春?2010/03/03 23:58


梅真っ盛り。ここのところ妙に雨続き&湿度が高くてなんかやな感じですな。今日は気持ち良く晴れたけども。夕方は風が冷たくなるかな、と多少暖かめの服装と言うか上着で出かけたら、外はそれでちょうど良かったけど建物の中や電車の車内が暑いこと。特に帰りはほぼ帰宅ラッシュの時間だったのでぎゅーぎゅーで暑いの暑くないのってそりゃもう暑かったんですよ。あれを毎朝毎晩我慢なさっている皆様を心から尊敬します。でも頼むから鞄はせめて自分の体の前に持ってホシイ。


久し振りに銀座へ買い物に。自分の買い物じゃないけど。年末に女の子を出産した従妹の贈り物を見に行きたい行きたいと思いつつ今に至ったわけです。そんな高価なものを買ったわけじゃないけど、初めて和光で座ってカタログなんか見ながら買い物しちゃいましたよ。本店じゃなくて並木通り店だけど。並木通り店の側に同じ和光のベビーギフトショップある(今日初めて知った。人は普段自分に必要がないものは視界に入れないのだな)のだけど、ちょうど水曜は休みだったんだね。でも並木館で応対して下さった若い店員さんがとってもいい笑顔でかわゆかったです。名入れをお願いしたので出来上がりの連絡待ち。自分が頼んだのは銀製品だけど、他にも有田や九谷の赤ちゃん用食器とか、老舗陶器メーカーのミニカップ&ソーサーとか、漆塗りの食器セットとか色々あるらしい。最後のはいわゆる「お食い初め」とかそういう時に使うのかな。ティーカップなんかは実際赤ちゃんがカップの持ち手(大きさが小さめなだけで大人用と同じ形。持ち手も細い)をがしっと掴んじゃったが最後悲劇になるんじゃないかとか、もし敏感肌な赤ちゃんだったら漆塗りの食器に初かぶれしちゃったりしないだろうかとちょっと思ったけど。何にしても赤ちゃんの世界にも色々あるのですね。


三越の地下に「たねや」が入っていたので、実家に送ろうかと最中を買ったついでに目に留まった草餅も自分用に買ってしもうた。桜餅もあったらしいけど既に売り切れていた。雛祭りだしね。で、帰宅して草餅の箱を空けてみたらきな粉が入っていてちょっと驚いた。草餅にきな粉つけて食べるの?と思いつつつけてみたらおいしい。これはおいしいぃぃ。いいですね草餅にきな粉。たねやの手作り最中も香ばしくておいしいよね。...ちょっと自分用の最中も買えばよかったかなと今思ってます。


春。2010/03/04 23:58


数日前実家から来た荷物に入っていた今年の初ふきのとう。この冬は何だかんだ言って結構雪が積もったので、雪解けが遅い模様。父が小川が流れている辺りから4つだけ掘り採ってきたらしい。うふふ駅向こうのMおばさんの家の近くですね。昔は自分で取りに行っていたのであの辺はまずチェックするスポットであったよ。少し段差があって水が勢い良く流れ落ちているため、一番早く雪が解ける場所なんだな。上から見ると雪がかぶってるけど足でがしがしすると流れの周りが空洞になっていて、ふきのとうが出始めてるんだねえ(あまりがしがしに熱中すると滑って川にはまるので注意)。でもやっぱり雪で上を覆われている頃はまだ固いので、上の写真のは「あと2,3日お待ち下さい」て感じでしょうか。でも刻んで味噌汁に散らしたら幸せでした。春だー。


