかそういう評を発するべき?   違うと思う...なんかかなり激しく違うと思う...とにかくぶるんぶるんしててぶっとくて非常に噛み辛い。前歯が仮歯なせいばかりではないような気がする。噛んでるうちに味が無くなる。ほのかに蕎麦の味もするような気がするけど正直味がない。そういえばうどんが好きじゃない人が「だってうどんって噛んでるうちに味なくなるんだもん」て言うのを時々聞くなあ。でもうどんはもっと柔らかいからこんなにぐにぐに噛み続けなくてもいいよなあ。何入ってるんだろうこの蕎麦。

とりあえずこの店、「田舎蕎麦」(田舎の手打ち蕎麦と言いたいのだと推測)について何か大きな勘違いをしているのではなかろうか。それともどこかの地方の田舎蕎麦はどの麺もきっちり同じうどん的太さで小麦粉たっぷりで噛み応えのあり過ぎる蕎麦なのか。自分は特に蕎麦好きなわけではないし(蕎麦がきは好き)、おいしい蕎麦が分かるほどの味覚も持ち合わせていないが、あのチェーン店にはもう入らないようにしよう、と心に刻みました。680円は勉強代でい...と言いたいが、この後店から出たら周りのお好み焼き屋とかとんかつ屋とかの匂いに「どうせならお好み焼きにすれば...とんかつ屋で海老フライとか食べれば...いや天麩羅屋で天丼とかにすればよかった...」とかなり後悔した。

これも昨日三越で買ってきた海老と野菜のテリーヌ。帰宅して出してからゼラチンが使われていることに気付く(普通先に気付きますか)。まあたまにはいいか...南瓜展の最中も結構豚肉食べてたけどね(皆で食べる時などいちいち避けていると片付かなかったりするのもあって期間中は個人的に「豚肉解禁週」にしていた)。テリーヌおいしゅうございました。


spring.2007/04/22 23:55

銀座三越・最後の一本ローズウォーター。お世話になってます。これからは買える時に2本くらい買って備蓄しておいた方がいいんだろか。


レゴさん(うちのMac)近況。寒くなると寝起きが悪くなるなあとか笑われそうなことをぶつぶつ書いていたが、   気温が上がってきたら急に調子よくなってきたんですが。まだ一発ではなかなか起動しないが、「今日からは再び春の暖かさ」と言われていた日の朝は一発で起動したし、その後も数回で目覚めるように。...やっぱり寒さ嫌い?いや、まあ問題なく起動していただければいいんですけども。別に窓際とか気温の変化がダイレクトに影響するような場所には置いてないだけどな。

時々食べたくなる麻婆豆腐。冷凍してあった鶏挽肉を消費する意味もあって数日前から作ろう作ろうと思っていたのだった。かなーーりてけとーに作った割にはおいしく頂けました。NHK『ためしてガッテン』の記事を見て作ったのだが、そのレシピだと大抵の一般の作り方にあるにんにくや生姜は使っていなかった。確かに、豆板醤とか中華調味料にそういう材料って既に入ってるしね。   記事を参考にはしたけどほとんどレシピ通りに作ってなくてすみません。


春の味色々2007/04/24 23:58

実家からこの春最初のこごみ来る。もちろん頂き物(それをまたわたしが頂くと言う訳さ)。今一つ色がぱっとしないような。普通お湯に入れると真っ青になるんだけどな。今一つ風味も控え目なような。...早過ぎた?てわけでもないか。と、ただで頂いておいて色々言ってみる。


春玉葱も来た。昔は生の玉葱はあまり好きではなかったので(火を入れれば大好きだった)春でもそのまま食べる気にはならなかったが、色々生で食べておいしかった話を聞いたら何となくやってみたくなったので、有り合わせで具?を作って薄切りにした玉葱に載せてみた。なるほどおいしゅうございました。玉葱の下にはご飯が潜んでます。つまり生玉葱丼みたいなもの?玉葱をメインにするならもっとさっぱりした取り合わせにした方がよさそうだけど、何となくしっかりした味のものが食べたかったんだね。普段は薄味が好きなのだが、一日机に座っていると比較的はっきりした味付けが欲しくなるらしい。運動量は著しく少なくてもそれなりに色々消費している模様。


春もの。2007/04/25 23:55

昨日の記事を書いていてなんか違和感があるなあ、と思っていたら、普通日本語では「春玉葱」じゃなくて「新玉葱」て言いますか。でも英語だとspring onionなんだね。これで思い浮かんだが、同じく春ものは特に喜ばれる(?)野菜のジャガイモの場合、spring potato(es)てのはあまり聞いたことないような。こっちはnew potatoの方を普通に使うか。日本語でも「新じゃが」で「春じゃが」は聞いたことがない。でもキャベツは「春キャベツ」と言いますな。検索してみたら米国サイトではspring potatoを使っているところもある模様。カナダのサイトもあり。BBC FOODではきれいにspring potatoで統一されてますな。spring cabbageは英米どちらでも使っている模様。ちょっと面白い。

ちなみに、BBCのジャガイモレシピの中にこんな頁発見。チップス(ポテトフライ)のごくごく基本のレシピだが、このレシピの紹介者が「英国ジャガイモ協会(British Potato Council)」...や、英国にジャガイモ協会という団体があることには全く驚きませんが、普通レシピ頁の「by xx」のxxには料理人の名前が入ってると思うんですが。協会公認のお薦めレシピ!てことですか。すべからく英国民はこの手法にて馬鈴薯を揚げるべし!てことでよろしいか。ちなみに協会の公式サイトはこちら。更にこんなサイトも見つけてしまった。チップス万歳。しかしサイトの背景色に真っ赤はどうかと。

話がなぜかチップスの方に逸れましたが今日も新玉葱。昨日の生は確かにおいしかったが、やはり後になってちょっと口の中が大変だったので今日は炒めてみた。冷凍してあった牡蠣を使ったのでちょっと豪華よ。