バリ土産2010/03/07 23:58


先週バリに3日間の息抜き旅行に行ってきた友人SとKちゃんから、お土産を頂いた。ランチョンマットとコースターと箸入れ付きの箸。マットや箸入れは竹製らしい。綺麗ー。ありがとうありがとう>S、Kちゃん。今日はわたしの用事で地元の近くまで来てもらったのだが、忙しい上に雨振ってさぶい中来てくれてありがとうありがとう。そしてしばらく会えなかったので今頃ヴァレンタインのチョコレートがお土産でごめんよ。バリの休暇は短かったけどかなり楽しかったらしいので今度写真を見せてもらわねば。


voice from the past2010/03/14 23:58


アンデルセンでおやつに買ったオレンジのパン。名前を忘れたけどおいしかったです。普段は大体朝食用のパンを買うくらいだけど、おいしそうな期間限定商品が出ているとついふらっと。



さっきClassic FMで流れていたドニゼッティの"Una Furtiva Lagrima"を何となく聞いていたら、妙に聞き覚えのある声。オペラ歌手の声じゃないのはすぐ分かるんだけど、物凄く知ってる声。まさかえーと、とプレイリストを確認してみたら、やっぱりマイケル・ボルトンでした。びっくり。曲が終わったらDJの人もちゃんと名前を言ってたけど、マイケルがオペラの曲を歌ってるとは知らなんだ。YouTubeで検索してみたらこの曲はなかったけど、プッチーニの"Nessun Dorma"を歌ってる映像を発見。

Michael Bolton sings "Nessun Dorma" from Turandot (YouTube)

音楽の傾向がいわゆるアダルト・コンテンポラリー系に行っちゃってからはチェックしてなかったけど、最近こういう方面にも手を伸ばしてるんですかね。個人的にはポップ音楽系の人がそのまんまの発声法でオペラ曲を歌うのはちょっと苦手なんだけども、まあ好きずきだしね。でもマイケル・ボルトンはやっぱりソウル・ロックの頃の方が好きだな。
"Una Furtiva Lagrima"は好きなので、同じYouTubeからパヴァロッティ版を上げておきます。この曲はドミンゴよりパヴァロッティが好きかも。何となく。たまたま下に英語の訳詞が出ているのでありがたいです。

Luciano Pavarotti "Una Furtiva Lagrima" from L'Elisir d'amore (YouTube)

ロックからクラシックと言えば、スティングのクラシック化(?)も着々と進んでいる模様。少し前に公式サイトからワールド・ツアーのニューズレターが来ていたが、何と今回はロイヤル・フィルハーモニック・コンサート・オーケストラ御一行様とツアーらしいですよ。ツアー・タイトルも"An Evening with Sting"ですってよ。ひゃー。一昨年のエディン・カラマゾフとの来日コンサートが大変良かったのでまたあの路線でやってくれないかなぁとは思ったけど、オーケストラかー。曲目は主にスティング自身の曲をアレンジしたものらしいが、昨年末に出た最新アルバムもドイッチェ・グラモフォンから発売されてるし、バッハやシューベルトも取り上げているらしいので、この辺りもやってくれるんじゃないかと。自分自身最近クラシック三昧なので個人的に沢山やってくれると嬉しい。

まあ日本は例によってツアーの最後の方だろうから来年になってからだろうとは思うけど、やっぱり観に行きたいかなー。前回来日の時のステージが非常にコンパクト(まあ基本的にスティングとエディンの二人だし)だったのに対して今回はオーケストラ大所帯、という違いも見てみたいし。前回の時も一体どういうステージになるんだろうかと思ったけど、今回も今一つ想像できないな。ロック畑の人がオーケストラと共演とか既存の曲をクラシック風にアレンジするのは珍しいことじゃないとは言え、スティングがやるとどうなるんだろうか。ちなみにドミニク・ミラーをはじめスティングのバンド・メンバーもちゃんと一緒らしい。相変わらずドミニクと仲良しで嬉しいぞ。えーととりあえず、未だに買ってない最新アルバムを早く買おうかと。クリスマス・アルバムだったので既に激しく季節外れだけど。

this blog will self-destract in five sec... not.2010/03/16 23:37


実家から来たふきのとうその2。早速味噌と豆腐と混ぜて蕗味噌にするべくごりごり中。これは地元のものではなく少し早く雪が解ける地域から頂いたものだが、やっぱり地元のよりも風味が弱いんだよねえ。いや折角の頂き物ですし文句つけるわけじゃないですよ。でも違うの。



昨日のニュース記事で、俳優のピーター・グレイヴスの訃報を知った。Mission Impossible、日本版だと『スパイ大作戦』のTVシリーズでジム・フェルプス役を演じていた人。BBCの記事によると、家族と外で昼食をとった後自宅に戻り、家に入ろうとしたところで倒れたとか。心臓麻痺だったらしい。84歳の誕生日を目の前にしていたそうで、一緒にいた娘さんの一人が心臓マッサージを試みたけどもダメだったそう。残念です。でも間際まで家族と一緒に普通に過ごしていた、というのはある意味良い最後だったのかも知れないとも思ったり。ご冥福をお祈りします。

自分にとってもピーター・グレイヴスと言えばやはり『スパイ大作戦』なのだが、実際思い浮かぶのは1980年代後半の新シリーズの方かな。1960年代のオリジナル・シリーズも観てたんですよ。親と一緒に子供の頃。田舎のチャンネル数の少ない民放放送だったし、本国の放送よりは何年か遅れていたのかも知れないが、それでも自分が観ていたのは多分小学校に上がる前じゃなかろうか。うちの親(特に父)が映画好きだったのもあって、小さい頃から普通に海外TVドラマとか日曜洋画劇場とか一緒に観てたわけです。子供にしてはえらい夜更かし。でも『スパイ大作戦』はさすがにほとんど憶えてない。当時は当たり前だけど吹き替えで観ていたので(というか副音声自体ない時代か)、「おはよう、フェルプス君」とか「例によってこのテープは...」とかの指令の声を一緒に復唱してたのと、白黒の画面でおじさん達が顔突き合わせて集まってる映像くらいしか憶えてない。

80年代の新シリーズはかなり楽しんで観ていた。実際のところ結構ちゃちだなぁ(セットとか色々)とかありえなそうな設定とか色々あるんだけど、悪者が気持ち良く騙されてあっはっはいい気味ー、というお約束の勧善懲悪ものは結構好きなので、まあそのすかっと感を楽しむと言うか。今Wikipediaでちょっと見てみたら、この新シリーズは実際かなり低予算だった模様。TV局のストライキとか色々重なったのもあってかなりコストに苦しんだらしい。撮影も予算が安いオーストラリアで行われたとか。そうだったのか。でも若いメンバーのお父さんみたいなジムが素敵でした。カメレオン男なニコラスとかITはお任せのグラントも好きだったよ。とか言ってたら久し振りに観たくなってきた。DVDは出てるのかな。

ちなみに、90年代の映画版はあれはあれで映画として面白かったんだろうと思うけど、一作目を映画館に観に行ったらTVシリーズのファンに喧嘩売っとるんかうりゃ、という展開だったので、あれは「別物」と認識している。まあジム・フェルプス役がジョン・ヴォイトだったし。でもいっそ全く一からの新シリーズにすれば良かったのに何でわざわざ?とは思う。トム・クルーズでカッコ良くすりゃいいってもんじゃないだろうというか。ぶつぶつ。...と思いつつまたWikipediaをちょっと見てみたら、ジョン・ヴォイトの演技はやはりオリジナル・シリーズのファンには不評だったらしい。まあ当然とは思うけど、あれはジョンや彼の演技のせいじゃなくて監督の責任だものね。何考えてたんだろうかデパルマ。

更にちなみに、ジョン・ヴォイトは俳優として結構好きなのだが、この間民放の情報番組?みたいなのをたまたまつけたら海外ショウビズ・ニュースのような話題を取り上げていて、そこでアンジェリーナ・ジョリーがジョン・ヴォイトの娘というのを初めて知ってたまげた。そそそそそうだったんですか。しかし   言われてみれば 似 て る か も ........   いや、似 て る 。 わあ。親子だわ。